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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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人形町には、静かな佇まいがある(街さんぽ"食べ歩き" その2)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年7月16日 16:00

私は、時々、幕末から明治、西郷隆盛屋敷跡に立つ日本橋小学校へ
図書館やプールのために寄っています。

 

まずは、半蔵門線の水天宮前駅、8番出口を出ると、学校帰りに
とっておきのような "揚げたてコロッケの今半" がみえます。

  

そこら辺りはいくつもの昔ながらの路地があり、それぞれ食べ物屋さんが
沢山あります。そんな中、てんぷらで有名な "中山" というこじんまりとした
お店があります。ご夫婦でカウンターの内側と外側で、
ユルリとした雰囲気を醸し出しながら、幾分黒めで甘辛いタレがかかった天丼が
ここの御馳走です、夜は常連さんが多いのも頷けます。

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それからその路地辺りを見ていると、道端にクジラの置物があります、
これは江戸時代、ここは葺屋町、堺町と言われ、庶民に人気の
操り人形のメッカだったようです。その時に使う人形の操り糸
としてはクジラの髭が一番しなやかな動きを出せるという事で、
このクジラへの感謝の標だそうです。
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そして、親子丼といえば "玉ひで" ですね、私もお休みの日のお昼に頂いています。

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そして、人形町、水天宮の地下鉄駅の通りに聳える二つの櫓、

"江戸落語からくり櫓" と "江戸火消しからくり櫓" が見えます。

ck1515_20150715 (6).JPG (江戸落語からくり櫓)

 

人形町は、なにか昔の大阪の面影が残っているような場所にも思えます。

 

 

 

日本橋に "能面" がやってきた(街さんぽ その3)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年7月 4日 14:00

みなさま、能を舞うときに顔につける面をご存知でしょうか?

 
今、日本橋丸善を西方向へ曲がると"田中八重洲画廊"で、
"岩崎久人古希記念 能・狂言画展"が7月6日まで開かれています。

  
怖い顔、優しい女性の顔、ニコニコしたお爺さん、、おどけた顔、大黒さんと、
見ていて飽きることなく、心が休まるような時間が持てるかもしれません。
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お能は、室町時代から始まったとされ、その能面つくりにも長い歴史があるようです。
それぞれ、人の心を映す面("おもて"と言います)は、ヒノキを使い、
立体的に彫り上げ、胡粉を塗り、数ヶ月の時間を掛けて作り上げる作品です。

 
いろいろな角度から見ると、また違う表情が見え、人間の喜怒哀楽を
見て取れるかと思います。

 

お時間あれば、立ち寄ってみては如何でしょうか?

 

 

ところで、6月30日、人形町の小網神社の夏越の祓えにお参りして来ました。
今年も、あと半年、無事に過ごせますように。
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福島県いわき市の化石が、日本橋にきていま~すよ(6/18-21まで)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年6月19日 09:00

今回は、偶々通りかかった日本橋室町4丁目にある

"日本橋ふくしま館MIDETTE"でやっている
化石発掘体験のお知らせです。

  

今、福島県はいろいろな風評被害で、観光に出かける人たちが激減しているようです。

 
そこでボラティアの人達が、化石(アンモナイト、、)が沢山出ることで有名な福島を
MIDETTEでアピールしておられました。

奥の食事処の奥で、無料で、なんとなく発掘気分になれます。

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学校の夏休みの自由研究なんかにいいないじゃないでしょうか、、私はもっぱら温泉ですが、、
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時々、雨の降る季節になりました。Cool Bizは10月末まで、
毎日の工夫でボケることなく秋の風が吹くまで、、。

 

 

日本橋の「するがてふ」って何?江戸から現代の最新日本橋

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年6月18日 14:00

時代小説や街の歴史パンフレットに「するがてふ」という文字がよく出てきます。
今で言えば、室町一丁目当りでしょうが、其の名の由来がズット気になっていました。
最近、日本橋北詰の東側交差点を渡った角地のビルの一階に、その説明を見つけ、
ようやくスッキリしました。(下記写真の黒いビル一階)

