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ギャルリー ためなが アイズピリ 追悼展 4月13日から5月29日まで

[銀造] 2016年5月 8日 09:00

 「銀座百点」は、銀座のお店などの最新情報を知らせてくれる情報誌です。

4月号で、フランス人の有名な画家アイズピリ画伯がお亡くなりになったのを知りました。

そして、アイズピリさんの作品を、過去50年間に描かれたほぼ全ての作品が、ギャルリーためなが様を通して、美術館やコレクターの方々に収められたそうです。

「銀座百点」のご案内には、

「今後も引き続き、この偉大な画家の名品の数々を皆様に展覧させて頂きたく、ご来廊賜りますようお願い申し上げます」とのお言葉がありましたので、

アイズピリさんの作品を拝見しに行ってきました。

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ギャルリーの中での作品を拝見して、本当に素敵な青を使われ、そして立派な作品を、我々や子供たちに親しみやすく描かれていることに感服しました。

画伯の作品では、Le Grand Canal  やヨット  の見える風景などが大好きです。

また、作品の中で、ふと、「この絵の中の少年は、アイズピリ氏自身を描いているのではないかな?」と感じました。

 そう考えて、「画家の作品は、死後も世界中の人たちに愛されるのだ」。「作品中に自画像か擬人化した物・者を描いていれば、死後も作品と共に出来るのだな」と考えました。

 

偉大な画伯のご冥福をお祈りするとともに、素敵な作品を沢山生み出されたアイズピリ様に深甚の敬意を表します。

アイズピリ展は、5月29日までです。

ギャルリーためなが様の住所は、銀座7-5-4です。

www.tamenaga.com

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第十回 銀座柳まつり May 5th, 2016

[銀造] 2016年5月 7日 14:00

 今年も晴天の下、沢山のお客様をお迎えして、盛大に開催されました。

外国からの観光客の方々は、偶然出くわした方もいらっしゃったようで、

西銀座通りに集まった人だかりをご覧になって、「何のイベントがあるのかしら?」と、

お話をされていましたが、来賓の紹介に続いて開始したマーチング・バンドに、すごく感激されていました。

 

警視庁のマーチングバンドを皮切りに、

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矢田中央区長と第34代中央区観光大使・ミス中央の廣瀬夏海さんの乗った車が進んで行きました。

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そして、警視庁のバンド、「振り込め詐欺撲滅キャンペーン」や、「暴力団排除宣言の街」、「薬物の甘い誘惑 断つ勇気」という垂れ幕を掲げた方々の行進が続きました。

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"私は大丈夫!"という人が一番詐欺にかかりやすいそうです。

電話は留守番電話か録音が出来るものにしましょう。 息子とかと名乗っても、"お前、誰だっけ?"と一度はとぼけることも必要ですし、

そんな電話があったなら、「息子さんあてに電話をして、確認しましょう」

 

次に、「東をどり」の新橋芸者衆による道行きです。いやあ、艶っぽいですね!これが、「江戸の粋、日本の綺麗」ですね。

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今年の「東をどり」は、5月19日(木)から22日(日)の4日間、新橋演舞場にて開催されるとのお知らせの葉書を頂きました。

 

さて、マーチングバンドは、八王子高校の生徒さん達のバンドを皮切りに、都内の有数の大学が参加され、

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千修吹奏楽団という一般の方々も参加されていました。バグパイプを演奏し、衣装も本格的です。

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そして、中央区からは、東京マラソンの応援などでも活動されている、日本橋中学校吹奏楽部の皆さんが元気に演奏して行進していました。

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マーチングバンドは13時前に終わり、14時までの間は、ランチタイム。皆さん、銀座で美味しい物を召し上がったことと思います。

 

そして、14時からは2丁目で、伝統舞踊の披露、3丁目から7丁目にかけては、体験イベントやヘブンアーチストによる芸の披露です。

 今日は子供の日なので、沢山のお子さんが来ていました。

茨城県笠間市の方々が、子供たちに田植えの体験出張サービス。

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八丈島からは観光案内を兼ねて、子供たちに八丈太鼓の体験をさせてくれました。

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首都高パトロール隊による、「黄色いパトロールバイクの試乗体験」。

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(この娘さんの写真掲載については、ご了承を頂いています)

 

群馬県、茨城県など各地の観光案内もいらしていて、子供たちはキャラクターのぬいぐるみと握手をしたり、とても楽しそうでした。

 

