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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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定点観測してみたら...(旧築地市場&選手村)

[GPP] 2019年2月 5日 09:00

『中央区を外から眺めたら?(レインボーブリッジ&カレッタ汐留)』の続編です。

【参考】/archive/2018/06/post-5316.html


 2020東京オリンピック・パラリンピックに向け、変貌しつつある中央区。『定点観測』することで、その変化が見えてきます。

 同じ場所(カレッタ汐留46階展望スペース)から、異なる時期に、同じモノを撮影しました....


旧築地市場(場内)の解体状況


 まずは、2018年10月に移転した旧築地市場(場内)。

 場内市場は今、塀に囲まれているので、地上からは中の様子をうかがうことはできません。しかし、高層ビルからであれば、こんなによく見えます...


HIKAKU_JONAI.JPG


 買荷保管所(3列に並ぶ、青い屋根の建物)が、撤去されました。

 築地大橋から新大橋通へ通じる、暫定迂回道路(内回り)が開通しました。

 駐車場を利用する車の数にも、変化が見られます。



オリンピック選手村(晴海)の建設状況


 次に、選手村の建設状況。

 2018年5月と、7か月後の2019年1月とを比較してみると...。


HIKAKU_HARUMI.JPG

注)手前は浜離宮恩賜庭園、奥は豊洲市場です。


 2019年1月に撮影した写真の中、黒く見えているビル群が、建設中の選手村です。存在感があります。

 土台の部分を工事には時間をかけていたようですが、建物部分の工事が始まると、その後は速い、と感じます。


カレッタ汐留展望スペースからの撮影を初め、今後も、「外から中央区を眺めたら」シリーズ、「定点観測」シリーズは、続けていきます...

 

 

葦が生い茂る地 (家康が江戸を建てた頃)

[GPP] 2019年1月26日 12:00


<家康、江戸を建てる>


 2019年1月2日、NHK正月時代劇「家康、江戸を建てる(前編:水を制す)」が放送されました。(原作者:門井慶喜)

https://www.nhk.or.jp/jidaigeki/ieyasu/index.html

 この時代劇の主人公は、家康の命で上水(じょうすい)を整備した、大久保藤五郎(俳優:佐々木蔵之助)です。

 江戸に上水を整備する任に就いた藤五郎は、神田明神辺りの湧水を探し当て、 まずは小石川上水を整備します。そして、江戸の人口増加に伴い、井の頭池から江戸の町に神田川上水を通す大仕事に取り組むこととなります。その辺の苦労や人間模様が描かれています。

 首都東京も、ほんの400年程前は、過酷な自然に覆われた荒野でした。


 中央区関連では、遊郭が葭原と名づけられる、など、その一帯は葦が生い茂るエリアだったようです。

 では、見渡す限りの葦が生い茂る地は、どのような風景だったでしょうか。


<こんなイメージ> -見渡す限り、葦の原-


01.jpg


04.jpg


 葦の原は、こんなイメージです。釧路湿原で撮影しました。

 1つめの写真は、葦が茂った一角。ネイチャーガイドさんが、この場所を教えてくださいました。

 2つめの写真は、足元を撮影したものです。この辺りが湿地であることを示しています。

 葦が生い茂っていた頃の江戸の地をイメージするため、以前釧路湿原で撮影した写真を、今回引っ張り出しました。


<シーン> -旦那様、ここが江戸でございます- 


 最後に、時代劇「家康、江戸を建てる」の中で、印象的なシーンがあったので、紹介します。※これより一部、『ネタバレ』でございます。ご留意ください。

 (家康が江戸に入府した1590年。家康の命で、江戸の上水工事の任に就いたのが、大久保藤五郎。上水に適した湧水を探すため、藤五郎は安兵衛を伴い、駿府から江戸に向かっていた。藤五郎にとっては初めての江戸。道なき道を、草をかき分けながら進んでいたが、見渡す限り広がるのは、葦の原。そこで藤五郎が問うた。)

 大久保藤五郎:『安兵衛、江戸まであとどれくらいだ?』

 安兵衛:『何を言っているんですか、旦那様。ここが江戸でございます。』

 

 

北村西望作品を訪ねました(燈臺&平和祈念像)

[GPP] 2018年7月13日 18:00

 100歳過ぎても平和をテーマに制作を続けた彫刻家、北村西望さん (1884年~1987年) の作品を訪れました。

 まずは、数寄屋橋公園内の「燈臺(とうだい)」。兜を身に着け、右手に松明(たいまつ)を捧げ、獅子を従えている像です。

 関東大震災(1923年9月1日)から10年後の1933年9月1日に設置されました。

並べる.jpg

 もう一か所は、北村西望さんの代表作、「平和祈念像」です。原爆が投下された10年後の1955年、長崎市の平和記念公園に設置されました。

 (私が長崎を訪れたのは2018年5月。長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産登録の勧告を受ける直前で、数々の祈りの場所を巡る旅となりました...)

