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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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ひな祭り

[お江戸のマーシャ・堀内] 2017年2月23日 14:00

春の訪れを告げる「三井家のおひなさま」の展示が、日本橋の三井記念美術館で4月2日まで開かれています。

 

"雛遊び"とは、、文献によれば承平年間(約1070年前)ごろから存在していたと言われている。雛人形が
出来た当初は、単に男と女の姿を紙で作ったもので、遊びとしても必ずしも女子のみの遊びではなく
男子も遊んだことが「御産部類記」にあります。(奈良県工芸協会のカタログより)

 

辞書を紐解けば、"ひな祭り"とは、3月3日に行われるひな人形の祭、一家の女子の成長を祝い、
その子たちが平安貴族のように優雅で美しくなるよう願いを込めて、
平安時代の美しい衣装を着せた、天皇、皇后、そして宮廷に仕える人々を表す人形が飾られるとあります。

 

美術館に一歩踏み入れると、時代物の茶碗が勢ぞろい、お茶を嗜む方には垂涎のまとではないでしょうか。
そして、おひなさま、明治時代のものが多く、その造りの繊細なる技巧には驚かされます。

 

殊に、写真2のひな段飾りは、幅3メートル、高さ5段のもので、豪華絢爛の中に落ち着きがあるとは
こういうものだろうと思いました。
写真4のひな人形は、日本橋十軒店の名工、5,6の雛人形は京都の名工の作品です。
写真8は、北三井家が明治中頃から昭和初期にかけて神奈川県大磯の小磯地区に営んだ別荘です、侘びの心を感じます。

 

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1 「内裏雛」 三世大木平藏製 明治28年(1895) 三井記念美術館蔵
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2 「銀製ひな道具」 江戸~明治時代・19世紀 三井記念美術館蔵
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3 「立雛」 江戸時代・文化12年(1815) 三井記念美術館蔵
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4 「次郎左衛門雛」 二代永德齋製 明治~大正時代・20世紀 三井記念美術館蔵
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5 「内裏雛(女雛)」 五世大木平藏製 昭和9 年(1934) 三井記念美術館蔵
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6 「内裏雛」 五世大木平藏製 昭和9 年(1934) 三井記念美術館蔵
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7 「内裏雛」 四世大木平藏製 明治33年(1900) 三井記念美術館蔵
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8 「城山莊本館」

 

三井記念美術館→最寄駅は地下鉄銀座線の三越前駅

詳細はこちら URL http://www.mitsui-museum.jp/

 

各画像は三井記念美術館様の所有となります。二次利用は固くお断り申し上げます。

 

 

大寒桜開花

[サム] 2017年2月22日 18:00

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RIMG2405'RSG.jpg 永代橋西詰南側に植栽されている、早咲きのオオカンザクラ(大寒桜)が徐々に花を付け始めています。

例年に比べ大分早い咲き具合の印象です。

東詰めの両側にも見られます。

オオカンザクラはカンヒザクラとオオシマザクラの交雑種とされ、樹高が10m程の大木となり、

樹形も大きく広がることも多いと聞きます。

淡紅色の花弁は丸く大きく、先端に細かい切れ込み見られます。

メジロが早速花蜜を吸いにやってきています。

 

 

NISSAN CROSSING at Ginza Place

[銀造] 2017年2月21日 18:00

銀座プレイスが、2016年9月24日(土)にオープンして早や5か月。 

地下のビアホールには行ったことをご報告しましたが、地上階はずっと混雑していたので、行っていませんでした。

 

今日は、銀座通り、銀座4丁目の交差点から見ると、空いてそうなので、「よっしゃ、車  を買いに行くか!」と威勢よく出かけました。

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2Fに上がると、新車が2台。 2020年を意識した未来車は、超かっこ良かったです。 値段は、野暮だから尋ねませんでした。

展示の車やカーアクセサリーを眺めていて、疲れたので、革張りのシートに座り、和光の時計台を見ていました。

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 ちょっと気に入ったけど、買い物は次回にしようと帰りかけた時、左手にCafe  があるのを発見

では、ちょっとコーヒーでも飲んで帰るかと思ったら、日産車のデザインを描いたコーヒーを煎れてくれるという触れ込み。

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クッキーも、1個¥300と、手ごろな値段で、美味しそう!

