中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

2か月目の「高麗屋三代襲名公演」  二月歌舞伎座

[滅紫] 2018年2月 8日 18:00

100_2653.JPG 100_2652.JPG

話題の高麗屋三代同時襲名公演も2か月目に入り、益々の人気でチケット手配も大変。漸く友人たちにチケットを渡して私もやっと歌舞伎座に。入り口の番頭さんと呼ばれる役者さんのマネージャー役の方たちの受付の後方にずらりと並んでいるのは出演俳優の奥様方20人近く。流石に華やか、圧巻です。客席に足を踏み入れた途端目を引くのは草間彌生デザインの祝幕。黒地にカラフルな3点が凄いインパクト。あちこちで写真を撮っているお客様が目立ちます。

100_2654.JPG

夜の部は新幸四郎さんの「熊谷陣屋」、襲名披露口上を芝居仕立てで上演する「木挽芝居賑」、奥様方勢ぞろいの理由がわかりました。菊五郎、仁左衛門、吉右衛門そして藤十郎さんまで両花道を使っての俳優総出演です。襲名公演ならではの豪華さ、贅沢です。そして今月話題になっているのが「七段目」の平右衛門とお軽を仁左衛門・玉三郎と海老蔵・菊之助が奇数日と偶数日交替で演じるというもの。1月からどちらの組み合わせで見るか仲間内では大騒ぎになっていました。両方見たいのは山々ですが、チケットも通常よりお高く、また手配も大変なので悩ましい所です。今日は奇数日で仁左衛門・玉三郎の組み合わせ、「孝・玉コンビ」の久しぶりの復活ですが流石、息の合った名コンビ。いい雰囲気です。新染五郎(大星力弥)と新白鸚(由良之助)が37年前の先代たちと同じ役を勤めるのも話題。新染五郎さんは中学生ですが、「歌舞伎の名門の御曹司」を画にかいたような姿の品のよさと美しさで隣の方と「お父さんより更に美男」と盛り上がりました。襲名記念グッズもたくさん揃っています。これは一筆箋3種類あるうちの一つです。

100_2658.JPG

25日までですが、日にちによってはまだ取れる日もあるようです。歴史的な三代同時襲名公演是非ご覧ください。

昼の部は「春駒祝高麗」「一條大蔵譚」「暫」「井伊大老」です。

千穐楽は25日 チケットのお問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489(10時~18時)

 

 

今年は 戌年! 戌と云えば安産祈願 水天宮!

[朱房の十手] 2018年2月 8日 16:00

DSCN0996.JPG
我が家の犬は番犬にはなりません? 

←吠えもせず、散歩も、エサやりも要りません!

今年の新年会で我が家にもらわれてきました。

DSCN0816.JPG
水天宮 境内の親子犬→

 

水天宮は江戸時代から安産等々のご利益があると言われている福岡県久留米市の水天宮から分霊され三田の有馬家に勧請されたのが始まりです。(犬はお産が軽いと言われています)

 

明治時代(明治5年)になり、水天宮は現地(人形町)に遷座しました。

 

江戸時代には久留米藩主 有馬様が参勤交代の折に犬を連れてお国に帰ったそうです。

 

 人形町には西郷隆盛の屋敷があり、ウサギ狩りのため犬を飼っていました。西南戦争の折も犬を連れています。

戦後生き残った犬は,捕獲され弟 西郷従道に引き渡されたそうです。

西郷屋敷跡地は日本橋小学校です。水天宮のお参りの折、お立ち寄りください。

 

 

 

氷点下の朝の霜柱〔築地川亀井橋公園〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年2月 8日 14:00

simob201800.jpg

このところ、冬型の気圧配置が強まり、寒い日が続いています

東京は、今朝も氷点下でした

simob201802.JPG

通勤途中にある築地川亀井橋公園の花壇にも霜柱が立っていて、見た目にも寒さ感じられます

simob201801.jpg

4年前にも、寒い日にこの公園の霜柱がすごくて紹介しましたが、あの時は「啓蟄」も過ぎた3月の中旬)だったんですよね(下のブログ記事ご参照)

simob201803.jpg

暦の上では「立春」をすぎたものの、寒さはまだまだ続きそうです

インフルエンザも流行っていますので、体調管理には気をつけましょう

simob201804.jpg

2014年3月の霜柱のブログ記事はこちら ⇒

/archive/2014/03/post-1930.html

 

 

