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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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警察博物館 「ピーポくん」はカワイイの?

[小江戸板橋] 2013年5月30日 09:00

ゆるキャラ、不思議キャラ、キモキャラが乱立する、マスコットキャラクターの世界。

警視庁のマスコット「ピーポくん」は、昭和62年(1987年)4月17日に誕生しました。

そのキャリアは、堂々とキャラ界における、重鎮の位置を占めます。

「親しまれ、信頼される警視庁」

ピーポくん」は、人々の「ピープル」と警察の「ポリス」の文字を組み合わせて命名されたのです。

でも、ちょっと見、不可思議な生き物ですよね。

全身黄色で、耳が大きくて、角があって・・。

これって、かわいいのかな。

明確に区分すれば、個人的には「かわいいエリア」に入れたくない気持ちです。

 

中央区京橋3丁目5番1

地下鉄銀座線「京橋駅」1番出口から歩いてすぐ。

警察博物館があります。

その入り口に、大きなピーポくんが立っています。

にこやかに、子供を抱いた夫婦が近づきました。

ピーポくんを見た子供が、突然、泣き出しました。

身をよじって、逃れようとしています。

まるで、「なまはげ」に出会ったかのように、表情が引きつっています。

そうだよね、はじめて見たら、そう反応しますよね。

(結論、ピーポくんは、かわいいキャラではなかった。)

 

子供は、警察官の制服を着せられ、敬礼のポーズを取らされます。

嬉々としてはしゃいでいるのは、カメラを向けている両親だけ。

子供は、・・至極、迷惑そう。

コスプレに目覚めるには、まだ時間が必要だよね。

ほかに白バイ隊員の制服も用意してあるのです。

展示されている、側車付き白バイやヘリコプターに乗ると、やっと子供も笑顔があふれてきました。

 

さて、警察博物館、正式名称が「警視庁広報センター」というように、警視庁の歴史と活動が、多角的な視点から分類され展示されています。

テレビで、映画で見覚えのある品々が、ケースの中に並んでいます。

推理小説マニア・警察小説フリークには、夢中になれる博物館です。

 

実は私、今日訪れた目的は、佐川官兵衛の足跡を追ってのことなのです。

幕末、会津藩士として生を受け、戊申戦争では「鬼の官兵衛」と謳われた剛勇の士。

NHK大河の「八重の桜」では、中村獅童が演じています。

戦後、会津藩は下北半島に斗南藩として移住しますが、廃藩の後、警視庁初代長官の川路利良の求めに応じ、旧藩士300名を伴って警視庁に奉職します。

明治10年(1877年)の西南の役に際し、警察官で組織された一隊を指揮し出陣します。

西郷軍との遭遇戦で銃弾を受け、壮絶な一生を終えるのです。

警察博物館に、彼の足跡はあるのでしょうか。

「西南の役関連資料」に「佐川官兵衛」の名を見出すことができました。

胸を突き上げてくるもので、しばらく動けませんでした。

 

平成23年(2011年)の震災時、私は新卒採用を担当していました。

『すみません。内定を辞退させてください。

 震災を受けて、自分が何をすべきか考えました。

 被災地での警察官、消防士の活動に、胸が熱くなりました。

 自分もそういう仕事をしたいと思いました。』

彼は今、警察官として、第一線で活動しているんだろうな。

活き活きとした表情で。

 

 

 

なくなっていくもの

[りょうきち] 2013年5月29日 14:00

銀座で25年間営業してきた映画館、シネパトスが3月31日に閉館して2ヶ月近く。

その後の三原橋地下街を訪ねてみた。

銀座の繁華街に近い、銀座と東銀座の間の晴海通り下に三原橋地下街とシネパトスは位置しています。耐震性の問題から取り壊されることとなり、映画館は3月で営業を終了している。地下街も閉鎖される予定なので、飲食店も風前の灯火の状態です。

 

