[佃のうさこ]
2018年10月28日 14:00
東京都の鳥に指定されているユリカモメが、本年も飛来しました。ここ3年間のうさこの野鳥観察によると、毎年10月20日前後にここ中央区にやって来るようです。
見つけた時には8羽ほど休んでいましたが、写真撮影タイムには飛んで行ってしまい、2羽しか残っていませんでした。
東京都の鳥「ユリカモメ」(品川区の鳥)
ユリカモメが東京都の鳥に指定された経緯を調べてみると、指定されたのは昭和40年で、キジバト、ムクドリ、メジロなどから都民のハガキ投票で1位となったユリカモメが指定されたとありました。ちなみに、2位がメジロ、3位がヒバリです。
では、区の鳥は何が指定されているのでしょうか?
23区で、区の鳥が指定されているのは、品川区のユリカモメ、世田谷区のオナガ、千代田区のハクチョウ、目黒区のシジュウカラの、4つの区だけでした。
世田谷区の鳥「オナガ」
写真は、先月、佃で撮ったオナガです。羽がモフモフしているのは、巣立ちしたばかりの成鳥前の子だからです。カラスの仲間ですが、黒い頭と長い尾の水色が綺麗な鳥で、中央区でも明石町の木立や佃公園などで見られます。声がギーギーと特徴あるので、「変な声だなあ」と思ったら探して見てください。
千代田区の鳥「ハクチョウ」
写真は、皇居のお堀にいるコブハクチョウです。このハクチョウばかりは、中央区では見られません。
目黒区の鳥「シジュウカラ」
シジュウカラは、ツツピーツツピーと透き通るいい声で鳴きます。この写真は、中央区区役所の近くで、鳴き声で見つけ撮りました。こんなところにいる!と嬉しくなりました。街中でも比較的現れてくれる鳥です。
中央区の鳥が指定されていないのは残念ですが、それぞれの区の鳥は、中央区でも容易に見ることが出来ます。これからユリカモメもどんどん飛来して、隅田川テラスの柵いっぱいになる日ももうすぐです。
[ジミニー☆クリケット]
2018年10月25日 12:00
恒例の「第70回中央区民文化祭『作品展』」が社会教育会館で開催されます
この「作品展」は、社会教育会館を利用するサークルの皆さんや個人の方が、日頃の活動の成果として、作品を展示するもので、絵画、写真、書道、俳句、いけばな、手工芸品等展示されるものは幅広いです
実演・体験コーナーもあり、ご自身の趣味や生涯学習を始めるきっかけにもなりますよ
"芸術の秋"です
見て、体験して、自分の趣味を広げるいいチャンスです
「作品展」の入場は無料ですよ
開催期間は、
築地社会教育会館が、 11月1日(木)~4日(日)、
午前10時~午後8時
日本橋社会教育会館が、11月8日(木)~11日(日)、
午前10時~午後6時
月島社会教育会館が、 11月15日(木)~18日(日)、
午前10時~午後6時
すべて最終日は午後4時までとなりますので、ご注意を
この作品展以外にも、社会教育会館に来れば、様々なサークルの活動情報を得ることができます
是非お近くの社会教育会館に足を運んでみてください
なお、会館内の写真撮影については、特別にご了解をいただきました
[サム]
2018年10月22日 12:00
10月21日は旧暦の9月13日に該当する「十三夜」。
別名「栗名月」「豆名月」とも称されます。
「十五夜」を「前の月」、「十三夜」を「後の月」、二つの月を合わせて「二夜の月」と呼称し、一方の月見を欠かすと「片見月」と言い、忌み嫌ったとされます。
旧暦の9月13日前後は一般的に気候的には清々しく、「十三夜に曇りなし」との言い伝えも耳にします。
21日、日本列島は高気圧に広く覆われ、穏やかな秋晴れとなり、ライトアップされた勝鬨橋、勝どきの高層ビル群の窓明かりの上空に、「十三夜」の月が輝いています。
「十三夜」は月齢としては満月の一歩手前。
少しだけ欠けた形状の月を愛でるのも、古来より脈絡と受け継がれる日本人独特の美意識の発露の一例とされます。
[Hanes]
2018年10月18日 09:00
[ジミニー☆クリケット]
2018年10月14日 12:00
下の地図の赤い破線の川べりを、愛犬2頭と一緒に散歩したブログの後半部分です
エリアD
中央大橋は、平成6年(1994年)に隅田川に架けられた斜張橋です
この写真は、新川エリア側から、中央大橋越しに佃の高層マンション群を眺めたところ
エリアE
新川エリアの川べりから中央大橋を眺めます
明治6年(1873年)、この地に設置された霊岸島検潮所の跡です
うしろに見えているのは、佃の高層マンション群
エリアF
南高橋は、昭和7年(1932年)、亀島川に架けられた橋です
震災復興事業により、旧両国橋の中央部分を移築・補強して再利用しています
こちらは湊エリア側からの南高橋
エリアG
湊エリアの長くて広々とした隅田川テラスです
川べりの散歩は、風もあって気持ちいいですよ
ちなみに、このブログの歴史に関する情報は、今月10月1日から受検申し込みが開始された中央区観光検定の公式テキスト「歩いてわかる 中央区ものしり百科」を参考にしています
[ジミニー☆クリケット]
2018年10月14日 09:00
季節もよくなり、お散歩に最適の時候になりました
下の地図の赤い破線の川べりを、午前中、愛犬2頭と一緒に散歩しました
AからB、C・・・と、反時計回りに歩きました
前半ではAからDをご紹介します。
エリアA
佃大橋のたもと、湊側に残る「佃の渡し」の名残り、佃島渡船場跡です
佃大橋は、昭和39年(1964年)に、「佃の渡し」に代わって架けられたシンプルなデザインの橋です
1964年というと、前回の東京オリンピックの年で、開催に間に合わせるためにシンプルなデザインになってしまったと聞いたか読んだかした記憶があるのですが、ちょっと曖昧です
北側の歩道から眺める佃島越しの高層マンション群は、東京と江戸を一緒に見ているようで、好きな景色です
エリアB
佃島は、1644年、摂津国西成郡佃村から江戸入りした漁民が、隅田川河口を埋め立てて()築造しました
佃島の漁民が、彼らの保存食用にと雑魚や貝を塩や醤油で煮詰めたのが佃煮の発祥とも言われています
「佃の渡し」の名残り、佃島渡船場跡(佃側)です
この石碑のそばに、劇作家で佃島を愛した北条秀司の句碑も建っています
「雪降れば 佃は古き 江戸の島」
佃島のモニュメント的な佃小橋
佃川支川に架かっていて、朱塗りの欄干が印象的です
エリアC
石川島灯台跡です
石川島灯台のはじまりは、1866年に、石川島人足寄場奉行が、隅田川を航行する船舶のために、人足の手で築かせた常夜灯です
石川島人足寄場は、あの"鬼平"長谷川平蔵が老中松平定信に提案して作ったんでしたよね
このあたりは、旧石川島播磨重工業跡地で、超高層マンションが林立しています
隅田川を水上バスの「ホタルナ」が上って行きました
松本零士氏のデザインです
まさに、水上の宇宙船
エリアD
中央大橋は、平成6年(1994年)に隅田川に架けられた斜張橋です
川べりの散歩は、風もあって気持ちいいですよ
ちなみに、このブログの歴史に関する情報は、今月10月1日から受検申し込みが開始された中央区観光検定の公式テキスト「歩いてわかる 中央区ものしり百科」を参考にしています