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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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山梨県にアワビ!?〔富士の国やまなし館〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年6月17日 14:00

日本橋2丁目の日本橋プラザビル1階に、山梨県のアンテナショップ「富士の国やまなし館」が入っています

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いかにも山梨らしい特産物の並ぶ中、海を持たない県の特産物として「鮑(あわび)の煮貝」が入口正面のベストポジションにずらりと陳列されており、「」となりました

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聞くと、「鮑の煮貝」は古くから甲州の名物()とのことで、わが不明を恥じ入るばかり

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なんでも、昔から、四方を山に囲まれた甲州の人々は、何とか海の幸にあやかりたいと考えており(ごもっともです!)、駿河湾沼津(静岡県)に出た甲州商人が、帰路、陸揚げされたを浜で煮込んで、醤油樽に漬け込み、それを馬の背に乗せて御殿場-須走-籠坂峠をゆらりゆらりと越える間に、醤油が適度になじみ、柔らかく熟成されたおいしい「鮑の煮貝」ができあがったとのこと(へぇ~)

甲斐の武将、「風林火山」の武田信玄公もその価値を高く認め、いくさでの栄養補給や、客人のもてなしに賞用したと言われているそうです

甲州名物として、由緒正しく歴史のあるものだったのですね

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なお、店内での写真撮影に関して、事前にご了解をいただきました。ご協力ありがとうございましたm(_ _)m

富士の国やまなし館 のHPはこちら ⇒

http://www.yamanashi-kankou.jp/tokyo/index.html

 

 

 

浜離宮花便り

[ジミニー☆クリケット] 2015年6月16日 18:00

浜離宮恩賜庭園には、を咲かせるたくさんの植物が生育しており、季節ごとに私たちの目を楽しませてくれます

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今月ですと、ハナショウブ(アヤメ科の多年草)

ちなみに、カキツバタ、アヤメとの見分け方は、花びらの基のところに、ハナショウブは黄色、カキツバタは白、アヤメは網目状の模様が、それぞれあることです。

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ハナザクロ(ザクロ科の落葉広葉低木)

地中海原産、ザクロの園芸品種です。

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ガクアジアイ(アジサイ科の落葉低木)

初夏あるいは梅雨時期の風物詩です。

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ノウゼンカズラ(ノウゼンカズラ科の落葉つる性低木)

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花期は7~8月中国原産、日本には古い時代に入ってきており、平安時代には薬用として栽培されていたとのこと。

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キンシバイ(オトギリソウ科の半落葉小低木)

中国原産、江戸時代に渡来。初夏から夏にかけて咲きます。

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アメリカデイゴ(南アメリカ原産、マメ科の落葉低木)

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を感じさせる真っ赤な花です。

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燕の御茶屋〔浜離宮恩賜庭園〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年6月16日 14:00

浜離宮恩賜庭園は、江戸時代、甲府藩の下屋敷の庭園から将軍家の別邸浜御殿を経て、明治以降、宮内省管理の離宮になり、その後東京都に下賜されて都立公園として現在に至っています

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先月、園内では、三つ目となる御茶屋の復元が完了しました

燕(つばめ)の御茶屋です

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燕の御茶屋は、十一代将軍徳川家斉の時代にあった御茶屋のひとつで、釘隠しの金物がツバメの形をしていたのが、名称の由来と言われています。

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屋根は、サワラ材を重ねて葺いた「こけら葺き」です。

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浜離宮では、現在、庭園内の茶屋群の復元を進めています

1983年に「中島の御茶屋」、2010年に「松の御茶屋」を復元。

2017年度までに「鷹(たか)の御茶屋」も復元するそうです。

19世紀後半にあった迎賓施設「延遼(えんりょう)館」も2020年までに復元し、都の迎賓施設として使う方針だそうです。

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梅雨の合間の晴天の一日、池に泳ぐクロダイやボラを見ながら、広々とした庭園を散策するのは気持ちがよかったです

 

 

ノウゼンカズラが、もう・・・〔築地川銀座公園〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年6月14日 14:00

暑い盛りに濃いオレンジ色(あるいは黄色)の花を咲かせ続ける花、ノウゼンカズラ凌霄花)のがもう咲いていました

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場所は、万年橋の両側、首都高速の上に作られた築地川銀座公園の築地側のフェンス沿いです(オレンジ色の部分

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ノウゼンカズラは中国原産のつる植物ですが、平安時代の本草書『本草和名(ほんぞうわみょう)』にその名が見られるほど、古くから私たち日本人に親しまれてきました

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太陽が大好きな植物なので、まだ梅雨も明けておらず、日照不足でつぼみが咲かずに落ちてしまうことが心配ですが、何とか梅雨を乗り切って、灼熱の太陽のもと、次から次へとを咲かせ続けてほしいものです

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キンシバイとビヨウヤナギが花盛り〔聖路加通り〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年6月11日 18:00

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築地川公園の暁橋から聖路加通り沿いの聖路加国際大学、聖路加国際病院側(タイムドーム明石の向かい側)に、キンシバイビヨウヤナギ花盛りです

下の地図黄色の部分です。

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キンシバイ(金糸梅)もビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)も、オトギリソウ科の半落葉小低木で中国原産、江戸時代に渡来。花期は6、7月頃で、黄色の花を咲かせるところまでは同じなのですが、違いは、ビヨウヤナギ雄蕊が長く、多数あり、よく目立つところです

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キンシバイ

どちらも、初夏から夏に向けて次々と黄色の花を咲かせて、私たちの目を楽しませてくれることでしょう

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ビヨウヤナギ

 

 

ふわふわのバームクーヘン〔クラブハリエB-studio日本橋三越店〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年6月11日 14:00

ふわふわのバームクーヘンを食べに、日本橋三越本店新館地下2階の「クラブハリエB-studio日本橋三越店」に行きました

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混む時間帯をはずしていったので、待たずに座ることができました

「焼きたてバームクーヘンセット」を注文。飲み物は選べます

4切れのバームクーヘンに添えられているのは、生クリームです

バームクーヘンも生クリームも、甘すぎずくどくなく、本来の素材の良さが味わえます

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クラブハリエB-studioは、客の目の前で焼き上げるショップ・イン・ファクトリー形式のお店で、ここ日本橋三越店は、クラブハリエの関東初となったバームクーヘン専門店です

一層一層焼き上げられている様を見、できたてが切り分けられる様を見つつ味わうバームクーヘンは、まさに出来立てで、ふんわりしっとりの深い味わいと甘いかおりで、幸せな時間を作ってくれます

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大人気店のため、空いていそうな時間()に行かれることをお勧めします

ちなみに、この滋賀県近江八幡市発祥の会社の名前の由来は、「人々が集い語らう「倶楽部(クラブ)」のようにあたたかく、キラキラと輝くガラス絵「玻璃絵(ハリエ)」に夢をみて――」だそうです

クラブハリエB-studio日本橋三越店のHPはこちら ⇒

http://clubharie.jp/b-studio/shop/tokyo_east.html