 平和祈念像は、独特のポーズをしています。天を指した右手は「原爆の脅威」を、水平に伸ばした左手は「平和」を表し、軽く閉じた瞼は「原爆犠牲者の冥福を祈る」という想いが込められているとのことです。

 燈臺、平和祈念像は共に逞しい青年像であり、間近で拝見しますと、同じ彫刻家により制作されたことが感じられました。

 

 

つきじ獅子祭で船渡御が再び!(当日編)

[GPP] 2018年6月11日 09:00

 2018年6月8日(金)、つきじ獅子祭の船渡御が行われました。江戸時代に行われていたものを、今年復興したのだそうです。

(参考)/archive/2018/05/post-5302.html


 築地市場を巡行した神輿が、隅田川に浮かぶフロート船にどのように移ったかというと......  クレーンで、でした。

20180608_船渡御00.jpg


 次にどのように走行したかというと...... 後ろからタグボートが押していました。

20180608_船渡御02.jpg


 歌われていた木遣りが荘厳で、非常に印象深かったです。

 金色に輝く神輿の船渡御のルートは、勝鬨橋→...(折り返し)...→勝鬨橋→築地大橋→築地川水門→築地川でした。


 築地川の船渡御は、電通(カレッタ汐留)46階展望スペースから撮影しました。

 写真が小さいので説明を付け加えますと、神輿を乗せた船は、築地川水門を抜け、コーナーを曲がって築地川に入ってくるところです。

20180608_船渡御03.jpg

(参考)/archive/2018/06/post-5316.html


 

 

中央区を外から眺めたら?(レインボーブリッジ&カレッタ汐留)

[GPP] 2018年6月 8日 18:00

 中央区を外側から眺めてみたら? ...ということで、港区レインボーブリッジと電通本社ビル(カレッタ汐留)へ出掛けてみました 


 

 まずは、レインボーブリッジからの晴海です。素晴らしい眺め...ですね。

 ↓ 晴海

2018年01月_レインボーブリッジから晴海.jpg


 

 同じく晴海を、次は違う角度からも見てみようと、電通本社ビル(カレッタ汐留)46階展望スペースへ行きました。

 ↓ 晴海・豊海

2018年05月_電通から晴海.jpg


 

 電通本社ビル46階の小さな展望スペースは、海側の眺めが抜群ですね。

 実はとっておきの場所でして、この日も海外からの旅行者が何組も訪れていました。

 ここから、中央区の数々の名所が望めるんですよ~。築地市場、築地大橋、浜離宮恩賜庭園、晴海...など。

 ↓ 築地市場

2018年05月_電通から築地市場.jpg

 ↓ 築地大橋

2018年05月_電通から築地大橋_縮小.jpg

 ↓ 築地川

2018年05月_電通から築地川_縦.jpg

 ↓ 浜離宮恩賜庭園

 (正月に催される放鷹術(ほうようじゅつ)では、ビルからの急降下が人気です。) 

2018年05月_電通から浜離宮.jpg


 

 おまけの情報ですが、反対側にあるエレベータからは、皇居宮殿が望めます。

 ↓ 皇居宮殿(手前、緑色の屋根)

2018年05月_電通から皇居宮殿.jpg

 

 

つきじ獅子祭で船渡御が再び! (波除稲荷神社)

[GPP] 2018年5月31日 09:00

 2018年6月6日(水)~10日(日)、つきじ獅子祭の3年に1度の本祭が開催されます。

 宮神輿、雄獅子・雌獅子の御巡行が楽しみな本祭ですが、2018年は更に特別なイベントを見ることができ、大変盛り上がります!

雄獅子.jpg

雄獅子

雌獅子.jpg

雌獅子

 なんと! 江戸時代に行われて、今まで途絶えていた「宮神輿の船渡御」が復興!するんです。

築地大橋.jpg

あの、築地大橋の下を渡御するところ...観たいですね....

 宮神輿を船に乗せての船渡御は6月8日(金)午後。

 御巡行スケジュール・ルートが特設ホームページに掲載されていますので是非。

  特設ホームページ(http://www.namiyoke.or.jp/shishimaturitokusetsu.html)

 テレビ放送も予定されているそうです。

  東京ベイネットワーク(http://www.baynet.ne.jp/)