[隅田の花火]
2014年8月12日 09:00
暑い。暑い日が続いています。
散歩をするのが好きな僕ですが、さすがに日中帯に歩くのは身の危険を感じるこの頃、夏場は夜景を楽しみながら歩くのが多くなります。
今回は隅田川の両国橋から勝鬨橋までの夜の散歩風景を回を分けてご紹介させていただきます。
まずは中央区の最北に位置する「両国橋」界隈です。
この橋は派手なライトアップはございませんが、
土俵をイメージした丸いバルコニーや、相撲の軍配や花火がデザインされたガードレールなどがあったり、まるで大きな花火玉のような物体が親柱上に鎮座していたり・・・
橋上でいろいろ楽しめる橋と言えそうです。
この両国橋からは神田川が隅田川に注ぎ込んでいる所に架かる「柳橋」のライトアップを見ることができます。
この「柳橋」界隈はかつて、花街として栄えていた場所とか・・・。その名残なのか、下町情緒が今でも感じられる場所で夜の風景もなかなかのもの。
ここから隅田川テラスを川沿いに下っていきます。すると首都高の橋が・・・見えてきます。
ここは赤・青・黄の光が水辺に映る場所となっていますが、何やら意味不明のオブジェが。
遊覧船乗船場の両脇に2つあるのですが何をモチーフにしているのか・・・。宇宙人?
さらに下流に進むと次に現れるのはライトアップが非常に明るい「新大橋」。水に映る光がとても鮮やか。
横から見ても縦から見てもフォルムそのものが優美な「清洲橋」です。橋を隅田川テラスから見上げることができるのでそれなりの迫力があります。
僕は二年ほど前に他県からこの清洲橋付近に引越してきたのですが、驚いたのは隅田川は歩ける川であったということ。
隅田川といえば私が子供の頃・30年くらい前に学校で教えられていたのは、公害の代名詞といったような感じでしたので、そのイメージがずっと今まで残っていました。
しかし実際には、親水テラスが整備され、憩いの場として人々が水辺を楽しめる空間になっていた・・・。今までのイメージが間違っていることに気づかされました。
その下流に現れるのは二層構造の「隅田川大橋」。
国の重要文化財「清洲橋」と「永代橋」の間にある橋ですが、この付近の隅田川テラスは夜でも明るく夜景も綺麗なのでジョギングやウォーキングを楽しんでいる方々が沢山いらっしゃいます。歩きやすいです。
さらに歩くと隅田川に日本橋川が合流する場所で一旦隅田川テラスが途切れますので、日本橋川に架かる「豊海橋」を渡ってテラスに戻ることになります。
この「豊海橋」は、はしごを横にしたようなユニークなデザインで小さいながらも重厚感があります。奥に見えるのは「永代橋」の水色。ここから見ると永代橋も脇役に見えてきます。
以上、今回は両国橋から豊海橋までの隅田川の夜の風景でした。
夜の散歩も、昼には無い隅田川の違う一面が見えてきたりしてなかなか面白いです。
この続きは次の回とさせていただきます。。。
[滅紫]
2014年8月10日 14:00
登場人物すべて死亡―斬殺、毒殺、自害とさまざまですが、「惨殺」に近いものが多く、客席からも「キャー!」という声が。七之助さん演じる家中一番の剣の使い手、小姓の伊織之介が平然とばっさり、スッパリと陰謀の邪魔になる相手方を切り殺していきます。美しい顔だけにぞっとする恐ろしさも満点。すっかり涼しくさせてくれて夏狂言ぴったりの演目です。。「恐怖時代」は谷崎潤一郎の原作で初演は昭和26年8月、昭和56年(1981)に武智鉄二演出で上演されてから33年ぶりとのこと、扇雀さんのインタビュー記事によると「芝居自体が伝説のようになっている」舞台。その時の伊織之介は今の坂田藤十郎さん、今回息子の扇雀さんが演じるのは側室お銀の方です。残忍な酒宴に耽る殿さまに橋之助さん、お銀の方と不義の仲の家老に弥十郎さんと魅力的なキャスティングです。わかりやすい筋なので歌舞伎にあまり馴染みのない方にもお楽しみいただけると思います。次の舞踊「龍虎」で引き抜きがうまく行かず、後見が引っ張った袖の袂部分の糸が切れてしまうハプニングがありました。役者さんは凄いですね。何もなかったかのように踊りを続けていました。
(あとで怒られるのでしょうね)。ご紹介したのは第一部ですが、8月納涼歌舞伎は例年のように3部制で2部は「輝虎配膳」「たぬき〉3部は「勢獅子」「怪談乳房榎」、2部で勘九郎さんの長男、七緒八くん、3部で小山三さんと中村屋の人気者も登場します。明日は立秋ですがまだまだ暑さは続きそうです。歌舞伎座で「納涼」狂言をお楽しみになりませんか?
