[滅紫]
2011年7月13日 08:30
暑い日が続いています。梅雨明けしたばかりで本格的な暑さはこれからですが、もう少々夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか。そんな方に美味しくてヘルシーな「薬膳中華」は如何でしょう。
「薬膳」は元々中国では「煎薬を配膳する」意味でしかなかったようで、現在のような「漢方薬の材料を使った中国料理。健康保持のための食事として中国の医食同源の考えから生まれたもの」(大辞泉)と一般的に認知されるようになったのはそんなに古いことではなく「薬膳」という言葉を用いて1985年に銀座にオープンした「星福」(シンフー)が最初のようです。この時の総料理長がこのお店のオーナーシェフ黎さん。現在の黎花は改装中の歌舞伎座を見下ろす三原橋交差点のビルの7Fに移って3年目。
黎花LAI-KA 銀座5-13-19 銀座タワー7F TEL6659-8212 LUNCH11:30-15:00
DINNER 17:00-23:00年中無休LUNCH1260円~DINNER5775円~
今日は「お昼の薬膳コース」(3,150円)を
6品の構成は前菜4種、薬膳スープ、豆腐の蒸し物陰陽ソース、えびのライスペーパー包み揚げ(アボカドソース添え)、中華粥、または中華そば、杏仁豆腐
「薬膳スープ」はチキンに金針菜、白木耳、くこ、大棗、百合の生薬を加えて時間をかけて煮込んだものでこの滋味をたっぷり含んだ冬瓜が口の中でほろりとくずれます。
蟹の身の入った豆腐の蒸し物はほうれん草と蟹の玉子の2種の陰陽五行由来のソースとあわせながらいただきます。温めるもの、冷やすもののバランスの取れた組み合わせが人間の身体を健やかに保つのだそうです。
デザートは星福時代からの評判だった柔らかな杏仁豆腐。ゴマと抹茶の2つの味が絶妙です。当時珍しかった触感のこの杏仁豆腐が食べたくて星福のランチに通っていたのが懐かしい。
デザートを食べ終わった頃にはいつの間にか夏のだるさが取れたような幸せな気分になっています。正に黎花のテーマの「福寿健美」(ふくそうきんめい)(思わず笑みのこぼれる幸福な料理。健やかに美しくなれる健全な料理)です。
因みに中華薬膳料理から連想される「医食同源」という言葉は1972年新居裕久博士の造語でいまでは中国が逆輸入して使用しているとか。本格的な暑さに向かってオススメです。
[キャサリン]
2011年7月13日 08:30
7月5日(火)10時~12時
日本橋老舗コース①
観光協会特派員のO傘さんと引率させていただき、ツアー参加の皆様と日本橋の老舗を訪ねました。
「にんべん」さん→「榮太樓總本鋪」さん→「山本山」さんの順に回りました。
「にんべん」さん
お店に入ると鰹節の柔らかい優しい香りに思いっきり鼻から息を吸った私です(笑)
鰹節やめんつゆで親しみがありますが、店内はたくさんの商品に最初からテンションが上がります。
「にんべん」つゆの素 ぬれおかきを購入しました。食感がモチモチしてつゆの素の味が美味しく、はまりました。
また、テレビで紹介された手巻きかつおが人気で、この日は品切れで購入することが出来ませんでした。んー残念
「榮太樓總本鋪」さん
小さい頃から「榮太樓總本鋪」さんの飴に親しみ、中でも梅ぼ志飴が好きです。私自身飴の印象が強かったのですが、
江戸日本橋の魚河岸で働く人の小腹を満たす「金鍔」が始まりと知りました。
涼しげな水羊羹と葛櫻を購入しました。美味しかったです。
飴はなめらかな口どけ
[滅紫]
2011年7月12日 08:30
昨年の「事件」以来謹慎していた「海老様」こと市川海老蔵さんが9ヶ月ぶりに舞台復帰するというのは、もはや7月の歌舞伎界というより社会的なニュースになっているようだ。
というわけでまだ時差ぼけ気味の状態で私も8日昼の部へ。同行者はパリ・ロンドン公演まで追っかけた熱烈ファン。心配で仕方が無いらしく落ち着きがない。「初日が開いているのだから大丈夫」と外野は無責任な言葉をかける。何しろ昼の部は発売間も無く完売!という盛況。客席にはTVで見かける著名人の姿もちらほら。話題性もあるが現在興行的に「客が呼べる」役者の1人であることは紛れも無い事実。そして舞台に立った時の「華」「オーラ」も。新之助時代の2000年歌舞伎座、「源氏物語」光の君で舞台に現われたときの期せずして客席に湧き上がったどよめきとためいきを今でもまざまざと思い出す。
復帰の舞台の演目は、東京では海老蔵襲名公演以来の「勧進帳」の富樫。「初心に戻って出直す」という意味からか。弁慶は団十郎さん、義経は梅玉さん。舞台後方の長唄連中の中、立三味線の巳太郎さんの隣に立唄の巳紗鳳さんが久しぶりにならぶと流石市川宗家の18番ものらしい。五色の揚幕が巻き上げられて富樫が登場すると場内割れんばかりの拍手。「待っていた」ファンの拍手は温かい。「少し痩せたのでは」とささやく声が聞こえる。それにしても本当に錦絵そのままのような姿にため息が出る。無事に幕が下りてまずは一安心。
昼の部は「鳥居前」「楊貴妃」、夜の部は「吉例寿曽我」「春興鏡獅子」「江戸の夕映」
26日千秋楽。お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489
[鞠つき]
2011年7月12日 08:30
築地にあるお気に入りのイタリアン料理店、 「ボンマルシェ」さんで、
友人のお誕生日会を開催
シャンパーニュで乾杯の後、築地の新鮮な魚介類や有機・無農薬野菜を使った
夏らしいお料理を選びました 美味しかった
とうもろこしの冷製スープ スペルト(小麦)のトスカーナ風サラダ
稚鮎のパートブリック しらすのペペロンチーノ
築地魚介のカルボナーラ レモン風味 かりかりにんにくハーブポテトフライ
北海道産 和牛イチボのグリル フォークはフランス製ラギオール
トマトのシャーベット デザートは桃のゼリーやコンポート
薄シェフを始め、スタッフの方は皆とても感じがよく、
白・赤ワインとともに、贅沢な夜を楽しみました
築地 ボンマルシェ お店のHP
住所:中央区築地4-7-5 築地KYビル2F
電話: 03-3541-9341
[銀造]
2011年7月 8日 08:30
築地本願寺で毎月最終金曜日にパイプオルガンランチタイムコンサートが開催されています。 中々、昼休みに行けなかったのですが、初めて行きました。
パイプオルガンの音色は厳かで、重厚ですが、心が落ち着いてきました。
お参りにこられる方は、ランチタイムコンサートもご覧になってくださいね。次回は、
本年7月29日、8月26日、9月30日でいずれも毎月最終金曜日12時20分から50分まで。