[みど]
2015年3月 6日 09:00
日本橋室町で開催されている「フェルメール 光の王国展2015」は
3月10日までと終了が間近です。
世界初のリ・クリエイト絵画展でフェルメールの全37作品を一堂に
鑑賞することができます。
(※「リ・クリエイト」とは最新技術により350年前の色彩を求めて
美しく再創造するという意味の造語)
会場には、フェルメール絵画の構図を再現したブース「フェルメールの
アトリエ」を設置、展示施設面積は200平方メートルと広く人が少ない
ので、とても落ち着いていて良い雰囲気です。
全37作品を「模索のとき」「発見のとき」「真珠のとき」「宇宙のとき」
の4つに分類してあります。その他、宮沢りえさんと小林薫さんが、会話
形式で全作品を解説する音声ガイド(有料)など、さまざまな仕掛けが
用意されています。
静かに流れる音楽も心地良く、フェルメールの光と青がゆっくり楽しめる
展示会だと思います。写真撮影OKなのも良いですね。
展覧会の後には、近隣のCOREDO(室町1~3、日本橋)、日本橋三井タワー
の飲食店で展覧会の入場券を提示すると割引サービスが受けられます。
ちなみに場所は昨年まで、りそな銀行室町支店のあった所です。
「フェルメール光の王国展2015」
場所:中央区日本橋室町3-2-15 日本橋室町センタービル1F
(地下鉄三越前駅A8出口)
開館時間:10:00~19:00
入館料:大人1,000円、小中学生500円
音声ガイド500円
[kimitaku]
2015年3月 4日 14:00
Bridgestone Museum of Art
ブリジストン美術館では「ベストオブザベスト」開催中です。
まだ寒い日が続き、お客様の少ないいまのうちにぜひご鑑賞ください。
ブリジストン美術館は5月18日より新築工事のため休館。
休館前最後の展覧会のため今回は、当館で管理する石橋財団のコレクション1600点のうちのベストセレクション、合計160点を紹介しています。
・・・・・美術館巡りの好きな私も今回だけは、本当に絵画、彫刻の素晴らしさを堪能しました。なにか今までの数十年の人生で回った美術館の作品を一気に一日で鑑賞した気持ちがしました。・・・・・
中央区なじみのザッキン(中央大橋にあるメッセンジャーの像の作者)の彫刻。いつもと異なり実際に手に取るところで、後ろに回っても鑑賞。 マネ モネ セザンヌ ゴッホ 佐伯祐三 藤田嗣治etc
展示された多くの絵画は今までテレビなどマスコミで紹介されたものがほとんどです。
それもガラス枠などの無い、実際に肉眼で巨匠のタッチまで鑑賞できるものも多いのです。
私が特に感動したのは ブールデル:弓を弾くヘラクレス セザンヌ:セントビクトワール山 モジリアニ:若い農夫 岡鹿之助:雪の発電所 青木繁:若い道化師 など。
半券で、もう一度入場料(800円)の半額で入館できるとのこと。皆様もぜひこの機会を逃すことなくご覧ください。
【ブリジストン美術館】
住所 〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目10番1号
お問い合わせ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
交通
JR東京駅(八重洲中央口)より徒歩5分
東京メトロ銀座線京橋駅(6番出口/明治屋口)から徒歩5分
東京メトロ銀座線・東京メトロ東西線・都営浅草線日本橋駅(B1出口/高島屋口)から徒歩5分
地図はこちら
[巻渕彰/写楽さい]
2015年3月 4日 09:00
京橋税務署と新大橋通りの間に「新富稲荷神社」がある。この辺りは新富座芝居町跡である。神社縁起は不詳だが、七代目坂東三津五郎奉納の手水舎がある。
明治維新後この一帯が新島原遊郭になり、中万字楼という妓楼の前にあったので、中万字稲荷とも呼ばれたという。遊郭廃止後、明治5年(1872)、新富町に守田座(のちの新富座)を移転するときに十二代目守田勘弥が再建したそうだ。明治期当時の新富座界隈絵図に描かれているので芝居町の鎮守社だったのだろうか。現在、境内には「奉納坂東三津五郎」の扁額と「七代坂東三津五郎」名が刻まれた手水舎がある。
守田座座元の十二代目守田勘弥の長男が坂東三津五郎家の養子に入り、七代目坂東三津五郎となったことから守田姓となったそうだ。屋号は大和屋。定紋は三ツ大。十代目坂東三津五郎は、七代目の本名「壽作」(じゅさく)にあやかって「寿」(ひさし)と命名されたという。十代目は去る2月21日、すい臓がんで死去した。享年59。
新富座の前身の守田座は江戸三座のひとつで、当初は森田座として木挽町で櫓を揚げた。「江戸名所図会」に挿絵が載り、跡地には説明板が設置されている。のち浅草・猿若町に移転し、明治期になって新富町へ移って興行した。中央都税事務所前には「新富座跡」説明板がある。@巻渕彰
[小江戸板橋]
2015年3月 3日 14:00
これなら100点取る人、絶対いるだろうな。
「いや、私、100点かもしれない。」
四択の問題集に、サクサクと丸を付けて最終ページにたどりついた時、
ふと、頭をよぎりました。
出題の100問は、奇をてらったものはありません。
問題文章の量が多く、その中にヒントが隠れていたり、サービス精神旺盛です。
これなら、ジュニアでも十分トライできるでしょう。
後はチェックしながら、マークシートを塗りつぶすだけ。
あれれっ。その単純作業が意外に足を引っ張るのです。
解答シートにマークしているうちに段がズレて、問題番号が合わなくなり、
ヒヤリとしながら、前のページに戻ります。
そんな作業を2回3回続けると、満点花丸の夢が、しだいに遠のいていきます。
「脳トレ」しておけばよかった。
中央区観光検定は、2月28日に行われました。
今年で7回を数える、東京23区最古のご当地検定です。
やっぱり100点がほしい!
