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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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Ginza Sony Park opened on Aug.9th,2018

[銀造] 2018年8月13日 14:00

 銀座5丁目の数寄屋橋交差点の一角にあったソニービルが解体されて、2018年8月9日、銀座ソニーパークが開場されました。

外堀通りの数寄屋橋交差点からみた感じはこんな感じです。

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地上階(GL)には、メキシコ、ブラジルなど世界の国から輸入された熱帯植物などが展示されています。 これらは、『展示・販売している植物ですので、お手を触れないようお願いいたします。Please do not touch the plants.  アヲ GINZA TOKYO』と、日本語、英語と中文でも記載してあります。

 そして、展示されている植物の一つ一つを、興味深く観察していきました。

銀造は、ブラジルの乾燥地帯に2年半、カリブ海のセントマーチン島には二回、通算5年間

駐在したことがあり、熱帯雨林と熱帯の植物、特に果実については大変興味を持っています。 そういうことで後日、夢の島、板橋の二つの熱帯植物園のボランティアガイドを8年ほどやったことがあるので、わくわく、うきうきして拝見しました。

 ノコギリヤシ、スペインでオリーブオイルを貯めるために使われていたという壺、サバルヤシ、ヤタイヤシ、ケンチャンヤシ、「トックリラン」と表示していましたが、「トックリヤシ」でしょう。

 こちらの 「トックリキワタ」という大きな棘を幹に付けているのは、

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危険この上ないので近寄らないことにしましょう。 これを俳句にすれば、『数寄屋橋 トックリ危ない 酒の酔い。夏色男(秋色女の歌を参考にしました)』となりましょうか?  その他にも沢山の熱帯植物が展示されていました。興味は尽きません。

 そして、改めて、数寄屋橋方面を振り返ってみましょう。 ここはアフリカとか中南米の都市と間違う可能性がある風景です。

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発展を遂げているケニヤのナイロビとか、ブラジルのサンパウロです、なんて言われたら、信じてしまうかも知れませんね。

 さて、地下に下りる前に、一段下がった所に虎屋さんがかき氷のお店を出店していました。トラヤカフェ・あんスタンド銀座店です。 私は、少しアルコールが入っていて、とても爽やかな"リモンチェッロ"を注文しました。 かき氷の価格帯は、小ぶりのカップ入りで、¥540から¥800ぐらいです。

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 そして、ソニービルの遺構としての、むき出しのコンクリート、そこから覗き見える向こう側の景色が、déjà-vu、 温故知新的雰囲気です。塀の向こうではありません。 コンクリート穴の向こうでは、ラテン系の御家族が、SONY のロボット犬、AIBOと戯れていらっしゃいました。

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B1に下りると、"あんまん"や飲み物を販売している "MIMOSA GINZA"です。

同じB1にあるのが、"THE CONVENI "" です。オープンを記念したT-Shirtsを販売していました。

 

B2は、東京メトロの地下鉄連絡口に直結しています。

ローラースケート場もあります。貸し靴があるので、親娘子が転びながらも、楽しそうにローラースケートを楽しんでいました。

B3には "TORAYA CAFE・AN STAND "があり、銀座限定土産のあんペースト432円、648円、1296円の三種類、そしてヨウカンアラカルト897円(税込)も販売されていました。

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B4には、"Beer to GO"というCRAFT BEERと食事の店があり、ビール付きで1,500円の ランチセットが販売されていました。(スタンド式です) 

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新しい銀座のスポット、周りのお店と共にお楽しみ下さい。 お店の詳細は、こちらのURLを御覧下さい。

https://www.ginzasonypark.jp/

 

 

「築地場外市場」名称選挙!

