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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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お値段以上の中央区立伊豆高原荘

[みど] 2018年6月14日 09:00

そろそろ夏休みの旅行プランを考えている方もおられるかと思いますが 「安くてよい宿に泊まりたい」と思う方にお薦めなのが、中央区の保養施設 「伊豆高原荘」です。

 驚くのは宿泊料の安さ。中央区民または中央区内在勤者であれば 1泊2食で「5200円」、オフシーズンに至っては「4940円」です。 さらには10名以上の団体なら5%割引となります。 これを利用しない手はありませんよね。

 

とはいえ、この値段なので高級感・ゴージャスな旅行を求める方には イマイチでしょう。夕飯もやや少なめに思う方もいるかも知れません。 そこで夕飯にはアジフライや海老フライなどの個別料理を追加することを お薦めします。また少々値段ははりますが、金目鯛の煮付け、お刺身舟盛り なども特別料理もあります。(前日までに要予約)

朝食はバイキング形式ですが料理の数も多く、宿泊定員が少ないので イライラすることはないと思います。

 

部屋やお風呂もこの値段なら満足できますし、スタッフの方も親切でした。 どこかのCMではありませんが、まさに「お値段以上」だと思います。 家族も満足してくれました。

伊豆高原は都内からもアクセスが良く、大島や大室山が望めるロケーションで 宿から近くに観光スポットもたくさんあります。

 

 

中央区立伊豆高原荘

  http://www.izukyucom.co.jp/chuoku/index.html

 住所:静岡県伊東市八幡野1283-36

 予約・問合わせ:フリーダイヤル0120-151-307

 

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東京スクエアガーデン

[wienerhorn] 2018年6月13日 18:00

東京メトロ・京橋駅に直結した「東京スクエアガーデン」は、2013年に竣工した大規模オフィスビルです。太陽光発電や地中熱利用、BEMS(ビルエネルギー管理システム)などのさまざまな環境技術を取り入れており、国内トップレベルの環境性能を誇ります。
6階には、地域への情報発信の場として「京橋環境ステーション」があり、中央区立環境情報センターもこちらのフロアに入っています。
歩行者の目に留まるのは、地下1階から地上5階までのさまざまな植栽であり、「京橋の丘」と名づけられています。春のサクラはみごとでした。ビルばかりの都心に緑があるのは心がなごみます。
事業主体である東京建物株式会社の担当の方に伺ったところ、同社が手がけた中央区内のプロジェクトの中でも自信の作のひとつだとのことでした。ビジネスで地域に貢献できるのは素晴らしいことですね。

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波除稲荷神社 船渡御20180608

[銀造] 2018年6月13日 14:00

 波除稲荷神社の夏の風物詩、「つきじ獅子祭」の盛大な行事である「船渡御」は、約100年ぶりに復活しました。

日比谷から銀座、浜離宮へと走り、浜離宮庭園の枡形門に設置された御旅所に運ばれる御神輿に遭遇しました。

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 御旅所の横に置かれた御神輿を拝んでいると、

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 船渡御の到着が18時頃になるとのお話を小耳にはさんだので、神社の御本殿を拝んだ後、中央市場経由勝鬨橋西詰へ駆けつけました。

勝鬨橋の袂では、正に神事が執り行われている最中でした。

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 まもなく、船に載せられた御神輿は離岸して、

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築地大橋経由浜離宮に向かい、8日の夜は浜離宮庭園の枡形門の中の「御旅所」で過ごされました。

波除稲荷神社のHPはこちらです。 http://www.namiyoke.or.jp/

 

 

湊のお地蔵さま 汐見地蔵尊

[湊っ子ちゃん] 2018年6月13日 12:00

湊3丁目の隅田川沿いに、汐見地蔵尊があります。
 
siomi03.jpg湊町第一児童遊園の片隅にある、4畳ほどの小さな朱いお堂は、側面をトタン張りされた民家風の建物です。あふれるばかりの鉢植えに囲まれ、いつもきれいにお手入れされています。
先日6月2日、平成30年汐見地蔵尊供養祭が斎行されました。
 
このお地蔵様には、ある言い伝えがあります。
明治時代、この辺りから"水中から出たい"という声がきこえてくるといった怪奇現象が起こりました。そこで、川底を浚ったところ、一体の石像が出現したのです。
同時に、多くの人骨と歯牙、歯骨が出てきました。人骨は、両国の回向院に埋葬され、歯牙と歯骨は、石像とともにこの地に葬って供養することになりました。
 