ここにはまさに昭和レトロが味わえる空間です。元は三十間堀川に架けられた三原橋であった場所を昭和27年に川をがれきで埋め立てた際に橋の下が商店街になったという経緯があります。実際行ってみて面白いのは、橋桁が残っていること。ちなみに現役で日本最古の地下街でもあります。閉鎖後は浅草地下街に最古の称号は譲られることになります。

 

この地下街の近辺にも昭和レトロな雰囲気の空間が多く、路地裏や三原小径には古いお店が営業しています。古い店だけでなく、新旧いろいろな店が盛り上がっているのはさすがに銀座であります。地下街はお店が営業をしているものの、ひっそりしていました。

 

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いずれなくなっていくもの、寂しいですが、しっかり目に焼き付けてこの訪問を終わりにしました。

買い物でご訪問の際、少し立ち寄ってみるのはどうでしょうか? 懐かしい空間があります。

なお写真の上部が橋桁です。

 

 

ビアガーデン「日本橋」オープン

[みど] 2013年5月29日 09:00

今年も日本橋三越本店屋上に『ビアガーデン"日本橋"』がオープン
しました。この季節、夕方になるとやや肌寒くビアガーデンにはちょ
っと早いかなぁ~と思いきや、意外と満席状態の人気ぶりでした。
ビアガーデンの魅力は言うまでもなく、その開放感。部屋で飲むビール
とはまた違う非日常的な空間です。


ここのビアガーデンは2時間制ですが、飲み放題・食べ放題のバイ
キング形式なので、思う存分に満足できること間違いなしです。
料金は下記の通りですが、この端数1円という微妙な価格設定に「???」
と思われた方は大勢いると思います。
さらには今年から新設された「ハッピーアワー(17:00~18:30)」は
2,100円というウキウキのお値段。(まだお天道様が高いけど、、、)


ドリンクは、生ビール・ワイン・ウイスキー・焼酎・カクテルなど全20種類
以上が楽しめます。ノンアルコール飲料もあるので、お酒が苦手という方
でも大丈夫。
フードメニューは和食、洋食、中華の他にエスニック料理やフルーツ、デザ
ートまでありますので、お腹の中をチャンポンにしちゃってください(笑)
例年、予約が殺到するとのことなので、お早めにスケジュールを押さえて

おいた方がよろしいかと思います。


■日程: 5/22(水)~9/20(金) 7月・8月は日祝日も営業
■時間:17:00~21:30(ラストオーダー 21:00)※ハッピーアワー:17:00~18:30
■料金:男性3,701円 女性・高校生3,201円 中学生1,501円
詳細は公式サイトを参照ください
 http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/beergarden/

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「さるや」  ~爪楊枝専門店~ 

[織衣舞] 2013年5月28日 14:00

  

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「さるや」とは面白い店名ですね。 この由来は・・・2つの説があるそうです。

 

①猿は歯が白き故に楊枝の看板たり  ②小猿背にして、楊枝をけずりながら売っていた

 

 「さるや」さんは日本で唯一の楊枝専門店で約300年続くお店だそうです。

 

「日本老舗百店会」の会員でもあられます。 昔から使われていた楊枝は 楊柳・白楊柳・

 

黒文字・卯木などがあるそうです。 「さるや」さんではこのうち折ると芳香のある黒文字を

 

使用され、一本一本手作りされています。

 

 また 黒文字楊枝を桐箱におさめ、一つ一つ「金千両」と手書きされる意匠は、日本

 

包装展で銀賞を受賞されています。

 

日本が世界にお誇りうる「粋」と「実用」の象徴といえそうです。

 

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旧外国人居留地を散策<明石町界隈>

[whatever] 2013年5月28日 08:13

 薄着での外歩きが、ようやく気持ちいい季節になってきました。なんと言っても植物が芽ぐむ季節であり、心も身体も元気になります。

 特派員の活動の一つ、京橋の中央エフエム(84.0MHz)での収録を初体験したある週末。青空が気持ち良かったのでこのまま自宅に帰るのはもったいないと思い、築地方面へ歩いていくことにしました。