実生活では、すべてが満足の満点を取ることなど、ほぼ不可能なことです。
でも、検定試験ならば、手が届く夢かもしれません。
他の試験のように、やたらマニアックな問題が出ないことも希望が持てます。
そう来たか。私ならばこう出題したいな。
散歩しながら見た風景を思い出しながら解答を導く、楽しい時間です。
では私が、今年出題されるのではないかと予想した事をいくつか挙げます。
・平成26年10月に社殿が改修された日本橋室町の福徳神社(芽吹神社)について
・平成26年に架橋工事が完了した隅田川を跨ぐ「築地大橋」について
・平成24年に選定された中央区名誉区民について
・夏のイベント、アクアリウムについて
などなど、問題になりそうですよね。
試験後、会場となったホテルのお食事処で、受験者特典の割引券を利用し、
昼食兼自己採点。
100点は、はかなくもおあずけ。
来年に向けて、街歩きや区内の多彩なイベントを楽しみながら
からだで覚えて学習していきましよう。
[サム]
2015年3月 3日 09:00
東京スカイツリーは塔体に日本の伝統色である最も薄い藍染めの色「藍白」をベースにしたオリジナルカラー「スカイツリーホワイト」を採用。僅かに青みがかった白色が青空に映え、繊細な輝きを放つとされています。
エレベーターシャフトはグレー、展望台は硝子とメタリック色のパネル、頂部は鮮やかな白を採用。先進性と未来を表わしていると聞きます。
「白」は潔さ・神聖さを想起させ、日本人の伝統的な美意識に通じる色であり、空の表情などを映し込み、時刻・天候・季節により変化に富んだ様々な表情を見せる色でもあるとのコンセプトのもとに決定されたようです。
そんなスカイツリーの、中央大橋から永代橋越しに臨む、日出から日没までの表情を追ってみました。
日出時はオレンジ色の朝陽に輝き、隅田川の川面にも反射し映り込んでいます。
日中は陽射しを受け銀白に輝き、時には陽射しが翳り黒のシルエットが浮かび上がります。
日没時は霞む所為か、やや薄ぼんやりとした茜色です。
尚日没~23:00は、「粋」と「雅」の通年イルミネーションの他、季節やイベントにより期間限定の特別イルミネーションが行なわれます。
因みに3月1日当日(18:00~23:00)は、Brown Chocolat(チョコの濃い茶色やキャラメル色を光のグラデーションで表現)の特別ライティング。
[銀造]
2015年3月 2日 09:00
「東証アローズ」に見学に行ってきました。
こちらは、平日しか見学できませんが、東京証券取引所の歴史などを勉強できる絶好の場所です。
茅場町駅で下車し、周辺を散策しました。
周辺にある、みずほ銀行兜町支店は、「第一国立銀行を前身とする銀行発祥の地」です。
東証の建物に入り、受付を済ませて、「証券史料ホール」へ入りました。
沢山の写真や立ち合いに使われた鐘などの器物を拝見しました。
当時の大蔵大臣のお写真も拝見し、大変懐かしく感じ入りました。この方たちが、日本を高度経済に導いてくれたのですね。
クイズで、当時の情報伝達方法などを学ぶこともできました。興味深いですね。
次に、2Fに進むと、NHKの朝ドラマ「マッサン」でおなじみの、エリー役のMs.シャーロット・ケイト・フォックスが東証を訪問した時の写真が飾られていました。
いやぁ、本当に清楚で笑顔の素敵な方ですね。
こちらは残念ながら、写真撮影は禁止でしたので、ご自分の眼で確かめて下さい。
2FのMarket Experience Corner、見学回廊を進みました。
直径17mのガラス・シリンダーで覆われたマーケット・センターでは、各社の株価を表示した大きなリングがぐるぐる回っていました。
東証見学のお土産のT-Shirts、傘、携帯ストラップなども販売されていました。
見学の後は、取引所関係者の振興の象徴である、兜神社に参拝し、日本橋郵便局、野村證券などを訪問して、日本橋にて美味しいお茶を楽しみました。
見学のご案内は、こちらをご参考にして下さい。子供たちの春休みの勉強にも良いと思います。
http://www.tse.or.jp/about/arrows/