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ブライアン・レオ、アルフレッド・マルティネス 二人展「normal activity」〔メグミオギタギャラリー〕

[ジミニー☆クリケット] 2019年1月29日 18:00

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銀座2丁目、銀座大塚ビル地下1階にある画廊メグミオギタギャラリーでは、ニューヨークを拠点に、作家として活動するブライアン・レオBrian Leo)と、アルフレッド・マルティネスAlfredo Martinez)の二人展normal activity」が開催されています

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期間は、1月25日)から2月9日)までです。

時間は、11時から19時までです。

祝日お休みです。

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ブライアン・レオの作品は、ニューヨークで日常的に目にする物をポップに描いたものです

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作者の意向により、鮮やかなピンク色のバックの作品が、横一列に並べて展示されている様は壮観です

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ポップカルチャーから強い影響を受けたレオは、社会を内側から見つめ、「ペインティングが伝えることのできる領域を広げることに挑み続けているそうです芸術

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もう一人の作家、アルフレッド・マルティネスは、同ギャラリーのHPで紹介されているところによれば、かなりスキャンダラスな方のようです

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今回、展示されているのシリーズのキャンバスは、彼が盗作罪での服役中)、インクの使用が制限されていたため、書籍新聞紙で作られた物だそうです

そこに、ペンコーヒー出し殻を使ってを描いています

描かれたは、カラフル力強くどっしりとしていて、存在感があります

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ギャラリー内での写真撮影についてはご了解をいただき、今回も、この二人展の開催主旨等につき、ご説明をいただきました

ありがとうございます

メグミオギタギャラリーのHPはこちら ⇒

http://www.megumiogita.com/

芸術芸術芸術

 

 

「歌舞伎役者の原石」に出会えるかもー「こども歌舞伎スクール寺子屋」初成果披露公演―稽古場より Part2

[滅紫] 2019年1月27日 14:00

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2回目の今日は中学部門「木挽町わかば座」の稽古風景をご紹介しましょう。

(前回の記事はこちら⇒/archive/2019/01/part.html

 

小学生6年生までに「寺子屋」の「梅」「竹」「松」コースを修了し、中学部門に進んでいる生徒さんたち、この時期成長も早いので小学生クラスとは全く顔つきから違います。演し物は女子の「藤娘」男子の「寿曽我対面」です。

 

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「藤娘」は何と一曲を四人で踊るとのこと。昨年12月に梅枝・児太郎の「二人藤娘」を見たばかりですがいろいろなバージョンが作れるのですね。「気を抜かないで」「最後まで藤娘のつもりで」「扇はふわーと」と先生方のご指導も熱が入ります。

 

「寿曽我対面」は男子ばかり7名。東京で上演されることが多い型と関西で上演されることの多い型、2つの型での上演で配役も交替します。

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ご指導の講師が稽古場に入ると部屋の空気が一瞬にしてピーンと引き締まります。私も思わず姿勢を正しました。工藤祐経役の「今日ッタ祐経が、一﨟職をたまわって...」とよく通る声で稽古が始まるとお二人の講師は大忙し。「台詞のテンポに気を付けて」「誰に向かって言っている台詞か考えて」などきめ細かい注意が飛びます。煙管の持ち方、刀の拝見の作法などなど。熱のこもった真剣なご指導です。ご存知のように荒事の五郎、和事の十郎、道化役の朝比奈に大磯の虎と女形の役まである「歌舞伎の役柄大集合」のお芝居ですが、「変声期なのでは?」などと余計な心配をしたのが無駄な、まるで違和感のない出来栄えです。

 

ご指導の講師の方やスタッフの方は入校時からのご担当も多いようで「正座も出来なかったあの子が・・」などと幼い頃から知る生徒さんたちの確かな成長を実感しているご様子。歌舞伎の楽しさを自ら学んできた生徒さんたちによる公演ですので、観客の皆様も「歌舞伎、たのしい!」を体感できる舞台となる事、保証付きです。ご家族で是非お出かけください。熱の入ったお稽古がまだまだ続きます。当日の舞台が本当に楽しみです。

 

「木挽町わかば座」公演は

3月24日(日)12:30開演/15:00時開演の2回です。

場所:歌舞伎座ギャラリー・木挽町ホール 歌舞伎座タワー5階

料金:1500円 全席自由席

お申込:平成31年1月31日正午よりチケットWEB松竹 (注意;チケットホン松竹での販売はありません)

詳細はhttps://www.shochiku.co.jp/terakoya/news/stage/index.html

 

 

 

花椿通り 出雲椿が開花

[銀造] 2019年1月27日 12:00

 資生堂ビルの前と外堀通りに面した花椿通りに、出雲椿が植えられています。

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 資生堂のブランド・マークになった出雲椿です。

控え目ですが、良い紅い色の花をつけています。銀座のお買い物、お散歩の時に、お楽しみ下さい。

 

 

銀座稲荷神社に参拝

[佃のうさこ] 2019年1月26日 18:00

先日、幸運なことに縁あって、普段は非公開の銀座稲荷神社に参拝することが出来ました。神社の様子を皆さまにもご覧いただければと思います。

 