石像は像高約55㎝、高さ70㎝ほどの台座の上に立っており、この台座の中に、歯牙と歯骨が納められているそうです。石像の姿は、外からは見えません。

しおみ300.pngお堂前のご由緒には、文化4年(1807)富岡八幡宮祭礼日に起こった永代橋の崩落事故、その後江戸を襲った大火災、大地震、疫病などにより、多数の犠牲者が出た旨が綴られています。

これらの災害などにより、犠牲になった人々の歯牙や歯骨が、この地点から出てきた理由は、隅田川の形状によるものかもしれません。
人々への鎮魂と祈りが込められた地蔵尊なのです。

石像を守るようにして、表に御鎮座するのは、昭和5年建立の像高95㎝、コンクリート製のお地蔵様です。こちらも、大変珍しい作だそうです。背面には、「汐見地蔵尊 三千三百三名無縁様 船松町守地蔵」と書かれています。船松町とは、現在の湊3丁目、汐見地蔵尊の所在地です。

ご由緒は、こう続きます。
「歯を病む者が祠前の塩を持ち帰り口中を漱げば痛みが治り、お礼に塩や楊枝を供する習わしで霊験すこぶるあらたかな地蔵尊として篤い信仰を集めています。」
汐見地蔵尊は、歯の神様、として広く信仰されているのです。

siomi01m.jpgまた、この辺りは、明暦の大火後に埋め立てられた湊町でした。江戸湊の中心地として、諸国からの物資がここに集まったという歴史をもっています。江戸名所図会などにも、多くの船が停泊する江戸湊の様子が描かれています。

siomi06m.JPG江戸湊を望む神様として、水運の安全も見守っていました。その証拠に、以前お地蔵様は、隅田川の方を向いて安置されていたそうです。
供養祭は、毎年6月6日前後です。
汐見地蔵尊は、町会の方々によって大切に守られています。
 

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汐見地蔵尊
東京都中央区湊3丁目18-22

※ 裏通りですが、交通量が多く、みなスピードを出しています。ご参拝の際は、くれぐれもご注意ください。

 


中央区観光特派員 湊っ子ちゃん
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第17号 平成30年6月10日

 

 

つきじ獅子祭 渡御祭

[サム] 2018年6月13日 09:00

P6091408ELS'.jpgDSC06580RS'G.jpg 前日の5月8日、江戸の船渡御・水鎮祭の神事を復活し、宮出し後、築地市場・隅田川巡行を経て浜離宮恩賜庭園大手門入口脇に設えられた御旅所に運ばれた築地波除稲荷神社宮神輿。

9日、旧事に戻した2日に亘る "船・陸の渡御" 後半の「つきじ獅子祭 渡御祭」が挙行されました。

企業の事務所が集まり、町会のない築地5丁目の築地浜離宮地区自治会も初参加。

この日、日中の最高気温は32℃と、今年初の真夏日。14:00に御旅所を出発し、厄除天井大獅子、弁財天お歯黒獅子と共に、氏子町内を、引き継ぎつつ練り歩きます。

一部女性限定区間も設けられ、築地の街は熱気に包まれました。

 

 

梅雨空を吹き払う菊五郎さんの「野晒悟助」―歌舞伎座六月大歌舞伎

[滅紫] 2018年6月12日 18:00

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関東の梅雨入りが報じられた翌日の歌舞伎座昼の部にやってきました。今月は久々の上演演目が昼夜そろい、昼の部は菊五郎さん演じる20年ぶりの黙阿弥作の「野晒悟助」と夜の部の24年ぶりの「巷談宵宮雨」(宇野信夫)で、こちらは芝翫さんが初役で演じます。また夜の部の「夏祭浪花鑑」では吉右衛門さんの団七九郎兵衛・菊之助さんお梶夫婦の息子役に寺嶋和史君が出演するのも話題です。

さて、お昼の「野晒悟助」は難を救った娘二人に惚れられて押しかけられ「女房に」と迫られるという色男・何とも羨ましい侠客です。娘二人に囲まれて如何にも困った表情の菊五郎さんに客席から爆笑と大拍手。「野晒」の名に合わせて衣裳の柄にもしゃれこうべが使われていて、着替えた衣裳には音羽屋の「かまわぬ」文様が。「山門の場」の立ち廻りの傘には「音羽屋」が。視覚的にも何とも爽やかで、梅雨空を吹きはらうような爽やかな演目です。昼の部は時蔵さんの「妹背山婦庭訓」と菊之助さんの舞踊「文屋」です。

千穐楽は26日お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489(10時―18時)