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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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つきじTASSぎゃらりー若松屋 ひょうたんランプフェア開催中

[銀造] 2016年6月30日 12:00

 築地TASS ギャラリー若松屋では、恒例になった「ひょうたんランプフェア」を7月2日まで開催中です。

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アクセントになるライトからインパクトのあるランプまで、多様な形を模したデザインを展示販売しています。

 

 7月 2日(土)には、子供も大人も楽しめる「ひょうたんライト教室」が開催されます。

参加費は、ひょうたん+LED ライトが付いて、3千円です。

世界に一つだけの、ひょうたんライト。

先ずは、お立ち寄りされては、如何でしょうか?

電話:03-3541-0124 

住所:中央区築地6-12-3、銅板葺きの渋い、看板建築が目印です。

 

 

「ソニーが銀座に空き地をつくる?」展〔ソニービル〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月29日 18:00

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先日、数寄屋橋交差点に面したソニービルが大規模にリニューアルされるとの発表があり、このブログでも紹介しましたが、現在、そのソニービル8階で、このプロジェクトを紹介するイベントが開催されています

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銀座ソニーパークプロジェクト」は、ソニー創業70周年)、ソニービル開業から50年目)にあたる今年から、7年かけてソニービル大規模リニューアルを進めていくプロジェクトだそうです

ソニービルの壁面には、「ソニーが銀座に空き地をつくる」の文字が

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コンセプトは、「街に対して開かれた施設」だそうで、2018年から2020年の間は、地上部分を「銀座ソニーパーク」として、オープンかつフラットな空間として開放し、2022年完成予定の新ソニービルにおいても、パークという考え方を継承して、都市的公共性の高い施設の完成を目指すそうです

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プロジェクト展では、ソニービル開業50年の歴史を、当時の資料写真模型などで振り返りつつ、「銀座ソニーパーク」のイメージ模型や新しいソニービル設計図面模型が展示されています

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開催期間は、6月17日)から7月10日)までです

会場は、8階の「コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)」です

会場は、写真撮影OKです

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ソニービルのHPはこちら ⇒

http://www.sonybuilding.jp/

 

 

"How To Enjoy KABUKIZA THEATRE" At the Kabukiza Gallery

[滅紫] 2016年6月28日 18:00

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At the Kabukiza Gallery, we are planning to hold a brief guidance show about how to enjoy Kabukiza Theatre.

知人に「簡単な歌舞伎の案内がないかしら?」と聞かれて歌舞伎座のHPを探していたところこの案内を見つけました。「これだ!」「どんな風に説明すればいいのか?」と早速のぞいてみることに。

 

JNTOの統計によれば、2015年の訪日外国人旅行者数は1,974万人に達するそうで2013年に初めて1,000万人を突破して1,036万人になったことを考えると「物凄い」といえる増加数です。リピーターの方たちも多く、マスコミ報道によれば「買い物」から「日本文化を味わう、体験する」に目的も変化しているとか。オリンピックを前に益々増加する外国人観光客に日本文化を楽しんでもらえるよう「能・狂言」といった伝統芸能でもITを活用しての新たなファン層を開拓しようとしている動きが報道されています。

 

「歌舞伎を「しる・みる・ふれる・やってみる」体験空間である歌舞伎座ギャラリー」の会場には30~40人程、30%くらいが外国人のようにみえます。(といっても私も英語でアンケート用紙を渡されました!)

