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聖路加に 彩り添える 秋景色 築地散歩はエイもお出迎え!

[銀造] 2013年11月20日 14:00

 11月19日現在、聖路加看護大学の周りの紅葉、黄葉に染まった素敵な景色をお届けします。

 もと、此処は播州赤穂浅野屋敷のあったところですし、芥川龍之介生誕の地でもあります。また、米国公使館もありました。 近くには、蘭学事始の碑や、明治初期に開校された数々のミッションスクールの記念碑もあります。

 

お薦めの散歩コース:東京メトロ築地駅もしくは有楽町駅から、

 築地川公園(今は、銀座キャピタルホテルの裏のキウイがたわわに実っています。 公園内には、いたるところに花梨の実が黄色く色づいています。)

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ちょっと、足を延ばして、聖路加タワー、築地場外市場などへ出かけられるのも楽しいですよ。

築地川公園の「ハナノキ」が紅葉に変わる、ほんのりとする景色です。

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聖路加看護大学の中庭には、十月桜と黄葉が。

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錦秋の築地を散歩すると、思わぬハプニングに出会わすこともあります。

あかつき公園、はとば公園から隅田川テラスへ行ってみましょう。途中の路傍の「モミジバ楓」が緑、黄葉、紅葉の3色でとても綺麗です。

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はとば公園から隅田テラスへ上がってみましょう。 オッツ

どなたかが、川べりで何かを釣り上げたようです。

今朝は、勝鬨橋の下で、「エイ」が釣り上げられていました。

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楽しい築地散歩、その後は、築地で美味しいものをお召し上がり下さい。

 

 

 

中央区民カレッジ オープンカレッジ シンポジウム 「永井保のみた風景」

[杏葉牡丹] 2013年11月20日 09:00

ck1203_20131119 (1).jpg10月19日から12月23日まで、郷土天文館(タイムドーム明石)では「こどもの絵本、おとなの漫画」というタイトルで、中央区出身の画家、永井保の原画展が開催されています。

 

永井保は大正4年に日本橋で生まれ、昭和初期の漫画、キンダーブック等の絵本、そして「月刊日本橋」や「銀座百点」での人物・風景スケッチ等で幅広く活躍し、平成16年に88才で亡くなりました。

この度、ご遺族から4000点以上の作品や愛蔵品が寄贈され、今回の特別展の開催となりました。

 

この特別展に関連して、公開講座や講演会がありましたが、11月2日には中央区民カレッジ オープンカレッジとして「永井保のみた風景」というシンポジウムが催されました。

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司会は法政大学教授で郷土天文館長の陣内秀信先生、パネラーはギャルリ・プス主宰の市川文江さん、「月刊日本橋」の元編集長の上林武人さん、日本画家の小川幸治さん、郷土天文館総括文化財調査指導員の野口孝一先生です。

 

始めに野口先生から永井保の足跡が紹介され、個人的にも親交があったという市川文江さんからは、その人となりや様々なエピソードが披露されました。

上林武人さんは永井保と日本橋に纏わるお話をされて、小川幸治さんは画家としての目で、江戸時代から中央区がどの様に描かれてきたかを話されました。

 

途中で、客席にいらしたご遺族や、個展のオープニングパーティーのケータリングを必ず頼んだという、たいめいけんのご主人からも、様々なエピソードが披露されました。

 

魚河岸があった時代の日本橋の粋な雰囲気と、多くの人に愛され尊敬された人柄が、縁の方たちのお話で生き生きと浮かび上がってくるようでした。

 

客席からは、あまり話題に出なかった戦争時代の絵が、軍事機密として明かされなかった装備なども詳細に描かれていて、さすがに画家としての視点は素晴らしく、また歴史的にも貴重である、といった指摘もあり、これにはパネラーもご遺族もびっくりしていらっしゃいました。

 

皆様の楽しいお話を聞いた後に見た展示は、本当に永井保のあたたかい人となりや、大正・昭和の日本橋や銀座の情景がよみがえってくるようで、とても楽しむことができました。

 

この特別展「こどもの絵本、おとなの漫画~永井保原画展」は、12月23日まで開催されています。

入場は無料です。

お時間がありましたら、是非いらしてみてください。

詳細は、こちらをご確認下さい→特別展「こどもの絵本、おとなの漫画~永井保原画展」

 

 

 

◆秋の歴史散歩「旧日光街道の歴史を歩く(第1回)」 ~江戸繁栄の足跡を体感~

[巻渕彰/写楽さい] 2013年11月19日 09:00

「秋の中央区歴史散歩2013~旧日光街道の歴史を歩く~(第1回)」が11月16日(土)午後、小春日和に恵まれて開催された。この歴史散歩は、江戸繁栄の基礎を築いた日光街道を日本橋から浅草御門跡まで2回にわたって歴史を訪ねるもの。第1回のこの日は日本橋から小伝馬町牢屋敷跡までをまち歩きした。参加者募集は「区のおしらせ中央」11月1日号で公募し、まち歩きボランティアガイド団体の「中央区文化財サポーター協会」が主催・実施した。

