[坂の上のねこ]
2010年5月21日 09:00
先日、「お米の国 あじかる」に行って、写真を撮らせてもらった私、
ブログ記事を書こうと思って観光協会のサイトを見たら、なんと、ちょうど
銀造さんが紹介なさったあとでした。
銀造さんの記事はこちら
実はあの辺りを歩きながら、「銀造さんの得意テリトリーなのに、なんでまだ
あじかるは紹介されていないのかな、やっぱり男性だと入りにくいのかな」
な~んて思ってはいたのですが・・・。
わずかの差で先を越されてしまいましたが、追加情報ということで、写真をご紹介します。
(左)お店の入り口・前は緑豊かな並木道なので、欧州のお洒落なカフェ風。
(右)季節感あふれるディスプレイが出迎えてくれます。
試食用のおせんべいと飲み物(コーヒー、お煎茶、水)を手に、
ナチュラルな雰囲気の席で、ゆっくり今日のお気に入りを選びます。
店内には様々な商品が並んでいて、ここでしか買えない限定品も。
箱入りで400円というお買い得品は気軽なギフトによさそう。
私が買った詰め合わせセットの中身、よ~くご覧下さい。
こんなにいろいろぎっしり入って500円とは!!
嬉しい驚きのあまり、特大サイズで写真を掲載しました。
商店街ではなく、オフィスや病院に囲まれた場所なので、
ゆっくり静かにおいしいおせんべいを味わうことができます。
地図はこちら
営業時間:10~19時
定休日:土日祝日
[坂の上のねこ]
2010年5月14日 14:30
昨年このブログでご紹介した「古典芸能鑑賞会」が今年も開催されます。
昨年の記事はこちらをご覧下さい。
今年も、講話、小唄振り、琵琶、曲芸、舞踊常磐津と、盛りだくさんの演目。
梅雨時の宵に古典芸能鑑賞・・粋な過ごし方ですねえ。
ちなみに、会場に集まるお客さんたちの和服姿を眺めるのも楽しみのひとつです。
↑今年のチラシ
日時:平成22年6月19日(土) 開場 4時30分 開演 5時
会場:日本橋劇場
費用:2000円(当日会場支払い)
<お問い合わせ・お申し込み>
中央区文化・国際交流振興協会
電話:03-3297-0251
*区内在住・在勤者に限らず、誰でも申し込めます。
*440名の限定です。申し込みはお早めにどうぞ。
三日月さんも、昨年この鑑賞会を楽しまれたようです。
三日月さんの記事
[坂の上のねこ]
2010年4月28日 14:00
数多くの舞台作品が誕生し、育まれてきた中央区。
伝統芸能が長い年月を刻み続ける一方、新たな作品に
触れることができる場もたくさん存在しています。
そのひとつ、銀座マコトシアターでは、ハロルド・ピンター作、
高瀬一樹演出の「Celebration 祝宴」が上演されます。
関係者によると、ピンターの新たな魅力を味わえるお洒落な作品とのこと。
連休中、賑やかな銀座の大通りからちょっと離れて閉じた空間に身を潜め、
舞台で繰り広げられる洗練されたおとなの会話を楽しみながら、演劇通を
気取ってみたい気がします。
上演日時:5月5日(水) 13時、17時の2回
劇場:銀座マコトシアター 地図
問い合わせ・チケット:電話 090-8117-1598 e-mail Kazkit098@gmail.com
*観光協会のウェブサイトを見て申し込んだ方は、チケットが500円引!
<祝宴>(フライヤー解説文より)
2000 年にピンター自身の演出により初演。ロンドンのハイクラスなレストランを舞台として、そこに出入りするバブル世代の象徴のような人間たちを辛らつに描く。一見一連のピンター作品とは一線を画するかのように感じるほど、軽妙でユーモラスな会話が流れ出る。しかし、その即物的な欲求だけを追い求める、レストランの客たちの世界に対して、それと相対する世界・・・ピンター的な世界がその向こう側に描かれている。それは、人間存在の不可思議さであり、人間の記憶の持つ力と意義、その重大さであり、もうすでに我々が失ってしまった何かをうっすらと想起させる世界である。
[坂の上のねこ]
2010年4月23日 16:31
ある日、築地場外で夢中になって買い物をしていた私。急にのどの渇きを覚えました。
「まだ買い物の途中だし、休憩はあとにしよう。でも何かちょっと飲みたいなあ・・」
なんて思っていたら、タイミングよく目の前においしそうな日本茶が差し出されてびっくり!
