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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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第11回 EDO ART EXPO / 第7回東京都の児童・生徒による"江戸"書道展

[wienerhorn] 2018年9月22日 14:00

江戸書道展チラシ_ページ_1.jpg2018年9月21日(金)~10月9日(火)の間、第11回「EDO ART EXPO」が開催されます。これは、NPO法人東京中央ネットが主体となり、東京都中央、千代田、港、墨田区の名店、企業、ホテルや文化・観光施設などの既存の建物をパビリオンに見立て、「江戸の美意識」をメインテーマに、江戸から続く伝統や文化、歴史を紹介する事業です。
このイベントのひとつとして、第7回「東京都の児童・生徒による"江戸"書道展」が開催されます。応募総数4,000点以上の中から、72社のスポンサー企業による381点以上の企業賞が贈られ、各地で展示されます。力作ぞろいですので、ぜひ会場に足を運ばれてはいかがでしょうか。
入賞者、作品、展示会場などは、NPO法人東京中央ネットのホームページで見ることができます。

 

 

蘇嶐窯 作陶展  ~ 日本橋木屋本店 izutuki ~

[rosemary sea] 2018年9月22日 12:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をコモン・センスとして取材します、rosemary sea です。

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老舗刃物店の日本橋木屋本店さん、併設されたギャラリー izutuki では9月6日(木)から10月3日(水)まで、 - 土に命を -  蘇嶐窯 作陶展 を開催中です。

株式会社木屋 日本橋本店 金子店長にお世話になりました。

また、同店小売部 野寺美季子(のでら みきこ)さんに詳しいご説明をいただきました。

『 』の言葉は野寺さんのご説明です。

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IMG_20180912_200106 (2)a.jpg蘇嶐窯(そりゅうがま)・・・

初代湧波(わくなみ)蘇嶐さんより、湧波家が代々受け継ぐ青磁の器。

四代湧波隆(たかし)さんは、京都市東山区清水に、奥様まどかさんと工房を構えておられます。

京都・清水焼と、まどかさんに伝わる福岡・小石原焼(こいしわらやき)の技法を融合し、作陶活動をされています。

その作品は美しさと機能性を兼ね備えた商品となり、食卓に彩りを添えるものとなります。

『特徴は"練り込み青磁"と言いまして、磁器の上にそのまま釉薬(ゆうやく)をかけるのではなくて、土自体に青磁の釉薬を練り込んで、更に青磁の釉薬をかけています。

ですからとても深みのある色が出ています。』

 

・・・作品のご紹介の前に道具をご説明。

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飛鉋(とびがんな)【左上】

古時計のゼンマイを加工して作られた道具。

ろくろを回転させながら、土の表裏に刃先をあてると、柔らかい土にかんなが引っかかり、連続した幾何学的な文様が入ります。

柄(え)ゴテ【右】

壺や花瓶の成形時、首を細くする際に、内側に入れて土を伸ばします。

木ベラ【中央】

皿や湯呑の成形時に、ラインを整えるため使用します。

 

・・・それでは作品のご紹介です。この記事内の画像は全てクリック拡大できます。

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Spiral 108,000円

陶器と竹のコラボによるリースです。

青磁飛鉋の陶器に、竹工房喜節(きせつ)の職人・細川さんに竹を編み込んでもらい、伝統と革新をテーマに新しいものづくりに挑戦されています。

 

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IMG_20180913_131615 (2)a.jpg青磁飛鉋の豆皿 2,160円  10,800円  5,400円 三つ足ボウル 8,640円 フリーカップ 6,480円 カップ 4,320円 5寸皿 6,480円

練り込み青磁の生地に飛鉋を入れることで、削られた溝に釉薬がたまり、深い青磁の青の中にさりげない文様が浮かび上がります。

 

  

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掛分(かけわけ)飛鉋の茶椀 5,400円 冷酒器 5,400円 マグカップ 7,560円 カップ&ソーサー 11,880円 フリーカップ 6,480円 カップ 4,320円 

磁土で成形した生地に飛鉋を入れ、上下・内外で2種類の釉薬を掛け分けています。

『(掛分のお品は)京都・清水のお店で、欧米のかたにとても人気だそうです。』

『カップ&ソーサーはお皿とカップで使い分けていただくこともできるそうです。』

 

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IMG_20180913_131948 (2)a.jpg藍釉カップ 鉄赤カップ 灰釉カップ 各4,320円

デザートや小鉢、ドリンクでも万能に対応できます。

 

 

 

  

 

 

 

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灰釉プレート 鉄赤プレート 藍釉プレート それぞれ 大 10,800円 小 4,320円

縁には飛鉋をあしらっています。盛り映えのする1枚です。

『(右下の画像、裏面の二重の白い円は)二重高台(にじゅうこうだい)と言います。

焼く時にここに高台をつけないと、くぼんでしまって平らにならないそうです。』

 

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礎(いしづえ)ピアス 4,860円 フープピアス 11,880円 ネックレス(20連) 10,800円

