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新春の装いでおもてなし<ロイヤルパークホテル>
皆さま、2014年のスタートは爽やかに切れましたでしょうか。
仕事も始まり、すっかりいつも通りの生活に戻りましたが、近所にある「ロイヤルパークホテル」では、新春のおめでたさを感じるデコレーションでお客様をお迎えしています。
こちらのホテルは、その時期に合わせた飾りつけでホテル利用者の目を楽しませてくれます。東京メトロ半蔵門線の水天宮前駅から直結しており、仕事帰りなど館内を眺めながら通り抜けています。
干支の「午」と書かれた大凧。
左右の柱には、那須与一や源義経など武将の顔が描かれた凧も飾られていました。
実際に近くで見ると迫力がありますよ。
押絵羽子板。浅草橋の久月製。
歌舞伎十八番の一つ、通称「助六」。本名題は『助六由縁江戸桜』。
紫色の鉢巻が凛々しいですね。右の「揚巻」の煙管を持つ姿、貫禄があります。
ロイヤルパークホテル
歴史と漢字の教養講座〔ゆめ講座〕
中央区の社会教育会館では、「区民が学びあうための講座」として、中央区在住・在勤者に講座を開く機会を与えてくれており、昨年、「ゆめ講座」として公募が募られました
内容は、中央区で起こった歴史的事件と、その事件にまつわるエピソード等を説明し、それらに関わりのある漢字をいくつかピックアップして、その成り立ち、もともとの意味、同じ仲間の漢字等を紹介するものです。
第1回の講座には、22名の方々が参加され、前向きな皆さんの姿勢に、講義する私たちも気合が入りました。講座は3回シリーズで、来週、再来週と続きます。(なお、講座は予約制で、昨年の12月25日に締め切られています。) 講義では、補助教材として、観光協会発行の「粋活中央区観光ガイドマップ」、「中央区はじめて物語マップ」なども使わせてもらっています
セグロカモメ <亀島川河口>
<セグロカモメ成鳥> <セグロカモメ幼鳥>
亀島川は、日本橋川から分流し、日本橋水門を経て亀島橋を過ぎたあたりで南東に流れを変え、亀島川水門を経て隅田川に合流する。 約1kmの流れに、霊岸橋・新亀島橋・亀島橋・高橋・南高橋の5つの橋が架かる。 その高橋~南高橋付近の河岸に「セグロカモメ」が佇んでいる。 チドリ目カモメ科の冬鳥で、大型のカモメ類。 カモメ類は、大きさが手頃で見やすく、また飛んでいない時は、じっと休んで羽繕いをしたりしているので、じっくり観察しやすい。 またカモメ類は異種と混じって群れていることも多く、傍らに「ユリカモメ」の一群。 幼鳥の羽は褐色(幼羽)。 成鳥羽になるまで4年ほどかかると云われている。 「羽繕い」「採餌」「休眠」「叫呼」等々いろいろな "しぐさ" を見せてくれる。
✎カモメ類の見分け方は難しいとされるが、隅田川河口域でよく見られるカモメ類3種の識別は比較的容易。 <セグロカモメ> (カラスより)大型。脚は淡赤。嘴は黄色で下嘴先端に赤い斑。 <ウミネコ> (カラス大の)中型。脚は黄色。嘴は黄色で先端は赤黒の斑。 <ユリカモメ> (カラスより小さい)小型。脚は赤。嘴は赤で先端は黒。 <セグロカモメ> <ウミネコ> <ユリカモメ>
国際交流 身近なところからも始められますよ さあ、2020に向けて!
