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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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戌・犬・狗・イヌ〔REIJINSHA GALLERY〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年1月18日 09:00

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戌年のスタートを飾るにふさわしい作品展です

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銀座6丁目、「宝石のミワ」さんが1階に入っているみつわビル地下1階にあるREIJINSHA GALLERYです

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会期は、1月12日)から2月2日)までです。

時間は、12時から19時までですが、最終日17時までとなりますので、ご注意を。

休廊日は、日曜日月曜日です。

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8名の作家による作品が展示されています

それぞれが「」を題材にした作品です

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出展者のお名前は、敬称略で、飯田 健二植野 のぞみ小川 泰生上林 泰平佐々木 敬介谷村 明門中村 眞弥子信國 由佳理8名です

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お聞きすると、ギャラリーでは、半年近く前からこれら8名の作家さんに、今回の企画展に出品していただく作品の制作依頼をしておられたとのこと

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白一色の静かで落ち着いたギャラリーに展示された作品は力作揃いで、人間に最も身近で見慣れた動物、の表現方法が作家によってこんなに違うんだというのが率直な感想です

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天井から吊るされた球体の、触っても良い)作品もありますよ

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抽象画に描かれたワンちゃんも、じっと見ていると(抽象画だからこそリアルに見えてきたりして、時間を忘れて見入ってしまいます

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それぞれの作家が、それぞれのへの思いを作品にされています

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見ていて楽しい、あるある、うちのわんこもこういう表情、しぐさをするよなと思わずうなずいてしまう作品展です

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なお、今回も、会場での写真撮影、取材について、ギャラリーのご了解とご協力をいただきました

ありがとうございます

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REIJINSHA GALLERYのHPはこちら ⇒

http://www.reijinsha.com/r-gallery.html

芸術芸術芸術

 

 

第3回ひな人形観賞会  ~ 宗家 源 吉兆庵 銀座本店 ~

[rosemary sea] 2018年1月16日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をリピートして取材します、 rosemary sea です。

 

DSC01733a.jpg「果実菓子 自然シリーズで新境地を開く和菓子の宗家 源 吉兆庵(そうけ みなもと きっちょうあん)銀座本店さんでは今年も「ひな祭り観賞会」を開催します。

 

今年は1月15日(月)から3月3日(土)までとなります。

観賞できるのは午前10時から午後7時までです。

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銀座本店さんの2階・特設会場にて、入場無料にて行われています。

お店1階のショーケースを横切り、奥左のエレベーターをご利用ください。

 

見応えあるお雛様たちです。

銀座で、華やかなひな祭りをご鑑賞ください。

株式会社 宗家 源 吉兆庵 銀座本店の渡邉マネージャーにお世話になりました。

 

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会場に入るとまず左右、上部より華やかに吊るし雛が出迎えてくれます。

その数、約600本。愛らしいですね。

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奥に進むと正面にお雛様13段飾りが飾られています。豪華絢爛です。

 

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1階にも吊るし雛が飾られています。

 

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和菓子のお品を1品ご紹介。

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桜餅

1個216円(税込)

道明寺粉を使用したもっちりとした生地でこしあんを包み、桜葉で巻きました。

桜花を添えた愛らしい桜餅です。

 

DSC01732a.jpgこのひな人形観賞会の会期中(1/15~3/3)には期間限定の特別メニューがございます。

 

3階銀座松濤 粋(しょうとう すい)では季節限定メニュー「ひな祭り膳」(2,916円:税込)が登場します。

蛤(はまぐり)のお椀や蛤ちらしなど、ひなまつり期間限定の可愛らしいお膳となっております。

 

4~6階銀座松濤では「ひな祭り懐石」(17,700円:税・サービス料込)をディナーでご用意されています。

ひなまつりにちなんだお料理と演出をご堪能いただける、特別な懐石料理です。

要予約の季節限定メニューとなっております。

 

ご予約・お料理に関するお問い合わせはこちらです。

⇒ 03-3569-2361

 

