[皐月の鯉の吹き流し]
2017年3月14日 14:00
今年も早く咲きました。
毎年の事ですが永代橋西詰に早咲きの 桜があり、今年ももう咲いています。このプログが掲載される 頃には散ってしまうかも知れません。早咲きの桜は対で江東区側にも あり、同じように咲いていますが、枝ぶりは中央区側の方が良い ようです。
<<< 中央区側の桜 >>>
<<< 永代橋を渡った所にも早咲きの桜があります。 >>>
隅田川テラスは何回か私のブログで掲載しましたが この付近はとくにお勧めです。
豊海橋後方から永代橋を見ると写真のように 永代橋を額縁に入れたよう見えます。
<<< 豊海橋から永代橋を見る >>>
またこの付近は、近代の発展に欠かせない銀行の発祥地でもあります。 まず永代橋側から豊海橋を渡った、箱崎は日本銀行発祥の地です。 今は工事の関係で少々見にくいですが碑があります。
<<< 今、工事していますが碑の部分は透明になっています。 >>>
先ほどの豊海橋の下を流れる日本橋川を遡ると 鎧橋がありここには、株式会社東京証券取引所があり 経済の中心地 「兜町」 です。
次にこの付近の"みずほ銀行兜町支店壁面"に「銀行発祥の地」のプレートがあります。
<<< 注意しないと通りすぎてしまいます。 >>>
日本初の国立銀行 「第一国立銀行」 が創設され、 後に 「帝国銀行」 「第一銀行」 「第一勧業銀行」となり 現在の みずほ銀行に至りました。
経済でも重要な地域です。
さて話を隅田川に戻し、下流に行くと近代的な斜張橋構造の中央大橋。
中央大橋からスカイツリーを背景に永代橋を見る、ここもお勧めビューボイント。
<<< 撮影時、永代橋は工事していました >>>
<<< 隅田川大橋から永代橋を見ます >>>
毎日のようにこの付近を歩いていますが 私のお気に入りの場所です。
[皐月の鯉の吹き流し]
2017年2月20日 16:00
ホテル最上階でランチビュッフェはいかが
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場所は、水天宮ロイヤルパークホテル。 アクセスは地下鉄半蔵門線水天宮前駅直結。
雨の日でも 傘不要で便利です。
ランチビュッフェは数ケ所のレストランでやっていますが 今回行ったのは、
"レストラン&バンケット 「パラッツオ」"
ホテル20階、最上階です。部屋はあまり大きくないので 落ち着いた雰囲気でゆっくりと食事を味わえ、 窓際の席ならば20階からの眺望も楽しめます。
写真右手、ビルの陰で見えにくいですがスカイツリー 右下に歴史深い有馬小学校
料理は洋食中心のメニユーですが、お寿司もあり シェフが目の前で調理してくれる料理もあります。
調理をしてくれたステーキ。人気メニューの一つなのでチョット並ぶ時もあります。
お寿司、サントイッチもあります。
季節や仕入れで内容が多少変わるとのことです。 食材が厳選され、どの料理もおいしかったと家族全員の 一致する感想です。
デザートもいろいろあります、この時はプリンが一番おいしかったのですが 無くなってしまいました。 ・・・でも大丈夫、係りの方に言ったところ 15分ほどで追加してくれました。
予約はインターネットで可能ですが、人気があるので 皆さんの都合と予約の空きがなかなか合わないかも知れません。
平日行けるならば 乾杯ドリンク・税サービス料込み 「平日限定 一休」が良いと思います。
[皐月の鯉の吹き流し]
2017年1月24日 14:00
三原堂さんと言えば、塩せんべいを思いうかべる人が多いと思います。 私も、ある所へ年始の挨拶へ行くのに三原堂さんの塩せんべいを 持って行きました。食べやすいので手土産にもおすすめです。
さて、今回は三原堂さんのデコレーション・ケーキを買いました。 以前より、ここのケーキを買いたかったのですが、 今月(1月)は長女の誕生日なので、お祝いのデコレーション・ケーキを買いました。 (ケーキの取扱いは、人形町本店のみのようです。) 上品な甘さが口に広がり家族にも好評でした。
中央の苺は新鮮です
切った断面はこんな感じです。中にも苺があります
水天宮交差点 「三原堂」さん 正面は和菓子コーナーです。
向かって左側が洋菓子コーナー ここで注文しました。
実は、三原堂さんには思い出があります。 入社して、間もない頃女性の先輩から 「誕生日にはケーキを自分で買って、みんなに 配ることになっている」 と言われ、三原堂さんのケーキ (ドルチェのケーキ) を人数分買って 振る舞いました。人数が多かったのでけっこう高額な出費になってしまいましたが とても喜んで食べてくれて、楽しい思い出となりました。 後から分かったことですが、ケーキを振舞うという慣習はなく、単にからかわれた だけでした。 当時(30年以上前)は洋菓子コーナーをドルチェと言っていたと思います。 2階はカフェ・ドルチェという喫茶店があります。 (営業時間はインターネット等で確認してください)
話を戻しまして、和菓子もさることながら三原堂さんの洋菓子も おすすめです。
[皐月の鯉の吹き流し]
2016年12月13日 16:00
湊公園がオープンしました。まだ一部工事が残っていますが、 ここが完成すれば、隅田川テラスに行けます。スロープがあり車椅子でも 隅田川テラスに行けるようです。堤防に上がると霊岸島検潮所、中央大橋が見えます。
<<< 一部工事が残っています。 完成までもう少し >>>