お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489(10;00~18;00)千穐楽は27日です。
一部の開演は11時、2部15時、3部18:15です。
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2014年8月 9日 09:00
暦の上では8月7日は立秋とは云え、まだまだ夏真っ盛り。
晴海トリトンの「花のテラス」では夏の太陽に挑むかのように、黄・橙・赤色の花々が咲き誇っています。
朝潮運河沿いの「スロープガーデン」には今年は矮性ヒマワリの「グッドスマイル」が登場し、一段と華やかです。
"ヒマワリ" と云えば、背の高い茎の先に大輪の黄色の花を咲かせるイメージが一般的ですが、最近では、花色は鮮黄色~褐色、高さは高性種~矮性種、花形は大輪種~小輪種/一重咲き~八重咲きとバラエティに富むようです。
この他に、ルドぺキア 'タカオ'(①)、ルドぺキア 'プレーリーサン'(②)、 ルドぺキア 'オータムカラー'(③)、エキナセア 'シャイアンスピリット'(④)、ダリア '黒蝶'(⑤)、ランタナ 'カマラ'(⑥)、千日紅 'ストロベリーフィールド'(⑦)、サンタンカ 'クィーンピンク'(⑧)、 ハイビスカス 'フィジアン'(⑨)、タイタンビカス 'ブライトレッド'(⑩)等々が夏花壇を彩っています。
また園内では夏を代表する花木の「サルスベリ」の赤花種や矮性の園芸種など計4種が楽しめます。
① ② ③ ④ ⑤
⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩
[江戸旅太郎]
2014年8月 8日 14:00
■夏の銀座 能楽金春祭り。
□7月31日は、前夜祭。夕暮れの金春通り。
□「東哉」店頭の金春稲荷大明神。新橋会館屋上から7月31日から8月7日までここに御遷座。
□「東哉」前の抽選会場。
□「伊勢由」前の試飲会場。「バー保志」開発の「金春フィズ」が登場。美味しかった!!
□8月1日から7日まで、能楽写真展示会(撮影:辻井清一郎氏)が「タチカワ銀座ショールーム」地下1階で開催されました。
■8月1日~6日の期間、同会場で「能楽師による能楽講座」が毎日行われました。
私は8月6日の「体験講座 謡」に参加。金春穂高氏のご指導で「猩々(しょうじょう)」の謡を参加された方々と共に教わりました。
■8月7日夕方、路上奉納能が金春通りで奉じられました。
□7日に、金春稲荷大明神「東哉」前から「銀座888ビル」1階に御遷座。
□通常は人・車が行き交う金春通を通行止めにして、会場の設営が開始。
□着席して開始を待つ大勢のお客さま。
■奉納能は、町会役員が先導役を務め、能奉行の矢田美英中央区長の『はじめませい』の発声で開始されました。
今回は5年目毎の節年にあたるため、「獅子三礼(ししさんらい)」も奉じられました。
爽やかな風もあり、幽玄の世界に気持ちよく浸ることができました(御神事能の為、能の撮影は行っていません)。
□終了後、「銀座888ビル」1階のご祭壇にお参りされる方々。
□終了後の金春通り。
■江戸時代に現在の銀座8丁目6・7・8番地全体を占めていた金春屋敷(3、000坪)に因む催しです。
来年夏には、ぜひ金春通りに。
[ジミニー☆クリケット]
2014年8月 7日 14:00
くまのプーさん展が、銀座3丁目の松屋銀座、8階イベントスクエアで、8月6日から25日まで開催されています
「くまのプーさん」は、イギリスの劇作家アレン・アレクサンダー・ミルンが息子クリストファー・ロビンのために作った物語です。現在、私たちが見慣れているプーさんは、ウォルト・ディズニーが、映画化権を獲得して制作したアニメーション映画「プーさんとはちみつ」に始まります
展示スペースに入ると、壁が黄色で統一されていて、たちどころにプーさんの世界に浸れます
この特別展では、アレン・アレクサンダー・ミルンとウォルト・ディズニーのそれぞれの子供たちにまつわる話、ディズニー・スタジオのアーカイブス・コレクションから、セル画やフィギュアなど日本初公開となる貴重な資料が紹介されており、「くまのプーさん」を愛するクリエーターのオマージュ作品も多数展示されています
私が訪れたのは初日の6日、昼間の猛暑もまだおさまらない午後6時過ぎだったのですが、多くのプーさんファンで大盛況でした
展示スペースを出たところにあるプーさんグッズの販売スペースも充実しており、ついつい記念の品を買ってしまいました
夏休み中でもあり、是非、ご家族で立ち寄ってみてください
開場時間は、午前10時~午後8時ですよ
松屋銀座のくまのプーさん展に関するHPは、
⇒ http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20140806_pooh.html
[遊山ものみ]
2014年8月 7日 11:30
毎日お暑うございます。
でも暑さには負けていません。10日に1度は銀座に出かけないと、
何だか寂しくなる私です。
NHK朝の連ドラ「花子とアン」でお馴染みになった「教文館ビル」。今は使われていませんが、回転ドアは銀座初だとか。
双子階段が空間を楽しませてくれます。
こちらでは聖書関連のグッズが沢山購入できますが、主にプロテスタントのもの。
カトリック関連グッズは四谷ですって!
双子階段と言えば、レトロな<奥野ビル>。
エレベーターの表示は↑やじるしです。
古いけれど、若人の小さいギャラリーが沢山入居しています。
その近くの<ヨネイビル>も神戸の<アンリ・シャルパンティエ>が入店して、マダムやマドモアゼルの人気店ですね。
「花子とアン」では<銀ブラ>を、「銀座でブラジルコーヒーを飲むこと。」と言っていましたが、<銀座をぶら歩きすること>が私流。
ドラマの<カフェ・ドミンゴ>は<カフェ・パウリスタ>がモデルだとか。
老舗のもう1軒は<トリコロール>ですね。
すぐ近くの清月堂ビルのB1はまたレストランが代わっています。2代前はランチタイムのフォアグラ丼が美味しかったけれど・・・。
その前は南米の「~モンテス」で、南米ワインここにありの感でしたが・・・。
近々こちらの<ドミニク・ブシェ>にもお邪魔せてみましょう。
あんみつ初めて物語の<若松>のあるビルの間の小路を通って、<茶ぎんざ>へ。
2~3F喫茶室は夏季休暇中。でも2Fで茶器展示会が開催中。
特典はお茶の購入時と2F展示会で、美味しくって、冷たいお茶のサービスがありました。
ワインと同じように日本茶も、茶器や急須の大きさにより、味にも変化があるとのこと。せっかく購入したお茶、家庭ではもっと心して入れたいものです。