DSC01729a.jpg宗家 源 吉兆庵 銀座本店

銀座7-8-9

03-5537-5457

 

東京メトロ銀座駅 A2出口より中央通り右側を汐留・博品館方向に徒歩5分 資生堂さんの手前

営業時間

 平日 10:00~21:00

 土日祝 10:00~19:00

無休

 

宗家 源 吉兆庵さんのホームページはこちら

⇒ http://www.kitchoan.co.jp/

 

 

映画「祈りの幕が下りる時」 ロケ地めぐり ⑩

[rosemary sea] 2018年1月16日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』のプライオリティーとして取材します、 rosemary sea です。

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(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

 

映画「祈りの幕が下りる時」は1月27日の公開です。

映画「祈りの幕が下りる時」の公式サイトはこちら

⇒ http://inorinomaku-movie.jp/

 

ロズマリの中央区内のロケ地めぐり、今回は File NO.19、明治座さんです。

明治座さんでは昨年7月12・22・25日の3日間、ロケを行いました。

明治座さんの前回記事はこちら

⇒ /archive/2017/12/post-4816.html

 

お話し下さるのは、株式会社明治座 制作部 三田光政部長です。

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なお、映画「祈りの幕が下りる時」ロケ地めぐり①の記事はこちら

⇒ /archive/2017/12/post-4817.html

 

それでは・・・

明治座さま客席 Epro-01a.jpg

一番難しかったのは撮影日程を決めることでしたね。

明治座もお芝居を観にお客様が毎日いらっしゃるので。

休演日あるいは、夜の部休演日に夕方から撮影するという、その二択でした。

とにかく、明治座をロケ地のお貸ししたことで、翌日公演の幕が開かないという事が一番あってはならない事なので、よほど特別なものでない限り、我々としては明治座でのロケを許可できない場合が多いですね。

 

役者さんのスケジュールとロケハンについても、TBSさんと東宝さんとでだいぶ前から検討してきました。

7月に明治座で撮影すると決定しましたが、その半年ほど前から福澤監督が下見に2度いらっしゃって、ここからこんなふうに撮ろうとか、打ち合わせをしましたね。

監督はてきぱきと、いかにも体育会系という印象を受けましたが、撮影スタッフは、さすがみなさんプロですね。

ほとんどリテイクもなく、着々と進めておられました。

 

ロケ当日は、通常通り明治座公演もございましたので、舞台上には芝居の大道具があり、映画の劇中劇シーンでは、それらの道具をうまく隠しながら撮影を行いました。

 

明治座舞台のスタッフが劇中劇の2シーン分のセットを作って、撮影に使っていただきました。

ひとつは東宝さん製作で明治座でもここ12年の間に4度上演させていただいている名作『細雪(ささめゆき)』中の「展覧会の場」の舞台セット、もうひとつは松嶋菜々子さん演ずる舞台演出家が演出した舞台を上演している、という設定での舞台セットです。

 

この劇中劇シーンは、直接ではなく、非常に効果的に映り込みをしています。

映り込みに過ぎないとはいえ、本物を使っていますので、そこはかなりリアリティーが出るはずです。

通常、舞台の方がメインですけれど、今回の映画の場合、松嶋さん演じる舞台演出家に焦点があたっていますので、舞台そのものは背景になってしまうんです。

でもそこをしっかり作ることで、明治座としては最大限の協力をさせていただきました。

 

エキストラは人形町商店街や地元の方々などにもご協力頂き、各日程で約千人づつお集まりいただきました。

観客として明治座でお芝居を観ているというシーンと、劇場前で当日券を買い求める観客が長蛇の列をなしているというシーンです。

結構長時間になった撮影に、みなさんよくぞお付き合いくださったなぁと思います。

 

仕事柄、わたくしも役者さんともお会いすることが多いのですが、阿部寛さんも松嶋菜々子さんも、実にいい役者さんだなぁと感じました。

この映画も、そんなおふたりのぶつかり合いが見どころでしょうね。

松嶋さんはこのシリーズ初めてのご出演なのですけれど、きっちりと演じていらっしゃる!

