[サム]
2018年8月13日 18:00
8月11日、お台場海浜公園にて、「東京花火大会 ~EDOMODE~」が初開催されました。19:10~20:30
「東京湾大華火祭」に代わる、エリアの新たな夏の風物詩としての一大花火大会。
「江戸モード」をテーマに、伝統的な江戸文化と最先端の東京を象徴する、芸能・芸術・音楽・食・テクノロジー等の様々なコンテンツをフュージョンした新たな大花火大会を謳い、国内有数の花火師が集結し、約12,000発の花火が打ち上げられました。
子どもがデザイン&プロミングした花火や、アクアシティ屋上の特設舞台では、市川海老蔵が江戸を代表する花火師に化けた石川五右衛門の新作歌舞伎舞踊「玉屋 清七」を披露。
晴海大橋から、豊洲大橋、ライトアップされたレインボーブリッジ越しに、大音響と共に夜空を彩る鮮やかな大輪の花が広がり、次々と光のショーが展開されました。
[ジミニー☆クリケット]
2018年8月 9日 14:00
連日の猛暑の中、中央区にある都立庭園内でたくましく生活しているいきものたちです
浜離宮恩賜庭園は、東京湾から海水を取り入れて、潮の干満で景色の変化を楽しむ、潮入りの回遊式築山泉水庭で、江戸時代に庭園として造成されたため、年を経て樹木も成長しており、さまざまな海辺のいきもの、林のいきものを見ることができる貴重な場所です
9時の開園と同時に園内に入りましたが、そこは既にセミの大合唱大会
まずは、翅が茶色のアブラゼミ
区内の公園では、一番よく耳にするミンミンゼミ
小型のニイニイゼミ
この庭園では、最大多数派ではないかと思うツクツクボウシ
秋の訪れを感じさせるシオカラトンボ
キバナコスモスに来たアゲハチョウ
アオスジアゲハは、キバナコスモスのお花畑とこのノリウツギが好きなようです
可憐なモンシロチョウ
羽音をさせて、クマバチもキバナコスモスのお花畑に来ていました
あと、潮入の池には、海水とともに海のいきものも入ってきています
海水面に近い石垣にはフナムシとカニがいます
浅瀬で、クロダイ2匹がじゃれるように銀鱗をきらめかせていました
これら以外にも、鳥や魚や無数の昆虫たちがいると思います
猛暑ではありますが、林の中は涼しく、海風も爽やかですので、ご家族お子様連れで出かけられてはいかがでしょうか
その際は、こまめな水分補給を忘れずに
浜離宮恩賜庭園のHPはこちら ⇒
http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index028.html
[湊っ子ちゃん]
2018年8月 9日 09:00
佃島を歩いていますと、三角形の空間と出会うことがよくあります。
それに沿うように、歩道も三角形をしています。
三角形の空間ができた理由は、"町並みの向き"にあるようなのです。
♪ 佃島と新佃島
地図を眺めていると、佃島の町並みは、江戸側とほぼ揃っているのに対し、新佃島は、月島と同じ向きをしています。
その昔、摂津国西成郡佃村(現在の大阪府西淀川区)の漁師たちは、家康に招かれ江戸入りし、白魚献上の御用を務めました。その後、正保元年(1644)に、佃島を築造しました。
そのとき、佃島は江戸城を向くように造られたそうです。そのため、佃島は江戸の町と向きが揃っているようです。
一方、新佃島は明治29年(1896)に誕生しました。月島地区と同じ時期に埋め立てられ、築地や深川と向きが同じだということです。なるほど、深川との間には相生橋があり、まっすぐな道でつながっていますものね。
そこで、三角形の空間ができたのですね。
佃島を黒線で囲みました。
左、赤枠は新佃島。右、間にできた三角形の空間。
(中央区立京橋図書館「郷土室だより」付録地図をもとに作成/明治44年)
♪ 佃島と佃大橋
◀ 春の佃大橋
昭和39年(1964)開通
佃大橋と新月陸橋の軌道も、三角形を作っているようです。
佃大橋は、隅田川を渡ったところで、大きく軌道を変えています。道路の向き、ないしは町の向きが違うからですね。
三角形の空間は、公園になっています。
歴史のある町というのは、地形や道に表情があって面白いですね。
歩くたびに新しい発見がある、そんな中央区がやっぱり好きです。
中央区観光特派員 湊っ子ちゃん
第18号 平成30年6月22日
[ジミニー☆クリケット]
2018年8月 8日 12:00
[サム]
2018年8月 7日 09:00
住吉神社本祭りの約1ヶ月前の7月1日に、佃小橋下の舟入堀の泥中から掘り出され組み上げられた、一部(上町)・二部(下町)・三部(東町)各2本ずつ計6本の柱と台座の抱木に、8月3日夕刻、佃住吉講講元の合図により、一斉に五反の幟布が掲揚。歓声が沸き起こります。
約20mの長い棹の先に、丸く束ねた榊の葉に檜の皮を薄く削ったものをつけ、白布に住吉神社(大明神・大神)と染めた幟で、神霊を迎える依代とされます。
江戸時代後期、寛政10(1798)年の大祭の時、江戸幕府から建立を許され、掲揚されたと伝わる伝統を継承するもので、祭りの目印。
1ヶ月に亘る支度を経て、いよいよ本祭りスタートです。夕日に映える幟が悠然と翻る様は、背後の景色は変わっても、江戸時代の歌川広重の名所江戸百景「佃しま住吉乃祭」のまま。
改めて歴史を感じる一コマです。
[ジミニー☆クリケット]
2018年8月 5日 18:00