 

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日本橋三井タワー前に集合した参加者は定員の30人に達し、2組に分かれて出発した。五街道の起点日本橋から日本橋魚市場跡を歩く。江戸期からの老舗が建ち並ぶ一帯はいまも歴史を物語っている。旧本町通りは江戸の町づくりがはじまったところだ。3人の町年寄屋敷が置かれ町政が執り行われた。旧日光街道と並行した江戸通り周辺には十軒店跡、長崎屋跡、石町時の鐘鐘撞堂跡など史跡が残る。

 

昭和通りを越えると、大伝馬町に入る。べったら市で知られる宝田恵比寿神社(写真左)、この地を支配した筆頭名主の馬込勘解由屋敷跡など歴史は古い。現在「大伝馬本町通り」と名付けられた旧日光街道には伊勢松坂商人などが集まり、江戸随一の木綿店問屋街として繁盛した。街道の名残は旧日光街道の石碑に刻まれている。

 

伝馬町牢屋敷の全体像は、中央区まちかど展示館になっている十思スクエア内の模型で建物配置や牢獄の構造などを確認することができる。十思公園内には吉田松陰終焉の地碑や300年前から今日まで受け継がれた石町時の鐘(写真右)が残る。ここで約2時間の歴史散歩が終了した。

 

第2回は11月30日(土)、旧日光街道歴史散歩の続きとして十思公園から浅草御門跡まで開催予定(参加申し込みは締切済)。@巻渕彰

 

 

桜色のひかり

[サム] 2013年11月15日 09:00

R0021630CRSG.JPGR0021654LS.JPG 11月8日、日本橋エリアのクリスマス・イルミネーションが点灯。

コレド日本橋、コレド室町、三井タワーの今年度のテーマは「桜色のひかり」。

点灯期間は来年1月13日まで。点灯時間は16:00~24:00。

江戸時代から商業・文化の中心地として栄え、伝統と新しさが共存する街に因み、日本人の心を象徴する花として「桜」をモチーフに、桜色と白色の優しいLEDの光で、雪の結晶に包まれた繊細かつ華やかで奥ゆかしい、美しい冬の桜を表現との由。

 

        <コレド室町>           <コレド日本橋>          <三井タワー>

      R0021646RS.JPG   R0021648RS.JPG   R0021643CRS.JPG

 

 

まち歩き産業コース(築地場外市場)に行ってきました!

[まぴ★] 2013年11月14日 14:00

この日はあいにくの雨でしたが、9名の方と特派員2名、観光協会の職員1名の12名でした。
今日は築地場外市場コースで4店の老舗を巡ります。

歩く距離も少なめで、商店街の屋根のあるところも多かったのでよかったです。

 

◆さて1店めは築地正本さん。 包丁のお店です。
説明してくれた方がこの間まで仕事でアメリカに行っておられたそうで、 今アメリカを筆頭に海外ではsushiブーム。
外国人のお客さんもかなり多いようです。

確かに店内にはツアー組をのぞけばほとんどが外国人でした。 これからは包丁やさんも英語が必要なんですね!

みなさん色々質問されていました。
包丁にはまったく詳しくないのですが、包丁には片刃と両刃があり、 繊細な料理やお刺身などには片刃を使うそうです。
片刃の包丁でも研ぐときは両方研がないとダメだそうです。

私もこの間フランスに行ってたのですが、 リヨンでお寿司やさんが多くてびっくりしました。

正本さんの包丁といえばほとんどの料理人さんが使われてるそうです。

 

 
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築地正本のホームページ 

  

◆次に2店めの玉子焼きの築地松露さん。

ここは以前に記事を書いたことがあるのですが、前回行ったのは支店だったようです。
今回お邪魔したのは本店です。 実際に卵を焼いているところが見られました。

社長さんが色々ご説明して下さり、 実は出来たての玉子焼きは本来の味ではなく、
出汁をたくさん使っているので、冷めて出汁が染みこまないと本来の味がでないそうです。
なのでわざわざ扇風機で玉子焼きを冷ましています。

10人くらいの人が分業で玉子焼きを焼いていて、 どの行程も同じくらい難しいそうです。

みなさん玉子焼きはお好きなのか、質問でかなり盛り上がりました。

ご馳走になった玉子焼きもすごく美味しく、 私は4種類楽しめるパック(525円)を買って帰り、
夜に甲州ワインと頂きました!玉子焼きと日本のワインばっちりです。

 

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築地松露のホームページ

 

◆お次の3店めは築地・紀文さんです。
竹笛などのちくわやゴボウ巻きもよく買いますし、 キティちゃんの蒲鉾も先日買いました。

でも築地のここに本店があったのですね! 2階で店長さんから色々な説明と、お好み揚げを頂きました。
このお好み揚げ、イカが入ってたりして出来たてで美味しかったです。