霊岸島検潮所。日本の水準原点は東京湾平均海面より定められていますが、 その平均海面の測量をしていたのがここです。現在は油壺に観測所が移された そうですが、いまでも霊岸島検潮所で測量はつづけられているそうです。
<<<<< 霊岸島検潮所 後ろに中央大橋のワイヤーが見えます >>>>>
中央大橋、兜をイメージしてデザインされています。 橋は斜張橋(しゃちょうきょう)と言う構造です。新大橋も 同じ構造ですが、ワイヤーの本数が中央大橋の方が多く、これは、 ワイヤーの本数が多くなると計算が複雑になり、コンピュータが 利用できるようになって計算が可能になったからだそうです。
中央大橋には、メッセンジャーという名の像があり、船の出航の無事を 祈っています。 隅田川とセーヌ川は1989年に友好河川を結んでおり、当時パリ市長であった ジャック・シラクさんより「メッセンジャー」が送られ、そのお礼に 「屋形船」を寄贈したそうです。
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<<<<< 左下が霊岸島検潮所 >>>>>
シラクさんは親日派で、大の相撲好きは誰もが知るところで、 いろいろエピソードがあります。
もうひとつ、工事が終わり綺麗になったのが「永代橋」。 夏(初夏)の頃から工事が始まり、この12月2日、3日で 仮設足場がすべて撤去され塗装し直した姿が見られます。
<<<<< 夏、工事中です ↑↑ >>>>>
<<<<< 12月2日 まだ仮設足場が残っています >>>>>
<<<<< 12月3日 仮設足場撤去されました >>>>>
さて、話は最初に戻りまして、湊公園。 もう寒い季節になってしまいましたが、夜景も綺麗です。
[皐月の鯉の吹き流し]
2016年11月22日 16:00
東京メトロ銀座線、半蔵門線「三越前」駅 地下コンコース内 (日本橋三越本店本館 地下中央口付近)
「熈代勝覧」は日本橋~今川橋の江戸の様子がいきいきと描かれた絵巻です。 三越さんのルーツの呉服越後屋さんや、刃物の木屋さん(普請していのを含め4軒)、 犬20匹、馬13頭、牛4頭、人は1671人(私は数えていませんが)描かれているそうです。
犬20匹が描かれているように、江戸時代はペットブームだったそうで、 前回も触れましたが、犬の糞は江戸名物の一つだそうです。
猫も多く飼われていたようです。 落語の枕に出てきたと記憶してますが「猫の蚤とり屋」、江戸時代に実際にあったそうで、 これが商売になるほど、猫を飼っていた人が多かったのでしょう
「熈代勝覧」先ほどの刃物の木屋さんの所に「小田原町入口」と表記されています。 現在の築地6・7丁目を以前(50年以上前)、小田原町と言っていたので あるいは、ここを指しているかも知れません。
「小田原町」の名前は今でも築地6丁目の交番に 「小田原町交番」として残っています。
さてこの「小田原町」は(神奈川県)小田原衆がここに 移り住んだのが名前の由来とのこと。 (佃・明石町も同様らしい)
また「小田原町」ですが、日本橋を起点とする東海道の最大の難所「箱根」 ここにも「小田原町」があります。
五街道の起点日本橋
<<<< もう一つの小田原町 >>>>
宿場を設置する時に 隣宿の小田原宿と三島宿からそれぞれ50軒ずつ移住させ、宿場を設けたそうですが 現在の箱根町には、小田原町、三島町という名前が残っているそうで、 このときに由来するものと伝えられています。
また、たんなる表記という意味ばかりでなく、 小田原町は小田原藩領分であり、三島町は三島藩領分であったそうです。 江戸時代を通じて箱根宿は、1つの宿場でありながら、2人の領主を持つという特殊な 宿場だったのです。 このような支配形態を持つ宿場は、東海道五十三次の中で箱根宿だけだそうです。
旧東海道箱根付近 こんな様子です。
ここは杉並木、東海道は松並木が知られていますが高度が高いと松は育ちにくいそうです。
現在の国道を横切る所もあり、このように案内があります。
再び「熈代勝覧」、番屋があります。 番屋は今の交番に相当するものですが、木戸番と自身番がありました。
町内ごとに木戸が設置され、夜四つに木戸を閉め 明け六つに開けていました。 この木戸を管理するのが木戸番屋
町内の見回りなどの警備を担当してのが、自身番屋 その関係で、捕り物道具が常備されており、不審者や犯罪者を 一時拘留したそうです。
この江戸時代の番屋と現代の交番、場所がけっこう一致しているそうです。
[皐月の鯉の吹き流し]
2016年10月21日 16:00
江戸の名物のつづき 「稲荷に犬の糞」
先に「犬の糞」
江戸時代はペットを飼う人が多かったようです。
『熈代勝覧』には犬20匹が描かれているそうです。
(私は数えていません) また、下級武士の日記に
「犬の糞を踏んで不快な思いをした」というのもあったようです。
最後「稲荷」
気が付きませんが、所々に稲荷があります。
波除稲荷 築地魚河岸 海幸橋脇にあります。
歌舞伎稲荷 歌舞伎座正面脇
あづま稲荷 銀座三原小路
朝日稲荷 銀座松屋さんの裏手 NHKブラタモリ「銀座」で紹介されました
宝珠稲荷 歌舞伎座近くにあります。
宝童稲荷 銀座4丁目近くビルの谷間にあります。
豊岩稲荷 銀座7丁目見つけにくい
明星稲荷 日本橋小網町
徳船稲荷 南高橋脇
高尾稲荷 日本橋箱崎町。江戸時代の遊女高尾太夫にゆかりがあるそうです
これにて、江戸の名物おしまい