 

早速注文したコーヒー、マキアートは、ミルクとのバランスが良い、南米産の豆を使ったコーヒー。

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飲んで、形を壊すのが惜しいぐらいの芸術作品でした。 I love NISSAN CROSSING.

 

 

 

梅林の「思いの儘」開花

[サム] 2017年2月15日 14:00

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DSC_0978RS'G.jpg 浜離宮恩賜庭園に植栽されている梅は、全体で約10種類、130本と聞きます。

先月、サービスセンター周辺 / お花畑から旧稲生神社周辺 / 花木園の早咲きの梅が開花したのに続き、漸う約80本からなる梅林の梅が咲き始めました。

11代将軍家斉が好んだとされる、八重咲き大輪の「見驚(けんぎょう)」、枝や萼が赤く八重咲き大輪の「八重揚羽」、枝や萼が黄緑色の「緑萼」等々も植栽されていますが、今回の注目は「思いの儘」。

古典的な和風の名前が多い梅の中で、珍しい命名で、変わり種と称される、野梅系の八重咲きの中輪。

一本の木に紅・薄紅・斑・白の4パターンの花が正に "思いの儘" 混じり合って咲きます。

年によって、何処に、どういう混じり具合で咲くか、不定で、毎年様相を異にするとされます。

自然の神秘性を秘めた艶やかな花姿です。

 

 

東京タワー 満月ダイヤモンドヴェール

[サム] 2017年2月14日 18:00

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DSC_1011RSR'G.jpg 週末、記念日、イベント、プロモーション等に応じて、点灯され、目を楽しませてくれる、東京タワーの「特別ライトアップ」。

毎月1回、満月の夜限定イベントとして、「満月」の明かりを引き立てる為、タワー上部を消灯し、下部をピンク色に輝かせるライトアップ「満月ダイヤモンドヴェール」が点灯します。

更に大展望台1階の窓側と展望カフェ「カフェ・ラ・トゥール」に合計100個のキャンドルが灯されます。

大展望台の中にて、「キャンドル+夜景+満月の光」で、究極の癒し空間を体験して貰おうとの演出と聞きます。

今月は2月11日、日没~22:00「満月ダイヤモンドヴェール」、19:00~22:00「大展望台のキャンドル」点灯。

今回も、勝どきの隅田川テラスから築地市場越しに、「満月ダイヤモンドヴェール」が望めます。

因みに22:00~翌明け方迄は、定番の「ランドマークライト(冬バージョン)」が点灯。

 

 

GINZA SIX is unveiling  4月20日開業

[銀造] 2017年2月14日 14:00

GINZA6 is unveiling and showing its gorgeous figure. 

銀座シックスは、2月1日に竣工式が開催され、段々姿を現してきています。

 

建物の正面のデザインの様に、通称、"G SIX" と呼ばれるようになるのでしょうか?
銀座通り北西から見た姿は、角に窓が設えている様なデザインで、イタリアの街角の雰囲気です。 外壁は銀座らしく落ち着いた色の、メタリック・シルバー。

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この角には、FENDI が入るのでしょうか。

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次は、正面の入り口のロゴマーク。 G SIX がひときわ鮮やかです。

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 このビルに入る外国のブランドショップは、240店と言われています。

13階に入店するバンケット&レストランは、

①THE GRAND GINZA 、②つきじ鈴富、③L'homme du temps par a nu (ロム;デュ・タン パ ア ニュ))、④旬熟成 ginza grill 、⑤Grand Cru Café Ginza (グランクリュ カフェ ギンザ) などです。

能楽堂、屋上庭園 も設置されます。

開店日は、4月20日。 待ち遠しいですね。