ヘブンアーチストの演技に思わず見とれていたり、(ここは、小父さん達が多かった。)

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「どうして、あんなことが出来るのか?」と、不思議そうに観察する子供たちの表情がとても可愛く、すごい演技には大きな歓声が沸き上がっていました。

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銀座柳まつり、ずっと、ずっと続けて頂きたいと思います。主催者の皆様方、本当に有難うございました。

 

 

武豊展〔日本橋三越〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年5月 6日 14:00

現在、日本橋三越本店本館7階ギャラリーで、「デビュー30周年記念 武豊展 ~名馬と共に歩んだ30年~」が開催されています

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デビュー以来、数々の記録を打ち立て、日本競馬界を牽引してきた武豊騎手彼のデビュー30周年を記念して、これまでの輝かしい軌跡と武豊氏の素顔に迫る展覧会です

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会場では、国内外での名レース場面をとらえた写真パネル優勝カップ愛用の馬具騎乗服などが展示され、レースシーンの映像オフショット写真など200点が公開されています

武豊騎手の打ち立てた記録の凄さを再認識できる展覧会です

私が行ったのは初日でしたが、すごい人出でした

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会場併設のグッズコーナーでは、写真集DVD武豊オリジナルグッズなども販売されています

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オグリキャップディープインパクトキズナなどの名馬に騎乗した写真、映像も見ることができて、なつかしかったです

開催期間は、5月3日)から5月9日)までです。

日本橋三越のHPはこちら ⇒

http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/index.html

 

 

 

第10回銀座柳まつり

[メニイブックス] 2016年5月 6日 12:00

5月5日午後から「第10回銀座柳まつり」に行ってきました。外堀通りでいろいろなイベントが行われていました。

いろいろな大道芸が披露されていました。

「がまの油売り」「中国雑技芸術団」等々。

「東をどり」の新橋の芸者さんたちもお出まし。

新装なった「東急プラザ銀座」からみると舞台前は人がいっぱい。

道路では子供たちが思い思いにカラーテープで絵を描いて(?)いました。

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そのあと、恒例の「銀座の柳」いただきました。昨年も「銀座の柳」をいただき、一生懸命マンションの庭で育てています。かなり大きくなりました(高さ50cm位か)。昨年いただいた柳()とその後()、それと今年の柳()です。柳の並木を作る()予定です()。

IMG_2794.JPGIMG_2795.JPGIMG_1405.JPG第9回の柳4.JPG第10回の柳.JPG

その後数寄屋橋公園の「コンサートの森」でのブラスバンド演奏()を聞きながら銀座駅から帰りました()。

暑かった()1日でしたが楽しい1日でもありました。

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橘右門師匠から寄席文字(のさわり)を学ぶ

[中央小太郎] 2016年5月 5日 18:00

 大分時間がたってしまいましたが、3月12日に中央区観光協会特派員限定ツアーの
「寄席文字を橘右門師匠より学ぼう!」に参加し、知的好奇心をみたしてきました。
忘れないようにブログに書きたいと思います。

 開催場所は、人形町にある読売ISのビルで、ここは、1970年まで人形町末広という
寄席があった場所です。
人形町末広のあった場所ということもあり、読売ISビルでは2011年以来
「読売あいえす落語」が年1回開かれているそうです。

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 さて寄席文字ですが、これは江戸文字四体の一つで、
読んで字のごとく落語の世界を飾る文字です。
江戸文字四体は、この他に歌舞伎で使われる「勘亭流」、相撲の「相撲字」、神社の
千社札や提灯等に使われる狭義の「江戸文字」があり、これに「寄席文字」を加えて
(広義の)「江戸文字」と呼ぶそうです。
※歌舞伎の勘亭流だけ「○○流」と流派を表す呼び方なので、右門師匠の説明を
聞いてようやく頭の中で「江戸文字四体」が整理できました。

 江戸文字(広義)寄席文字(寄席用)
        勘亭流(歌舞伎用)
        相撲字(相撲用)
        ―江戸文字(狭義:千社札)

 寄席文字の特徴は、①筆太、②右上がり、③少ない余白、④丸みを持ち、⑤かすれない
だそうで、「お客様が隙間なく寄席をうめる」「興業が右肩上がり」という縁起を
担ぐためとのこと。