本当にお綺麗で・・・魅力的な方だなぁ、と思いましたね。

溝端淳平さんはとても爽やかな方ですね!

(新参者シリーズの)撮影のおかげで、この界隈のお店とも顔見知りになれてとても嬉しいとおっしゃっていたそうです。

小日向文世さんと飯豊まりえさんなどもいらっしゃいました。

(サプライズで?)東野圭吾さんがご挨拶に来てくださいました。

原作でも、明治座という実在の劇場をストーリーの重要な舞台にしていただきましたので、この作品が映画化されるにあたり、明治座で撮影が出来てとても喜んでおられたと伺っております。

なにしろ明治座自体がセット場所として本物ですから!

そのリアリティーは映像でも迫力が出る、と思います。

 

ーーー監事室でも撮影されましたね。

奥行がとても狭い部屋なので、どう撮影しようか?と福澤監督もいろいろお考えになられたようです。

監事室とは、公演のプロデューサーや演出家が舞台を観ながらチェックするための場所なので、今回リアルな使われ方をしています。

例えば、演出家の石井ふく子先生は(ご自分の演出している公演の時)毎日ここでご覧になっていますから、監事室でのシーンは本当にリアルなんです!

 

何ごともそうですけれど、撮影までの下準備が一番大事ですよね。

かなり細かく打ち合わせして、スタッフの皆さんは下見だけでも熱心に7、8回は明治座に来てるんじゃないでしょうか。

どこかのスタジオで、ずっとセットがあるわけではないので、時間も限られています。

その限られた時間で撮り終えるために明治座は全面的に協力させていただきましたし、絶対に成功させようっていう撮影スタッフの裏の努力が大きいでしょうね。

 

ーーー皆さんの努力の結果が今回、実を結んだのですね。

 

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監事室へは株式会社明治座 宣伝部 林菜穂子さんに案内いただきました。

監事室は舞台から客席後方に向かって左手奥にあります。

・・・こちらが監事室です。

実際、演出やプロデューサーが、上演中この中で舞台をチェックしますので、ここは中で話しても、お客様には聞こえません。

お芝居中は室内のライトを消しますと、カーテンが開いていましても、客席のお客様からは中があまり見えないようになっております。

 

三田部長、林さん、ありがとうございました。

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明治座

日本橋浜町2-31-1

明治座チケットセンター

03-3666-6666

受付時間  10:00~17:00

 

明治座さんの公式サイトはこちら

⇒ http://www.meijiza.co.jp/

 

 

観光写真コンクール入賞作品展〔中央区役所〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年1月14日 18:00

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うっかりしてました

観光協会のブログでは紹介されていたにもかかわらず、お正月をはさんだために失念していました

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2017年度観光写真コンクール入賞作品展が、中央区役所1階ロビーで開催されていました

期間は、先月22日から1月12日)までですから、このブログがアップされる頃には、展示は終了しているはずです

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毎年のことながら、中央区の魅力が伝わるすばらしい力作揃いです

430点の応募作品の中から、厳正な審査で選ばれた37点です

ベストアングルベストタイミングで、中央区の名所・旧跡街並みお祭り行事が捉えられています

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さらに、四季折々の空気感まで伝わってくるようで、展示期間終了間際ながら、写真の前で見入っている人が多かったです

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なお、ロビーでの写真撮影については、ご了解をいただきました

 

 

「高麗屋三代同時襲名公演」始まるー壽初春大歌舞伎―1月歌舞伎座

[滅紫] 2018年1月13日 16:00

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37年ぶりとなる親子孫の三代同時襲名披露公演が2日から始まっています。発表されたのは1年以上前でマスコミ報道も多いので皆様よくご存知と思いますが、幸四郎さんが2代目白鸚、染五郎さんが十代目幸四郎、金太郎さんが八代目染五郎を襲名します。歌舞伎座前には積物、幕見のお客様の列、高麗屋さんの半纏を着たスタッフが行きかい、一歩中に入ると初芝居にふさわしく新年の飾り物があふれ、三代の襲名と初春歌舞伎が重なり、めでたさも弥増す感じです。

