[柴犬]
2019年1月29日 14:00
年が変わったばかりで早すぎる話題ですが、築地場外市場の年末の買い出しのご紹介です。行ってみたいけどよく分からないという方が多いそうなので、簡単ですが、現場の様子と楽しめる方法をお届けします。
日にちは12/30です。売っているものは、魚介・肉・海苔・ローストビーフやケジャンや料亭御用達の栗きんとんから日用品まで盛りだくさんです。各店がオープンするのはだいたい朝5時頃なので、そのちょっと前に場外入りしてうろつきつつ各通りの勘を掴んでおくと速やかに動けます。実際の場外はそう大きくありません。そこにたくさんのお店がひしめいています。
日が昇ってからは大変に混むので、早朝〜日の出までの時間帯がオススメです。売り切れの心配もありません。また、この時間帯に大勢の人で市場にいるという不思議な高揚感もあります。妖怪の夜市に来たようで楽しいです。駐車場がありますが渋滞するので、早めに着くように出発するか運転係をお願いしたほうがいいかもしれないです。
買い出し以外に、イートインの楽しみももちろんあります。爆安お寿司や夜明けのラーメンなど種類豊富です。複合施設の築地魚河岸レストランフロアのオープンは朝7時です。こちらにも美味しいお店が入っています!
玉子焼きのお店はどこも大繁盛の大行列ですが、予約をしていなくても早朝に行けば買えるお店はあります。並ぶ時間は10〜20分ほどです。さすが、お店の方も速やかです!100円の玉子串は普通に売っています。
現在、場内は完全に閉鎖されており、中に入ることはできません。去年までは出入り自由で、東京湾に上がる日の出を場内から見ることもできました。
人出が多いので混む場所が苦手な方にはオススメできませんが、早い時間に行けばそうストレスなく楽しく見て回ることができます。お買い物が終わったら、波除稲荷神社や勝鬨橋・築地本願寺などで朝日が昇るのを眺めてから帰途につくのも清々しくて良いかと思います。
以上、簡単で駆け足でしたが築地場外市場の年末買い出しのご紹介でした。2019年の年末、ぜひいらして下さい。楽しいですよ!
築地場外市場公式ホームページは → こちら。
[にゃんボク]
2018年12月 9日 18:00
先日、中央区内のバスに乗った際に、人形町付近で「この辺の人形焼といえば、重盛、板倉屋、亀井堂...云々」ととある方が話をされているのが聞こえました。
私は、「あれッ、亀井堂さんは閉店したはずだけど・・・亀井堂さんは「再挑戦」と掛詞になった「さいちょうせんべい(煎餅)」を売っていたぐらいだから、復活したのかな。」と思い、ひそかに確認をせねばと思っておりました。
今は中央区など都心部ではいたるところでビル/マンションなどの工事をしており、本当に「気づいたらすっかり景観が変わっていた」ことも珍しくないと思います。
私が持っている「あの日の日本橋(武揚堂)」等の冊子についても、当時は当たり前であったはずの日常の風景の一部を切り取ったものが、時を経て今となって見るとその時々の人々の装いや町の喧騒を雄弁に語っていることに気づき、「何気ないものこそ、新鮮で刺激的で貴重だ」と思えます。
そんなことを思いながら、定点観測として人形町の甘酒横丁に早朝行ってまいりました。(人形町方面から、明治座のある浜町方面に向かいます)
以前、100円ショップがあったところは建て替え中の模様。建設現場の囲いは付近の広告/案内版も兼ねていますね。
(カメラの腕の良さから見事に影が映りこんでしまいました、ご容赦下さい)
と、ここで、英国カフェのタイニートリアティールームさんが甘酒横丁通りに移ってきていることに気づきました。こちらのお店、英国の田舎をイメージしたカフェにて、おいしい紅茶やスコーン、ケーキなどがいただけます。私もクロテッドクリームとスコーン、紅茶、シフォンケーキ、バナナケーキなどを好んでいただいておりました。ちょっとお店が小さかったのですが、移転されてさらに拡張されたようです。
日本橋三越や伊勢丹の英国フェアにも御呼ばれされていたので、「私もおいしいと思ってたけど、三越さんに呼ばれるんだから相当だ」(/archive/2018/09/post-5598.html)(お墨付きをもらったのは、このお店であって、私ではありませんが、ちょっと嬉しい)(早朝につき開店前でした)
明治座方面に向かって右側にあった亀井堂さんは、残念ながら閉店のままでした。(人形町の人形焼といえば、重盛永信堂さん、板倉屋さん、とアップデートされていない方がいらっしゃるようでしたら、ご参考まで)
さて、最後は東京駅日本橋口にある、「2027年に完成予定の、あべのハルカスを超える日本一の超高層ビル(390メートル)」の建設地を上から見た写真です。
10年後、15年後はどうなっているでしょうね。すっかり装いが変わっていて、あれ、前はここは何だったっけ?と思ってしまうかもしれませんね。
(建設現場のみを少し拡大 ↓)
[Hanes]
2018年10月28日 18:00
[五月雨ジョージ]
2018年4月11日 16:00
[柴犬]
2017年11月28日 14:00
来たる12月3日日曜日の朝9時から、恒例の「大江戸問屋祭り」が開催されます!