また、寄席文字の起源は、天保7年(1836年)に栄次郎(えいじろう)という紺屋職人
が提灯文字と勘亭流を折衷して作った「ビラ字」と呼ばれる書体だそうです。
ビラ字は寄席のビラに使われたことからそう呼ばれました。

その後、「ビラ清」「ビラ辰」等がビラ文字を書いていましたが、ビラ字の名人と
呼ばれた2代目ビラ辰の没後に、橘右近がビラ字に影響を受け、工夫を加えて
「寄席文字」を確立したそうです。

現在の寄席文字は、橘流寄席文字一門が唯一正統に伝承しているそうで、講師の
右門師匠は、家元である橘右近師匠(前述)の直系の弟子としては16番目
(右近師匠は亡くなられているので)最後の弟子となります。

ツアーでは、実際に寄席文字を自分で書く体験もありました。
寄席文字(他の江戸文字も多分そうだと思いますが)は、もちろん筆と墨で書くの
ですが、習字とは全然違います。
習字は肘を上げて(浮かせて)書きますが、寄席文字は鉛筆のように手の甲を机に
つけて書きます。また、書き順も習字のものとは違うし、字体も変わっていて
まったく別の漢字のように見えます。師匠によると「字を書く」というより「絵を
描く」センスかなと仰っていました。

お手本の字と、私が書いた字を写真にのせます。
(「一」ばっかり書いていますが。。。。。左から3列目の上2つは師匠の字です)
(他の字は「四」と「五」だけ書いてますが、「まずは横棒から」という師匠の
 教えを守り、愚直に「一」ばかり練習しました)

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寄席文字の写真(手本)

 

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寄席文字の写真(自分のもの)

  
実際にツアーで書いた文字が私のものばかりだとつまらないので、右門師匠が
デモンストレーションとしてその場で書いた肉筆の寄席文字を以下に載せます。
橘流本家の美しく迫力のある文字をご覧ください。
師匠によると、文字を見た女性の何人かは、あまりの美しさに気絶するとのこと。
今回の女性参加者の方々は辛うじて気絶だけは免れたようでした。

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 それから、よくパソコンのフォントで「寄席文字フォント」
などがあると思いますが、これらは、本当の意味での「寄席文字」ではなく、
フォントのデザイナーさんがそれらしく似せて描いたもので、
「寄席文字」とは呼べないとのこと。ご注意ください。(師匠より)

 
やはり実際の「寄席文字」は紙など、特定のスペース上に「隙間」「太筆」
「右肩上がり」を意識して、人間が実際に筆で美しく描いたもの。
そこに味があるのだと理解します。

 

 講習を通して、寄席文字はもちろん、街で江戸文字を見たときに、それらの違いを
意識するようになりました。貴重なツアーありがとうございました。

 

 

 

築地祭り 「ありがとう、築地」 May 2016

[銀造] 2016年5月 5日 12:00

 5月3日、築地市場内で築地祭りが開催されました。

朝から、NHKや民放のTVで案内されていたので、沢山の方々が別れを惜しんで来場されていました。

外国からのお客様も沢山お見えになっていました。

 勇壮な和太鼓の演奏が2組により披露されていました。

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2つ目の組は、最初に横笛で演奏を始め、次に徐々に力強く、そして途中で大太鼓だけの演奏になり、

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そして最後は又、全員による演奏が行われ、まるで水神社の神様が乗り移ったかに感じました。

 

林家正蔵師匠の築地市場の貢献を称え、別れを惜しむトークショーもありました。

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 子供たちは、「鰹の一本釣り」の疑似体験や、

 

投網を打ち、お魚たちを一網打尽にすることも体験して、大変楽しそうでした。

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そして、「貝殻のお絵描き」や、「くじ引き」などのイベントに嬉しそうな笑顔を沢山見ることが出来ました。

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日頃入場することが出来ない広大な築地市場での、全国各地の美味しい物を楽しみにやってきた人達が、長蛇の列を作っていました。

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それでも、美味しい物を食べたい気持ちは、皆一緒です。また、並びます。

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 築地市場の移転は11月初めですが、それまでの間、場内のレストランは開店していますので、市場で働く方のご迷惑にならない時間帯に、何度も昼食に訪れたいと思いました。

今回のお祭りを企画、実行された皆様に厚く御礼申し上げます。 本当に、「ありがとう、築地」