 

外国人向けのギャラリー・レクチャーは初めての企画だそうです。最初に簡単な歌舞伎の歴史の話があり、その後はスタッフお二人のかけあいで舞台上の設備、揚幕・黒御簾・すっぽん・柝など実物を見せながらの説明。最後が本日の第3部を中心の説明です。歌舞伎の登場人物の名前は長いので説明も大変。舞台写真も見せていただき時間超過する熱心なお話で大満足。国立劇場の6.7月の「歌舞伎鑑賞教室」にも「外国人向け」の日にちが設定されました。こちらはもともと中高校生向けの企画なので「歌舞伎の見方」という解説付きのプログラムをその日は解説が英語という構成。最初の一歩を入りやすくすることで日本の伝統文化に興味を抱く外国人観光客を増やそうという試みに拍手です。

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歌舞伎座ギャラリー 歌舞伎座タワー 5F 10:00~17:30 

入場料 600円(当月の歌舞伎座観劇券で100円引き)

 

 

色彩が踊る新しい萩焼!三越・金子司陶展「鏡花水月」

[柴犬] 2016年6月27日 12:00

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今、大注目の萩陶芸家「金子司」さんをご存知でしょうか。

 

萩焼といえば侘び寂び。派手の対極にあるもの。そんな中、ポップで可愛くちょっとの毒がある色彩の萩焼が登場。好事家の間で度々話題にあがってきたその萩焼こそが、金子司さんの作品なのです!その金子司さんの展示販売会が銀座三越で開催されました。

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ガチャもあります



金子さんは山口県萩市出身で、現在も萩市にアトリエを構え活動しています。話題になることは多けれど、東京にいては実際に手にとって見ることはなかなかできません。銀座三越ではすでに終了していますが、日本橋三越では7月下旬から展示販売会が始まります!それに先駆けて、金子さんの作品をご紹介いたします。



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まずは大人気のこちら、急須です。

中に茶漉し網があるのでそのまま茶葉を入れられます。そして、蓋は自由に組み合わせて買うことが出来ます。持ちやすくてどれも可愛いです。



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DSC_6869.jpgのサムネイル画像

続きまして、大皿類です。ぜひ拡大してご覧ください。一滴づつ絵の具を垂らして360度回転して作られた、大変凝ったものです。



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そしてこちら!

ティーカップ&ソーサーのリトルサイズセットです。ミルクピッチャーとして作られたそうですが、お子様用にもできそう。お値段も手頃なので、フルセットで揃えて贈り物にしたら喜ばれそうです。



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こちらはなんと万華鏡です。

今回の展示「鏡花水月」は、儚く幻のように美しいもの、手に取れない美しさ、説明できない奥深さなどを表す言葉ですが、そのメインテーマともなっているのが万華鏡です。この美しい万華鏡を覗くと見える世界は...ご覧になった方のお楽しみで!



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上の画像を見て、光が透けているのが分かりますでしょうか。

今回展示販売されている作品の中で、新しい素材で作られた「ガラスのように透ける萩焼」のシリーズがあります。実際に見ると、なんとも不思議な感覚です。土が透けているような...。そして、こちらの素材を利用して作られたのが、↓



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ランプシェードです。

小さなスタンド型からリビングにも対応できる大きな傘型まで、いくつか展示してあります。柔らかく目に優しい光です。



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おしゃれなきのこ類もありますよ!



いかがでしたでしょうか。

色彩豊かで華やかなのに、萩焼特有の侘び寂び、凛とした雰囲気もあります。実物は派手な印象は全くないのです。

この色付け、柄の構成はもちろん筆ではできません。どうやっているのだろう...?と不思議に思われた方はぜひ会場で金子さんにお尋ねになってみて下さい。「な、なるほど...そうだったのか...!」となりますよ!



こちらは金子さんの萩アトリエ。とてもお洒落です。



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私は以前、こちらで実演を拝見しました。とても面白く、自分でもやってみたい!と思える美しい作業でした。東京でもワークショップなどやってくださると嬉しいのですが...。



画像多めでお伝えした「鏡花水月 金子司 陶展」いかがでしたでしょうか。日常使いできる陶器ばかり、お値段も数千円から。日本橋三越では7月下旬からの開催です。東京ではなかなか御目にかかれない作品ですので、ご興味を持たれた方はぜひチェックしておいて下さいませ!