 最近は明石町界隈、旧築地外国人居留地を散策するのが気に入っています。特にトイスラー記念館や聖路加国際病院周辺は緑が多く、本を読んだり、この近くのパン屋さんでパンを買い込み、小腹を満たしたりしながら過ごすのが楽しみになっています。時々、この辺りの風景を本格的に描かれている方々に遭遇することもありますが、絵心のない私は後ろからそっと覗いては羨んでいます。
 この一帯は歴史的建造物や記念碑が多いのですが、今回はそれらの説明ではなく、見かけた植物を紹介します。

teusler.JPG まず、トイスラー記念館の入り口近くのゼラニウム(手前)とローズマリー。柔らかなピンク色のゼラニウムはちょうど咲き始めの時期だったようです。ローズマリーは新葉が勢いよく成長中で、撫でると刺激的な香りが手に移ります。ローズマリーの鋭い香りは、頭をすっきりさせる効果があります。肉料理にも合いますね。こちらはフリンジラベンダーでしょうか。ぐんぐん成長中のようで、つぼみがつくのはこれからのようです。すでに開花した別種類のラベンダーもありました。あやめの凛とした姿はとても美しいです。鞠のような花房のバラ。名前は分かりませんが、ころころとしてかわいかったです。その他にも、鮮やかな黄色い花薄紫色の花(すみません、名前が分かりません)などたくさん咲いていました。

 同記念館横に流れる小川の脇に生えているザクロの木。花が咲き始めています。そして、聖路加国際病院小児総合医療センター近くの看板に覆い被さっていたこちら、梅じゃなくてですよね(違うかな)?どちらも収穫までの成長を見届けようと思います

 sisgnboard.JPGそして、同センター前の花壇に右の立て看板(裏面)が。'Laboratory of Plant Assisted Therapy TOKYO UNIVERSITY OF AGRICULTURE'と書いてあります。調べたところ、東京農業大学農学部に植物介在療法学研究室があるようです。
 この花壇では、チェリーセージマーガレットが満開でした。チェリーセージの白と赤のコントラストが愛らしいですね。入院中の患者さんによって大切に育てられているのかもしれません。 

 と、このようにたくさんの植物が目と心を楽しませてくれます。

 church.jpgまた、トイスラー記念館からほど近いところに区民有形文化財のカトリック築地教会聖堂があります。屋根正面の外壁には、バラチューリップの美しいレリーフが施されています。

 隅田川や築地市場も近いので、皆さんの散歩コースの一つに加えてみてください。新しい発見がありますよ♪
 

 

銀座松坂屋一時閉店

[阿舒庵亭主] 2013年5月27日 18:53

名古屋出身の私にとって、贈答品は松坂屋で買うのが親の代からの決まりごとだった。30年ほど前に東京に引っ越した時、東京にも松坂屋があって安心したものである。しかし、その銀座松坂屋が4月から閉店セールをしているのが気になり、チョッと調べてみました。

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DSC_0145.JPG銀座松坂屋は大正13年に銀座に出店して爾来88年間この場所で営業を続けてきました。しかし、このたびビルを建て替えることになり6月末まで閉店セールが行われています。その後、現在の建物は取り壊されるようですが、ビルの取り壊しの前にぜひもう一度、隅々まで見て回りたいと思っています。

 

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ネットで調べてみると2016年中には新ビルを完成し、2017年には開業する予定とあります。

さらに今後は新しいビジネスモデルも検討されているようで必ずしも現在のように百貨店を中心として再開するのではなさそうです。

名古屋人はある意味保守的ですが

意外に「やる時はやる」といった気質があり、

今後、銀座松坂屋がどんな形で再現されるのか

目が離せません。

 

 

 
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