2018 水天宮 節分祭

[サム] 2018年2月 8日 12:00

P2030229ELS'.jpgP2030245''RS'G.jpg 今年江戸鎮座200周年を迎える記念事業として、一昨年社殿と社務所が建て替えられた水天宮にて、2月3日節分祭祭典斎行後、恒例の「豆まき」が行なわれました。

15:30~16:00 祭典参加者の豆まきに続き、16:00~16:30は特別ゲストによる豆まき。

今回の特別ゲストは、近隣の明治座にて4月12日~15日上演予定の、コメディ ミュージカル「ザ・デイサービス・ショウ 2018 It's Only Rock'n Roll」のメインキャスト陣(矢沢マリ子役 中尾ミエ、ジョー役 尾藤イサオ、ナタリー役 初風諄、マドンナ役 田中利花)。

バルコニーから袋入り福豆やお菓子が撒かれると、"福" を授かろうと、一斉に手が伸び、境内は華やかな熱気に包まれました。

このあと「冬だ! 豆まき!! ミニライブ」を挟み、1部・2部に分け一般参加者の豆まきが行なわれ、週末ということもあり、大勢の参拝者で賑わいを見せました。

 

 

木下杢太郎とカフェー

[yaz] 2018年2月 8日 09:00

木下杢太郎シリーズ第一回「木下杢太郎と八重洲橋」で、鎧橋の脇に開かれた「メゾン 鴻ノ巣」にパンの会メンバーと共に足しげく通っていたことを書きました。

/archive/2017/12/post-4762.html

 

パンの会は明治末期の耽美主義文芸運動の拠点となった談話会です。 1908年 12月(明治41年)に発足、メンバーとしては』系の木下杢太郎、北原白秋、吉井勇らの詩歌人,美術雑誌『方寸』出身の木村荘八などの美術家,自由劇場の小山内薫,市川左団次らから構成されます。永井荷風なども出席し,東京をパリに,隅田川をセーヌ川になぞらえた青春放埒の宴を続けました。日本橋川をセーヌ川になぞったという説もあり、「メゾン 鴻ノ巣」も重宝がられました。(日本橋小網町には「メゾン鴻ノ巣」について説明する看板が設置されています)

パンの会.jpg 

この絵は木下杢太郎記念館(伊東市)に飾られているものを撮影したものです。絵は杢太郎の作です。

 

「鴻之巣」の名は、「メゾン 鴻ノ巣」のオーナー奥田駒蔵のふるさと"久世郡寺田村(京都府城陽市)近くの丘「鴻ノ巣山」"(埼玉県の鴻ノ巣市は無関係)に因んでいます。「メゾン 鴻ノ巣」開店時の駒蔵は若干三十六歳でした。

大正四年ごろ、「メイゾン鴻之巣」は日本橋木原店(きわらだな・かつての白木屋の横町、いまも「木原店跡」の札がかかっている)に移転します。
一階は庇のような狭いバア。煉瓦のあらわに出た壁が地下室を思わせる感じでした。二階の食堂はかなり広く、さまざまな文芸団体の集会場として、小網町時代よりも一層利用されるようになりました。芥川龍之介の『羅生門』の出版記念会の写真が残されていて、鴻之巣の店内の様子が判ります。

芥川龍之介_羅生門_出版記念会(日本橋の鴻ノ巣).jpg 

 大正九年の末ごろになると、店は再度移転します。こんどはフランス料理「鴻乃巣」として、本格的なレストランを名乗ります。場所は京橋の南伝馬町二丁目12、現在地下鉄京橋駅上の明治屋の位置です。もと田村帽子店のあった四階建てのビルとのこと。
一階は天井の高いホールのような造りで、曲木細工の椅子に円いテーブルが数組。冬にはだるまストーヴが赤々と燃え、カウンター背後の棚には洋酒の瓶がズラッと並び、鼻をくすぐるコーヒーの香りが店先にまで漂い、客を誘います。二・三階には大小の宴会場が数間あり、四階は従業員の休憩所や家族の住居になっていたようです。
大正十二年九月一日、関東大震災で店は倒壊してしまいますが、駒蔵一家は無事でした。
 

メゾン鴻ノ巣(京橋).jpg 田村帽子店(京橋).jpg

レストラン_鴻ノ巣(京橋).jpg 

しかし、震災からわずか二年後の大正十四年十月一日、駒蔵は四十三歳の若さで急死します。

 

パンの会はいろいろの店を使って集会を続けますが、「メゾン 鴻ノ巣」以外で馴染みにしたカフェーが銀座のプランタンです。東京美術学校(現 東京芸術大学美術学部)出身の松山省三が、パリのカフェーのような、文人や画家達が集い芸術談義をできる場所を作りたいと、1911年3月にカフェープランタンを開業しました。所在地は京橋区日吉町20番地(現銀座8丁目6番24号、銀座会館付近)で銀座レンガ街の一角。煉瓦の建物を改装し、小山内薫が「プランタン」と命名しました。類似の店は存在していましたが、プランタンの登場によって、洋行帰りの人たちが口にしていたような意味での(サロン形式の店としての)カフェーが登場した訳です。

 

プランタンなのか鴻ノ巣なのかは特定できませんが、木下杢太郎から聞き取って木村荘八が絵筆をとった絵が残っています。楽しそう!

