小伝馬町駅前の交差点を歩道橋から撮影しました。
ちょうど中央区コミュニティバス(江戸バス)が通りかかり
スカイツリーを背景に良いアングルで撮ることができました。
撮影は平成22年9月17日
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小伝馬町交差点
小伝馬町といえば、牢獄があった所として有名ですが、
小伝馬町駅前の交差点を歩道橋から撮影しました。 ちょうど中央区コミュニティバス(江戸バス)が通りかかり スカイツリーを背景に良いアングルで撮ることができました。 撮影は平成22年9月17日 2010「まち歩き」ツアー 日銀と貨幣博物館コース
日本銀行は明治15年(1882年)10月10日に永代橋の袂(現在の日本橋箱崎町)に誕生いたしました。 当時は建物が狭かったり、交通の便が悪かったりで建物を移転する事になり 明治29年に現在の日本橋本石町に日本銀行本店が竣工いたしました。 日本橋本石町は大昔、ナウマン象が居て、その化石が出て来たそうです・・大昔ですが本当です。 又、現在の日本銀行の場所は金座があり江戸時代は金を造っていました。 旧館設計者は辰野金吾博士で東京駅のレンガ造り駅舎や旧両国国技館も設計しました。 日本銀行は 「ネオバロック建築」でベルギーの中央銀行を手本にしています。 又、西洋建築では迎賓館と並ぶ二大傑作で現在は国の重要文化財に指定されています。 「街あるきツアー」では「日銀と貨幣博物館コース」があり参加者20名(引率3名)が西門に集合して見学を始めました。
日銀の旧館は現在は殆ど使われておりませんが、初代から26代総裁の肖像画が飾られてる2階廊下を歩きました。 現在の白川方明(マサアキ)総裁は第40代総裁です。 興味深かった総裁は・・・・・・・ 初代 吉原重俊総裁 千円札等、紙幣の裏面に「NIPPONGINKO」と印刷されているのは彼が鹿児島(薩摩)出身である為に「日本」を「にほん」と発音せず「にっぽん」と発音なさっていたのが理由だそうです。 第4代 岩崎弥之助総裁 三菱の創始者岩崎弥太郎の18歳下の弟です。 第7代 高橋是清総裁 達磨の顔にそっくりだったので「だるま総裁」と呼ばれたそうです。 第16代 澁澤敬三総裁 明治から昭和の経済界をリードした渋沢栄一の孫ですが終戦時の日銀総裁であった為に焼け野原に立っての肖像画となっています。 資料展示室 当時使用されていた樫の拍子木がありました。 昭和44年に新館が出きるまで銀行の営業時間の開始と終了は拍子木で知らせていました。 四つ叩けば「は・じ・ま・り」三つ叩けば「お・わ・り」だったようです。
消防活動に際して着ていたハッピ(鹿皮)が飾られていました。 鹿皮は牛皮より軽くて通気性があるそうです。 又、2004年まで使われていた地下金庫を御案内頂きました。 昭和7年に設置されたアメリカ製の大扉は重々しくドッシリとした風格がありました。 壁に小さな穴を開け廊下の床にも穴が空いていました。 乾いた風を壁から取り入れ湿った空気を床下に逃がして湿度の調節をしていたそうです。 金庫内の壁や天井のレンガは明治29年建築当時のままの物です。 壁にある白いシミは関東大震災や消火活動の時や修復時の水のシミのようです。
現在、使用されている紙幣は2・3年で新しい紙幣に日銀で交換しています。 高性能の機械で紙幣を1枚づつチェックして古い紙幣は新しい紙幣と交換しています。 見学当日の御土産は古くなったり傷んで使われなくなった紙幣をシュレッダーにかけた砕片を名刺大のポリ袋に入れた物でした。 そして昔、営業していた頃の部屋の見学・・・・・・ 当時は馬で来店の御客様もあり中庭には当時の馬の水飲み場が今でも存在しています。
