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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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◆ 勝鬨橋から見る夢タワー

[隅田の花火] 2016年7月29日 14:00

三年前の夏の隅田川。

 

下流の勝どきまで初めて歩いて来て、ひょっこり現れた東京タワー。なんだかとても嬉しかった思い出があります。

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(2013年 夏のタワー)

 

近すぎず遠すぎずの絶妙な距離感で見える東京タワー。勝鬨橋や周辺の隅田川のテラスは今や希少な場所です。

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勝鬨橋は「またいつか開いてくれるのではないか」という、未来に向けてのロマンがある、夢のある跳開橋。

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そんな夢のある橋から眺める夢タワー。

私が一番好きな隅田川の風景は、この勝どきから見える東京タワーの風景です。

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東京人の「心のともしび」。東京タワーのことをそんなふうに言う人もいたり。

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何十年も前に東京で働いていた私のいとこは、たびたび新橋の駅から勝鬨橋まで歩いて来ていたとか。

勝鬨橋からの東京タワーを見るために。

 

今では東京での一番の思い出となっているようです。

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(2015/10/31 ハロウィン限定カラー)

 

都市は変わり続けます。

 

勝鬨橋と寄り添うようにあった築地の市場はこの地を去ることに。

市場の夜の光も移転してしまうことになりましょうか。

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(2015 クリスマスイブ)

 

 

そして東京タワーの光も?

 

背の高い建物が建てられるみたいで、タワーの光が遮られてしまうかもしれません。

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(東京タワーから見た浜離宮・勝どき方面)

  

狭苦しくても良いので見えるままであってほしい・・・

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(月島のテラスより)

 

夏は夕暮れ。涼しくなってからがおすすめ。

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ロマンチックな雰囲気に浸るのもアリ。

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(2016/7/28 梅雨明け宣言限定カラー)

勝鬨橋から見る市場の灯りと東京タワー。

今のうちですよ。

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思い出のある方も、ない方も。

 

 

 

真夏のスタート!日本橋橋洗い

[柴犬] 2016年7月28日 14:00

7月24日の日曜日は、日本橋橋洗いでした!

これを見ると、いよいよ夏本番だなと感じます。


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「日本橋橋洗い」は、【名橋「日本橋」保存会】さんの主催で、毎年7月の第4日曜日に開催されています。町内会・消防署・近隣企業の方などが自由に参加してお祭り気分で日本橋をお掃除します。参加は事前登録制です。ご興味のある方は日本橋保存会さんまでご連絡を!


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当日は朝から夏日和。集合時間の午前9時には、もう人でいっぱいです。これからお昼前まで、付近の道路を通行止にしてもらい、みんなでお掃除します。



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消防署の方も準備万端です。かっこいい!お子様たちが群がっていました。


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さて、まずはセレモニーから。



普段は見ることのできない、日本橋の道路の真ん中にある「日本国道路元標」(日本橋北詰の広場に複製がありますね!)に、各地の名水を掛けます。



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涼しげです。 はっ!!あの方の姿も...。↑



セレモニーが無事済んだら、放水車の登場です。今年は再生水を利用しています。なので水力は例年より弱め。


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そのぶん、人力で頑張ります!!


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水遊びのようで楽しそうです。日本橋川が綺麗な水辺になったら、こういった光景も日常的に見られるようになるのでしょうか?




そして、橋向いのスターバックスさんは、なんと!



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アイスコーヒーを提供してくださいました。



コーヒーが苦手な方やお子様でも飲めるように、ミルクとお砂糖もたくさん用意されています。炎天下の中、笑顔で配膳してくださいました。ありがたいです。




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開始から一時間経過。日本橋はもうアワアワです。この頃になると、平服で参加した人たちはそっと歩道へ避難していたりします。ガッツリ洗いたい方はゴム草履&短パン必須で!




