[坂の上のねこ]
2010年3月24日 13:00
ワンコインで、焼きたてのおいしいケーキやパンと飲み物が楽しめて、しかもくつろげるカフェ・・なんて、なかなかないのが現実。と思いきや、中央区にはちゃ~んとあるんです。
お店の名前は「喫茶アラジン」。←場所と営業時間はこちらのサイトをご覧下さい。
ランチセットは、スープ、サラダ、日替わりパン、デザート、飲み物(選べます)でなんと500円、ケーキと飲み物のセットは480円という、今どき驚きの良心的なお値段。
ランチセットの例。スープと飲み物もついてます!
「アラジン」は、中央区立知的障害者生活支援施設の「レインボーハウス明石」の活動の一環として運営されており、同施設利用者の皆さんが働いています。
忙しいランチタイムも、皆さん笑顔で、てきぱきと注文をこなしています
大きな窓のある店内は、明るくて居心地がよく、女性ひとりや家族連れも気軽に入れます。
店内では、施設利用者が工房で製作した雑貨も販売。右の写真は機織で作ったシャツ。
「喫茶アラジン」とそこで販売するパン・ケーキを作っている「魔法のランプ」は、レインボーハウス明石を利用している知的障害者の方々にとっては自立して働く場所であり、お店に行く私たちにとってはおいしいパン・ケーキを味わえる嬉しい場所。今までご存知なかった方は、こだわり素材のおいしいパンとケーキをぜひ食べにいらしてみて下さい。土日も営業というのも有難い!
尚、「アラジン」は人形町駅構内にもお店があります(販売のみで営業も平日の11~16時ですが、おいしいパンは同じです)
最後になりましたが、ブログに紹介したいとお話をしたところ、お忙しい中お時間を割いて、レインボー明石の活動について説明してくださった施設長の林さん、アラジン責任者の西村さん、どうもありがとうございました。
[坂の上のねこ]
2010年3月16日 09:30
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、日差しが暖かくなってきました。
あちこちで、線香花火のような寒緋桜が色を競い合っていますし、
ソメイヨシノも開花に向けて大きく深呼吸をしているようです。
見事なしだれ桜が人々を迎えてくれる住吉神社では、この週末から
さくら祭りが開催されます。
新しい生活が始まるこの時期、神社でお花見をして気持ちを引き締めるのもよいですね。
最寄駅は、地下鉄大江戸線・有楽町線の月島駅。6番出口が便利です
(駅を出たところに、街歩きに便利な地図があります)。
住吉神社入り口
さくら祭りのポスターがあちこちに貼られています。
開催期間は3月20日~4月4日
3月21日午後1時からは、佃小橋にて竜小太郎さんのお練りが見られます。
期間中の週末には、甘酒・お汁粉も振舞われますよ。
[坂の上のねこ]
2010年3月 2日 09:30
2月28日、冷たい雨の日曜日、第4回東京マラソンが開催されました。
起伏のほとんどない東京マラソンのコース中で、最大の難所と言われているのが
36キロ地点の佃大橋です。35キロを過ぎて動かなくなってきた足に鞭打って
やっと橋を上ったランナーを待ち受けているのは隅田川上の強い風。
さらに そこからの下り坂が足にきます。
実は私も市民ランナー。この難所を過去に2度経験しています。
でもキツイところで聞こえる沿道からの声援は本当にありがたいもの。
今年も雨の中、たくさんの人が佃大橋の上で応援していました。
橋の上には「最大の難関」の表示が・・。
橋の上でランナーたちに声援を送ります。
佃大橋は、ランナーがよく見えるので、おすすめの応援スポットです。
皆様、来年の東京マラソンは、佃大橋の上でランナーたちに声援を送り、
そのあと佃・月島エリアにいくつかある公衆浴場でゆっくり温まって、
おいしい食事を楽しみませんか。「来年は私も!」なんてひそかな決意が生まれるかも・・。
あと6キロ、がんばれ~! 終了近くになってもしっかり応援
[坂の上のねこ]
2010年2月24日 08:45
先週までの冷え込みはどこへやら、ここ数日はぽかぽか陽気が続いています。
そろそろ桜のつぼみもふくらんで・・と思っていたら、もう咲き始めた気の早い桜の樹を見つけました。
場所は中央大橋の北西側のたもと(隅田川テラス)です。
一足お先にお花見を楽しみたい方はぜひどうぞ。
桜といえばやっぱり隅田川。散歩道が桜色に染まるのももうすぐ。楽しみですね。
[坂の上のねこ]
2010年2月23日 09:00
佃島を舞台にした小説、「佃島ふたり書房」(出久根達郎さん著)は、登場人物のひとりが渡船で隅田川を渡り、佃島にやって来るところから物語が始まります。
この「佃の渡し」の歴史は古く、開通したのは正保2年(1644年)、摂津国佃村(大阪市西淀川区)の漁民が、徳川家康に従って江戸に入り、佃島を築造した翌年のことでした。
佃島と江戸市中を結ぶ水上の足として始まった「佃の渡し」は、その後、江戸・明治・大正・昭和と時代が移っても、重要な交通手段として人々に利用され、 隅田川流域最後の渡し船として活躍していましたが、昭和39年(1964年)、 佃大橋が完成したのに伴い、320年間の長い役割を終えました。
現在、隅田川の両側、佃と湊にそれぞれ「佃島渡船」と記された石碑が建っています。昭和2年(1927年)、東京市がそれまでの手漕ぎ船を廃止して、無料の曳船としたときの 記念に建てられたもので、中央区民文化財として登録されています。
(左)佃側
(右)湊側
詳しくはこちらを
「佃の渡し」からバトンを受けた「佃大橋」。
今週末(28日)に開催される東京マラソンのコースでは、ちょうど36キロ地点にあたります。
かつて渡し船に乗って隅田川を渡っていた古の人々が、32000人ものランナーたちが頭上を駆け抜けていく様子を見たら、どんなにか驚くことでしょう・・。
[坂の上のねこ]
2010年2月 6日 19:14
2月6日(土)、第二回中央区観光検定が行われました。
昨年私が受験してからもう1年。早いものです。
今年は実家の父(77歳・千葉県在住)が挑戦したので私も試験会場に応援に行ってきました。
試験会場のひとつ、コートヤードマリオット銀座東武ホテル
試験終了10分前。ドア
の向こう側では、
受験者の皆さんがラストスパート中。合格すると
、認定証、オリジナルポストカードセット、
中央区の古地図がもらえます。
観光検定の公式テキストは、項目ごとにすっきりとまとめられていて、写真も豊富なので、ガイドブックとしてもとても便利です。
昨年私はもうひとつの受験会場、水天宮のロイヤルパークホテルで受験しました。いずれもホテルだけあって、天井の高い広々とした宴会場が会場です。豪華なシャンデリアの下での受験なんて、ちょっと贅沢な気分でした。来年は皆さんもぜひ挑戦してみて下さい。
受験を終えて出てきた父。結果が楽しみです。