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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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初音森神社 むさしあぶみ 浅草御門

[銀造] 2018年2月10日 09:00

 初音森神社は、両国郵便局のすぐ傍に御鎮座なされています。両国郵便局の場所が、東京都中央区東日本橋2-27-12。 初音森神社の場所は、東京都中央区東日本橋2-27-9です。

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 今日は久々に2階のご本殿にお参りしました。 「名馬 三日月」の銅像が置かれています。銅像は、敬宮愛子内親王殿下御誕生記念で制作した物ですが、実は、この名馬にまつわる歴史の説明があります。

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それが、「名井三日月の井戸由緒」です。

 慶長五年(1600年)関が原の戦起るや徳川家康は下野国の小山にいたが急遽引返し初音の馬場に勢揃し木村常陸之介を代参として初音森神社に戦勝祈願。神井の水にて一息、乗馬にもその水を呑ませて出発、大勝してかえった。後その縁故を以て神井に三日月(みかづき)と命名したと伝えられている。以下、割愛。

さて、こちらを通るたびに、1階の「むさしあぶみ」についての記事を拝見しております。明暦の大火の様子を詳細に記述しております。

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 また、同じ1階には、浅草御門の柱が展示されています。

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 「この門柱は、昭和36年総武線快速工事の際、両国郵便局横の緑地帯の土中より発見されました。明暦の大火から凡そ400年が経過し、門柱として使用されていた当時は、既に樹齢500年以上であったと思われます。」とのご説明です。

初音森神社のHPは、こちらです。 http://hatsunemori.shin-to.com/about.php

 

 

和紙とともに200年 【歴史編】②  ~ 和紙舗 榛原 ~

[rosemary sea] 2018年2月 9日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をルック オーバーして取材します、rosemary seaです。

 

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日本橋の老舗和紙舗(わがみほ)、榛原(はいばら)さんの前々回記事はこちらです。

⇒ /archive/2017/10/post-4699.html

前回、歴史編①はこちらです。

⇒ /archive/2018/02/post-4946.html

 

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今回は2回に分けた歴史編の②です。

今回も株式会社 榛原 広報担当の中村陽子さんにお世話になりました。

それでは・・・

  

大正時代に入りますと、産業の発展とともに新しく計測器が外国より輸入され、それに使用する計測用紙の開発の必要性が叫ばれるようになりました。

これを受け、榛原さんでは創業以来の印刷技術を駆使して、大正8年(1919年)に、日本で初めて計測記録紙の製造に成功しました。

その後、関東大震災や第二次世界大戦で事業も大きな打撃を受けられましたが、それを凌いで事業の安定化に成功。

昭和39年(1964年)、計測記録紙の印刷工場を設立。

品質の高さからアメリカのアポロ計画にその計測記録紙が採用され、昭和44年(1969年)、アポロ11号に乗り月面へと出向き、月面調査にも大きな役目を果たしました。

また、心電図や土地測量など多岐にわたる用途に、計測記録紙は活用されています。

オフィスサプライ用品などの取り扱いもされ、IT時代に対応する体制も築きました。

平成27年(2015年)、再開発完了に伴い、中央通り沿いに新店舗を建設し移転・開店となりました。

 

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上:河鍋暁斎 「鶏図」・下:酒井抱一 木版団扇絵

 

「はい原の 団扇(うちわ)を送る たより哉(かな)」

「鶏(とり)が鳴く あつまの江戸の はい原の 焼きじるしある 絹団扇かも」

それぞれ明治31年に、榛原さんについて正岡子規が詠んでいます。

文化文政の頃より、木版摺りのうちわは雁皮紙(がんぴし)とともに榛原さんの人気商品でした。

榛原さんでは毎年4月14日が「うちわ初め」の日。

新作のうちわを求めて、多くの人々が来店され、初夏の風物詩となっていたほどだそうです。

榛原さんのうちわを浴衣の帯に差したり、蛍を払ったり。

ファッション感覚で使われていたようです。

また正岡子規が詠んだように、代表的な江戸のお土産として知名度が高かったようです。

前回申し上げましたとおり、榛原さんのうちわの原画は当代一流の画家たち。

人々が身近に使ううちわに、各時代を象徴するような美術家の作品を取り入れられ、「生活の中で芸術を愉しむ」喜びを、榛原さんはお客様と共有し続けております。

 

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上:竹久夢二 一筆箋・下:木版手摺絵はがき「夢二の旅」

 

