今、日本橋三越で、第72回「春の院展」が開催されています。
現代日本画の力作300点、多くが淡い基調で、聊か物悲しげなくらいの雰囲気を
感じるのは私だけでしょうか。たぶん、そのほうが春の陽気と相マッチする
ようにも思えてきます。
4/10まで開催されています、お仕事の前後、合間などに行かれてもよいのではないでしょうか。
また、日本橋三井タワーの入り口に、桜が飾られています。
執筆者一覧最近のブログ記事 |
春の院展
今、日本橋三越で、第72回「春の院展」が開催されています。
現代日本画の力作300点、多くが淡い基調で、聊か物悲しげなくらいの雰囲気を
4/10まで開催されています、お仕事の前後、合間などに行かれてもよいのではないでしょうか。 また、日本橋三井タワーの入り口に、桜が飾られています。
熈代勝覧に描かれた江戸の暮らし
名橋 「日本橋」保存会 日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会による特別共催セミナー「熈代勝覧に描かれた江戸の暮らし」に参加してきました。講師の先生は、江戸東京博物館学芸員の江里口友子先生です。
私は、2013年3月に、三越駅前の地下コンコースで初めてこの絵巻複製(約17メートル)を見て以来(実物よりは1.4倍に大きい)、江戸時代にタイムスリップしたいものだと常々思っていただけに、とても楽しいワクワクする日となりました、有難うございました。 1)江戸時代後期(文化2年_1805年)の繁栄を描いたもの、1995ドイツで発見され、ベルリン美術館群東洋美術館にある。今回は2回目の里帰り
2)実物は巻物状で、題名は「熈代勝覧 天」 と書かれている。つまり他にもあるのか(地、人)?誰もわからない、、 作者も未だ不詳
3)さて、その中身である、両国の回向院と書かれた箱の絵がある。兎に角、江戸は家事が多かっただけに、火事の前の繁栄の風景、火の見櫓 、天水桶、 防火用水も描かれている。神田の今川橋(今は無い)から日本橋までの通り(今の中央通)760メートルの90軒ほどのお店と人や動物が1671ほど軽快なタッチで描かれている。
4)覗いてみる、白壁屋、桃の花、 呉服商から両替商までやっていた"三井越後屋"、刃物の"木屋"(普請中なれど蔵で営業中と書かれているらしい)、紅屋(白粉のこと) 今川橋の瀬戸物屋、渦巻き模様看板の水飴屋、油を塗った合羽を売る店、 お汁粉屋、 占師、薬屋(何故か多い)、入れ歯屋(石や木で創っていたらしい)、傘屋、 寿司屋"玉鮨"、鏡屋、煙草、ロウソク屋、キセル屋、 10軒店でのお人形売り、二八そば屋、本屋、 ちろりで一杯できる居酒屋、 徳利を持って酒を買いに行く人 、指物屋、算盤屋、古着屋、箍屋、 猿回し(犬が近くに居る、猫はいない)、赤味噌屋、結納屋 などなど
6)親父が寺子屋行く子供の手を引いて肩に勉強机を背負っている、なんと健気な風景ではないか、"チャント勉強せなあかん!"といわれているのだろう。
7)日本橋近くになると青物屋、魚屋(鰹、鮑)、今もある高札場には"切支丹御法度"が書かれているらしい。橋のたもとの番小屋は自治会組織、 立ちション禁止の鳥居のマークもあり、喧嘩の風景、日本橋川では子供が泳いで居る姿も見える
8)この絵画のタッチは、江戸の錦絵などには見られるものではないようだ。ここで、中国の清朝の康熙帝の還暦を祝う「万寿盛典」のパレード絵画(離宮から紫禁城へ歩く行列)との比較が面白かった、いくつかの場面の人間の仕草がとても似ているのだ。
さて、みなさん、タイムスリップして頂けましたらば、幸いです。 ひな祭り
春の訪れを告げる「三井家のおひなさま」の展示が、日本橋の三井記念美術館で4月2日まで開かれています。
"雛遊び"とは、、文献によれば承平年間(約1070年前)ごろから存在していたと言われている。雛人形が
辞書を紐解けば、"ひな祭り"とは、3月3日に行われるひな人形の祭、一家の女子の成長を祝い、
美術館に一歩踏み入れると、時代物の茶碗が勢ぞろい、お茶を嗜む方には垂涎のまとではないでしょうか。
殊に、写真2のひな段飾りは、幅3メートル、高さ5段のもので、豪華絢爛の中に落ち着きがあるとは
2 「銀製ひな道具」 江戸~明治時代・19世紀 三井記念美術館蔵 3 「立雛」 江戸時代・文化12年(1815) 三井記念美術館蔵 4 「次郎左衛門雛」 二代永德齋製 明治~大正時代・20世紀 三井記念美術館蔵 5 「内裏雛(女雛)」 五世大木平藏製 昭和9 年(1934) 三井記念美術館蔵 6 「内裏雛」 五世大木平藏製 昭和9 年(1934) 三井記念美術館蔵 7 「内裏雛」 四世大木平藏製 明治33年(1900) 三井記念美術館蔵 8 「城山莊本館」 詳細はこちら URL http://www.mitsui-museum.jp/
各画像は三井記念美術館様の所有となります。二次利用は固くお断り申し上げます。 中央区観光情報センター@京橋エドグラン
日本橋から中央通を15分ほど歩いて、中央区観光情報センターを訪れてきました。 明治屋の左隣に位置し、多くのサラリーマンがお昼を楽しみにこの建物を訪れていました。
地下一階の中央区観光情報センターには、多くの観光資料が並べられ、この春節で訪日している中国からのお客さんなど外人の方もボチボチ訪れているようです。 センターの中の写真をどうぞ(サンプルのお寿司、良くできています)。
東京 中央区観光ガイド http://www.centraltokyo-tourism.com/
春はもうすぐ
さて、一月も終わり、旧暦で言えば、立春の2月4日が目の前、 その前日は豆撒きの節分ですが、春がもうそこまできているような気配がします。
ちょうど今は、旧暦でお正月を祝う中国など中華圏の春節(お正月)の時期、 沢山のアジア圏からの旅行者の姿に出会います。
コレド室町1の地下にある<日本橋案内所>NIHONBASHI INFORMATION に、三月三日のひな祭りを前にカワユイおひなさんと鬼が並んで、今の季節感を醸し出していました。より暖かくなりますね!
(↑ クリックすると大きくなります) 匠の技展
日本橋・三越にて、日本の職人「匠の技」展が開催されていました。 北海道から九州まで、職人さんが日本の技を代表する多くの工芸品/日常品が ・蛇革 日本では、平和な室町時代初期、江戸時代などに |
メニューアーカイブリンク集 |