[TAKK...]
2016年4月21日 09:00
亀島川は、茅場町付近で日本橋川から分かれ、八丁堀付近を経由して、隅田川に注ぐ、延長1.1kmの一級河川です。
東京都等の取り組みで、河岸の緑化が進められています。
今回、八丁堀付近(高橋付近)の河岸がきれいに整備されました。
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【亀島川 -八丁堀、新川付近(八丁堀があった頃)】
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【亀島川 -八丁堀、新川付近(平成)】
※ 赤枠の部分付近が整備された箇所
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亀島川の河岸には川に親しみ、憩いの場となるべき場所が非常に少ないため、今回整備された場所は貴重です。
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今回整備された場所から南高橋方面を臨む
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南高橋から今回整備された場所を臨む
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用地確保が難しいとは思いますが、今後もこのような施設の整備が進むといいですね。
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[下町トム]
2016年4月19日 12:00
中央区東部は東京港に面しているのですが、主に晴海地区で海の景色を観ることができます。中でも晴海埠頭一帯はレインボーブリッジを正面に控え、大型船舶が停泊することも多く、港の雰囲気を楽しめる場所です。特に朝早く日が昇り始める頃の神秘的な空の色や、夕日に染まりゆくトワイライトシーン、さらには宝石がきらめくような夜景など、いずれも心なごむひとときです。
晴海埠頭にほど近いところにあるホテル〔マリナーズコート東京〕は船員さんにゆかりの施設です。おしゃれなロビーに入ると、往年の名商船の模型が飾ってあります。海の男たちの息吹が伝わってくるような勇壮感に包まれます。実際に、海運関係の方々の会合やパーティーもよく開催されています。東京の都心で港町の雰囲気が感じられる貴重な場所かもしれません。
このホテルの宴会場で食事をすると、ナプキンも船の形に折られているのに気づきます。海のすぐそばで、船の形に出会うとどことなく旅情を誘われ、まるで大型客船のダイニングで食事しているような気分に少し浸ることができます。
そして、何といってもここの魅力は、夜に窓から見える景色でしょう。東京港に映える様々な明かりがロマンチックに広がります。家族や大切な人と一緒に思い出の夜を過ごすのにも最高です!
実はこのホテルは地域の住民の様々な会合にも利用されています。町会・自治会の会議やパーティー、祭りの打ち上げ、政治・経済の勉強会などがよく催されています。おしゃれでありながら地域にしっかり溶け込んだホテルとして皆から親しまれているようです。
また、ぼくはたまにこの付近をジョギングしますが、外国人旅行客とすれ違うことも多くなりました。
東京五輪の選手村が開かれるこの地域のこれからの発展を見守るかのように建っているこのホテル、今後何かと注目されるかもしれません。
[ひまわりウサギ]
2016年4月18日 16:00
月島へ、もんじゃ焼きを楽しみにお出かけになるかたも、たくさんいらっしゃると思います。
通称"もんじゃストリート"と呼ばれている西仲通りからも近い"隅田川テラス"は、夜景がとてもきれいなんです
屋形船もたくさん行き来しています。(写真には一隻しか写っていませんが)
聖路加タワーやリバーシティ21のマンション群、中央大橋や遠くにはスカイツリーも見えます。
東京駅八重洲口のグラントウキョウのタワー。
真ん中のピンクの明かりのビルです。わかりますか
勝鬨橋と東京タワー
夜も暖かくなってきましたので、お帰り前に少しお散歩してみてはいかがでしょうか
[TAKK...]
2016年4月18日 14:00
東京都中央区築地5丁目、築地市場からほど近い場所に、「東京国税局」があります。
平成27年5月7日(木)に中央区築地へ移転されたということで、建物も新しいですね。
敷地内には、「日本国海図及び海洋調査発祥の地」の説明版があり、明治以来、海洋調査などを行う機関があったことがわかります。
そしてもう一つ。
石組みの遺構が展示されています。
江戸時代の旗本屋敷と道路の境界線に作られた排水溝で、昭和初期まで利用されていたものを、一部移設したのだそうです。
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敷地内のシャガの花が、ちょうど見ごろを迎えていました。
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[ジミニー☆クリケット]
2016年4月18日 12:00
数寄屋橋公園は、先月末オープンした東急プラザ銀座と高速道路の谷間にあります
晴海通りに面した、約4,400平方メートルの中央区立の公園で、かつては数寄屋橋があったところです。
数寄屋橋は、戦後、ラジオドラマ「君の名は」で有名になり、原作者の菊田一夫の碑「数寄屋橋此処にありき」があります。
今回整備されて、植栽の多い、都心のオアシス的な公園になりました
この公園内にあるサクラ「普賢象」と「関山」は、まだ花が楽しめます
どちらもサトザクラの園芸品種で八重咲き。
上の写真が「普賢象」、下が「関山」です
[CAM]
2016年4月17日 12:00
今年も桜の季節は終わり、初夏を迎えつつある佃公園などを散策した。写真は変わり映えもしないが、老人にとっては、後何回桜を観れるかと思うと、落花の風情もいとおしく感じられる。(以下、写真の撮影は、4月13日、15:30~16:30)
石川島公園には、中央区の手になる「誕生記念樹」が植えられている。小津安二郎監督作品に、「小早川家の秋」という関西を舞台にしたものがあるが、このラストシーンで、火葬場の煉瓦の煙突から出る煙を見ながら、笠智衆と望月優子が、また一人死んだんや、そして人間が死んでも、その後から新しい命が「せんぐり、せんぐり」生まれてくると言って、感慨深い表情をする。私のような老人にとって、このような「誕生記念樹」などを見ると、この「せんぐり、せんぐり」という表現を想起してしまう。
佃公園、桜はほとんど葉桜に変わっている。
住吉神社
以下に、荷風の『断腸亭日乗』で、桜の季節の前後を述べた部分を見てみると
大正7(1918)年4月4日「半陰半晴。桜花将に開かむとす。」
4月16日「靖国神社の桜花半落ちたり。」
大正8(1919)年3月25日「市中処々の桜花既に開くといふ。」
3月28日「・・・墨堤を歩む。桜花既に点々として開くを見る。」
3月30日「築地本願寺の桜花を観る。此寺は堂宇新しく境内に樹木少く市内の寺院中最風致に乏しきものなれば、余
は近巷に来り住むと雖、一たびも杖を曳きしことなし。此の日桜花の咲乱るゝあり、境内の光景平日に比すれ
ば幾分の画趣を添え得たり。」
4月14日「・・・九段社頭の夜桜を観る。」
4月17日「午後散策。日陰町通を過ぎて芝公園を歩む。桜花落盡して満山の新緑滴るが如し。帰途歌舞伎座木戸前を
過るに、花暖簾の色も褪せ路傍に植付し桜も若芽となれり。都門の春は既に盡きぬ。」
大正10(1921)年4月7日「風吹き狂ひて夕方より雨ふる。桜花の候、天気日々行楽に適せず。大正二年『大窪多与里』を
書きける頃、花開きて風寒き日多かりし事ども、何ともつかず憶ひ起しぬ。」
4月13日「花落ちて樹は烟の如く草は蓐の如し。」