『ギフト、そして自分も楽しむ』をエンファシスして取材します、rosemary sea です。
おいでませ山口館さんは日本橋ビジネス街の中心に位置する、ゆったり空間のアンテナショップです。
関東では入手困難な逸品ぞろいです。おいしいもの、ラインナップがすごいです。
前々回、前回のご紹介はこちらです。
⇒ /archive/2018/11/post-5851.html
⇒ /archive/2018/12/post-5852.html
3部構成の、今回は最終回となります。
今回もおいでませ山口館 一般社団法人山口県物産協会 東京支部 柳井章雄(やない あきお)館長にお世話になりました。
『』内のコメントは柳井館長のお言葉です。
それではお品のご紹介です。価格はすべて税込金額となっております。
※ 画像はすべてクリック拡大できます。
左:金魚ちょうちんのコーナー
赤と白のプックリ胴体・スッキリ尾びれにパッチリ黒目・パックリ口のおどけた顔。
柳井市の郷土民芸品です。幕末に創始された、と云われています。
青森のねぶたにヒントを得、伝統織物「柳井縞」の染料を用いたそうです。
各家々で作られていたものが、戦後、現在のかたちで確立されました。
右及び下左画像左右:金魚ちょうちん 大 50cm 2,300円
下左画像中央及び下右画像右:中 33cm 1,600円
下右画像左:小 22cm 1,400円 あさひ製菓
金魚ちょうちんはインテリアとして人気があります。愛らしいちょうちん、いかが?
左画像:ちょうちん消しゴム 162円 木阪賞文堂
右画像左:マスキングテープ 540円 中央:金魚ちょうちんふせん 346円 右:金魚ちょうちんふせん2個セット 648円 どちらも木阪賞文堂
左:A6ちょうちんリングノート 324円
右:A5ちょうちんリングノート 346円 どちらも木阪賞文堂
左画像奥:ちょうちんクリアファイル A4 302円
左画像手前:ちょうちんクリアファイル A5 238円 どちらも木阪賞文堂
右画像奥:クリアファイル(白壁) 300円 手前:ポストカード 180円 fake of fake
上左:きんちゃく袋(小) 734円
上右及び右:金魚ちょうちんのあめちゃん(10個入) 432円 どちらも木阪賞文堂
数々の金魚ちょうちん柄、どれも欲しくなりますね。
『徐々にですけど人気度が上がっています。金魚ちょうちんは部屋に飾っておくといいということで。リングノート(小)が人気です。女性のバッグにも入ってしまいます。』
『金魚ちょうちんは(中)が一番出ます。外国人の方ですと(大)を買っていかれる方が多いですね。』
右:れんちょう 一夜干し 480円 魚千代
左:さわら 一夜干し 420円 魚千代
山口では「舌平目」のことを「れんちょう」と言います。
『山口以外ではこの名前は通用しませんね。』
極 あらびき ジャーマンウインナー 長州吟豚(四元豚) 200g 734円 鹿野ファーム
長州吟豚使用。ドイツ風に仕上げた、スパイス香るウインナーです。
通常より更に粗挽きにすることで、肉の食感をしっかり楽しめます。
長州吟豚(ちょうしゅうぎんぶた)、そして四元豚(よんげんとん)とは・・・
異なる種の掛け合わせで産まれる子豚の能力が、両親より遺伝的に優れる、という現象が現れる場合があります。例えば、病気に強い、とか、肉質が良い、たくさん仔を産む、とか。「雑種強勢」と言います。これを利用し、人間が求める理想に近い豚を産出しようとして出来上がったもの、それが長州吟豚です。豚肉の最高レベルに位置します。4品種掛け合わせて「四元」の豚、すなわち四元豚。ちなみに3品種ならば三元豚(さんげんとん)です。桜色の肉は柔らかくジューシー、ほんのり甘く、臭みもありません。これが長州吟豚が最高と言われる理由。
なお、長州吟豚のハム、ソーセージのお品は他にもこちらで普段販売されていますが、取材日当日は品切れとなっておりました。
それは、パストラミポーク 300g 1,598円 、 職人ベーコン 150g 702円。
『こだわりの肉を使っているので、一段上の味、ということで最近固定客がついています。豚の場合、上手に品種を掛け合わせると肉質が一気に良くなる、味が良くなる、どこに出るかと言うと、脂のところに良く出るんです。脂が甘くてすごくおいしいです。特にベーコンって脂が多いじゃないですか。最初は他のベーコンより値段が高いのであまり売れませんでした。一度食べられた方は、これは最高だ、と。』
上左画像:清酒 薩長同盟 720ml 2,018円 金光酒造
山口市と鹿児島県の鹿児島市が今年「明治維新150年」を記念して共同開発しました清酒です。
山口産酒米「山田錦」の種もみを鹿児島で栽培し、山口の酒蔵が醸造しました。
幕末、武器が不足していた長州藩と、米が不足していた薩摩藩が手を組んだ、それが薩長同盟。
150年の時を経て、今また提携した逸品です。
なお、お値段もお手頃、今年の年数に合わせています。
上右画像左:ふくのひれ酒 180ml 2本入 1,080円 しらたき酒造
ふぐ身を仕込んで出来上がったひれ酒に、更に高級とらふぐひれを付けました。おかんがおすすめです。
右画像中央:ふくのひれ酒 デカンタ 180ml 467円 しらたき酒造
辛口本醸造清酒をベースに、仕込製法により清酒に抽出し、ひれ等は取り除き、保存性を高めています。
右画像右:とらふくのひれ酒 180ml 560円 下関酒造
とらふぐ骨ひれ酒 1080円 ダイフク
とらふぐの中骨とヒレ使用。4本から5本入っています。
沸かしたお酒に本品をそのまま入れるだけ。
香ばしく風味豊かな「骨ひれ酒」をご堪能ください。
左:焼きひれ 540円 日髙食品
右:天然とらふぐ焼きひれ 1,590円 酒井商店
『冬なのでひれ酒ですね。
自分で作られる方は「ひれ」。焼きひれ、骨ひれ、とらふぐです。
お酒の中に入れるだけ。味と香り、いいのが出ます。
(おすすめは)熱燗にして、ちょっと入れておいて、一旦蓋をして、火をつけるとアルコールが飛ぶのでボッと燃えるんですよ。そうするとちょうど飲み頃。
知っている人はこれ、これって、ひれを買われます。2つ3つまとめて買われる。』
・・・柳井館長、ありがとうございました。
おいでませ山口館
日本橋2-3-4 日本橋プラザビル 1階
東京メトロ東西線・銀座線日本橋駅が至近です。
日本橋髙島屋さんの、中央通りを挟んで反対側の区画にあります。
03-3231-1863
営業時間 10:30~19:00
年中無休
※ 12月31日から1月3日を除きます。
おいでませ山口館さんのホームページはこちら
⇒ http://www.oidemase-t.jp/