パンの会の様子(木村荘八作).png

銀座のカフェーはその後いろいろの変遷を経て、一つの形として「バー」という形式を生み出し、銀座全体(1丁目から8丁目)で約350軒に上っています。木下杢太郎や太宰治などのカフェー体験の一部でも、銀座のバーを訪ねて感じてみませんか?

 

 

 

"2月の記念日をイメージしたカクテル"  ~ Bar S ~

[rosemary sea] 2018年2月 7日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をインシスト オンして取材します、rosemary seaです。

 

bar_s_ginza_012.jpg

資生堂パーラーさんが運営する東京銀座資生堂ビル11階のBar S(バー エス)さんは、2月の記念日をイメージしたカクテルをご提供されています。

201802a.jpg

LAVENDER RING Cocktailとしてラベンダー ドリームを、Bar S × SHISEIDO PARLOUR ST.VALENTINE'S COLLECTION 2018 として4種のカクテルを、ご用意されております。

 

今回も株式会社資生堂パーラー 広報グループ 小番(こつがい)さんにお世話になりました。

・・・それではお品のご紹介です。

 

 LAVENDER RING Cocktail

2月28日(水)までです。

2月4日は世界がんデーでした。

資生堂さんが支援をされている、がん患者と笑顔で共生できる社会を作ることを目指すLAVENDER RING 活動。

そのシンボルカラーのラベンダーにちなみ、ラベンダー色のオリジナルカクテルを期間限定でご提供されています。

ラベンダー ドリームa.jpg

 「ラベンダー ドリーム」  1,600円(税込)

友愛をテーマにやさしさや柔らかさをイメージした、ラベンダーカラーのオリジナルカクテルです。

 

 

 Bar S × SHISEIDO PARLOUR ST.VALENTINE'S COLLECTION 2018

2月14日(水)までです。

Bar S オリジナルカクテルをイメージした3種のチョコレートとパート ド フリュイを詰め合わせた2018年の資生堂パーラーバレンタインコレクション「ル・カクテル オ フリュイ」(下の画像)。

カクテルオフリュイa.jpg

今年はこのチョコレートとのコラボレーションで、2月14日のバレンタインデーまで4種のカクテルを揃えられています。

 

バレンタイン横2a.jpg

 「銀座 1902」  1,400円(税込) [右端]

1902年、この地で「ソーダファウンテン」として誕生した資生堂パーラーさん。

まるでソーダ水を思わせる赤いカクテルです。

 「エス」  1,600円(税込) [右から2番目:最下段の画像も「エス」です。]

Bar Sのシンボルカラー「紫」で、"やさしさ"と"華やかさ"、そして"強さ"を表現したカクテルです。

 「ケープ コッド サンライズ」  1,200円(税込) [右から3番目]

クランベリージュースとライムジュースで作る、甘酸っぱく爽やかなノンアルコールカクテルです。

「ル・カクテル オ フリュイ」ではパート ド フリュイで登場です。

 「ボンヌ・バナーヌ」  1,800円(税込) [左端]

ダークラムをベースに、ナッツやクリームのリキュール、チョコレートチップを使った、濃厚でクリーミーな大人のチョコバナナカクテルです。

 

・・・銀座の夜、やわらかな光に包まれた空間の中。

カクテルを見つめながら、優しい時間をバー エスでお過ごしください。

 

 画像はイメージです。

 20:00以降ご来店の場合、カバーチャージお一人さま1,000円がかかります。

  なお、ラウンジエリアは終日カバーチャージ1,000円がかかります。

 

エスイメージa.jpg

Bar S

銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル11階

03-3572-3922

 

営業時間

月~金 17:00~23:30(ラストオーダー23:00)

フードのラストオーダー22:30(メニューにより21:30)

定休日  土・日・祝

 

Bar Sさんのホームページはこちら

⇒ http://parlour.shiseido.co.jp/bar/s