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2017年1月25日 14:00
「寒の内」にて、まだまだ厳しい寒さが続きますが、浜離宮恩賜庭園では、菜の花畑の鳥よけネットが一区画分外され、春の訪れの気配が徐々に高まってきました。
約3,000㎡のお花畑に、約30万本植栽されていると聞く菜の花。
以前は一斉に種が蒔かれていたようですが、少しでも長い期間、来園者に開花を楽しんで貰おうと、2区画に分け、時期をずらして種が蒔かれています。
大手門出入口から入って左手の区画は、昨年10月25日に種が蒔かれた個所。背丈もだいぶ伸び、鳥よけネットが外されました。
右手の区画は約半月遅れで種が蒔かれたようですが、未だ養生中です。
この日は早速メジロが花蜜を吸いにやってきていました。
[銀造]
2017年1月21日 14:00
素敵な着物姿の女性5名様を、、「ぷらっと築地」で待ち合わせ、
鳩屋さんでアーモンドを試食+購入、香り高い海苔を使った温かい味噌汁を頂き、
松露では、美味しい卵焼を購入し、
水神社、浴恩園跡、旗山(海軍発祥の地)、波除稲荷神社、軍艦操練所跡碑、
途中、築地に残る看板建築、
希少にして貴重な木造住宅、お着物で歩かれると、大変風情がありますね。
かちどき橋の資料館、勝鬨橋、あかつき公園、治作、聖路加タワー、
蘭学事始地碑、慶応義塾発祥の地、聖路加看護大学内のトイスラー記念館、
浅野内匠頭邸跡、築地本願寺をご案内する機会がありました。
本願寺様では、TVで「伊藤忠太博士が集めた世界の動物意匠」の紹介があったばかりなので、皆様興味深々でした。パイプオルガンの説明にも耳を傾けて頂けました。
寒い中でしたが、皆様楽しそうに話しかけて頂けたので、ガイド冥利でした。
お美しいお顔をご紹介したいのですが、肖像権の問題があり、艶やかな後ろ姿をご覧ください。 これからも、着物姿の女性をガイドしたいと熱望している銀造です。(今回は、私の自画像の出番はありません。)
この後、皆様は本願寺敷地内の「日本料理・紫水」の隣の、ティーラウンジで、美味しいコーヒーを召し上がられたと推測しています。
築地、銀座などを歩く「中央区ふれあい街歩きマップ」は、京橋のエドグランで入手できます。 どうぞ、ご利用下さい。
[サム]
2017年1月21日 09:00
浜離宮恩賜庭園の早咲きの梅にメジロが訪れ、吸蜜中です。
早春に相応しい情景。
メジロはスズメ目メジロ科に属し、スズメよりやや小さく、留鳥あるいは漂鳥とされます。
頭部から腰は黄緑色、喉から胸は黄色、胸から脇腹は淡褐色。
目の周りの白いアイリングが特徴で、名前の由来ともなり、愛くるしい印象です。
メジロは他の小鳥同様、春夏は虫を、秋冬は果実を採食しますが、花蜜も好物で、筆状になった舌先で絡めた蜜を口に運ぶとされています。
同じく春を告げる鶯に比べ、警戒心は緩いとされ、里山や市街地でも庭木や街路樹などの花木を巡り、チィーチィーという地鳴きを鳴き交わす様子を見かける機会も多く、昔から人々に親しまれてきました。
メジロの特徴的な行動のひとつに、樹上に押し合うように並んで止まる習性があり、「多くのものが隙間なく並ぶこと」「物事が集中してあること」の喩え「目白押し」の語源となったと聞きます。
[ジミニー☆クリケット]
2017年1月19日 18:00
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2017年1月19日 16:00
1月10日、東京管区気象台より、気象庁生物季節観測情報のひとつ「梅開花」が報じられました。
平年より16日早く、昨年と同日との由。
浜離宮恩賜庭園の梅林の開花の便りはまだですが、大手門口の枝垂梅や、お花畑脇の早咲きの「八重紅梅」「甲州最小」「八重野梅」などが咲き始めていま
す。
園が浜御殿と称せられる、徳川将軍家の別邸であった頃は、数多くの梅の木が植栽されており、馥郁たる香りに満ちていたと伝えられています。
現在園内の梅は、梅林に約80本、全体で10数種、約130本と聞きます。
昨年10月25日に種が蒔かれた菜の花畑は、ネットに覆われ未だ養生中ですが、園内は着実に春の訪れの気配が感じられます。
[ジミニー☆クリケット]
2017年1月18日 18:00
新川エリアは、隅田川、日本橋川、亀島川に囲まれた地域です
新川エリアで、日本橋川にかかっている橋は2つ(F)(G)、隅田川にかかっている橋も2つ(H)(I)です
日本橋川にかかっている湊橋(F)です
最初にここに橋がかけられたのは、延宝7年(1679年)だそうで、当時、この周辺が江戸湊の出入口にあたったことから、この名がついたそうです
橋の橋脚部の上部には、帆掛け船のレリーフが取り付けられています
豊海橋(G)です
日本橋川が隅田川に注ぐ河口部にかかっている橋で、梯子を横にしたような特徴的なデザインの橋です
永代橋から豊海橋のながめ
手前を通っているのは、東京クルーズの船「ヒミコ」、漫画・アニメ界の巨匠・松本零士氏がデザインした水上バスです
隅田川にかかる永代橋(H)です
この橋が最初にかけられたのは元禄11年(1698年)で、5代将軍徳川綱吉の50歳を祝うためのものだったそうです
当時の橋は、現在の位置よりも150m程上流にかけられていたとのこと
ドイツのライン川に架かっていたルーデンドルフ鉄道橋をモデルにして、現存最古のタイドアーチ橋かつ日本で最初に径間長100mを超えた橋でもあります
2007年(平成19年)に、都道府県の道路橋として初めて勝鬨橋・清洲橋と共に永代橋が国の重要文化財(建造物)に指定されました
中央大橋(I)です
橋のむこう側は、佃のタワーマンション群です
竣工は、1994年(平成6年)です
下の写真は、中央大橋からの永代橋、東京スカイツリーのながめです
隅田川とフランスのセーヌ川は友好河川で、中央大橋を架橋する際に、フランスのデザイン会社に設計を依頼しました
また上流側の中央橋脚部には当時のパリ市長であったジャック・シラクから東京都に友好の印として贈られた彫刻家オシップ・ザッキン作の「メッセンジャー」像が設置されています。