[ジミニー☆クリケット] 2018年8月12日 09:00

今年10月築地市場豊洲移転することに伴って、移転後の築地場外市場名称募集中です

ちなみに、今回移転するのは、築地場内市場で、築地場外市場は、今まで通りで移転はしません

名称選挙が行われるのは、この移転しない方の築地場外市場です

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名称案としては、次の(1)から(3)の名称案を選択するか、あるいは(4)その他名称案として、自由に名称を応募できるものです

(1)築地場外市場(今まで通りのの名称)

(2)築地魚河岸外河岸

(3)築地食のまち商店街

(4)その他、自由に名称を募ります

決定案に応募した人の中から抽選で、「特賞」として、なんと本マグロ1本)が1人に当たります

このほか、「キリンビール賞」として、キリン一番搾り1年分5人に、

築地賞」として、築地場外市場お買物券1万円分10人に、

審査員特別賞」 (名称案(4)その他名称案の中から決定)として、築地場外市場お買物券3万円分1人に当たるそうです

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応募方法は、8月31日消印有効)までに、はがきまたはファクスに(1)から(3)の名称案の中から1つを選択するか、あるいは(4)その他名称案を記載して、必要事項を明記の上、応募してください。詳しくは、下のウェブサイトHPでご確認ください

審査結果は、9月下旬に発表されて、当選者には直接連絡されるそうです

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特賞本マグロ約30キロ相当だそうで、自分が当たったことを想像すると、どのように分けようかとか、今から妄想が膨らんでしまいます(笑)

築地場外市場のウェブサイトはこちら ⇒

http://www.asahi.com/ad/tkj/

名称募集に関する中央区のHPはこちら ⇒

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kohokotyo/koho/h30/300711/10_02/index.html

 

 

本当においしかった!「日本一おいしい盆踊り」

[Hanes] 2018年8月11日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
今年初めて、8月1日~4日に開催された「日本一おいしい盆踊り」こと「築地本願寺納涼盆踊り大会」に行ってきました

まず、中央区夜景八景に選出されているということで、どれほど見ごたえのある夜景なのかワクワクしながら会場へ向かうと、
既に非常に多くの方でにぎわっており、驚きました!
盆踊りを見ながらゆっくり飲食を楽しみたい方には、本堂に続く階段が人気のようで、

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一時的に立ち寄ったり、盆踊りをしたり、色々食べたりしたいという方には、
この盆踊り期間のために階段下に設置されたテーブルとイスがぴったりです

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築地本願寺はいつ見ても立派で、もれなく写真に収めたくなりますが、
この期間は盆踊りの飾りつけが加わって特別な夜景になっていました

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3日の仮装盆踊りでは、古代エジプトのファラオの煌びやかな格好をしたり、
有名飲料や有名キャラクターの着ぐるみや全身タイツを身にまとったりと、
実にユニークな仮装をした方々が集いました!

暗闇を照らす提灯の光、夏空に響く太鼓の音、暑さを吹き飛ばす音頭の数々、
ふわっと漂う絶品グルメの香り...これこそ中央区の夏ですね

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そして、気になる「おいしい」についてですが、
つきじ 京富、鳥藤、きつねや、以前ご紹介したすし鮮等々
名前を聞いただけでも「おいしい」と分かる築地の お店がずらり!

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花火大会や納涼祭でこれまでに見たことがないようなレベルの高い屋台ばかりで、
しばらく目移りし迷った結果、築地きつねやの牛煮込みをチョイス
(※七味唐辛子はお好みでかけられます。これほどたくさんかかっているわけではないのでご安心を!)

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味がよくしみていて、それでもって濃厚で、行列ができるのも納得!
有名店の料理なのに、ワンコイン以下と通常の屋台と比べてもリーズナブル
そう、ここのおいしものは、全て予想以上のお手軽価格で楽しめるんです。

その後、手軽に食べられるまぐろメンチカツをいただきました。
マグロなので肉汁はありませんが、それでもなかなかジューシーで、
マグロのうまみが惜しげもなく衣の内側につまっていました

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お好みでソースをかけても良いのですが、かけなくても大満足の程よい塩加減には、
「さすが、おいしいものがそろう築地!」と思わず唸ってしまうはず!

