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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「職人醤油」銀座デビュー   松屋銀座

[滅紫] 2016年3月 3日 16:00

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「全国の特色ある醤油 松屋銀座に80銘柄」という日経の記事を見て早速のぞいてみました。[職人醤油」を展開する伝統デザイン工房の本社は前橋市で前橋以外での出店は今回が初めてとのこと。伺ったのはオープン5日目、松屋銀座の地下2階です。エスカレーターを降りたところに「職人醤油オープン」のお知らせが。直ぐ左のコーナーに「職人醤油」の洒落たロゴマークが目に入りました。お醤油のテイステイング!!をしながら色々質問しているお客様が見えます。100mlの可愛いボトルに入ったお醤油がずらり。「白醤油」「淡口醤油」「甘口醤油」「濃口醤油」「再仕込醤油」「溜醤油」と分類されています。全国から選ばれた80種類の職人さんこだわりのお醤油です。それぞれの特徴あるラベルデザインも相俟ってとても素敵なディスプレイです。全国ブランドの濃口と淡口しか日頃使っていない私には初めてお目にかかる銘柄・醸造元ばかり。「甘口」「溜」はいただいたことがありますが「再仕込醤油」という種類もあるのですね。このお醤油がどんな料理に合うのか図解したパンフレットが用意されていて、「アイスに合う!?」「鶴醤」というのまでありました。この80種のお醤油は社長の高橋さんがご自身で全国を回って探されたものとのこと。可愛いデザインのボトル揃いで目移りしてしまいましたが、今回は「しろたまり」「薫紫」「うすくち天然醤油」をいただきました。今オープン記念で1000円以上購入すると1本おまけがついてきます(1400~600円くらい)。今回は「横浜醤油」。横浜でお醤油製造しているの?

 

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「薫紫」はお醤油をスモークした燻製醤油で「ステーキやローストビーフなどに直接かけると美味しい」といただいたパンフにありました。「このお醤油に合わせてどんな料理を作ろうかな?」と逆パターンで考えてみるのも楽しくなるようなお店です。ちょっとしたプレゼントにも目先が変わっていておススメです。さあ、今回のお醤油には何が合うかしら?

「職人醤油」松屋銀座店 B2 10~20

 

 

◆中央区 区民制作テレビ情報番組「中央区発 こちらみんなの情報局」 2016年3月号 放送中!

[巻渕彰/写楽さい] 2016年3月 3日 14:00

中央区の今を映像で伝える、区民がつくるテレビ情報番組「中央区発 こちらみんなの情報局」が放送中です。

 

0913_00_logo_small250.jpg2016年3月号のタイトル

① ともに創る ご近所コミュニティサイト 「 PIAZZA 」

② 名妓・小喜美さんと東をどり

③ 中央区江戸バス散歩~八重洲~

の3本です。

制作 中央区区民メディアリポーターの会

 

・放送日時 毎日20:30~15分間

・テレビ局  CATV「東京ベイネット」
        11(111)ch

・番組更新 毎月1日

 

@巻渕彰

 

 

 

春を待つ、佃かいわい

[CAM] 2016年3月 3日 12:00

 老朽化して折損のおそれがあるということで、取り払われて補修中であった住吉神社の鳥居が新装設置されたということを聞いて、2月の最終日、住吉神社、佃かいわいを少し歩いてみました。 佃公園の桜も花開くのを待ちかねているようで、春はもうそこまで、という風情でした。         

 

 以前の鳥居は、緑青が吹き出たような薄緑色であったのですが、新装後の鳥居は深紅に塗られており、存在感がかなり鮮明になったように思われます。                                                                   

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 「佃まちかど展示館」です。千貫神輿、獅子頭等が展示されています。(ものしり百科;183頁)

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住吉神社本殿

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龍神祭(さくら祭り)を待つ龍神社(境内社)

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 住吉神社・水盤舎(ものしり百科;136頁)

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ボランティアの特典、ランナーとハイタッチ。

[小江戸板橋] 2016年3月 3日 09:00

「頑張れ。頑張れ。」

「ファイトー!」

「Nice Run」

大きな声で、拍手しながら、あるいは大きく手を振りながら、

精一杯、応援することって、

本当にすがすがしい気持ちにさせてくれます。

黒くくすんでいた腹の中が、キラキラ太陽にさらされた感じです。

 

2月28日、日曜日。

「あなたの笑顔が、TOKYOと世界のキズナになる。」

第10回を迎えた東京マラソンに、ボランティアとして参加しました。

今回は、25キロ地点。

中央区の水天宮・人形町エリアでの給水担当です。

今日のような晴天下のマラソンでは、気温の上昇に合わせて、

充分な水分補給が、完走するためには欠かせません。

テーブルの上に紙コップ、ボードと3段に重ねて、準備します。

ランナーが次々に波のように通り過ぎても、速やかに対応できるように。

 

風穏やかで晴天であることは、給水担当にすれば願ってもないことです。

準備中の紙コップが風で飛散したりしませんし、

雨水が混じることも避けられます。

使用しているのは、ただの水ではありませんよ。

輸入物のミネラルウォーターです。

ランナーの皆さん、違いに気づかれましたか。

 

東京マラソンのランナーとなるのも高倍率ですが、

ボランティアもまた、1万人の枠が、ほぼ1日半でいっぱいになったとか。

「前回、ランナーとして走ったときに、沿道の方々からの声援がうれしくて、

今度はボランティアとして、支える側に立ってみたいと思いました。」

集合時、初対面のメンバーによる自己紹介。

そんな挨拶をされる方が複数いました。

2回目、3回目と経験を重ねてきた方が、初めてのメンバーをサポートします。

意識の高い方々ですので、自分の役割を心得て動きます。

「皆さんすごいなー」と感心させられます。

 