ろくろ作業時に出る副産物を加工したもの。涼しげな魅力があります。

同じかたちはひとつもなく、一期一会の出会いになります。

『ろくろで最後に器を切って取りますね。そのろくろの台に土が薄く残ってしまうそうなんです。

それが自然に乾燥してひび割れます。それをひとつひとつ生かします。』

 

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上の段から、円ブローチ 大 6,480円 小 4,320円 中 5,400円 最下段、イヤリングもございます。

飛鉋の文様をまるくくり抜きました。

あえて側面に釉薬をかけず、質感を残しています。

帽子やバッグのワンポイントにも、大きさ違いで2つ身につけても素敵です。

 

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時の雫(ときのしずく)ネックレス 白 10,800円 ゴールド 11,880円 チョーカー 白 12,960円 ゴールド 14,040円 フックピアス 白 12,960円 ゴールド 14,040円 イヤリング 白 14,040円 ゴールド 16,200円 ブローチ 白 7,560円 ゴールド 8,640円 スクッドピアス 白 14,040円 ゴールド 16,200円

飛鉋の際にこぼれ落ちる欠片を丁寧に焼き上げ、ガラスのドームに入れたものです。

ゴールドは箔師さんに金を貼ってもらっています。

『削られた破片をアクセサリーに生かしています。新しい試みをされています。』

 

 お知らせ

22日(日・祝)・23日(月・振替休日)には京都より、四代湧波蘇嶐・湧波隆さんが会場にいらっしゃる予定です。

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日本橋 木屋

日本橋2-2-1 COREDO室町1 1階

東京メトロ半蔵門線・銀座線 三越前駅 A6出口すぐ

03-3241-0110

営業時間  10:00~20:00

元日を除き休まず営業です。

 

木屋さんのホームページはこちら

⇒ http://www.kiya-hamono.co.jp/

 

 

小さい秋の金魚たち

[小猿] 2018年9月22日 09:00

9月も半ばになって、ようやく秋の気配のこの頃、日本橋の夏の風物詩の金魚は, , , 今も元気,に泳いでいました。江戸の知恵に習い、五感で涼を楽しもうという 「ECO EDO 日本橋 2018」、アートアクアリウム始め、金魚スイーツ&バルにたくさんのお店が参加して、今月24日までのお祭りです。

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今年は提灯が金鳥とコラボしていました。(白いのが日本橋の夏、赤いのが金鳥の夏)大日本除虫菊株式会社(金鳥)は東京支社が日本橋にあり、蚊取り線香「金鳥の渦巻」はエコ商品の先駆けとして、発売から100年以上、今も多くの家庭で使われていますね。

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        玉いの穴子ちらし寿司           工芸菓子の金魚

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金魚のような、これは鯛のかまぼこです(日本橋とやま館)  スィーツも秋の色に(三井記念美術館カフェと門前茶屋 雲母橋カフェ) にて

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日本橋金魚スィーツ&バルメューを食べてシールを3つ集め、日本橋案内所で豪華賞品が当たる抽選会に参加しましょう。

 

 

京橋エドグラン イベントのお知らせ 9/21 9/30

[銀造] 2018年9月21日 18:00

橋エドグランのデジタル・サイネージにイベントのご案内を見つけました。 Live ! CROSSINGです。

9月21日(金)18:00~、熊本マリさん with 北原照久さんのピアノ演奏。

9月30日(日)17:00~、bable(Life Style Musical)、ターボ&ゴンゾー(敬称略)のタンバリン演奏が。

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入場料無料との事です。 楽しそうなので、どちらもご参加下さい。

 

 

加島美術 渡邊省亭展9月29日迄

[銀造] 2018年9月21日 09:00

京橋3ー3ー2の加島美術では、9月15日~ 9月29日迄、渡邊省亭展を開催中です。

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 お店のショウウインドウには、渡邊省亭画伯の描いた「白鳩に梅花図」が、濤川惣助によって絵皿になった物が展示されています。 

今回の展示では、1月から12月まで、それぞれの月を描いた十二幅対が勢揃いしています。

また、省亭が描いた下絵を流麗な工芸の形へ昇華させた濤川惣助の七宝作品も展示されています。

このお二方の作品は七宝焼として、赤坂迎賓館の花鳥の間に30点展示されています。

つい先日も赤坂迎賓館で、渡邊省亭没後100年の展示を拝見してきました。迎賓館では見られない作品の数々を是非、加島美術でご覧下さい。 

同社のURLは、こちらです。https://www.kashima-arts.co.jp/

 

 

2018 工芸菓子 お菓子でつくる彩色の美 世界の花と鳥展 〈開催中〉  ~ 宗家 源 吉兆庵 銀座本店 ~

[rosemary sea] 2018年9月20日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をコンシェルジュとして取材します、rosemary sea です。

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「果実菓子 自然シリーズ」で新境地を開く、和菓子の宗家 源 吉兆庵(そうけ みなもと きっちょうあん)銀座本店さんにて、「2018 工芸菓子 お菓子でつくる彩色の美 世界の花と鳥展」が開催されております。

