[坂の上のねこ]
2012年1月31日 08:30
寒い日が続いていますね。でも私はこんな冬のキ~ンと冷たい空気の晴れた日が大好き。
高層ビルがたくさんある中央区。ちょっと上ると富士山がきれいに見える場所がたくさんあります。
でも高層ビルに上らなくても、海抜ゼロメートルから富士山を望める場所もあるんです。
冬晴れの日、ぜひ早起きして晴海ふ頭にいらしてみて下さい。
あいにく私がカメラを持って行った日は夕方だったこともあって富士山は霞んでいましたが、
ちょうど海王丸が停泊中で、夕日に映えるその美しい姿に感動。
また後方では、東京タワーが2012年の訪れを告げていました(今年見逃した方、来年はぜひ)。
晴海ふ頭の展望室に上ると、澄んだ空気の中、富士山、東京タワー、レインボーブリッジなどの姿が目の前に広がります。
晴海ふ頭には休憩コーナーやカフェもありますから、風景を堪能したあとはゆっくり温い飲み物を飲みながらくつろぐこともできます。ほっとプラザ晴海でゆっくり温浴するのもいいですね。お手ごろ価格でのんびりできる場所があるのも中央区の魅力です。
[坂の上のねこ]
2011年12月28日 08:30
クリスマスが終わり、街の装いは新年を迎える和の雰囲気に。
でも、まだちょっとホリデイシーズンのイルミネーションとさよならするのは寂しいときは、佃公園にいらしてみて下さい。私が住んでいる佃公園の一角はこの時期、青と白のイルミネーションに彩られます。
住宅地ですので、商業地区のように華やかな光の数々ではありませんが、その分、人通りが少ないので、静かに冬の澄んだ空気と光を味わうことができます。
夜のお散歩ついでに、レストランでお食事もできますよ。「カフェ&レストラン・リバージュ」は、時間帯によって、異なるメニューが用意されていて、ランチタイムにはバイキングもあります。
写真は昼間の様子。左に写っている樹はオリーブの樹です。また右手は薔薇の生垣で、年に何度か見事な薔薇の花が満開になります。
レストラン「リバージュ」。
[坂の上のねこ]
2011年11月15日 08:30
小春日和の週末、月島社会教育会館にて、第63回中央区民文化祭・作品展が開催されました。
絵画、写真、書道、手芸品、工芸品、生け花、俳句などを楽しむサークルの皆さんが日頃の活動の成果を披露する場ということで、42の団体・個人から、627もの作品が出品されました。
会場では、押絵づくり、組紐で作る携帯ストラップなどの体験も行われており、
来場者の皆さんも文化の秋にぴったりのひとときを楽しんでいました。
今年の展示は13日で終了しましたが、来年またぜひいらしてみて下さい。
興味のあるサークルに参加して、作品を出品するのもいいですね(ちなみに、写真のアラビア書道の作品は私の夫が出品しました)。
[坂の上のねこ]
2011年11月 4日 08:30
文化の日の今日、佃から隅田川沿いにてくてくと散歩を楽しみながら北上し、日本橋中学校の文化祭に行ってきました。
日本橋中学校のブラスバンド部は全国大会に出場する実力派。校内に入ると「本当に中学生が演奏しているの?」とびっくりするほど素晴らしい演奏が聞こえてきました。
会場では、中央区観光協会による、中央区観光検定模擬問題体験イベントも開催。
せっかくの機会なので私も挑戦。問題は全部で10問、中には難しいものもあったのでドキドキしつつ採点してもらうと・・結果は満点!観光協会特派員の面目躍如。
本番の試験は来年2月12日に行われます。詳しくは中央区観光検定公式サイト をご覧下さい。
<おまけ>
日本橋中学校の近くには、かつてのこの地域の地名「矢ノ倉」の由来とその記念碑があります。
[坂の上のねこ]
2011年10月31日 16:00
とってもお得な情報なのでぜひ皆さんにお知らせしたい、でも本当は知っている人をあまり増やしたくない・・と、このブログに掲載するかどうかずっと迷っていましたが、ついに今日は公表してしまいましょう、知る人ぞ知る「二幸のセール」です。
(左)目印の看板 (右)10時の開場前からたくさんの人が並んでいます
毎月一度、2日間にわたって開催されるこのセール、食品、衣料品、雑貨が特別価格で買えます。中でもおすすめは英国の有名百貨店Hの商品。賞味期限間近の食品がと~ってもお得な値段で販売されています。あまりのお得価格なので購入価格は伏せておくことにします、ごめんなさい!
