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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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築地大橋からの浜離宮

[kimitaku] 2019年1月17日 09:00

築地大橋を左岸から渡り真ん中あたりから、隅田川を眺めると右手に浜離宮が見えます。勝鬨橋からそして船からも眺めることのできない浜離宮の遠景。

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ちょうど浜離宮の発着場に入る遊覧船の汽笛が聞こえました。

築地大橋をその進むと運河の向こうには発着場が手に取るように眺めることが

できます。ここから降りる人乗る人大勢の観光客の中では楽しそうな語らいが。

日本語よりも英語、中国語、広東語は特に大きく聞こえ発着場の賑わいを

さらに華やかなものにしています。

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築地大橋へは、都営大江戸線「勝どき」駅下車徒歩10分。

都営バスは 東京駅丸の内南口から 「豊海水産埠頭行き」

      亀戸駅から月島駅を通る「豊海水産埠頭行き」

        いずれも「新島橋」下車 徒歩5分です。

*東京都観光汽船の「東京クルーズ」で浜離宮発着時間に合わせるのもおすすめです*

:ご注意:上流の歩道からは浜離宮は見えませんのでご注意ください。

 

 

帰省時に選んだ中央区で買えるお土産2選

[Hanes] 2019年1月11日 09:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
東京にお住まいの方の中には、年末に帰省する際にお土産を買って帰られた方も多いのではないかと思います。
私もその1人で、「お正月らしいお土産を中央区で買いたい!」と思い、
銀座・築地でいくつかお土産を買って帰りました

■たねや「菱はなびら」
こちらは銀座ではなく滋賀のたねやの商品になりますが、
全国的に見ても購入できるお店が限られており、中央内では銀座三越店、日本橋三越店、日本橋髙島屋店の3ヶ所で取り扱いがあります。
銀座三越店で購入したところ、包装には「銀座三越店」「銀三」とあり、銀座(中央区)で購入したということが伝わります

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そして、内側の掛け紙には、篆刻で「綿々若存(めんめんとして存するごとし)」と書かれています
「年輪と老子の言葉を用いて表現した、ご縁の継続を表す意味」を込めたたねやグループのしるしで、書家の方に書いていただいたものだそうです。
稲穂のついた包装に加え、掛け紙も縁起の良い柄で体裁がよく、お正月にぴったりではないでしょうか

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肝心の菱はなびらはこのような見た目です。
この他に、「迎春招福ふくみ天平」も購入しましたが、いずれも上品で華があり、大満足の和菓子でした

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■珈琲(※こちらはお正月を意識したお土産ではありません。)
中央区内には喫茶店やコーヒーショップが数多くありますが、
郵送が可能で、日持ちのする中央区らしいコーヒーとなるとなかなかこれといったものが浮かばないのではないでしょうか?
そこでオススメしたいいのが、築地米本珈琲の売れ筋不動のNo.1「シティブレンド」のドリップバッグ
ドリップだからと言って侮れない深く香ばしい味わいになっています。

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他にもコーヒー豆等が購入できる中央区にしかないコーヒーショップはありますが、
パッケージ上に中央区らしさが日本語・英語で見て取れるものは多くありません。
中央区のお土産や海外の知り合いへのプレゼントにいかがでしょうか?

中央区にはここでしか手に入らないような老舗の商品や、店舗限定商品、季節を意識した商品等も充実しています
お土産選びは悩みがちですが、きっと贈って嬉しく、もらって嬉しい一品が見つかるはずです。

 

 

【1月11日グランドオープン】築地波除神社にも関連!築地の新名物@TSUKIJI DELI 築地路地裏店

[Hanes] 2019年1月10日 14:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
特派員向けのツアー(普段一般公開されていない場所等を見学できる特派員の特典です)でご一緒してから
仲良くしていただいている先輩特派員の小猿さんと先日築地場外市場に行きました。

特派員になることのメリットの1つとして、同様に中央区の歴史・文化、グルメ、イベント等に興味をお持ちの方と交流できることが挙げられます
まち歩き仲間をお探しの方や、銀座・築地グルメの開拓仲間をお探しの方、
中央区観光検定を受験し、特派員を目指してみてはいかがでしょうか?

さて、タイトルにある築地の新名物ですが、1月11日にグランドオープンの
築地近江屋牛肉店プロデュースTSUKIJI DELI 築地路地裏店さんでいただくことができます
場所は、海産物の伊勢正さんとあんぱんが有名な築地木村屋さんの間の細い通路を少し進んだ左側です。

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(立て看板が見えているあたりです。)

店内は築地居留地時代の築地を思わせるかのような煉瓦がモチーフで、お洒落
そして、店名にある通り路地裏に位置しているため、
「本当に築地場外市場なの?」と思う程落ち着いており、まさに隠れ家のようです
人出が多い築地で少しゆっくりしたい時にはうってつけの場所ではないでしょうか?