12月に中央区文化・国際交流振興協会の催しが、築地社会教育会館で開催されました。 今回は、スポーツを通して国際交流を図ろう、浸透しようというものでした。 私も若い人たちに交じって、ソフト・バレーボール、ピンポンに汗を流しました。 何と、バレーボールは16年ぶり、ピンポンは30年ぶりです。 バレーボールでボールをレシーブした時には、何て声をかけたら良いのか分からずに、 me, you なんてボール をつないでいましたが、プレイが連続してくると、チームワークが芽生えたような感じがしました。 今後もこういう活動に参加したいと、強く感じました。 翌日、築地6丁目を歩いていると、外国の方がスマートフォンで、何やら探しているようで、 May I help you ? と声をかけると、築地5丁目の寿司屋さんを探しているとのこと。 歩きながら会話をしていると、ブラジルのサンタカタリナ州から観光で来られたとのことでした。 国際交流は身近な一言から始まるのかなと思いました。 想い出に写真を撮影させてもらいました、 とても素敵なご夫婦でした。 東京オリンピック2020の開催が決定しました。NHKの語学番組でお手軽に外国語が 学べる環境が整っています。 さあ、あなたも2020年に向けて、おもてなしの準備をしませんか? 中央区文化・国際交流振興協会のお知らせは、こちら。 1月も楽しいイベントを考えてくれています。 Ginzo 江戸消防 木遣りとともに 幕が開き
1月4日 10:30、日本橋七福神詣を楽しむため、日本橋を渡ろうとしたときに、榮太樓總本鋪さんのお店の前に、火消しの梯子が立てられ、梯子乗りの見事な技が披露されていました。 急いで駆けつけて何枚かの写真を撮らせて頂きました。印半纏には、「江戸消防」とあります。 あれれッ! 目の錯覚かと思いながらも、華麗な技とその後の木遣りに聞きほれてしまいました。
店先で、立派な挨拶を受ける榮太樓總本鋪さんのご主人やお店の方の応対も堂に入ったもので、「江戸の粋」を感じました。
お忙しい中、「あの方々は、消防団の方々ですか?」と質問したところ、「江戸消防ですよ」と教えてくれました。 はてさて?と思いながら、インターネットで調べると、その活動がHPに紹介されていました。 ご活動について、日本橋地区については、このように記述されていました。
「新春恒例の行事になっているが、1月4日は日本橋三越・髙島屋が新春を寿ぐ初売りに合わせて、新年の挨拶として、木遣り・纒振り・梯子乗りを披露している。・・・・」
いやあ、日本橋の奥は深いですね。 しっかり勉強せねばと思った次第です。 江戸消防についての詳細はこちらをご覧下さい。正式名称は、一般社団法人 江戸消防記念会 です。 江戸時代から連綿と続く鳶火消しの伝統を守る、伝統芸能の木遣りを伝承していくなどの立派な活動が歴史とともに紹介されています。敬服しました。
築地場外市場の七日市には「松露サンド」
「松露」と言えば、築地に数ある卵焼き屋さんの中でも老舗として有名なお店。
お店の名前そのままのプレーンな「松露」、梅干し入りの「紀州」、一味唐辛子入りの「辛党」、桜海老入りの「釜あげ」等、様々な種類があることでも有名ですが、中でも注目なのが、限定品の「松露サンド」。 なんとパンの間に卵焼きを挟んだサンドイッチです。
その昔お店が忙しかった時に、お子さんが、おやつがわりにパンに卵焼きを挟んで食べていたのが始まりだったとかで、言って見れば『賄いおやつ』。
当初は、築地場外市場の七日市と、市場の春秋のお祭りや本願寺の盆踊り等の特別なイベントの時だけ、本店とイベント会場だけで販売していたもの。 現在ではグランスタ東京でも販売しているそうですが、それ以外では、やはり七日市とイベントだけでしか販売しない、限定品です。 数に限りがあるので、12月の七日市では午前中に売り切れてしまっていました。
『賄いおやつ』だった時代と違って、使われているパンは三越に入っているジョアンのモーニングブレッド。 松露もジョアンも、同じく三越に入っているというご縁だからだそうで、ジョアンの何種類かある食パンの中で、モーニングブレッドが卵焼きと一番相性が良かったのだそうです。 このパンに薄くマヨネーズを塗って卵焼きを挟めば「松露サンド」の出来上がり。 シンプルだからこそ、かえって素材の味が引き立ちます。 本来なら寿司や上品な和食として供される卵焼きですが、パンに挟まれることで、なぜか懐かしい味わいに感じられます。
あちこち遊び回ってお腹がすいた子供には、本当にぴったりの『賄いおやつ』だっのだろうと思うと、ほのぼのとした気分になります。
毎月恒例になった、築地場外市場の七日市ですが、いらっしゃるようでしたら、是非この「松露サンド」をお買い逃しのないように。
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