11月末まで使える10%引きの券も頂きました。

そしてみなさんの質問はやっぱり気になる築地の移転。 ただ、場内だけが豊洲に移り、場外はそのまま残るそうです。
銀座とも近いし、築地は場所的にも集客しやすいと思います。

お店に戻ってお買い物タイムです。 バラエティパックが色々入ってておすすめだそうですが、
私は午後から用事があるので荷物が重くなるし、 ピリ辛ゴボウ揚げ500円を買いました。

ちなみにこれも甲州ワインとばっちりでした(笑)
これからおでんの季節ですし、ますます利用する機会が多くなりそうです★

 

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紀文のホームページ

 

 

◆最後の4店めの吹田商店という昆布やさん。

昆布といえば大阪です。 吹田商店さんも大阪の靱公園の近くに本店があったそうです。
ただこの吹田は大阪の地名とは関係なく、福井県の出身の方だそうです。

私も大阪に生まれ長いこと住んでいたので、 利尻や日高の昆布は常に冷凍庫に入っていて、
おでんやお鍋、寿司飯の時には炊飯器にペキッと昆布を 割って入れます。

東京は昆布より鰹なので、あまり売ってないと思い、 実家や親戚から出汁昆布や塩昆布などよく送ってもらいます。

実際東京ではあまり見かけなかったのですが、 こんなところに美味しい昆布やさんが!!
やっぱり築地にくるといいものがありますね(*^^*)
大阪の有名昆布やさんと同じクオリティですと 社長さんおすすめの潮吹き昆布(630円)を購入。

ちなみに大阪では塩昆布は結構高級品ですが、 東京では高いと売れないそう。 同質のものでも東京の方が安いらしいです。
ワインのシメにこの潮吹き昆布でお茶漬け。 ほんとものすごーく美味しくてびっくりでした! この質でこの量で630円はほんと安いです。

 

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築地・吹田商店のページ

 

この日は雨にもかかわらず七日市で築地はかなりの賑わいでした。
築地には本物、美味しいものがいっぱいありますね!

 

 

 

築地「ボン・マルシェ デリ&バル」

[杏葉牡丹] 2013年11月14日 09:00

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晴海通りと新大橋通りの交差点角にあるKYビル2階の「ボン・マルシェ」は、築地市場界隈でも評判のレストラン。

 

その「ボン・マルシェ」のメニューの一部を気軽にバル風のお店でいただけるのが、1階の「ボン・マルシェ  デリ&バル」です。

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17時~21時まではチョイ飲みに最適なバルタイムですが、11時~16時まではテイクアウト中心のデリ&スイーツタイム。

特にお昼時のテイクアウトランチは超おススメです。

 

ck12031113 (4).jpgまずは、その日にならないと内容が分からない、シェフ特製の日替わりランチ。

当初は1日限定10食でしたが、好評のため現在は15食限定です。

 

チキンやポークなどの肉系が多いのですが、630円という値段にも関わらず、先日は「和牛ステーキ弁当」という日もありました。

この日に当たった時は、本当にラッキーでした。

 

それから、日替わりの特製メニューに、パスタランチ、スープもあります。

スープはミネストローネやカボチャのポタージュ、鳥だんごなど、日によって替わります。

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そして私の一番のお気に入りは、自家製フォカッチャのサンドイッチ。

こちらは毎日2種類ですが、中味は野菜チーズやBLTやオムレツ等の日替わりです。

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ランチタイムには、単品だと320円のサンドイッチと、350円のスープのセットが、超お得な525円。

サンドイッチもスープも具がたっぷり入っているので、これだけでも結構満足できます。

この日のゴボウとジャガイモのポタージュは、持って帰る途中にずっとゴボウの良い香りが漂って、たまりませんでした。

 

ck12031113 (10).jpg更に嬉しいのは、聖路加の近くの「折峰ベーカーズ」のパンも、一緒に販売していること。

もともとは場外市場で折箱などを販売している「折峰」が、美味しいパンを作りたいということで始めたこのパン屋さん。

今では、近所に沢山のファンがいるばかりでなく、マスコミなどで取り上げられて、パン好きの間では有名なお店です。

聖路加の方まで行かずに、河岸で買い物をしたついでに買えるので、本当に助かります。

 

また、スイーツも「HARUMI」という名のオリジナルのシフォンケーキの他に様々なケーキがあり、意外にケーキ屋さんの少ない築地では、大変に貴重です。

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ck12031113 (9).jpgこのデリ&バル、オープンしてから半年ちょっとなのですが、ソムリエの資格のあるリンタロー君を始め、スタッフはとても明るくて気さくなので、常連さんが何人もできていて、「シェフに、卵のフォカッチャサンドをリクエストしといて~」とか「昨日いなかったけれど、お休みだったの?」などと、気軽に声をかけたりする風景が見られます。

こうしたスタッフと常連さんとの間で交わされる和やかな会話が、いかにも人情豊かな築地という雰囲気です。

 

築地と言えば「寿司」に「海鮮丼」と思っていらっしゃる方も多いかと思いますが、こんなしゃれたお店もありますので、ぜひいらしてみて下さい。