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そして、新名物になることが期待されているメニューというのが、
築地酒粕ミルクましろ(MASHIRO)ローストビーフおにぎり(RBO)です

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訪問時はグランドオープン前のプレオープン期間だったため、
ましろ(プレーン)を半額の100円でいただくことができました!
白いうさぎ(加賀の月ウサギ伝説に基づく)がとても可愛く、女子ウケしそうですが、
ただ可愛いだけではないんです

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なんとこの飲み物は、築地波除神社の神様にお供えするお米でつくられた
加賀百万石の銘酒「萬歳楽」の貴重な酒粕ミルクがブレンドされたものなのです
築地の埋め立て・造成の頃から長いこと築地を見守ってきた神様に近い飲み物で、
それも、老若男女問わず、ドライバーさんまでお飲みいただける
ノンアルコールになっている点もポイントです

香りは通常の甘酒とよく似ているのですが、飲んでびっくり!
確かに酒粕が入っているのは分かるのですが、ミルクの濃厚さが酒粕に負けずしっかり効いており、非常になめらか
今までにあるようでなかった新感覚の飲むスイーツそのものです。

そして、酒粕には嬉しい効果がたくさんあります。
ごま、抹茶、きなこ味もそれぞれの味が出ていてオススメとのことなので、
次回は他の味もいただいてみたいと思います。

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また、 ケース内のローストビーフがあまりに美味しそうだったため、
ローストビーフおにぎりもいただいてみました!
こちらは今年創業90年の近江屋牛肉店の定評あるサーロインのローストビーフに、
築地場外市場にあるお店の食材を具材として取り入れたある種のコラボ商品です

後に6種類になるようですが、訪問時の具は「近江屋特製 ぽんずたれ」、「藤本商店 ゆずこしょう」、「江戸一飯田 みざんしょう」、「吹田商店 しそしおこんぶ」でした。
どれも美味しそうで迷ってしまいます
そんな中、私たちが選んだのは、「吹田商店 しそしおこんぶ」(小猿さん)と「藤本商店 ゆずこしょう」(Hanes)。

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(下段左:しそしおこんぶ、下段右:ゆずこしょう)

ローストビーフがとても柔らかく、「海苔のおにぎりよりも噛み切りやすいのでは?」と思うほど!
ローストビーフを4g程使用しているということで、ボリュームがあり、
おにぎりの部分が、ローストビーフで1回ではなく、複数回巻かれているのには感激

お店の方曰く、ゆずこしょうは通常想像するものと異なり、新鮮で、すこしピリっとくるとのことでしたが、
まさにその通りで、香りが非常に良いうえ、「ゆずこしょうってこんなに美味しかったんだ」と感じるように
具の提供店の確かな味とこだわりも光っていました。

築地は観光地としても有名ですが、職場でもあります。
今回ご紹介したTSUKIJI DELI 築地路地裏店さんは、新商品(新名物)で築地場外市場を盛り上げ、
築地で働く人も気軽に立ち寄り、利用できるお店にすることを目指しているそうです。
勿論観光客の口コミも参考になりますが、やはり隠れた名店を知っているのはその土地で働く人。
築地でも、「築地プロ御用達」、「築地場内関係者御用達」等と言われ、人気が出たお店も少なくありません。
よって、築地で働く方の支持を得ることも重要なのです

こちらは現在「ローストビーフおにぎり(RBO)」と呼ばれていますが、実は名称を募集しています!(締め切りは2019年2月28日)

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採用された方には、なんと!!3kg相当のサーロインローストビーフの肉塊がプレゼントされます
実際にどのくらいの量なのか見せていただいたところ、このくらいになるそうです。
結構多くないですか?

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築地にお越しの際には、ぜひこのおにぎりを味わい、名称募集キャンペーンにも参加してみてください。
こんな豪華で太っ腹なキャンペーンはなかなかありませんよ

さらに、魚河岸三代目千秋さんより引き継いださばの味噌煮(冷凍)も隠れ名物としてお取り扱いしています。
厚みがあり、味が濃いめで美味しそうですよね

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その他、お洒落なバッグやTシャツ、うさぎが可愛い缶バッジといったグッズも販売しています。
築地でお買い物をした際は、どうしてもビニール袋が増えてしまいますよね?
そんな時、こちらのバッグは荷物をまとめるのにちょうどよく、まちもしっかりついています
築地のお土産にもでき、普段使いできるデザインなのが嬉しいです

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お店の方々が親切で居心地がよく、これからますます話題になるお店だと思うので、
一足先に新名物を味わいに行ってみてはいかがでしょうか

■TSUKIJI DELI 築地路地裏店
住所:東京都中央区4-14-1 モンテベルデ築地109
(伊勢正さんと築地木村屋さんの間の細い通路を少し進んだ左側)
営業時間:9:00~15:00
定休日:日、祝
持ち帰り対応:可
公式Facebook:こちら
公式LINE:「TSUKIJI DELI 路地裏店」で検索!