日本銀行の向かい側にある貨幣博物館は30分程の自由見学となりました。 我国の貨幣史 貨幣略年表を非常に興味深く見学しました。 「江戸時代の1両は今のいくら?」・・・等と興味深いパンフレットも置かれていました。 日本橋で買い物のついでに気楽に見学できる所です。 是非、訪ねて見て下さい。 開館時間 : 9時30分~16時30分(入館は16時まで) 休館日 : 月曜日 祝日(ただし、土日と重なる場合は開館) 年末年始(12月29日~1月4日) 入館料 : 無料
11月19日(金)には同じコースがもう一度あります。 皆様、どうぞ 「日銀と貨幣博物館コース」に御応募下さい。
2010まち歩きツアー <日本橋高島屋コース>
9月15日実施の「2010まち歩きツアー」 産業コース <"重要文化財"日本橋高島屋コース>のご報告。 今回は全10名の参加で、観光協会特派員でもあるコンシェルジュの敷田さんの案内により10時に出発。 玄関先での概要説明に続き、正面からぐるっと建物外観を見て廻った後、1F、2F、ついで屋上見学。 創建時の建物は「東洋趣味ヲ基調トスル現代建築」で昭和8年竣工(設計:高橋貞太郎)。以後4期の増改築(設計:村野藤吾)を重ねて1街区を占める店舗となった。 平成18年に都選定歴史的建造物に指定。平成21年 "約30年増築を重ね乍ら意匠的に一体不可分のものとして完成度が高い" との評価でデパートとして初めて「重要文化財」に指定。
① ② ③
①正面口の鉄扉:和洋のデザインモチーフが融合した、重厚な鉄扉。 ②正面口の天井:和風の伝統様式、格天井。漆喰彫刻も創建時のまま。 ③正面口の水飲み場跡:花をモチーフにした装飾が施されたアーチ型形状。
④ ⑤ ⑥
④正面上部:重厚な西欧様式と和風建築意匠。(アーチ窓と庇の垂木) ⑤南側5階バルコニーの塑像:笠置季男の作品。 ⑥南側の外壁:左側は創建時部分。増築部分は2階~6階までガラスブロック使用。 ⑦ ⑧ ⑨
⑦東京メトロのサインも"高島屋仕様"。
⑧シャンデリアは戦時中の金属類回収令で供出。現在は村野藤吾デザインのもの。
⑨柱頭飾りに施された石膏彫刻は和洋のデザインモチーフが融合。
⑩ ⑪ ⑫
⑩木目調の大理石。米オーチス社エレベーターは創建時のカゴを改修しながら使用。
⑪13号機1階エレベーター扉:東郷青児のデザイン。
⑫大理石貼りの壁:アンモナイトの化石。
⑬ ⑭ ⑮
⑬大理石貼りの壁:べレムナイトの化石。 ⑭屋上噴水:小森忍の作品。 ⑮屋上塔屋:昭和25年から4年間屋上で飼われていた子象の"高子"をモチーフ。
尚「高島屋」は創業者の飯田新七の婿養子先である米穀商の店名「高嶋屋」に由来。
日本橋川に架かる橋(前編)
日本橋川は千代田区と文京区の境界付近にある小石川橋で神田川と分れ、豊海橋の先で隅田川に合流して居ます。 日本橋川は慶長5年(1600)関が原の合戦後に切り開かれ江戸城の大手口と隅田川をほぼ一直線に結ぶ運河として主要な役割を果たした川筋で、江戸の繁栄を支えてきました。 中央区の中には豊海橋・湊橋・茅場橋・鎧橋・江戸橋・日本橋・西河岸橋・一石橋とありますが、今回は河口より豊海橋・湊橋・茅場橋・鎧橋・江戸橋の順で御紹介します。
豊海橋です。 日本橋川の一番下流に架かっています。 梯子を横倒しにしたような珍しいデザインをして居ります。 何度か架け替えられましたが現在の橋は昭和2年(1927)の完成です。 区民有形文化財となっております 下記は湊橋から見た豊海橋です。 > > 橋の中央には「湊橋」と書かれています。 (日本橋箱崎町~新川1丁目) 霊岸島(現在の新川)と対岸の箱崎を結ぶ為に架けられました。 周辺が江戸湊への出入り口だった為に「湊橋」となりました。 橋脚は鉄筋コンクリート造りの3連アーチです。 > > 茅場橋(日本橋茅場町1丁目~日本橋小網町) 昔は橋の南詰辺りが茅を切って積む置き場であった為に「茅場橋」となった。 