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客席に入ると再度吃驚。襲名のご祝儀幕がまず目に入りましたが、ふと目をやると東西の1階桟敷席(計40席)は全席黒紋付の綺麗どころで一杯。スタッフの方に伺うと「東京五花街の総見」とのこと。壮観です。東京の五花街は現在、新橋・神楽坂・赤坂・向島・浅草だそうです。京都の南座の顔見世の折の花街の総見はよく知られていますが、東京で出会ったのは初めてです。本日一日だけだそうで、「今日のお客様はラッキーですよ」とスタッフの方に言われました。

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幕間のロビーも一段と華やか、観客の方も晴れ着の方が多く、いかにも初春公演という印象です。お仕事柄写真は撮られ慣れていらっしゃるのか気持ちよくOKしていただきました。

さて、お芝居ですが、昼の部は「箱根権現誓仇討」、「七福神」「菅原伝授手習鑑」の「車引き」と「寺子屋」です。「箱根権現」と夜の部の「双蝶々曲輪日記」に出演予定だった猿之助さんは10月の「ワンピース」公演での怪我で代演、「寺子屋」の涎くり与太郎だけに出演して父親役の東蔵さんとの掛け合いで「腕はもう大丈夫なのか」と聞かれ「襲名公演に出るために必死でリハビリした」と答え大うけしていました。「七福神」が揃って踊るのは60年ぶりとのことです。「車引」の松王丸は新・幸四郎、「寺子屋」の松王丸は新・白鸚が演じます。

夜の部は「双蝶々曲輪日記」「口上」「勧進帳」「相生獅子」「三人形」です。

 

襲名公演は2ヶ月続き、今月は26日までです。

お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489(10時~18時)

 

 

新年は「翁」で始まる -観世能楽堂

[滅紫] 2018年1月11日 09:00

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観世会定期能の一月公演は年の初めを寿ぐ「翁」で始まります。ご存知の通り「翁」は「式三番」ともいわれ能のルーツである祈祷や儀式の要素が強いもので、正月や劇場の杮落しなど改まった場で上演されることが多いものです。翁、千歳、三番叟が天下泰平・国土安穏・五穀豊穣を祈り舞います。お能好きの友人たちはこのちょっとした緊張感と清々しさが何とも言えないと話しています。続いて「呉服」(くれは)が上演されたので2時間40分、結構草臥れました。続いて狂言「宝の槌」、太郎冠者が太鼓の撥を打ち出の小槌とだまされて売りつけられる話で少しリラックスしたあと、仕舞「屋島」「高砂」「羽衣」など9曲を山階弥右ヱ門、観世銕之丞、梅若玄祥氏など観世会の重鎮が舞います。隣の方に「仕舞が多いですね」と話すと「これは東京観世会の年賀挨拶替わりのものなのです」とのこと。成程。

 

最後に祝言能「岩船」で、終了したのは5時40分。休憩は20分だったので4時間20分座り続けていたことになります。お隣の方は仙台からお見えで年間40回は観劇やコンサートで上京されるとか、「松濤から銀座になって本当に便利。80歳になりました」と仰る姿は仕舞の効果か背筋は伸びて、頑張らねばと思わされました。

 

能楽堂では「観世会能楽講座」を定期的に開いています。

第2回目は2月6日(火)18:30~

一部「姨捨」の魅力、二部 観世宗家による実演。講師:観世清和、松岡心平、ゲストは内田樹さんです。入場料一般1500円 

観世荒磯能事前講座 1月25日(木)18時~ 入場料500円

お問い合わせ:申し込み  観世能楽堂 6274-6579