大正から昭和初期の榛原さんには竹久夢二を語らずにはいられません。

抒情あふれる美人画で名高い夢二は、榛原さんの便箋、絵封筒、絵はがき、千代紙、うちわ、広告などの図案を数多く手掛けました。

夢二は榛原さんのデザイナーという立ち位置の他、作品制作に必要な和紙を購入する顧客でもありました。

また、榛原さんの四代目、榛原直次郎氏と親交が深く、夢二がヨーロッパに旅立つときに援助をされた、という逸話も残っているとのことです。

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榛原さんの歴史はお客様の歴史でもあります。

新しい商品を積極的に考案する一方、変わらぬデザインで永くお客様に愛される商品も大切にされています。

 

「のれんを磨き、育てる」

 ・・・日々の努力を重ねておられます。

 

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榛原

日本橋2-7-1 東京日本橋タワー

東京メトロ銀座線・東西線 / 都営地下鉄浅草線 日本橋駅  B6出口直上です。

駅上のCOREDO日本橋のななめ前になります。

03-3272-3801

営業時間  月曜日~金曜日 10:00~18:30

      土曜日・日曜日 10:00~17:30

休業日  祝日・年末年始・お盆

※ 詳しい営業日はホームページをご覧ください。

榛原さんのホームページはこちら

⇒ http://www.haibara.co.jp/

 

 

 

清香 古刹の梅ほころぶ

[あすなろ] 2018年2月 9日 16:00

梅の花が咲く時季になりました。

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厳しい冬の寒さにじっと耐え続けたからこそ、
凛とした美しい花をつけ、良き香りを放ちます。

 

浜町公園の一角にある清正公寺の境内で
梅の花が一輪咲きました。

 

この地は、江戸時代、熊本藩主細川家の下屋敷が
あったところです。加藤清正公の分霊を勧請し創建した
熊本本妙寺の別院です。

 

当時から一般庶民の参拝も許されたと伝えられています。

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立春が過ぎ、これから春の気配を感じられるように
なるでしょう。梅の別名を「春告草」とも呼ぶ先人たちの
感性がすばらしいですね。
「花よし、香りよし、果実よし」と三拍子揃った梅の花を
観賞されてみてはいかがでしょう。

 
◆日蓮宗清正公寺
東京都中央区日本橋浜町2-59-2

 

 

2018 河津桜開花

[サム] 2018年2月 9日 14:00

DSC01801ELS''.jpgDSC01804RS'G.jpg 隅田川沿いの新川公園(新川2)隅田川テラス 中央大橋北東袂の植え込みに植栽されている3本の河津桜が数輪咲き始めました。

因みに、桜開花とは "標準木で5ー6輪以上の花が開いた状態となった最初の日"。

カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種とされ、花色は桃色ないし淡紅色で、ソメイヨシノと比べると花弁の赤みが強い印象です。

桜のシーズンの先鞭を切って、通常2月上旬頃から咲き始め、約1ヶ月後満開となり、満開状態が一定期間持続するのも特徴のひとつ。

開花時期はその年の天候に大きく左右されると聞きますが、1月下旬は7日連続の冬日、今月に入っても連日最高気温が10℃を下回る中、ピンクの花色は、春の到来が着実に近づきつつあることを感じさせてくれます。

 

 

Ginza Six Cherry blossom viewing Feb.2018

[銀造] 2018年2月 9日 12:00

 銀座シックスの屋上には沢山の植物が植えられていて、私たちを楽しませてくれます。

2月6日現在、カワヅザクラが2本、満開なのを楽しみました。

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 メジロも三羽ほど飛来して、蜜を吸っていました。

海外からのお買い物客、熊本からのご婦人方も歓声を上げていました。

一足早い春を、お買い物、お食事とともにお楽しみ下さい。

 

 

新富町の老舗洋食屋さん〔洋食新富 煉瓦亭〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年2月 9日 09:00

新富1丁目にある老舗本格洋食屋さんです

お店を開いたのは前回の東京オリンピックが開催された前の年昭和38年)だそうで、銀座の名店煉瓦亭」さんから暖簾分けされたお店です

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お店の雰囲気は、レトロな喫茶店風で顧客応対も気持ちよく、落ち着けます

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ランチメニューポークカツカニコロッケ2個ついたBセットを注文

こちらのランチメニューは充実しており、全品スープとライスが付きます

スープは、ポタージュです。

カニコロッケは、なめらかで、まろやか

ポークカツは、カリッとしたポーク自体のおいしさを実感できます。かかっているデミグラスソースもおいしい

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こちらのお店は、ポークジンジャーオムライスハヤシライスもとてもおいしいですよ

昔ながらの洋食屋さんの良さをしっかりと残してくれているお店です

開店は11時30分ですが、あっという間にいっぱいになりますので、開店直後かお昼のピークを越した時間帯での入店をお勧めします