※お店の方よりご紹介の許可をいただいております。

 

 

謹賀新年!江戸時代のそば、魚市場の元日の過ごし方とは?

[Hanes] 2019年1月 1日 09:00


新年あけましておめでとうございます
新人特派員のHanes(ハネス)です!
皆さん、年末に年越しそばは食べましたか?そして、元日には初詣に行きましたか?
今回は年末年始に関連する江戸時代の伝統・文化等をご紹介しながら、
中央区のお正月らしい風景をお届けしたいと思います。

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(左:銀座三越、右:銀座うかい亭

■江戸時代のそばの話
今や年越し時に食べるものとして定着したそばですが、
実はそばが普及したのは江戸時代だったということはご存知でしたか?
「夜鷹そば」と呼ばれる夜間営業の屋台が繁盛し、最盛期には江戸市中に4000軒近くのそば屋が立ち並んだといいます!

はじめはそば汁につけて食べていましたが、元禄年間(1688~1704)には汁をかける食べ方が考案されました
この頃から、「かけ」(熱い汁をかけたもの)と「もり」(従来の汁につけるもの)が区別され、
明治になってからは「ざる」(「もり」にのりを散らしたもの)が登場
そして幕末には「おかめそば」(数種類の具材をおかめの面のようにそばの上に並べたもの)が出てきました。

江戸市中に立ち並んだそれぞれのそば屋にはどのような違いがあったのか、気になりますよね

■江戸時代の魚市場の話
江戸時代の元日は、商店街も魚市場も休むのが習わしでした。
魚市場の店員たちは、元日におとそを祝い、雑煮を食べ、寝て過ごしたといいます
しかし、若者の中には恵方参り(初詣の原型)や芝居見物に行く人もいたようです。

夜には「昼間をあざむく」と言われるほど提灯を隙間なく吊るして明るくし、
板舟に魚介類を並べ、2日の0時に始まる初売りに備えました。
初売りは歩くのが困難なほどの混雑ぶりでしたが、その気分を盛り上げる一文獅子と呼ばれる獅子舞が入り込むこともあったそうです

話を聞いただけで、押すな押すなの盛り上がり具合が脳裏に浮かぶようですね。

■歌舞伎
歌舞伎座では2日に初日を迎えます。

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江戸歌舞伎の発祥の地も中央区内にあることですし、
新年早々伝統芸能に触れてみるのも良さそうですね

■〈余談〉2019年の中央区の建物の話
オリンピックの選手村(後にHARUMI FLAG)や数々のホテル・マンションをはじめとする建設ラッシュの中央区。
訪日外国人等の受け入れ環境が充実し、居住者数の増加も見込まれます
その一方で、既存の居住者に嬉しい文化施設の準備・建設も続々進んでいるようです。

旧ブリヂストン本社ビル等の跡地には、2019年7月に高層ビルミュージアムタワー京橋(MUSEUM TOWER KYOBASHI)」が竣工予定で、
後にブリヂストン美術館が館名を変更し、アーティゾン美術館(ARTIZON MUSEUM)として低層階に入ります。
こちらは新たな文化芸術の拠点となり、地上部分に整備される広場「(仮称)アートスクエア」では賑わいが創出される予定です

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また、新富には、図書館などの複合施設「(仮称)本の森ちゅうおう」が2019年7月に着工予定(2022年開設予定)。
今年も話題が絶えず、日々発展していく中央区にぜひ遊びに来てくださいね
Chuo City will never cease to amaze us :)


 

 

江戸時代の風習が息づく日本橋恵比寿講べったら市

[Hanes] 2018年10月28日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
今月20日に、先輩特派員柴犬さんがご紹介していた「日本橋恵比寿講べったら市」へ行ってきました。
べったら市については中央区観光検定の公式テキストで学んでいましたが、
実際に見に行ったのは今回が初めて!
非常に多くの人出が予想されるというニュースを読み、少し早めに現地へ向かったところ、開催2日目ということもあり、既に多くの人でにぎわっていました

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お祭りでよく見かけるような屋台が多く並ぶ中、
最も人だかりができていたのはやはりべったら漬けの露店
そもそもべったら漬けとは、浅く塩漬けした大根を米麹の床に本漬けしたもので、
江戸時代から食べられている伝統ある食べ物なんです。

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あの十五代将軍徳川慶喜も好んで食べたそうで、
現代の私達も同じものを口にしていると考えると、不思議な気分になりますよね
店頭ではべったら漬け等の試食をすることができるので、
複数店を巡ってお好みのべったら漬けを探すのも楽しいです

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実際に試食をしながらお店を見て回っていると、2つ気になることがありました。
1つ目は、どのお店もべったら漬けを切って袋詰めしないこと。
しんなりしているとはいえ、大根1本そのまま持って帰るのは大変なので、
「なんだか不親切だなー」なんて思って見ていたのですが、
実は切らずにお渡しするのにはれっきとした理由がありました
その理由というのは、「べったら漬けは縁起物なので切らない」というものです。
そう言われると、持って帰るのは少々大変でも、切らないでほしくなりますね!