2018 工芸菓子 お菓子でつくる彩色の美 世界の花と鳥展 〈予告〉の記事はこちらです。

⇒ /archive/2018/09/post-5561.html

今回も株式会社 宗家 源 吉兆庵 銀座本店の渡邉マネージャーにお世話になりました。

IMG_20180914_123958 (2).jpg繰り返させていただきますが、この「2018 工芸菓子 お菓子でつくる彩色の美 世界の花と鳥展」につきまして・・・

開催場所は宗家 源 吉兆庵 銀座本店さんの2階です。入場無料です。

開催期間は9月14日(金)から28日(金)までとなります。

お店1階のショーケースの前を横切り、奥左のエレベーターで2階へどうぞ。

観賞できるのは平日午前10時から午後9時、土日午前10時から午後7時までです。

 1階のお店の営業時間と同じです。

工芸菓子・・・

花や鳥などの自然の風景を、お菓子の材料を使い優雅に表現した、観て楽しめるお菓子のことを言います。

主に白あんや砂糖、米粉などを使ってつくられます。

(残念ながら食べることはできません。)

2階会場の作品をご紹介しますが、1階にも工芸菓子のご説明がございますのでそちらから・・・

 画像は全てクリック拡大できます。

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お待たせしました。2階会場の工芸菓子作品です。

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こちらでは株式会社 源 吉兆庵ホールディングス 工芸室室長 祇園公子(ぎおん きみこ)さんのご説明をいただきました。

16年ほど、この工芸菓子制作に携わっているそうです。

ここより、『 』の言葉は祇園室長のお話です。

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『これらは岡山で作って持ってきました。』

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IMG_20180914_122910_1.jpg『ハワイの、プルメリアという花です。それと、ハイビスカスのレイに文鳥です。

ハワイには文鳥が(日本の)スズメのように遊んでおりました。

野生化した文鳥が数多くいるそうです。

ぜひこれをご紹介しよう、と、ひとつの作品にしました。

このような工芸菓子は部品も多いので、とても時間がかかります。』

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ベニハワイミツスイとオヒアレフア

『ハワイの有名な鳥、ベニハワイミツスイ、絶滅しかかっている鳥です。

ハワイの王様のマントとかレイ、かぶとなどの装飾に羽根が使われた、という鳥です。

(殺したりせず)1羽から3枚ほど羽根をとるそうです。

ベニハワイミツスイはこの(オヒアの木に咲く)レフアの花の蜜を吸うのが好きで、必ずこういう構図で出てきますので、これを作ってみました。

ハイビスカスはいうまでもなく、というお花です。』

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・・・ハワイの伝説 - オヒアレフア

愛し合った若い恋人たち、オヒアとレフア。

ハンサムなオヒアが女神ペレに気に入られても、オヒアのレフアに対する気持ちは変わりません。

怒った女神ペレはオヒアを木に変えてしまいました。

レフアはオヒアの木に腰掛けて、毎日泣き続けました。

ペレは自分の行いの間違いに気付き、レフアを花に変え、オヒアの木につけました。

こうして二人は永遠に結ばれることに・・・。

今でも木がオヒアで花がレフア、と、区別されて呼ばれています。

また、レフアの花を摘むと雨が降る、という言い伝えがあるそうです。

レフアが、またオヒアと離れ離れになってしまうと思い、泣くからだ、と云われています。

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ベニコンゴウインコとルリコンゴウインコ

『世界の美しい鳥、ということでコンゴウインコです。』

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オオハシとクリハシオオハシ

『こちらはオオハシ。それとストレリチアという植物です。

オオハシは、作るにあたって島根県の松江フォーゲルパークまで行って参りました。

実物を見て、写真を撮って制作しました。』

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ハタオリドリ(機織り鳥)

『エチオピアのハタオリドリ、草で上手に巣を編んでいきます。

そういう鳥がいることをぜひご紹介しよう、ということで制作しました。

バラもエチオピアの方ではよく栽培されているということで、添えてみました。』

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日本の四季

『左の木は楷(かい)という木です。楷書の楷です。

葉が規則正しく並んでいる様から、きっちりとした書体の「楷書」にちなんで名がつけられた木です。

キジは国鳥と、岡山県の県鳥でもあります。

フクロウ、ウグイスとカワセミ、よくご覧になりますと中の方にカブトムシやセミも。

虫たちには今回は脇役に撤してもらっています。』

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IMG_20180830_133407 (2).jpg・・・祇園室長、ありがとうございました。

   工芸菓子の、お菓子でつくる彩色美の世界、ぜひご堪能ください。

 

宗家 源 吉兆庵 銀座本店

銀座7-8-9

東京メトロ銀座駅 A2出口より中央通り右側を汐留・博品館方向に徒歩5分 資生堂さんの手前

電話 0120-277-327

   (月~土 9:30~18:00)

営業時間   平日 10:00~21:00

       土日祝 10:00~19:00

無休

宗家 源 吉兆庵さんのホームページはこちら

⇒ http://www.kitchoan.co.jp/