[皐月の鯉の吹き流し]
2018年3月10日 14:00
歩いて楽しむ隅田川テラス (プロローグ)
隅田川テラスを勝鬨橋から清洲橋まで歩いて楽しみます。コースは、築地大橋付近を出発
勝鬨橋、佃大橋、中央大橋を渡り、新川公園、永代橋、清洲橋。すべて橋の下を歩きます
(地図参照)
この間月島川水門の所は迂回し一般の道路を歩きますが、信号はなく隅田川の景観を 楽しみながら歩けます。
先ず、昨年のことですが東京2020オリンピック1000日前にちなみ東京タワーが 10/27(金)・10/28(土)の2日間、特別ライトアップされました。 1000の表示は東面(芝公園方面)1面のみとのことで、勝鬨橋から築地大橋の間で 見ることが出来ましたが10/28はあいにくの雨でした。
<<<<< この写真や肉眼では良く分かりませんが 1000の文字です >>>>>>
もう一つ昨年の話。昨年から今年にかけて野菜が高いということですが その原因は寒さと昨年の台風の影響だそうです。 10月22日台風の翌朝、勝鬨橋付近隅田川テラスの様子。 写真のように冠水しています。ここまで水面が高くなったのは初めて見ました。 水門も閉められていました。
<<<< 冠水した隅田川テラス 勝鬨橋付近 >>>>>>>
<<<< 南高橋から見た亀島川水門 >>>>>
さて次回以降、橋の下を歩いて楽しむ隅田川テラスを掲載します。
[皐月の鯉の吹き流し]
2018年2月 1日 12:00
ニュースでも話題になったように、天気予報は「曇り」でしたが、 昨夜(1/31)勝鬨橋付近でも皆既月食を見ることができました。
しかも今回は皆既月食のみならず今月2度目の満月で 月と地球の距離が最も短く通常より大きく(最大14%)明るく(最大30%)見えたそうです。
この3つの重なった現象を米国NASAでは 「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」と名付けているそうです。
ブルームーンは満月がひと月に2度訪れること
スーパームーンは月が地球に最も近いた時の満月で
ブラッドムーンは満月が皆既月食で赤く見えることを を意味しているとのこと
勝鬨橋とその付近での満月と皆既月食、永代橋でのほぼ満月(前日)を掲載します。
<<<<<< これは前日(1/30) 永代橋でのほぼ満月 >>>>>>>
<<<<<<< 月食前 勝鬨橋の満月 >>>>>>>>>
<<<<< 写真技術がないので写りませんが 皆既月食です >>>>>>>
<<<<< 11時頃の 皆既月食です >>>>>>>
[皐月の鯉の吹き流し]
2018年1月23日 14:00
今朝は晴天ですが、昨日から関東地方は予想通りの大雪で隅田川テラスも雪で
覆われました。 朝日に照らされ、いつもとは違う景色が見られます。
普段は冬でもジョギングや散歩を楽しんでいる 人を見ますが見ての通り雪のため
足跡はあるものの今日は見当たりません。
今日中(1/23)ならば雪景色を見ることができると思いますが、 歩行にはご注意ください。
とくに日陰やテラスに出る階段は。
<<<<< ごらんのように雪景色 >>>>>
<<<<< チラット見える橋は、築地大橋 >>>>
<<<< 勝鬨橋の築地側 日が当たるので雪はすぐ消えるでしょう >>>>
<<<< 東京タワー 天気の良い日は近くに見えます >>>>
さて次回からこの隅田川テラス、勝鬨橋~清洲橋を掲載しようと思います。
[皐月の鯉の吹き流し]
2017年12月18日 18:00
エスカレーターで地下木挽町広場へ行きます。
「木挽き」とは、今で言う製材です。子供のころ、大人は東銀座とは言わず木挽町と言っていました。
エスカレーターで下る途中、松本幸四郎さんのポスターがありました。 松本幸四郎さんは歌舞伎舞台のみならず幅広く活躍しています。 ( 松本幸四郎さんらは三代同時襲名があるようですが、取材は2017年11月です。 )
木挽町広場、ここは御土産屋さんが並んでいます。インターネットにその情報が掲載されています。 ここのお店はキャスターが付いていて営業終了時にはすべて移動され文字どおり広場になります。 この広場は災害時帰宅困難者の一時避難場所として提供されるそうです。 客席と合わせ3000人収容でき、3日分の水・非常食が備蓄されているとの事です。
<<<<< ここには大きな提灯があり鳳凰もいます >>>>>>
地下からエレベーターに乗り4階へ行くと幕見席入り口と歴代歌舞伎座の模型があります。
<<<<< 初代歌舞伎座 外装は洋風です >>>>>>
<<<<<< 第二期 歌舞伎座 >>>>>>>
<<<<<< 第三期 歌舞伎座 >>>>>>>