服と云えば、日本橋橋洗いに参加してくださっている近隣企業の方々...の、法被です。



もう法被マニアにはたまらないくらい、普段は見られない様々な老舗企業の法被が見れます。どれも社風を表す工夫がしてあって、それらを眺めているだけでも楽しいです。



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ちなみに企業の方々は、本日参加しても休日出勤にはならないそうです(笑)




様々な方が参加し、びしょびしょになって掃除しているうちに、知らない者同士でもなんとなく打ち解けてくる。そんな橋洗い、ぜひ皆さんも見に来てください!早朝の日本橋も面白いですよ!



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いよいよ中央区も夏本番です。



みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね!!



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     綺麗になったかな?



 

 

全身茶色の鱗模様のわたしは、ウミネコの若鳥です!

[佃のうさこ] 2016年7月28日 12:00

あさ6時、石川島公園隅田川テラスに聞き慣れない声がどこからか響いています。

よく目を凝らして見ると、川面の中央あたりに黒いシルエットが浮かんでいます。

カワウさんよりも大きくふっくらとしています、、、何でしょう?

朝日の逆光でカメラの望遠を使っても、その正体の判別がつきません。

幸いにも隅田川の流れに乗ってだんだんと近づいて来るのですが、

こちらとある一定の距離になると、また川の真ん中にまで戻って行ってしまいます。

何度かそんな繰り返しの後、カメラが捉えた彼らの正体は!!

ウミネコの若鳥4羽です。

横に向いた時にはっきりとわかる嘴(くちばし)のシルエットが、正にウミネコのそれです。

しかし、その体を覆う羽の色と模様は新種発見か!!と見紛うばかりの成鳥とは別物です。

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ウミネコは、漁港でエサとなる魚を拾うことが多く、

漁港近辺で集団で舞飛んでいるイメージです。

(余談ですが、カモメは渡り鳥でしかも冬鳥ですから夏にはいません。

今、夏に目撃するカモメのような鳥は、すべてウミネコです。)

みなさんがご存知のようにミャーミャーと猫に似た鳴き声をするので、

漢字では海猫と書き表しますが、英名は、白い尾に黒帯があるので、Black tailed gull。

成鳥は、こちら。

みなさんのイメージ通りのウミネコさん達ですね。

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さて、この若鳥達はどこからやって来たのでしょうか?

ここ関東地方沿岸の繁殖地からでしょうか?定かではありません。

ウミネコは、世界でも日本の沿岸を中心に、

サハリン、千島列島、中国大陸沿岸から台湾までにしかおらず、

世界的には珍しい鳥で

日本での繁殖地の青森県蕪島・岩手県椿島など5ヶ所は天然記念物指定になっています。

繁殖地で孵化して幼鳥から若鳥まで育ったもののみが、夏に各漁港に姿をみせます。

ウミネコは、縄張り意識が非常に高いようで、親鳥は巣に近寄った別の雛も攻撃するし、

雛同士も絶命するまでの傷を負わせるとか。

この隅田川までやって来た若鳥は、

孵化から約2ヶ月生き抜いた精鋭中の精鋭なんだと思われます。

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ウミネコは、幼鳥から繁殖する成鳥になるまで3年かかり、

その羽から何年目か識別できるそうです。

上の写真の右上のウミネコさんは、まだ頭部がグレーで羽の一部が茶色なので、

2年目のように見受けれます。

繁殖する成鳥は、来年2月末には繁殖地に帰ってしまいますが、若鳥はそのまま越冬します。

隅田川で一年中観察出来るグループと、繁殖地に戻るグループと分かれる訳ですね。

知れば知るほど奥の深いウミネコさん。

これからは、あなたは何歳?って思いながら観察してみようと思います。

 

 

カワウ軍団あらわる!特技は潜水

[佃のうさこ] 2016年7月26日 14:00

雨の日のお散歩は、何かが起こる!!

この半年で得たお約束、、、と言いましょうか、、、。

この日も相生橋をくぐり抜け石川島公園・隅田川テラスの端に来たところ、

見慣れない軍団がいるではありませんか!

カワウさん???