「日本一おいしい盆踊りってどんなものだろう?」
「築地のおいしいものは、もれなく高いんじゃないの?」
そんな疑問を抱えたまま初めて訪れた築地本願寺の盆踊り大会...
そこには、期待を裏切るどころか期待値以上のおいしさ&見ごたえがありました
まだこの盆踊りに行ったことがない方にも、自信を持ってオススメできます!
来年は築地でおいしいものを食べながら夏を満喫しませんか

 

 

8月、銀座金澤翔子美術館開館〔メグミオギタギャラリー〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年8月11日 09:00

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銀座2丁目、銀座大塚ビル地下1階にあるメグミオギタギャラリーは、8月1カ月間、「銀座金澤翔子美術館」になります

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期間、8月1日)~8月31日

営業時間、11:0019:00

休館日、日曜月曜祝日

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ご存知、書家金澤翔子さんの作品が、会場に展示されています

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墨痕淋漓という言葉がぴったり

黒々としたの跡、いきいきとした筆の運びが力強くスピード感が感じられます

書かれた文字の意味と相まって、観る者に強く訴えかけてきます

また、白地墨の黒清々しく涼しげです

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会場には、金澤さんが東大寺で行った席上揮毫の様子を伝える映像なども流されています

太い筆を巧みに揮ってゆっくりと集中して揮毫する様子は、すごい迫力です

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外は炎熱地獄(表現が過激すぎるかも)ですが、一方、こちらの会場は、階段を下りていくだけで既にひんやりしているのに加えて、地下1階ということで、外界から隔絶した静寂がさらに体に心地よいです

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なお、今回も会場内での写真撮影については、ご了解をいただきました

ありがとうございます

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銀座金澤翔子美術館のHPはこちら ⇒

http://www.shokokanazawa.net/

 

 

柳家やなぎ落語ナイト当夜〔ふげん社 落研〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年8月10日 14:00

先日、このブログで紹介して予約をしてあった「《ふげん社 落研》柳家やなぎ落語ナイト 第17回」が、8月3日金曜日、開催されたので、行って聴いてきました

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ドリンク付き落語会は、それだけでリラックスした雰囲気です

演者は、柳家やなぎさん古典の演目2席でした

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夜7時開演

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演目は、「ちはやふる」と、仲入りを挟んで「ねずみ」でした

ちはやふる」は、小倉百人一首在原業平の歌に隠居がいい加減な解釈を加える

ねずみ」は、左甚五郎が登場する奥州仙台宿場町での

どちらも古典落語王道です

柳家やなぎさん熱演と、枕での百人一首や、旅館でのご自身の体験談がとてもおもしろく、楽しい落語会でした

何と言っても、演者との距離の近さは何物にも勝るこの落語会魅力です

週末を控えた花金(表現古い)の夜、じっくり演者の間近で聴ける古典落語はいいものです

くせになりそうです

ちなみに、次回の柳家やなぎ落語ナイトは、9月28日)とのこと

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ふげん社のHPはこちら ⇒

http://fugensha.jp/

今回の柳家やなぎ落語ナイトを紹介したブログ記事はこちら ⇒

/archive/2018/07/post-5460.html

 

 

毎年行きたくなる!「はちみつフェスタ2018」(後編)

[Hanes] 2018年8月10日 09:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
今回は前回に引き続き「はちみつフェスタ2018」を取り上げ、はちみつ採取環境やハニーハンターの境遇の話を含め、アジアの興味深いはちみつの数々をご紹介します。

■グローリートレーディング株式会社
ウェブサイト:http://www.glory-shop.jp/

こちらで販売されていたのは、木箱で飼われていないストレスフリーの蜂が集め、
煙で燻すことなく蜂を傷つけずにハニーハンターが採取したヒマラヤのはちみつです。
そして、農薬や除草剤等が検出されていない100%オーガニックのものに与えられる
グリホサート(除草剤の成分)フリー認証なるものを受けています。
蜂は飛び回るため、自分の敷地で除草剤等を使用していなくても、
周囲で使用しているとアウト
よって、この認証を取得するのは非常に困難だそうです。

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今回完売していたチョコレートハニーパティ(100%カカオとホワイトハニーのブレンドに、天然のフレーバーを加えた一口サイズのチョコ)は、砂糖不使用の低カロリーなのに、ミネラル・酵素・ポリフェノールが含まれ、栄養価が高いそうです!気になりますね