このお祭りは年二回開催され、今回で26回目となります。日本橋地区の東端、馬喰町は江戸から続く問屋街。普段は一般の方は店舗に入れませんが、問屋祭りの日だけは誰でもお買い物OK!驚きの卸価格でがっつりお買い物が楽しめます。
毎回、吹奏楽やサンバなど楽しい出し物もあり、もちろん美味しい飲食の出店もあり(ちょっと座って休める場所などもあります)、朝から大賑わいとなります。特に、冬の問屋祭りは大変おすすめ。なぜなら、革製品やカシミア関係がとってもお安いから!一目で「あっ、良いものだな」とわかる手袋やストール、バッグ、コートなどが本当に驚きの価格で販売されています。婦人物紳士物、おばあちゃんが着易そうなもの、若いお嬢さん向けのおしゃれなものもちゃんとあります。雑貨も素敵なものがありますよ!問屋になった気分であれこれお店をはしごしてお買い物をするのはとても楽しく、全国から人が集まります。
舞台となる馬喰町は、実は現在注目のエリア。西に日本橋、東に隅田川を抱え史跡も多く残る場所です。そこに、ここ近年なぜかハイセンスなカフェやレストラン、ギャラリー、インテリアやファッションを扱うお店が増えているのです。街歩きのテレビ番組でもよく訪れられるようになりました(残念ながら日曜日はお休みのお店が多いので、お目当てがある方はどうぞ開店時間をご確認ください!)。
問屋祭りの会場はホームページに載っているだけではありません。現地で詳しい地図が配られますが、幅広い場所でお店が待っています。通りの外れの方にも素敵なお店はありますので、ぜひ体力とご相談しつつ、お好みの「問屋街」を訪ねみてください。各店のマネキンにも個性がありますのでぜひチェックを!
最寄駅は、都営新宿線「馬喰横山駅」・都営浅草線「東日本橋駅」・JR総武線快速「馬喰町駅」・都バス東42「浅草橋」です(『浅草橋駅』の隣のバス停ですので要注意です!)。JR総武線浅草橋駅・東京メトロ日比谷線小伝馬町駅からは徒歩5分ほどです。
詳しくはホームページをご覧ください。→ 大江戸問屋祭り
地味に思われがちですが、とっても面白い、中央区指折りの楽しいイベントだと思いますのでどうぞ遊びに来てください。お待ちしております!
[ジミニー☆クリケット]
2017年10月10日 09:00
岡本太郎氏と言えば、「芸術は爆発だ」や大阪万博の「太陽の塔」(古い)で有名な、エネルギッシュな芸術家でしたが、この岡本氏と中央区の関連で言うと、銀座5丁目にある数寄屋橋公園内の「若い時計台」があります
この「時計台」は、時計の文字盤が顔になっていて、胴体の部分からは、ツノのようなものが何本も突き出しています
いかにも、岡本氏っぽいなという気がするのですが、中央区において、もう1か所、岡本太郎氏に関して、気になっていたところがありました
日本橋室町2丁目、コレド室町の地下1階にある本屋さん、タロー書房です
タロー書房さんの「タロー」のロゴが、以前から気になっておりました
やはり、そうでした
岡本太郎氏のデザインです
1994年、タロー書房の初代社長が書店を開業する際に、岡本氏に依頼して、制作されたものだそうです
これは、社長のご友人が岡本家の親戚であったことによるものだそうです
店内には、「タロー」のロゴの原画も飾られていました(今まで気づきませんでした)
さらに、タロー書房さんで印象的なのが、ちょっと書店らしくない壁紙や、店内の棚と棚をつなぐ通路の上方に設けられた湾曲した屋根(のようなもの)
お聞きすると、これらはすべて、デザイナーの水戸岡鋭治氏にお願いしたものだそうです
水戸岡氏は、車両のデザイン等で有名な方です
JR九州の観光寝台列車、「ななつ星in九州」が、水戸岡氏のデザインによるものです
そう言われると、店内の通路の感じが寝台列車の通路のような・・・は気のせいか柔らかい湾曲がなぜか落ち着きます木製の書架も柔らかさ、温かさを感じさせてくれます
これら店内の壁紙、ブックカバー、店員さんのエプロン、お店のビニル袋の柄も水戸岡氏のデザインです
なお、今回のブログの内容に関しましては、株式会社タロー書房の永藤哲太朗取締役に懇切丁寧なご説明をいただきました
また、店内の写真のご提供もいただき、店内での写真撮影も特別にご許可いただきました
ありがとうございます
タロー書房のHPはこちら ⇒
http://taroshobou.co.jp/index.html