銀座のシュラスカリア、スーペルバッカーナ銀座に行ってきました。
シュラスカリアとはブラジルの肉料理シュラスコの専門店のことで、ジューシーな
赤身肉を心ゆくまで堪能できる、肉食動物たちが集い、憩い、明日への活力を補う
場です。
スーペルバッカーナ銀座は、日本におけるシュラスカリアの草分けであるバッカーナ
デマイス(銀座八丁目)の姉妹店で、銀座一丁目駅直結のビル PUZZLE GINZA(パ
ズル銀座)の最上階にあります。
パズル銀座についてはテナントの半数以上が肉料理を主軸とするレストランという
銀座随一の肉肉しいスポットとして以前にもご紹介したことがありました。
前回の記事はこちら /archive/2018/05/-puzzle-ginza2016.html
スーペルバッカーナ銀座では希少部位を含むシュラスコを"ホジージオ"と呼ばれる
食べ放題形式で提供しています。本場ブラジルでも、シュラスコといえばこのホジー
ジオが定番のスタイルなのだそうです。
ランチも実施していますが、今回は夜景も楽しめるディナータイムにたっぷりと
全12種類+α のシュラスコを味わってきました。
投稿数が千を超えた(!)銀造氏による同店のランチ報告はこちら (2016年8月)
『ブラジル料理 シュラスコは、Super Bacana Ginza、7月に開店』
この緑と赤のサインはブラジルのホジージオでも使われているもので、お店によって
形はさまざまですが、サインを緑にするとシュラスコの提供が始まり、赤にすると
「ノーサンキュー」を意味することは共通です。私たちのテーブルではラストオー
ダーまで赤いサインの出番はありませんでした。
シュラスコのほかには、焼きチーズ、焼きパイナップル、ポンデケージョ(ブラジル
式もっちもちチーズパン)が焼きあがるたびにサーブされます。目当てのものでなけ
れば、その都度お断りすることもできるのですが、断ることを知らないわが卓。
そしてこちらはサラダバー。ブラジル料理とあって、普段はあまりお目にかからない
ものも。ブラジルの国民食、フェイジョアーダもありました。フェイジョアーダは豆
と肉を煮込んだ料理で、ライスによく合います。
なかでもシュラスコの肉を贅沢に使った特製カレーが意表をつく旨さ。
スタンド業態でもいい、このカレーだけで新店舗をオープンしてはくれまいか。
シュラスコの醍醐味といえばやはり目の前で大きな肉の塊を切り分けてくれること。
この日もシュラスケイロ(シュラスコ職人)が各テーブルを回り、あざやかに肉を
スライスしていきます。
赤いサインは使わなかったものの、ラストオーダー時には気に入ったシュラスコの
"おかわりリクエスト"をすることができ、最終的にはおなかいっぱい大満足。
シュラスケイロのみなさんは笑顔が素敵な方ばかり。フロア全体を陽気に盛り上げて
くださいました。写真撮影をお願いしたとき、スタッフの方が「イケメン!」と声を
掛けると、ためらうことなく全員が振り返ったのはさすがです。
太らない肉と言われている赤身肉に、野菜も好きなだけ摂ることができるバッカーナ
のホジージオは意外なほどにヘルシー。すっかりお店のファンになってしまい、また
すぐにでも行きたいと思いました。いつ誰と訪れても楽しい食事となること間違いあ
りません。新年会にもおすすめです。
シュラスカリア スーペルバッカーナ銀座
中央区銀座2-5-19 PUZZLE GINZA(パズル銀座)10F
03-6264-4968