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その説明にはこう書かれています。
日本橋にかつて駿河町という一角がありました。徳川家康が江戸に幕府を開いたとき、
駿河の国より随従した町民のために与えた土地がこの駿河町でした。
当時このあたりには一面に葦が茂っていたと伝えられています。
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広重の「名所江戸百景」にある江戸の日本橋は、室町界隈の有便堂さんのシャッターに見えます。
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高速道路が架っていない日本橋
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高速道路の架った日本橋、日本橋南詰め船発着場の擬宝珠
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羽田空港出発ロビー3階に19世紀当時の日本橋復元!
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1944年の中央区の上空写真≪三越駅前にあり≫
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Cool Bizは10月末までです、ネクタイは何故に必要なのかと思わせる
最近の早めの暑さです。毎日の工夫でボケることなく秋の風が吹くまで、、。

 

 

 

手作り"街さんぽ"(その1)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年5月21日 15:00

今日は"街さんぽ"です。

 
1)週末、日比谷線東銀座3番出口に直結している歌舞伎座木挽町広場へ。

大きな勘亭流文字の歌舞伎座提灯が目印、なんともう風鈴が吊るされていました。
夏への準備、先ずは心地よい音色をどうぞ。
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2)そのまま昭和通りを南へ2block築地方向へ行くと演舞場通り、

綺麗どころとお食事の"東をどり"、今年の5/21-24は行けないので、昨年の写真で雰囲気をお伝えできれば、、。
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3)さて、築地場外市場目指して、築地4丁目の新大橋通りをユックリ歩きますと、外国人観光客が目立ちます。
ここにはお寿司屋さんが沢山あるのですが、私は外国人が多い

"つきじ かんの"という自らセリ番号を持っておられる鮪海鮮問屋で、
この丼をいただきました。(900円)

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4)腹ごしらえした所で、次に築地市場の隣に位置する"浜離宮恩賜庭園"。

江戸時代は将軍家別邸、八代将軍吉宗の時には、1729年長崎からヨッチラ歩いてきてくれた白象さんが、ここで生活してくれていたんですね。
緑と池(東京湾と繋がっているため海水の池もある)、お茶屋で一杯など週末のユックリ休みには最高です。
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5)最後、お帰りは日比谷線の築地駅にある築地本願寺。

ここでお参りをして、毎月違うお札をもらって帰ります。 本のしおりに使えます。
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これから暑さに気を付けて頑張りたいと思います。

 

 

 

"神田祭"、江戸っ子じゃないけど、テヤンデー!

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年4月28日 09:00

時を遡ること1300年余り前、神田明神は大手町辺りに創建されました。
そして、1616年に表鬼門の守護として今の外神田に遷座し400年が経ちます。
東京の神田祭は、年中行事の一つとして下町っ子には欠かせないものとなっています。
今年は家康公没後400年とも重なり、NHK大河ドラマと共に江戸を身近に感じる現代です。

 

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神田明神

 

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江戸時代のお祭りを再現@資料館特別展(7/26迄)

 

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神田祭の浮世絵@神田明神内

 

3つの神様(だいこく様、えびす様、まさかど様)をお祭りしているということから、
All Mightyな日本の神社と思います、先週の土曜日、お参りをして来ました。

 

ck1515_20150423 (4).JPG だいこく様@神田明神境内

 

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えびす様の熊手@資料館特別展

 

さて、ゴールデンウィーク明けの5/7~5/15に神田祭が開催されます。

メインイベントの一つである神幸祭の5月9日には、
鳳レンと神輿(みこし)を先頭に、たくさんの山車が500人ほどの行列で、朝8時から夜19時まで108の氏子さんの町
(神田、神保町、大手町、日本橋、秋葉原、人形町、神田と約30キロの距離)を練り歩きます。
*お祭りと聞くとワクワクしますが、忙しい方には5月10日のインターネット中継がよいかもしれません。
http://blog.goo.ne.jp/kanda_ch

 

今年は、徳川宗家第十八代当主の徳川恒孝さんや江戸っ子博物学者で有名な荒俣宏さんも参加されるようです。

 

ck1515_20150423 (6).JPG (日本橋)室町一丁目のお神輿@三越新館玄関

 

神田明神 URL http://www.kandamyoujin.or.jp/

 

 

 
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