橋の欄干の特徴として手摺の上に三角形を三つ連ねたデザインが面白い。 > > 鎧橋(日本橋小網町~日本橋兜町・日本橋茅場町1丁目) 明治5年(1872年)に架橋されるまでは「鎧の渡し」と呼ばれ渡船場があった。 その橋は老巧化が進み現在の橋は昭和32年(1957年)に架け替えられた。 欄干の外側が肘をはった様に外に出っぱている。 > > 江戸橋(日本橋室町1丁目・日本橋本町1丁目~日本橋1丁目) 現在の橋は昭和2年(1927年)震災の復興計画の一環として架けられた鋼製アーチ橋。 欄干の細かい連続模様が太陽に照らされ美しく見える。 >
「中央区ぐるり旅」 江戸バス (南循環)乗車日記
お待たせいたしました。前々回に続いて「江戸バス」乗車日記を書きます。 たとえ、待っていた人が少数でも、いや、ほとんどいない現実があったとしても、 南・北ふたつのコースがあれば、片方の乗車だけでは、ちょいと寂しくて心残りな気分。 やはり、もう一方のコースにも乗りたくなります。
(だって、二種類のお菓子があり、ひとつを食べて美味しさを知れば、もうひとつにも 手を伸ばしてしまいます。どんな味がするのだろうと、期待を抱きながら。)
さて、「江戸バス(中央区コミュニティバス)」南循環の、お味はいかが。
うん、「空と川のブルーに彩られた、高層ビルの鋭角なティスト。」 (なんのこっちゃ。)
南循環は、運行中に複数の橋を渡ります。 これが、大きな特徴と言えるでしょう。 潮風を身近に感じるコースです。
亀島川の「南高橋」の、あや取りのようなトラス。 隅田川に架かる「中央大橋」の、ケーブルの張りの面白さ。 同じく隅田川に架かる「勝鬨橋」は、どっしりとした重量感が伝わります。
車道の中央部から眺める、いつもと違った橋の姿に、ちょっとワクワクします。
病院、保健所などの医療機関をはじめとして、区民センター、区民館、運動公園などの 公共機関を中心に、細やかに回ります。 佃や月島・晴海などのスポットにも立ち寄ります。
おやっ、車イスをご利用のお客さまがバス停に見えました。 常態では、車イスの入るスペースはありません。 すると運転士が素早く客席に降り、前方右側の2座席の乗客にお願いして後ろへ移動してもらう とともに、座席を折りたたんで、車イスのスペースを確保。
車イス用の乗降スロープも、運転席の背もたれの部分に収納されていたのですね。 ノンステップバスならではの乗車しやすさ。
乗客も心得ていて、ごく自然に譲り合っていました。 小さなバスの空間を、心遣いで広く活かす姿がありました。 一連の流れを見ていると、ホンワカ気分になりました。
江戸バスを利用するにつれて、マスコットの「福招き猫」が、どんどんキュートに見えてきます。 目が馴染んだからだけでなく、小回りを活かしながら、かいがいしく動き回る姿が、かわいく 感じられました。
南循環は、目的に応じて使いこなすことができる、多彩な場所を巡るコースです。 ふらりと風にまかせて飛び乗ってみると、中央区の新たな魅力を見つけ出すことができるでしょう。
第3回 リバーサイド オータムフェスタ 勝鬨橋の隅田川テラスで
第3回リバーサイド オータムフェスタが 9月17日(金)午後5時から開催されます。
5時半からは、明石太鼓の演奏 6時半からは、サークルフラッツによる演奏。
築地の美味しい模擬店が沢山でるそうです。
無料水上バスは、5:10、5:50,6:30の 3回発。 約30分のツアーです。 昨年乗船して大変楽しかった事を覚えています。
下のチラシを入手しましょう。 右下の抽選券は「空クジなし!!」とあります。
昨年の、様子はhttp://www.chuo-kanko.or.jp/blog/2009/09/post-165.html
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