ティーケーキ5個入りXX円、10個入りXX円、可愛いクリスマス缶入りクッキーXXX円
ティーシガー16本入りXXX円、缶入りクッキーXX円、ティーゼリー1個XX円
場所は中央区豊海町3-16 、日にちは毎月下旬(不定)です。
残念ながら同社のウェブサイトが現在アクセス不可能ですので興味のある方は頑張って詳細を探して下さい。
[坂の上のねこ]
2011年9月20日 08:30
残暑の厳しい週末でしたが、秋の文化祭シーズンということで、中央区唯一の私立女子中高一貫校「日本橋女学館」の学園祭、「女学館祭」に行ってきました。
2009年に新築されたきれいな校舎(左) 入り口に置かれた手作りの看板(右)
教頭の藤井由紀子先生にお話を伺いました(以下は藤井先生のお話をもとに、いただいた資料を参考にしてまとめたものです)。
Q: 日本橋女学館の歴史を教えて下さい
A: 明治38年(1905年)、当時の日本橋区教育会が設立した、日本橋女学校が母体です。設立に関わった有名老舗店はその後も理事会メンバーとして学校運営を支えています。
Q: 初期の学校はどんな様子だったのでしょうか
A: 地元の老舗商家のお嬢様が多く、人力車で通学したり、お昼時になると自宅からお使いの人がお弁当を届けにきたりしていたそうです。絹の着物を着た女学生たちの華やかな下校時の姿は、「午後三時、浅草橋に花が咲き」と当時の人気ラジオ番組で語られたこともありました。
Q: 現在の生徒数は何名ですか。やはり地元の生徒さんが多いのでしょうか。
A: 中高あわせて約400名です。設立当初は地元の生徒が多かったのですが、今は近隣の江戸川区、葛飾区からの通学者も増えています。
Q: 特色のあるカリキュラムはありますか
A: 高校には、難関大学進学コース、進学コース、芸術進学コース(演劇、美術・デザイン、音楽)の3つのコースがあります。難関大学進学コース、進学コースは授業時間以外にも、チューター制、ナイトスタディを通じて個々の勉強に取り組むことができますし、芸術進学コースでは早くから専門知識を学ぶと同時に、各分野で現役として活躍している専門家の指導を直接受けながら、芸術系大学・学部への進学に備えます。
Q: 課外活動はいかがですか
A:アジア大会銀メダルの今井遥さんが所属するフィギュアスケート部、全国大会で銀賞のバトン部、東京都コンクールで金賞を受賞した吹奏楽部など、文化系・運動系ともに活躍しています。
Q: 日本橋という土地柄を生かした取り組みはありますか
A: にほんばし学というキャリア教育を実施しています。参加企業・団体の協力を得ながら、中学生の間に、日本橋マップの作成や、職業人のインタビュー、企業の商品開発への参加、中央区長への提案を体験することにより、社会との接点を持ち、高校生になった時点でしっかりと自分の進路を考えられるようにします。
この他にも様々な教育プログラム・学生生活についてお話していただきましたが、残念ながら全てをご紹介しきれません。詳細は日本橋女学館のウェブサイトをご覧下さい。
*ウェブサイトに掲載されている、各教科の先生方による「今週の問題」というコーナーも楽しくておすすめですよ。
藤井先生には、女学館祭初日の朝というお忙しい時間にもかかわらず、様々なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
その後、校内の展示を見学しました。
フォッサマグナについての発表(左) 生徒の絵画作品(右)
多目的ホールでは演劇が上演されていました。学校とは思えない立派な設備のホールを写真でお見せできないのが残念です。
中央区観光協会も展示に参加、ミニ中央区観光検定に挑戦してもらいました
同窓会「櫻悠会」のお部屋にもお邪魔したところ、同窓会会長の樋口さん、副会長の宮田さんのおふたりからお話を伺うことができました。おふたりの女学生時代はちょうど戦争中。防空壕に逃げ込みながら勉強に励んだ当時の貴重な様子をお聴きしました。
樋口さん(左)と宮田さん(右)
櫻悠会という名前は創立100周年を迎えた平成17年につけられたもので、「櫻」は隅田川の桜、「悠」は悠久の悠を表しているそうです。
毎年、同窓生の皆さんが集まる機会があるとのこと。卒業後何十年経っても帰れる母校があるのは本当に素晴らしいことですね。
櫻悠会の方々の作品もたくさん展示されていました(左)
創立90年(青)、100年周年(赤)記念誌(右)。かつての女学生さんたちの作文や短歌、当時の思い出を語る座談会など、卒業生ではない私にもとても興味深い内容で、家に帰ってから読みふけってしまいました。
日本橋女学館には母娘2代、3代に渡る卒業生もいるそうです。長い歴史を持つ中央区では学校も老舗なんですね。
10月には学校説明会や体験会などが予定されているそうです。日程はウェブサイトをご覧下さい。
カラー写真満載の学校案内