■シタァール
ウェブサイト:http://www.e-sitar.jp/

こちらのブースには、インドから直輸入したという野生黒蜂蜜がずらり!
特徴は、大地の恵みと偉大さがギュッと凝縮されたようなパワフルさがあること
通常の蜂蜜の半分位の量で、鼻から蜂蜜の良い香りが抜ける風味が出せるため、
業務用は、バームクーヘンやフィナンシェ用にケーキ屋さんも購入するんだとか

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個人的にインドから蜂蜜を連想することはこれまでありませんでしたが、
デカン高原の奥地メルガートでの蜂蜜採取の歴史は紀元前1万5千~1万1千年頃に遡り、当時描かれた壁画には、蜂蜜採取の様子が見られるというので驚きました

そのように長いこと行われてきた蜂蜜の採取ですが、
ガンディー提唱の貧困部族の保護事業中央ミツバチ調査訓練研究所の設立により、
これまで無防備で蜂に刺されながら蜂蜜を採取していたハンターたちに、
ヘルメットや防護服等が支給され、安全に作業できるようになったそうです
日本での黒蜂蜜の売り上げも、そういった安全面に貢献するのかもしれませんね

最後に、何故「黒」蜂蜜なのか気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
他の来場者の方からの質問に便乗し、話を聞いてみたところ、パラシュという花の花粉の影響で、ミネラル等の森の恵みを含んだ樹液が含まれる蜂蜜は、熟成することで黄金色から黒褐色に変わるのだそうです
勉強になりますし、何といっても面白いです

■有限会社ユーラシア・トレーディング
ウェブサイト:http://www.the-silkroad.jp/

ここ数年で女性を中心にじわじわと浸透してきたなつめ(デーツ)
しかし、なつめのはちみつはまだ聞いたことがないという方が多いかと思います。
実はそのはちみつは王族への贈り物としても珍重されるということで富裕層に人気で、
アラブ諸国から西に輸出され、なかなか日本に入ってくることがないそうです

こちらでご紹介いただいた貴重ななつめのはちみつ「シドルハニー」は、
非加熱なので酵素が十分に効いており、食べるだけでなくパックにもうってつけ!

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米粒大の量でパックができるため、小瓶のはちみつでも3ヶ月はもつとのこと。
せっかくなので、手を顔に見立ててパックしていただきました
ローズウォーターとなじませパックしていただいた後は、
はちみつのベタベタ感は不思議と全くなくてびっくり!
保湿効果がありそうで改めてチェックしてみようと思いました

■感想
今回こうして「はちみつフェスタ」に足を運ぶまで、
はちみつは「はちみつ」とひとくくりにして考えていました。
しかしこうして試食させていただいたり、採取の裏話を聞いたり、
はちみつの豆知識が書かれたパンフレットを読んだりすることで、
場所、花、単花蜜か百花蜜かによって味・香り・色が異なることがわかりました。
はちみつ...予想以上に奥が深くて面白いです

そして、あまりたくさん花が咲いていない銀座のまちなかでは、
どのようなはちみつが採取できるのか、ますます気になってきました!

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こちらのイベントは、はちみつがお好きな方でも、私のような初心者でも十分に楽しめるものとなっています。
今回行けなかったという方は、ぜひ来年足を運んでみてくださいね

しかし、「来年まで待てない」という方に朗報です!
フェスタ会場以外でも、美容や食におけるはちみつの様々な使い方が学べる体験型の講座が毎月開催されており、楽しくはちみつについて知ることができます
受講後にフェスタに参加したら、より専門的にはちみつを味わえそうなので、
私も密かに気になっています

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8月~11月の講座チラシのダウンロードはこちらから。

講座は茅場町駅から徒歩7分、水天宮前駅から徒歩9分にある日本はちみつマイスター協会内セミナー室で開催されるそうなので、
ご興味のある方は、周囲の観光もかねて参加してみてはいかがでしょうか

※本記事につきましては、一般社団法人日本はちみつマイスター協会および各ブースのご担当者様から掲載許可をいただいております。
※「はちみつ」「蜂蜜」表記に関しては、なるべく各ブースでの表記を用いています。