ありがた~くその1杯をいただいて元気を取り戻し、買い物を続けました。
場外で買い物をしたことがある方なら、きっと同じ体験をしていることでしょう。というのも
老舗日本茶専門店うおがし銘茶の築地場外店では、入れたてのお茶を配って試飲させて
くれるからです。歩き疲れて、小ぶりのカップに入った爽やかな香りのお茶で喉を潤したときは砂漠でオアシスを見つけた旅人のような気分でした。
買い物が終わると、今度はゆっくり座っておいしいお茶を飲みたくなるもの。
築地市場からほんの数分歩くだけで、さっきの人混みとはうって変わって静かな空間で
お茶を楽しむことができる、もうひとつのオアシスをご紹介しましょう。
上記のうおがし銘茶が「おいしいお茶を楽しむきっかけに」と13年前にオープンした喫茶室、茶の実倶楽部では、日本茶(お湯・急須・湯ざまし付)とお菓子のセットが300円または500円で楽しめます。
これが300円なんて・・おどろきです。お湯もついてくるのでゆっくり何杯も味わえます。
メニューをみると、「しゃん」「これから」「にゅう」とユニークなお茶の名前が並んでいます。
高圧で抽出するエスプレッソ・コーヒーの日本茶版、お茶プレッソ(100円←タイプミスではありません。1000円ではなく100円!)もぜひ試してみたい味。
2階は和風のインテリア
席がゆったりしているので、落ち着けます
3階はアンティークな雰囲気の洋風インテリア
ステンドグラスから差し込むやわらかな光が素敵でした
おいしいお茶の入れ方をその場で教えてもらえるので、お茶の知識ゼロでも安心。
うおがし銘茶のサイトでは、おいしいお茶の入れ方を動画で紹介しています。
1階では茶葉の他、茶器も良心的なお値段で販売されています。
気軽にお店の方に尋ねてみましょう
茶の実倶楽部では、毎月様々なイベントが行われています。人気の「茶遊会」はもう30回目。今回(5月10日(月)~15日(土)10~17時 ひとり500円)は、新茶飲みくらべの他、新茶のてんぷら、新茶もちなど面白そうなメニューが用意されています。
茶遊会では「風まかせ」「おせっかい」といった、これまた楽しい名前の限定茶も販売。
遊び心のある名前のお茶は、ウィットのきいたギフトにもよさそう。
また、茶の実倶楽部と同じくうおがし銘茶が運営する茶・銀座では、新しい年の新茶を祝って、「謹賀新茶パーティー」が開催されます(5月1日(土)~3日(月)11~18時 ひとり500円 ドレスコード:新茶色、参加者には新茶をプレゼント)
お茶は種類が豊富。どれを買おうかといつも迷います。気軽にいろいろなお茶を試せる場があるのは嬉しいですね。ちょうど新茶の季節、今年のGW連休は日本茶三昧でGolden Tea Week !
(英語で日本茶はGreen Tea ですが、本当においしいお茶の色は黄金色なのだそうです)
[坂の上のねこ]
2010年4月12日 16:23
住吉神社、西仲通り(もんじゃストリート)といった有名観光スポットから
ちょっと離れているせいか、訪れる人はあまり多くありませんが、
佃3丁目の春海運河に面した護岸沿いは、通好みの穴場の散歩道といえるでしょう。
ここには、海水館跡の碑が建っています。海水館は、明治38年(1905年)に
開業した割烹旅館です。当時は、目の前に東京湾が広がり、房総の山まで見渡せる
風光明媚な場所だったため、多くの文化人が海水館に滞在したそうです。
島崎藤村の「春」、小山内薫の「大川端」は、ここで生まれた作品です。
「冬の海 見ればかなしや新佃 海水館は わび住みにして」
(by吉井勇・歌集「毒うつぎ」より)
そして、ガイドブックには決して載っていない見所がもうひとつ。
護岸の内側に沿って、見渡す限りのミニガーデンが連なっています。
ひとつひとつのブロックごとに、四季折々の花々が植えられているので、
隣のブロックと見比べながら歩くのも楽しいでしょう。
ただのコンクリートの塀でしかない護岸を、こんな風に利用して、エコと園芸の楽しさを
実現させているとは・・。地域の人々の柔軟な発想と美意識に脱帽です。
[坂の上のねこ]
2010年4月 6日 08:45
今年のお花見は寒くて雨が多かったなあ・・シーズンもそろそろ終わりだし・・
なんて思っていらっしゃる方、まだまだ美しい桜を楽しめますのでご安心を。
おすすめは浜離宮恩賜庭園。このブログで過去に何度も紹介されている名庭園ですが、
桜の季節は期間限定で夜間も開園、桜のライトアップを行っています。
今年はソメイヨシノのライトアップが4月1日(木)~5日(月)
八重桜のライトアップが4月16日(金)~20日(火)です。
(入園時間は午前9時~午後8時30分、ライトアップ時間は日没~午後9時)
雨が上がるのを待って、 ソメイヨシノのライトアップ最終日に行って来ました。
酒類の持込・宴会は禁止ですが、園内にある中島の御茶屋では
抹茶と和菓子のセットがいただけます。
にぎやかなお花見も楽しいですが、落ち着いた雰囲気の日本庭園を
ゆっくり散歩しながら夜桜を愛で、抹茶で一服、なんてのも風流ではありませぬか。