中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

中央区の歩道っておもしろい!7 【テラスのお花編】

[湊っ子ちゃん] 2018年5月28日 14:00

隅田川テラスの遊歩道には、たくさんの花が植えられています。この花たちは、地元の町会の方々やボランティアさんによってお世話されています。公益財団法人東京都公園協会では、この活動を「花守さん」と呼び、苗の提供や技術講習などで支援しています。

hana01m.jpg

♪ 隅田川テラスに設置された 「水辺テラス情報掲示板」より

今日は、湊・明石町・築地7丁目までの、約800mの遊歩道を歩きたいと思います。佃大橋をくぐり、聖路加タワーを見上げ、東京水辺ライン(明石町・聖路加ガーデン前発着場)を横目に、隅田川を行く遊覧船に手を振りながら、やがて勝鬨橋に出会います。ここでは、5つの団体さんによるかわいい花たちが、道行く人を出迎えてくれました。

hana02m.jpg

♪鉄砲洲ガーデンの会のみなさん(1
♪中央区立さつき会のみなさん(2
♪中央区立福祉センターのみなさん(3

hana06m.jpg

♪中央区立明石町保育園のみなさん(4

♪中央区立明石幼稚園のみなさん(5


まだ桜の咲かない寒い頃から、花守さんたちのお花はテラスを彩ってくれていました。春先はチューリップが見ごろを迎え、今は植替えの時期です。花はいつ見ても、きれいに整えられています。きっと、毎日お花を訪ね、面倒をみていらっしゃるのでしょう。お世話は大変と思いますが、花守さんたちに、感謝ですね。

♪ 次はどんなお花に出会えるのでしょう、楽しみですね!

中央区観光特派員 湊っ子ちゃん

sign200.png

第13号 平成30年5月23日

 

 

旧日光街道本通り 歴史散策の道標

[銀造] 2018年5月28日 14:00

大伝馬本町本通りは、かっての日光・奥州街道です。 名橋・日本橋からなら、YUITOのビルを右折します。

1527159328898.jpg

この説明の石碑は、江戸屋さんの向かいの駐車場の隅に設置されていましたが、通りに面して移設されました。

1527159339493.jpg

 木綿店など、通りの賑わいの声が聞こえてきそうです。

周辺の宝田恵比寿稲荷神社、小伝馬町牢屋敷跡(囚獄跡)、椙森神社などへ行かれる時、 また、近辺の老舗でのお買い物をお勧めします。

小津和紙さんでの和紙製品購入、http://www.ozuwashi.net/

江戸屋さんで刷毛・ブラシなどのお買い物、http://www.nihonbashi-edoya.co.jp/

これからの暑い季節の必需品の扇子のお求めに伊場仙さん、http://www.ibasen.co.jp/sensu.html

 に行かれる際にもお立ち寄りください。 

お食事処としては、「日本橋 舟寿し」も近くにあって、美味しいお鮨を堪能できます。http://www.funazushi.info/

 そして、和菓子の老舗巡りもお楽しみ下さい。中央区の和菓子店のご案内は、こちらです。

http://www.wagashi.or.jp/tokyo_link/area/chuo.htm 

 

 

隅田川テラス_勝鬨橋

[皐月の鯉の吹き流し] 2018年5月28日 12:00

国の重要文化財の指定を受けている橋の一つ「勝鬨橋」。昭和15年の架橋です。
全景を勝どき側から見ると写真のようです。

 

00全景_1.JPG

 
3つ並んだ高いビルの右側は聖路加タワーで以前は展望フロアーが開放され眺望を楽しめましたが今は閉鎖されています。ちなみに聖路加の読みかたは「せいるか」が正しいそうですが (数日前のTV番組にその話題がありました) 私は「せいろか」と発音しています。
勝鬨橋に話題を戻し、この橋は中央部分が「ハ」の字に跳ね上がり大きな船が通行していました。

 

01通過_1.JPG

  

 

勝どき側隅田川テラスは橋の下を歩くことが出来下から橋を見ることこの時代らしくリベットを多く使っているのが分かります。

 

03下_1.JPG

 

04下_2.JPG

 

跳ね上がる部分のカウンター・ウエイトが橋の下に見ることができると
以前聞いたことがあるのですがここからは現在もあるのかどうかわかりません。

 

05補強_1.JPG 

06補強_2.JPG

<<<< 補強部分はペンキが新しく一目で分かります。 >>>>
普段は見ることがあまりありませんが錆びもなくきれいに保守されています。

 

カミソリ_1.JPG

 

カミソリ_2.JPG

 
以前カミソリ堤防と言われていた部分を見ることが出来ます。
勝鬨橋の下を通り過ぎると月島川水門があり、ここは一般道へ出て迂回します。

 

月島川水門工事_1.JPG 

月島川水門工事_2.JPG

 

月島川水門工事_4.JPG

 
今工事していて5月には完了予定のようなので、この記事が公開されるころは
終了していると思います。歩行者用橋梁が設置されると案内があるので
6月には迂回する必要がなくなりそうです。
さらに進み佃大橋付近で振り返ると勝鬨橋が後ろの築地大橋と重なり
三連アーチ橋のように見えます。

