[ジミニー☆クリケット]
2018年2月15日 16:00
今朝の出勤途中、築地川亀井橋公園から、チュンチュンチュンと鳥の騒がしく鳴く声が聞こえ、見上げると、いつになく、たくさんのスズメが公園の落葉した木に止まっていました
みんな体をふくらませ、まん丸くなっており、これぞ「ふくらスズメ」です
以前、築地川銀座公園の「ふくらハト()」を紹介したブログでも書きましたが、どうして体をふくらませるのかというと、羽毛をふくらませて空気の層をつくり温かさを保つため、つまり防寒対策としてだそうです
まん丸いスズメはかわいらしく、昔から日本人にもなじみがあったようで、着物の帯の結び方や、日本髪の結い方にもその名前が使われています
ご本人たち()は必要に迫られてそうしているのでしょうが、見かけたこちらとしては、寒い中にもほのぼのとしたものを感じることができました
俳句では、「ふくらスズメ」は冬の季語ではありますが、もう立春も過ぎたのですから、これから日に日に暖かくなってくるのが待たれます
昨年12月、築地川銀座公園の「ふくらハト」紹介のブログ記事はこちら ⇒
/archive/2017/12/post-4807.html
[みど]
2018年2月15日 14:00
2年後にオリンピックを迎える東京ですが、前回(1964年)の東京五輪 の頃に銀座にアイビールックの服を着た男性やロングスカートの女性が 大きな紙袋を抱えて歩く「みゆき族」が誕生しました。 ご想像の通り、皇居そばの日比谷公園から、銀座の中心部を抜け、築地市場 の手前辺りを結ぶ「みゆき通り(全長約1.2km)」に因んだ名前です。 しかしこの通りは元の名前を「山下橋通り」と言っていたそうです。
戦争で幻となった1940年の東京五輪招致が決まったその数年前に、東京を 世界に通用する美しい街にと考えた画家の藤田嗣治、詩人の西条八十など の文化人らが銀座を美化して、世界に恥ずかしくない街にしようと企画した そうです。 その結果、明治天皇が皇居から築地にあった海軍兵学校、海軍大学校の 卒業式などに臨席する際に行幸路とされた場所を『みゆき通り』と命名した とのことです。従って「みゆき」の漢字は「御幸」となります。
銀座みゆき通りはこういった人々の熱意から生まれ、愛されて根付い たストリートなんでしょうね。
[佃のうさこ]
2018年2月15日 12:00
2月18日に野鳥観察会が開催されます。今年で3年目、地域の愛好家から始まった観察会です。うさこも、この観察会がきっかけで、野鳥にぞっこんになり観察にハマって行きました。それは、中央区が都会の中の都会でありながら、自然を再生することで、自然と共存出来ていることを強くわからせてもらえたからです。
今、石川島公園付近で越冬している水鳥は、マガモ・ヒドリガモ・オオバン・ホシハジロ・キンクロハジロなどがいます。
観察会では、どんな鳥たちに出会えるでしょうか?早いもので、あと1か月もすると、10月にやって来た鳥たちも越冬を終えてシベリアへ帰って行きます。
是非、この機会に、越冬に中央区の隅田川を選んだ鳥たちに会いに来てみてください。うさこがご案内いたします。
[お江戸のマーシャ・堀内]
2018年2月15日 09:00
冬から春への変わり目である立春の前日である"節分"も過ぎました。
豆まきで鬼を追い払い、恵方を向いて太巻き寿司一本を食べて無病息災を願った方々も多いと思います。
さて、その次は、女の子の健康と幸福を祈って行われる3月3日のひな祭り、桃の節句の時期がやってきます。
三井美術館で、例年のように、「三井家のおひなさま」が京都に都のあった時代(平安京794年~江戸時代1868年)のうち、主に江戸時代(19世紀初頭の化政期)に、ここ日本橋の十軒店(今の室町3丁目辺り)で売られていた雛人形から明治時代にかけて製作されたものが飾られています。
ここの写真にはありませんが、雛壇に一式のおひなさまが飾られた光景は、平安時代の雅な宮廷の様子が偲ばれます。これを見れば、心の静けさを取り戻す機会になるかもしれません。
また、茶道具も展示されており、楽茶碗はいつ観ても心地よい形状です。
能の装束や能面、室町期などの増女、顰(しかみ)、小尉、猩々の面が展示されています。
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1「内裏雛」三世大木平藏製
明治28 年(1895)三井記念美術館蔵
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2「梅鉢紋・違鷹羽紋蒔絵雛道具(鏡立・鏡箱)」
江戸時代・19世紀 三井記念美術館蔵
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3「立雛」
江戸時代・文化12年(1815)三井記念美術館蔵
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4「次郎左衛門雛」二代永德齋製
明治~大正時代・20世紀 三井記念美術館蔵
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5「内裏雛(女雛)」五世大木平藏製
昭和9 年(1934)三井記念美術館蔵
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6「内裏雛」明治28年(1895)五世大木平藏製
昭和9 年(1934)三井記念美術館蔵
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7「内裏雛」四世大木平藏製
明治33年(1900)三井記念美術館蔵
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8「紅地網目蝶罌粟模様厚板唐織」
明治時代 三井記念美術館蔵
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各画像は三井記念美術館様の所有となります。二次利用は固くお断り申し上げます。
[ジミニー☆クリケット]
2018年2月14日 18:00
[東京ダンボ]
2018年2月14日 14:00
八丁堀すずらん通りの南端、八丁堀3丁目にある京華スクエアは、1901(明治34)年に創立された京華小学校が形を変えて地域に貢献して生き続けている施設です。
現在の建物は関東大震災後、耐震性に力を入れた「復興小学校」として1929(昭和4)年に建てられた旧京華小学校・幼稚園の建物を再利用して使い続けています。
京華小学校は中央区が人口減の時代であった1993(平成5)年に、鉄砲洲小学校とともに中央小学校に統合されたため閉校となっていましたが、2001(平成13)年に京華スクエアとして中央区立ハイテクセンター(研修室・会議室・展示場・ロビー)、京華コミュニティルーム、中央区シルバー人材センター、早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校などが入り蘇ったものです。
校庭ではあの二宮金次郎が勉強を続けていました。
早稲田大学エクステンションセンターは、"Extension"(=拡張、開放)の意味するとおり、早稲田大学の研究・教育機能を広く社会に開放するための機関で、八丁堀校では「早稲田大学オープンカレッジ」として、教養・ビジネス・語学・スポーツ等、春・夏・秋・冬の学期ごとに講座を多数設置し、昼夜合わせて年間約550講座を提供しているそうです。
こんな近くに大学として日本最大の生涯学習機関「早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校」が設置されているのですから、利用しない手はないですね。
東京ダンボも今年から学習を開始しました。