普段カワウさんは、巣は木の上にコロニーを作りますが、行動はいつも単独。

こんな光景に目を疑います。

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1羽、2羽、、、7羽、、、10羽、、、15羽、、17、18、、、

ただ泳いでる?、、、いえいえ、彼らは集団でエサを捕獲しているようです。

先頭が潜りはじめると、どんどん次から次へと潜って行きます。

その潜る速さは、まるで男性の新体操の人たちが連続バックテンをしているよう。

力強さと優雅さに驚くばかりです。

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前から4羽目、魚を捕獲していますね。

1970年代には、河川の水質悪化でエサの魚の減少で3000羽までになったとか。

当時の繁殖地は、全国で上野不忍池を含む3か所のみだったそうです。

今では、15万羽までにもなっています。

この力強い泳ぎが脅威の回復力につながったのでしょう。

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こちらの潜水をスタートしたカワウさん、何秒くらい潜っていると思われますか?

だいたい30秒!!

一度、息を止める競争をしてみてください、、、私たちが勝つのは大変です。

潜水距離もなかなかのもので、思わぬところに顔を出します。

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夏休み隅田川テラスをお子さんとお散歩されてはいかがでしょうか。

潜水するカワウさんをま近で見ることが出来ますよ。

 

 

月夜 江戸のイベント

[あすなろ] 2016年7月26日 09:00

江戸時代には、旧暦の1月と7月の26日の夜に、
月の出るのを待って拝む行事を「二十六夜待」
といいました。

江戸の月待ちの名所として
最も賑わったのは高輪から品川にかけての海岸沿いで、
その海岸付近は屋台等が並び、観月用の屋形船も出て
多くの人で賑わっていたようです。

二十六夜待-国立国会図書館.jpg  永代橋佃しま.jpg

    <二十六夜待>      <永代橋佃しま>

東都歳事記 4巻付録1巻-国立国会図書館.png

         <東都歳事記 4巻付録1巻>

その他にも九段坂、築地海手、
湯島天満宮、深川洲崎等が月見の名所でした。

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          <両国橋>

これから花火大会の季節。
夜空を見上げる機会が増えそうです。
上手に涼を取りたいですね。


◆国立国会図書館デジタルコレクション

 http://dl.ndl.go.jp/

 インターネット公開(保護期間満了)のものを転載しています。

◆錦絵でたのしむ江戸の名所
 http://www.ndl.go.jp/landmarks/

 

 

2016 海と日本PROJECT in 晴海

[サム] 2016年7月21日 16:00

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R0038006RSG.jpg 7月18日は海の日。

次世代を担う子供たちを中心に、多くの人に海に関心を持ち、海の大切さを身近に感じてもらいたいとの想いから、「海の日」行事 "海と日本プロジェクト" の新たなスタートが報じられています。

本プロジェクトは、総合海洋政策本部・国土交通省・日本財団が主催し、関係省庁や自治体、各種団体、企業、大学等の産学官民の協働により、全国で、海に関する多様なイベントに取り組んでいく予定と聞きます。

晴海客船ターミナル及びその周辺では、「海と日本プロジェクト in 晴海」と題し、普段見学できない、船内の一般公開(一部限定公開)をはじめ、ワークショップ、海洋セミナー、展示会などが開催されました。

各船の一般公開:10:30~17:00

お目当ては日本丸。

50余年にわたり海の若人を育て、その美しい姿から、「太平洋の白鳥」や「海の貴婦人」などと呼ばれた、航海練習帆船初代日本丸の後継船として、1984(昭和59)年就航した日本丸Ⅱ世。

帆船艤装設計から製作まで、総て一貫して国内で行われた初の大型帆船。

先代に比べて帆走性能が大幅に向上し、世界有数の高速帆船に数えられ、その年で最速の帆船に贈られる「ボストン・ティーポットトロフィー」を3回受賞との由。

今回は、独立行政法人 海技教育機構職員の案内で、小グループ毎に、最後尾の記念撮影ポイントの「舵輪」をはじめ、甲板部を中心に船内を見学。

厳しいであろう操帆訓練(セイルドリル)の様子が脳裏をよぎります。

 

巡視船「いず」、深海潜水調査船支援母船「よこすか」、漁業調査船「開洋丸」

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自動車運搬船「AQUAMARINE ACE」、内航コンテナ船「なとり」、漁業取締船「東光丸/白竜丸」

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