 

 

まちを彩り歴史を語る建物たち

[小江戸板橋] 2016年6月27日 09:00

ビルの谷間に木造の町家建築を見つけると、ポーッとその周辺だけが時代の香りを漂わせているようで、懐かしい感覚にとらわれます。

銀座や日本橋の辻角に、そうした建物を見つけた日には、よくぞ幾多の試練を乗り越えて姿をとどめてきたものと、感心することしきりです。

 

震災、戦災、高度経済成長期の地上げの荒波。

移動する手段がない建物にとって、耐え忍ぶしかない状況です。

こうして今に残るのは、きっと、所有していらっしゃる方々の並々ならぬ思いが注ぎ込まれた証しなのでしょう。

 

中央区立郷土天文館〈タイムドーム明石〉の区民ギャラリーで、中央区内に残る近代建築物のパネル展が、7月3日(日曜日)まで開催されています。

私、この企画を待っていたのです。

確かにどこかで目にしたはずなのに、明確な所在地が分からないまま過ごしてきた建物。

再び、巡り合える好機です。

展示されているパネルは23枚。

町家建築からビル建築まで。明治期から昭和40年ころまで。

区内には多様な建築材料、構造、デザインに特徴のある建物が建てられてきました。

「華の東京のど真ん中」ならではの種類の豊富さであり、現存していることに敬意を表します。

 

パネルの写真だけ見流せば、1分もあれば会場をひと回りできます。

でもそこは、とても楽しみにしていたものですので、じっくり拝見させていただきました。

建物本体の写真をメインに、

1、建物の特徴

2、建物にまつわるエピソード

3、建物情報(所在地、創建年、構造・規模、用途、大工等)

4、写真(建物の内部写真や、細部の意匠、活用されている状況など)

が、一枚に盛り込まれています。

エピソードには、建物に対面した時の注目箇所がまとめられており、それまで気づかずに見逃していた部分が、すっきりと目の前に広がるようです。

 

会場内の机に「用語解説」のプリントが用意されていました。

パネルに表記された建築用語や建物に関連する人物について、分かりやすい説明が記されています。

プリントと合わせてパネルを見れば、建築初心者の私でも、十分に見どころが理解できます。

そして、同じく用意されているパンフレットが嬉しいのです。

23枚の建物写真が載っており、各建物の所在箇所を示す地図もついています。

目的の建物に、迷うことなくたどり着けそうです。

 

会場のギャラリー前の通路の壁面には、震災後の銀座通りを描いたパノラマ絵巻が掲出されていました。

細やかに描かれた建物の一つひとつが、活き活きと見えました。

 

 

中央区近代建築物パネル展〔タイムドーム明石〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月26日 09:00

明石町、聖路加国際病院の南側の道路をはさんで向かい側、中央区保健所複合施設6階に、タイムドーム明石中央区立郷土天文館)があります

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ここは、郷土資料の常設展示室プラネタリウム区民ギャラリーを併せた施設ですが、現在、「中央区近代建築物パネル展」が開催されています

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この企画展では、「近代建築物調査100選」に選定された建物のうち、いくつかがパネルで紹介されています

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中央区では、平成23年から3年にわたって、中央区内に現存している近代建築物に関する調査を行い、その結果をもとに「近代建築物調査100選」を選定したそうです

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大きなパネルで紹介された建物は、知っているものもあれば、今回初めて見るものもありました

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まさに、中央区を彩ってくれている建物であり、中央区の歴史を語ってくれている建物たちです

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会場に用意されている用語解説の冊子が詳しくて、町家建築看板建築について、とても勉強になりました

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これらの近代建築物に会える地図も用意されていて、これを手に中央区を歩くのも楽しいなと思いました

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開催期間は、7月3日()までです。月曜日休館日です。

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なお、会場での写真撮影については、特別にご了解をいただきました。ありがとうございました

パネル展の詳細は、こちらのHPをご覧ください。⇒

http://www.city.chuo.lg.jp/event/culture/28panerutenn.html

 

 
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