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2つ目は、べったら漬けには「皮つき」「皮なし」があるということ。
文字通り、皮がついているかいないかの違いなのですが、
皮つきの方が歯ごたえがあり、沢庵に近い食感となっています。
お店の方曰く、江戸時代からあるのは皮なしの方だそうです。

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そして、べったら漬けを大人買いした方や、電車で遠くからお越しの方に嬉しいゆうパックサービスもあります!
たくさんお買い上げの際には、利用してみてはいかがでしょうか?

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江戸時代、10月20日の寶田恵比壽神社門前では恵比寿講が開かれる風習がありました。商業や農業の神である恵比寿様をまつる行事で、縁起物を供えて商売繁盛を祈願したそうです。
今日では、お正月とべったら市開催時にのみ御朱印がいただけるということで、神社には多くの方が集まり、「当時もこのくらいにぎわったのかな?」と思いを馳せながらその場の雰囲気を楽しむことができました

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また、べったら市の開催場所を飛び出して、日本橋のまちを歩いてみると、
日鐵日本橋ビル跡で行われている工事の囲いに描かれた「日本橋かるた」の「へ」が、
べったら市に関する内容であることに気が付きました!

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べったら市 行き合う人の 袖ふれて

かすがべったりの大根を縄で縛っただけで持ち歩いたため、
うっかり他の人の衣服にかすがついてしまったことから、「べったら漬け」と呼ばれるようになったという、べったら漬けの由来を思い出させてくれるような内容です

着物を汚したくないがためにべったら漬けをよけて通る女性たちに対し、
面白がってわざとかすをつけようとする男性がいたという江戸時代...
現代のべったら市には(残念ながら?)そのような男性はいませんが、
今年チャンスを逃してしまった方は、来年遊びにいらしてみてはいかがでしょうか


 

 

創業300年!伝統技が光る江戸屋の刷毛・ブラシ

[Hanes] 2018年10月25日 09:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
日本橋恵比寿講べったら市に行った際に、ひときわにぎわっていた享保3年(1718年)創業の老舗江戸屋に立ち寄りました。
こちらのお店では、建物の壁に書いてある通り、刷毛ブラシ等を扱っていますが、
店内に入る前に目を引くのがこの独特な外観!

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これは刷毛を表現しており、人造石洗出し仕上げという技法を用いた建築なのです
そういわれてみると、確かに刷毛っぽいですよね。
国登録有形文化財(建造物)に登録されている貴重な建物で、
中央区観光検定の公式テキストにも掲載されています

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店内の天井からは、刷毛やブラシが数多くつるされており、
そこからは、現代の便利な技術では真似できなそうな伝統の技が垣間見られました
また、木造建築(大正13年(1924年)に建造)ならではのぬくもりと趣も印象的。
 
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洋服用、靴用、お掃除用、化粧用のブラシや歯ブラシ、ヘアーブラシに加え、
書道用の筆や絵画用の筆・ブラシと、商品の種類が豊富です。
贈答品中央区土産としてもちょうどよいのではないでしょうか
 
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私は、べったら市の期間中お得になっていたこちらの歯ブラシを家族用に購入
ブラシの部分には、馬毛(やわらかめ、ふつう)と豚毛(かため)、ふつうサイズと大きいサイズがあります。
見慣れた透明や白のブラシと異なるうえ、他でもなかなか見かけることがないので、
ついついどんな磨き心地なのか試してみたくなりませんか?
 
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お店の方曰く、使用しているうちに毛が徐々に短くなってくるそうですが、
3~4ヶ月、長いと半年ももつそうです!
また、「やわらかめ」は歯茎のマッサージにもお使いいただけるんだとか
 
七代将軍家継の時代に将軍家のお抱え刷毛師となった初代利兵衛に始まるこのお店は、今年創業300年
その素晴らしい伝統と技術は、未来に受け継いでいきたい宝物ですね
 
■江戸屋
住所:東京都中央区日本橋大伝馬町2番16号
営業時間:9時~17時
定休日:土日祝
ウェブサイト:http://www.nihonbashi-edoya.co.jp/
 
※本記事は、江戸屋のご担当者様より掲載許可をいただいております。

 

 
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