[ジミニー☆クリケット]
2016年6月18日 09:00
日本橋小舟町の伊場仙ビル1階に、老舗扇子店「伊場仙」が運営する「伊場仙まちかど展示館」があります
現在、幕田魁心(まくたかいしん)氏の書展「鳥歌花舞」が開催されています
幕田氏の作品は、ニューヨーク総領事館や中国の博物館、木更津市のかずさアカデミアホールなど多くの場所に収蔵されているそうです
また、6月6日には、幕田氏に、フランスのアンクラジュマン・ピュブリック勲章コマンドゥール(勲三等)が授与されることが決まったそうです
伊場仙は、創業1590年(天正18年)、団扇、扇子、和紙製品製造販売の老舗です
創業当時は、江戸日本橋堀江町(現在の日本橋小舟町)にて、江戸幕府の御用を承り、主に和紙、竹製品などを扱っており、江戸後期より、うちわ浮世絵を扱い始め、初代豊国、国芳、広重などの版元として「伊場屋」の名を江戸市中に広めたそうです
現在、その当時の「伊場仙版」の絵は、国内の美術館はもとより大英博物館、ボストン美術館、メトロポリタン美術館、ヴァンゴッホ美術館等海外の著名美術館でも見ることができます
伊場仙のHPはこちら ⇒
http://www.ibasen.co.jp/index.html
[ジミニー☆クリケット]
2016年6月17日 14:00
[ジミニー☆クリケット]
2016年6月16日 16:00
[ジミニー☆クリケット]
2016年6月15日 16:00
6月12日(日)午後、築地波除稲荷神社の「つきじ獅子祭」での弁財天お歯黒獅子の渡御の様子です
場所は下の地図で赤い矢印の箇所、獅子が平成通りから晴海通りに入って、左に90度曲がるところです
この区間は、女性の担ぎ手のみによる巡行でした
お歯黒獅子は、高さ2.15メートル、幅2.5メートル、重さ700キロの木彫りの雌の大獅子で、普段は見れない獅子の後ろ側には、弁財天が描かれていました
今年の「つきじ獅子祭」は陰祭のため、渡御が行われるのは、千貫宮神輿と弁財天お歯黒獅子だそうです
晴天の下、車が頻繁に行きかう大通りを一部通行止めにして、お囃子にのって獅子が進んでいくさまは、古くて新しい東京のよさだなと思いました
築地波除稲荷神社のHPはこちら ⇒
http://www.namiyoke.or.jp/
[ジミニー☆クリケット]
2016年6月15日 14:00
12
日本橋室町1丁目、中央通りに面した奈良県のアンテナショップ、「奈良まほろば館」で、「奈良生まれの名僧「忍性」-救済に捧げた生涯-」と題する企画展が開催されています
期間は、6月9日(木)から21日(火)までです。
良観房忍性(りょうかんぼうにんしょう)は、鎌倉時代、奈良に生まれ文殊信仰を拠り所に、病や飢えに苦しんでいる人々を救うための献身的な活動を続けました
特にハンセン病患者を毎日背負って町に通ったという話(「元亨釈書」等)は、有名です
人々の救済に努めた忍性に、後醍醐天皇は「菩薩」号を追贈したそうです
来年2017年は忍性の生誕800年にあたるということで、奈良国立博物館では、忍性ゆかりの寺院に伝わる名宝や文化財を一堂に集めて、奈良生まれの名僧の熱い人生とその偉業を偲びます
こちらの期間は、7月23日(土)から9月19日(月・祝)までです。
また、奈良まほろば館でも、6月18日(土)に、田中密敬師(霊鷲山感應院極楽寺 住職)による忍性に関する講演も予定されています
奈良まほろば館のHPはこちら ⇒
http://www.mahoroba-kan.jp/index.html
[銀造]
2016年6月14日 18:00
2016年6月12日、「下町連合渡御」が催行されました。
区間は、京橋から日本橋間で、いわゆる「擬宝珠」から「擬宝珠」の間の山車と15基の神輿による盛大な渡御です。
今回は、12:10から行われた来賓の祝辞、江戸消防記念会による木遣りなどの「セレモニー」からの追っかけレポートです。
若葉が茂り樹木が成長した東京スクエアガーデンの3階から、山車と神輿を拝見すると、既に沢山の方々がお集まりです。
神職による祝詞、来賓のご挨拶、
続いて、江戸消防記念会による木遣りが聞こえてまいりました。
中央エフエムの方々も、今日は現場で実況中継をしていました。
84.0から聴こえてきたのは、アッコさんと志歩さんの掛け合い、お祭りマンボの歌も流れていました。
それではと、山車と神輿の進行する日本橋方面へと、追っかけを開始しました。
写真は、京橋のみずほ銀行、パイロットのペン・ステーション前を行く、佐倉から里帰りの山車です。歌舞伎の連獅子の様です。
高島屋前へ、神職を先頭に一行が、次々と到着してきます。
高島屋前で、22の高張提灯が勢揃い。
子供たちも一生懸命、綱を引っ張っていましたし、お父さんに肩車してもらって応援していました。
一部の神輿は高島屋前がゴールです。木頭が拍子木で指図をします。
日本橋まで行ったお神輿が高島屋前に帰ってきます。神輿のてっぺんは擬宝珠です。そして、その下の「駒札」と言われる部分には、「日本一」の字が。これは、日本橋一丁目の神輿なのですね。
この下町連合渡御で最後を飾るのは日本橋髙島屋での「差し」です。到着した神輿は、「木頭」と呼ばれる神輿の上げ下げを指揮する人により、重要文化財となった高島屋の重厚な正面入口に入り、空間いっぱいに威勢よく差し上げられました。
この後、各町の神輿は地元に帰り、氏子の町内を回ります。日本橋プラザで、表敬訪問をしている神輿に出会いました。
日本橋は住人の少ない地域ですが、企業の支援、企業や商店に努める方々の熱意で、盛大な祭りが続いており、これからも続いていくのだと実感しました。