初代歌舞伎座の外装は洋風建築だったようです。3代目で歌舞伎座の様式が確立し現在に至っているとのです。 先代歌舞伎座は数回訪れたことがあります。
五右衛門階段を登り5階へ行きますが、ここの瓦に逆さ鳳凰がいるそうです。探してください。
<<<<< 歌舞伎座の大屋根 >>>>>
5階には屋上庭園が歌舞伎座の大屋根の上に位置しています。
<<<<< 先代歌舞伎座の瓦が使われています >>>>>>>
先代歌舞伎座の鬼瓦が据えられ、足元にはこれも先代の屋根瓦が使われています。鬼瓦は屋根の先端にあり厄除けと装飾を目的としています。
屋上庭園に来た際には寿月堂さんへ足を運んでください。「丸山海苔店」さんが始めた日本茶専門店です。抹茶スイーツはお茶の香りが際立った逸品です。
[皐月の鯉の吹き流し]
2017年11月17日 18:00
歌舞伎座は、昭和通りと晴海通りの三原橋交差点そばに位置しています。
<<<< かつてはここに三原橋がありました >>>>
この交差点を右(北東方向)に曲がると江戸橋。銀座通り(東海道)との交差点を左(南西方向)に曲がると 新橋、右(北東方向)に曲がると京橋・日本橋。日比谷方面に行くと数寄屋橋。かつては橋がありましたが 今は、ほとんど橋は無くなり地名のみとなりました。(今工事中ですが、三原橋は橋があったことの記憶があります)。 昭和30年の初めまではこの周辺や築地・明石町にかけては橋や川が多くありました。 また京橋は江戸歌舞伎発祥の地です。
<<<<< 江戸歌舞伎発祥の地碑 >>>>>
晴海通りを隅田川まで進むと勝鬨橋があります。当時の日本の技術のみで1940年に完成されました。 この橋の特徴は中央部が跳ね上がるように開き、大きな船が隅田川を往来しました。 1970年を最後に開閉は停止となりました。
さて、歌舞伎座に目を移すとその特徴は破風と正面の破風の上にある櫓です。 破風は私の知る限りほとんどの日本の城にあります。
<<<< 正面の破風の上にある櫓 >>>>>
また正面には歌舞伎座の座紋「鳳凰丸」があります。 この「鳳凰丸」瓦や提灯などにあしらわれていますが右を向いています。 一つだけ逆の左を向いている鳳凰があるそうで、「逆さ鳳凰」と言いこれを見つけると"幸せになれる" とのこと。
歌舞伎座右手に歌舞伎稲荷神社があります。先代の歌舞伎座以前は建物の中にあったそうです。 (先代歌舞伎座時代に観劇しましたがどこにあったか記憶がありません) 今は何時でも誰でも御参りができます。
<<<<< 歌舞伎座右手にある歌舞伎稲荷神社 >>>>>
歌舞伎座の演目は毎月変わります。「昼の部」・「夜の部」というくくりで 切符が発売されているのですが、お値段は「4千円~2万円」です。 また好きな幕だけを気軽に鑑賞できる一幕見席(ひとまくみせき)(「幕見席」)があります。
< < 一幕見席を買うとこのような券を受け取ります。座席番号ではないのでご注意 >>
お値段は演目や上演時間によって違うようです。最上階なので花道はほとんど見えません。 これは座席指定ではないのでご注意を。
週末は見ての通り大変多くのひとが幕見席に並びます。時間が取れればぜひ平日に
歌舞伎の特徴の一つに「大向こう」とよばれる人たちの掛け声があります。 私が幕見席で見ていたとき、そばでこの掛け声があり隣席にいた外人旅行客が驚いていました。
また化粧も特徴があります。もともとは顔の血管や筋をオーバーに表現したものだそうです。 赤は正義・勇気 青(藍)は悪 茶は鬼・妖怪 を表すのに使うそうです。 隈取は筆やはけを使うのではなく指をつかうそうで、そのため「描く」のではなく「取る」 と言うのだそうです。
次月につづく。
[皐月の鯉の吹き流し]
2017年10月 3日 09:00
The10th 「EDO ART EXPO」が開催されています。9/22~10/10
(主催:NPO法人東京中央ネット 後援:中央区他)
<<<<<< 公式ガイドブックを入手してください 特典があります >>>>>
<<<<< 英語版もあります >>>>>
また"江戸"書道展が同時開催されています。
東京シティエアターミナル2階でも多数書道入賞作品が展示され、 「EDO ART EXPO賞」を受賞した作品も展示されていますので ご鑑賞してください。
<<<<< 「EDO ART EXPO賞」 受賞作品 です >>>>>
ここで浮世絵スタンプを押すことが出来ます。
<<<<< 浮世絵を完成させてください >>>>>
東京シティエアターミナルへお立ち寄りの際には 中華料理「龍鳳 (リュウホウ) 」へも足をお運びください。 担々麺が人気のようです。平日お昼時は混みますので なるべくこの時間帯は避けるのが良いと思います。