走りながら、水の入った紙コップをキャッチするのって、なかなか難しいですよ。

勢い余って、バシャーン、なんて珍しくありません。

でも、たて続けに3回取り損ねた方には、目が後を追ってしまいました。

大丈夫、この先にも給水コーナーは、連続して設けてありますよ。

 

今日の日差しで、我が班の担当分は、なんと完了。

サクサクと後始末の段取りをつけると、

道路に並んで、最高の位置から、ランナーの皆さんに応援です。

「頑張れー」

タッチ、タッチ、タッチ。

『あんまり無理しちゃだめだよ。

でも、できたら頑張ってゴールまでたどり着いて。

ゴールで見る風景は、いつもと違うはずだから。』

 

帰り道、人形町の大観音寺に立ち寄ります。

境内に、護法韋駄天尊の御社があり、東京マラソン完走に挑む

ランナーたちの聖地といわれています。

仏舎利を盗み出した鬼を追いかけ、取り戻す活躍をするのが

俊足の神、韋駄天さま。

木札のお守りは、手に入れておきたいものです。

 

布団の中で伸ばした足に、かるーい疲労が残っていました。

明日、絶対声がかすれているぞ。

 

 

 

「新、アーティスト展」〔MASATAKA CONTEMPORARY〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年3月 2日 18:00

現在、日本橋3丁目の中央通り沿い、三晶ビル地下1階にあるギャラリー、「MASATAKA CONTEMPORARY」で、「新、アーティスト展 VOL. -From West-」と題して、関西圏出身の2人の作家さんによる企画展が開催されています

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中央通りから入ってすぐのところにあるこの白い入口から階段を降ります。

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関西圏出身の2人とは、八太栄里(はったえり)氏山際マリ氏です。

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八太氏の作品

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八太氏の作品は写実的で、その描かれている風景に遠い記憶が呼び覚まされるような、じっと見入ってしまって自分がその絵の中に入り込んでしまうような魅力があります

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一方、山際氏の作品からは、凄さと美しさを感じます。

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とにかく美しいです

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コラージュがすばらしいので、是非、ギャラリーで直接見ていただきたいです

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期間は、2月20日)から3月19日)までです

日曜月曜祝日は休廊日です。

場所は、下の地図の赤○のところです

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なお、ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただきました

MASATAKA CONTEMPORARYのHPはこちら ⇒

http://www.masataka-contemporary.com/

芸術芸術芸術 

 

 

日本橋花街を偲ぶ

[中央小太郎] 2016年3月 2日 16:00

東京中央ネットの「第2回中央区の花街 その歴史と現在」
(http://www.tokyochuo.net/issue/city/4_geisya/geisya.html)によると、
中央区には新橋、柳橋、葭町、新富町、日本橋、霊岸島と6つの花街があったそうです。
(大正15年度の花柳名鑑)。

 

現在花街として残っているのは新橋と葭町の2つです。
※柳橋の花街は台東区に分類されるかもわかりませんが、名鑑によると組合事務所は当時
 の日本橋区にあったようです。

 

今回は、その中から泉鏡花の小説「日本橋」の舞台でもある日本橋花街を散策しました。

 

小説「日本橋」は1914年に千章館から出版された泉鏡花の代表作の1つです。
本を図書館で借りはしたのですが、文章が昔の文体で全く理解できそうになかったため、
諦めて映画(1956年/市川崑監督)を見ることにしました。
ただ、借りた本の表紙と挿絵は小村雪岱(こむらせったい)が描いたもので、非常に味のある絵です。
この絵を見られただけでも本を借りた甲斐があったと思っています。
小説の内容には触れませんが、物語は主人公のお孝を中心に、清葉、お千世、葛城晋三、
赤熊といった個性的な登場人物が織りなすストーリーが展開します。
映画の各場面は小説の挿絵によく似ており、ストーリーはもちろん雰囲気も最高で、
ていてとても面白い映画でした。機会があれば是非ご覧になられればと思います。

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日本橋花街の場所ですが、元大工町、檜物町、数寄屋町あたり一帯(現在の八重洲1丁目
・日本橋2丁目・3丁目の一部)にあったようです。大まかには地図の赤枠のあたりと思われます。

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このあたりを歩いてみると、映画や小説の挿絵にでてくるような景色はありませんが、

界隈には路地も残っており、飲み処も多いところが当時の花街を思わせる部分でしょうか。
老舗の割烹「嶋村」や酒席「いずみや」、そば処「やぶ久」、久寿もちの「長門」、
おでんの「お多幸」などの老舗は日本橋花街の最盛期のころからあった店なのかなと
当時をんで散策しました。(路地や町並みは写真をご参照)

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また、日本橋芸妓組合が日本橋桜通りの東京駅側から八重洲仲通に進み、真ん中あたりに
ありました。地図物語「あの日の日本橋」(武揚堂)に付属する火災保険特殊地図
(通称「火保図」昭和25年~30年頃)に名前を確認することができます。
※本ブログの地図上では、青の星印が組合のあった場所と思われます。

 

映画「日本橋」では、一石橋と延命地蔵尊(日本橋西河岸地蔵寺協会)のシーンがよく出
てきます。延命地蔵尊には「お千世の図額」が保存されており、これは、新派の俳優花柳
章太郎がお千世役を演じた際に奉納したものです。この絵も小説の表紙と口絵を描いた
小村雪岱によるものです。絵は本堂の中に飾られてあり、外からもちらっと見ることがで
きました(説明版によると、希望者は申し出れば絵を見学できるらしいです。)。
また、延命地蔵尊は縁結びとしてもご利益があるそうです。
一石橋と延命地蔵尊は地図上に赤の星印で示しました。

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