[お江戸のマーシャ・堀内]
2016年1月 8日 18:00
COREDO室町2の3階"TOHOシネマ"で、「杉原千畝 SUGIHARA CHIUNE」を観てきました。
午前/お昼の部だけだったので、お昼を食べる前に、戦前の70年以上前の出来事に向き合ってきました。
激動の第二次世界大戦下、日本政府に背き、リトアニアで命のヴィザを発行し、6000人ものユダヤ難民を救った
人(外交官)の実話です。
http://www.sugihara-chiune.jp/
日本橋に、このような映画館があること自体、2020年オリンピックが開催される東京にとって、
新しい可能性を感じます。日本橋観光で疲れた身体を休める席としても、音響もなかなかよいのです。
あと、12月下旬のとある日、三越前駅地下街の一角で、pepperやUNI-CUBなどロボットを実際に見る機会
がありました、人工知能を持つアンドロイドとともに、社会に少しづつ役立ってくれる時代も、
もう目の前のような気がします。来年以降、日本橋にも登場する日がやってくるような気もします。
2015年、2016年に感謝。
[お江戸のマーシャ・堀内]
2016年1月 6日 09:00
新春、明けましておめでとうございます。
一月二日、横浜で厄払いを兼ねた新年のお参りをした後、銀座線/新橋から15分ほど歩いた所にある
浜離宮恩賜庭園に行き、伝統ある鷹狩の技「放鷹術(ほうようじゅつ)」を見てきました。
ここは江戸時代将軍家の鷹場、明治時代には鷹匠を住まわせてこの伝統を保護、この鷹を放ちての実演は
今回で24年目、外国人含めて数百人の観衆が居た様に思います。松の木の木陰だったので少し寒かった~。
--少し宣伝ですが、ここは真向いに見える晴海(2020オリンピック選手村)との間の東京湾から海水を引いている珍しい庭園であること、
また三百年の松があること、吉宗の時代にはベトナムからの白象が暫く住んでいたことでも有名です。
(浜離宮の説明版は、クリックすると大きく表示されます)
さて、メインイベントである210メートルの高さの電通ビル屋上から舞い降りる「オオタカの急降下」の前には、
輪回りといって、鷹に周辺環境に慣れさせるためのウォームアップです。
この日は晴天でしたが、オオタカの急降下時には、何故かトンビやカラスがたくさん集まってきて邪魔をされたり
して(縄張り争い、、)鷹匠の腕にはなかなか戻ってこないという自然ならではの微笑ましいハプニングでした。
一般の方の参加イベントで、鷹が数メートル飛んで腕に乗っかる!"鷹は、思ったよりも軽い"と言っておられたのは
わかるような気がします。
鷹が大空を風に乗って軽やかに飛ぶ姿は雄姿です、一富士、二鷹、三茄子、2016年、佳き年でありますように!
最後、この写真の緑の畑は菜の花です、二月以降には黄色一面になった風景がまた素晴らしい、自然を愛でる時として
お時間作って訪れられることをお勧めです。
浜離宮恩賜庭園 http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html
合掌
[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年12月 4日 16:00
日本橋七福神の一つの小網神社、健康長寿の福禄寿で有名で、日本橋小学校裏に鎮座する
お稲荷さんです。どぶろくのお神酒がふるまわれる日でしたので、夕刻お参りに行ってきました。
もう11月も終わり、あと一ヶ月で今年が終わると思うと、、、しかし本格的な冬でもないので、
そんな年末の気がしないのです。
というところで、来年の2016年は申年です、日本橋三越5階で、京都の京陶人形"小田益"さんの新年の
ご挨拶をするおサルさんに出会い、新たな年を感じる日でした。
●小網神社
●申
[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年12月 2日 14:00
お金の歴史がわかる貨幣博物館、30年ぶりのリニューアルです、
以前の展示と比べてとてもわかり易く、体験コーナーもあり、明るくなっています。
室町界隈の散歩に如何でしょうか?(入場無料)
まず、お金の歴史、特に日本のお金は、6世紀ごろ中国の銅銭などを取り入れつつ模倣し、
独自の貨幣、そして紙幣を作ってきたということが判り易くパネル展示があります。
→思ったことは、江戸時代は、封建制度の基に、貨幣経済という資本主義の基礎を
確立した、それが今の日本の基礎を作ったのだという事でした。
そして実際の金、銀、小判などがまじかに見ることが出来る工夫があり、
一億円の札束を手で持って実感することもできます(それほど重くはないのですね、、)。
学校の課外授業にはもってこいなのかも知れません、どなたにもお勧めです。
ここを訪問したからといってお金持ちにはなれませんが、今まであまり気にせずに
手にして来ていたお金を知ることで、なにやら心が柔らかくなったような気分になりました、
建物の温度が暖かかったせいでしょうか?!
貨幣博物館 http://www.imes.boj.or.jp/cm/
[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年11月28日 14:00
三井文庫50周年・三井記念美術館会館10周年を記念する特別展覧会が、
春に続く第二弾として、日本橋の三井記念美術館で来年1月末まで開かれています。
江戸時代、伊勢の松坂商人として日本橋(大伝馬町→駿河町)に店を構え、呉服屋
として出発、そして両替商として幕末、明治の動乱期を経ながら、今日に
至るまで収集した伝来の家宝が一堂に集まったといえるものです。
日本伝統文化の縮図を見るかのように、茶の湯、国内外の絵画、書、また郵便が
始まった明治以降の切手類、そして、国宝である円山応挙の「雪松図」、能面と続きます。
慌しい年末年始に、心を落ち着ける場所として訪れては如何でしょうか?
重要文化財 玳皮盞(鸞天目) 南宋時代・12 ~ 13世紀
重要文化財 唐物肩衝茶入 北野肩衝 南宋時代・12 ~ 13世紀
重要文化財 日月松鶴図屏風 室町時代・16世紀 展示期間 1月5日~1月23日(上から左隻、右隻)
重要文化財 東福門院入内図屏風(部分) 江戸時代・17世紀
国宝 熊野御幸記 藤原定家筆 鎌倉時代・建仁元年(1201)
孔子廟堂碑 虞世南筆 唐時代・貞観2 ~ 4 年(628 ~ 630)
手彫切手 和紙桜20 銭仮名ロ入 明治時代
国宝 雪松図屏風 円山応挙筆 江戸時代・18世紀(上から左隻、右隻)
国宝 短刀 無銘正宗 名物日向正宗 鎌倉時代・14世紀
重要文化財 能面 孫次郎 伝孫次郎作 室町時代
作品はすべて三井記念美術館所蔵となります。
三井記念美術館→最寄駅は地下鉄銀座線の三越前駅
詳細はこちら URL http://www.mitsui-museum.jp/
※各画像は三井記念美術館様の所有となります。二次利用は固くお断り申し上げます。
[お江戸のマーシャ・堀内]
2015年11月25日 14:00
11/21土曜日の午後、築地社会教育会館にて開催された
「国際交流のつどい」に参加してきました。
中央区に少しでも関心のある方、いろんな国の方々で賑わっていました。
拳玉、輪投げ、かるた、花札、福笑い、双六、おはじき、羽子板、独楽、墨絵(写真は私の作品)、風呂敷包み、
(チヂミ、おでん、スリランカteaの休憩コーナー)、三味線体験コーナーをなつかしながら楽しんできました。
他にも、茶の湯、着物試着、踊り、生け花などの体験など、日本文化を手軽に紹介されていて、
外国人の方にも楽しい一時だったのではないでしょうか。たぶん、日本語を気軽に学びたいという方も
いたりして、ますますインバウンドへの対処が必要だと感じる一日でした。