 

三連.JPG

 
築地大橋はまだ供用されていないので勝鬨橋が隅田川の第一橋梁です。

 

 

STAR ISLAND 2018

[サム] 2018年5月28日 09:00

DSC06431ELS'.jpgDSC01665ELS''G.jpg 5月26日、未来型花火エンターテインメント「STAR ISLAND 2018」が、お台場海浜公園にて、初開催の昨年に引き続き繰り広げられました。

東京の摩天楼を一望できる絶景ロケーションで展開される、「花火」と最先端テクノロジーの「3Dサウンド」「ライティング」「ショーパフォーマンス」が融合したエンターテインメント。

会場では、ペアで優雅に楽しめる「LIMITED STAR SEAT - PREMIUM PAIR-」、最大6名で楽しめる「LIMITED STAR SEAT - GROUP -」、専用ベッドで寝転びながら鑑賞できる「LIMITED STAR SEAT - BED -」、 ディナーを楽しみながら観賞できる「LIMITED STAR SEAT - DINNER -」等、6種類のシートが用意されています。晴海大橋から豊洲大橋越しに望む、「東京湾大華火祭」に代わる新たな "初夏の風物詩" です。

 

 

中央区の「川と掘割」の歴史がよくわかる本

[ジミニー☆クリケット] 2018年5月27日 18:00

中央区の「川と掘割」の歴史がよくわかる本に出会いました

hori201807.JPG

PHP新書の「川と掘割"20の跡"を辿る江戸東京歴史散歩」です

著者は、岡本 哲志氏、昨年の11月に出た本です

hori201805.JPG

銀杏八幡宮、銀杏稲荷神社(日本橋蛎殻町1-7-7、かつての土井堀稲荷堀(とうかんぼり)に囲まれていた)(71ページ)

江戸東京歴史散歩」とありますが、「川と掘割を辿る」となると、内容は、ほぼ中央区内のことになります

hori201804.JPG

明星稲荷神社(日本橋小網町4-9、かつての稲荷堀参道が平行してあった)(73ページ)

ほぼ中央区内のことなので、とても興味深くておもしろく、しかも目からうろこ連続状態で、あっという間に読み切ってしまいました

hori201802.JPG

木挽町仲通り(かつての三十間堀川の近く)(80ページ)

銀座築地日本橋八丁堀人形町・・・明治以降も、もっと言えば太平洋戦争が終わった後においても、中央区は川と掘割が縦横にめぐらされた「東洋のヴェネツィア」だったんですね

hori201801.JPG

新富稲荷神社(新富2-9-4、かつての入船川の近く)(96ページ)

川と掘割にとどまらず、町の来歴通りの由来神社仏閣の縁起、などが、豊富な古地図古写真とともに語られます

古写真と、同じアングルから撮った現在の写真の対比がわかりやすいです

hori201806.JPG

区立あかつき公園(築地7-19-1、かつて三角形をした明石堀のあったところ)(113ページ)

東京メトロや都営地下鉄の最寄駅・出口からの詳細な「街歩きガイド」も付いていて、散歩のお供にもなりますよ

hori201803.JPG

鉄砲洲通り(かつて鉄砲洲川の流れていたところ)(113ページ)

次回の中央区観光検定副読本にしてもいいくらいのものではないかと思っております(あくまで個人的な意見です)

ご一読をお勧めします

 

 

ビワの実、実る〔銀座柳通り〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年5月26日 12:00

昨年もご紹介した銀座柳通りにあるビワの木に、ビワの実が実っています

biwa201801.JPG

ビワの木に関して言えば、中央区内で築地川公園新大橋通りにもあるのですが、やはり、銀座の通りビワが生っているというのは、絵的にインパクトがありますね

biwa201802.JPG

ビワは、バラ科)の常緑高木です

biwa201803.JPG

ビワに関する豆知識としては、奈良時代から生薬鍼灸などの民間療法に利用されてきたそうで、琵琶葉びわよう)、種子琵琶核びわかく)とよばれる生薬だそうです

大薬王樹」と呼ばれ、民間療薬として親しまれてきたとのこと

biwa201804.JPG

桃栗三年柿八年」ということわざがありますが、これは、果樹を植えたら、食べられる実がなるまでに相応の歳月を待たねばならないことから、何事も成就するまでにそれ相応の年月がかかるということを表しているそうです

biwa201805.jpg

この「桃栗三年柿八年」のあとに続くことばには、「梨の馬鹿目が十八年」「柚子は大馬鹿十八年」「林檎にこにこ二十五年」 「梅は酸い酸い十三年」とかがあるらしく、「枇杷(は早くて)十三年」というのもあるそうですよ

biwa201806.jpg

オレンジ色ビワの実を見ると、まだ入梅前ながら、が近づいているなという気がします

biwa201808.jpg

昨年6月のブログ記事はこちら ⇒

/archive/2017/06/post-4369.html