銀座稲荷神社は、「中央区ものしり百科」にもあるように、江戸時代より銀座のお稲荷さんとして火防、盗難除け、商売繁盛に信仰を集めてきました。現在は、土地開発が進んだために、銀座2丁目の銀座越後屋ビルの屋上に祀られています。10月下旬から11月上旬に開催されるAUTUMN GINZAの銀座八丁神社巡りスタンプラリーでも、屋上への参拝は出来ません。

 

銀座稲荷1.jpg 屋上にただお稲荷さんだけが、静かに鎮座されていました。

  

銀座稲荷2.jpg 石造りの様子に時の経過がうかがわれます。

 

銀座稲荷3.jpg左の狐は、子ぎつねと、右の狐は宝珠と。

 

江戸時代このお稲荷さんがあった通りは「観世新道」と言われ、能の観世流のお屋敷がありました。江戸末期の地図を見ると、イナリと赤く特別に表記されています。普段の生活の中で、道行く通りすがりに手をあわせていたのでしょう。江戸の人々の心持ちを、小さな愛らしいお狐さんに重ね想像する貴重な体験となりました。

 

 

 

 

 

 

「歌舞伎界の原石」に出会えるかもー「こども歌舞伎スクール寺子屋初成果披露公演」―稽古場より Part1

[滅紫] 2019年1月26日 14:00

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「この役者さん成果披露公演から見ているのよ」と10年後、20年後にちょっと自慢してみたくありませんか?

 

歌舞伎座で稽古を続けている「こども歌舞伎スクール寺子屋」の生徒たちの初の成果披露公演が3月10日(松コース生徒)、24日(中学部門)に開催されます。今回そのお稽古を取材させていただきました。初の披露公演に向けて熱のこもった稽古風景を2回に分けてご紹介します。

 

「先代萩」の千松・鶴千代、「実盛物語」の太郎吉、「重の井子別れ」の三吉、そしてこのスクール名にもなっている「寺子屋」など歌舞伎には子役が重要な役割を果たす狂言・舞踊がたくさんあります。この子役で出演している子供たち、どんなお子さんたちかご存知ですか?ご担当の方に伺うと、「俳優の親類や部屋子だけではなく、こども歌舞伎スクール寺子屋の生徒や児童劇団所属の方、その他ご紹介の方等」だそうです。

 

「こども歌舞伎スクール寺子屋」は2014年に開校、和の行儀作法、歌舞伎独特の発声、所作、演技など歌舞伎子役に必要な技術を中心に基礎から教えています。募集は4歳から6歳までの「柿組」、小学1-4年生までの「萌葱組」で各約10名の「梅コース」。狭き門です。希望者は「竹コース」、「松コース」と進んで行き更に中学部門で本格的に学ぶこともできます。

 

1回目にご紹介するのは3月10日上演のー贋作桃太郎「百桃かたり」(ももももかたり)、演ずるのは小学2年生から5年生までの松コースのお子さんたちです。桃太郎が鬼を退治したあとのお話でこの披露公演のために新しく作られたオリジナル舞踊劇です。脚本が戸部和久、演出・振付・藤間勘十郎、作曲・杵屋巳太郎、作調・田中傳左衛門等という豪華版、何とも贅沢な披露公演です。

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お稽古場に伺うとお子さんたち、見学の私にまでお扇子を前にきちんと正座でご挨拶!恐縮してしまいました。お稽古が始まりました。「また我こそは、桃太郎の忠臣たる毛並み揃いし犬の魁、奴の四郎平」「わん(腕)白盛りの犬の四郎平 自慢のわん(腕)力...」など遊び心たっぷりのセリフ・詞章に思わず、ふふふ。「奴」の発声を講師の指導に合わせて何度も練習。長いセリフも淀みなく、立ち廻りや見得もぴたりと決まり、堂に入ったものです。「明日でも本番OK」なくらい上手い!「松コース」の生徒の内、オーディションを受けて選ばれたお子さんたちと伺い、納得しました。出演者のなかには、既に本興行の舞台に立っているお子さんも多数いらっしゃるそうです。本番が楽しみです。

 

こども歌舞伎スクール寺子屋初成果披露公演「歌舞伎、たのしい!」

場所:歌舞伎座ギャラリー 木挽町ホール(歌舞伎座タワー5階)

入場料金:1,500円 全席自由席

「贋作桃太郎 百桃かたり」平成31年3月10日(日)12:30/15:00開演

お申込は「チケットWEB松竹」 1月31日12時より受付開始(チケットホン松竹での販売はありません。)

詳細はhttps://www.shochiku.co.jp/terakoya/news/stage/index.html

 

 

冬の夜の数寄屋橋公園

[ジミニー☆クリケット] 2019年1月24日 18:00

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銀座5丁目、数寄屋橋交差点のすぐそばにある区立の公園です

江戸時代、江戸城に初めて架けられた数寄屋橋があったとされ、それを証明する石碑が立っています

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2016年オープンの東急プラザ銀座とタイミングを合わせてリニューアルされ、銀座オアシス的な存在になっています

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今は、咲いている花も無く落葉樹は葉を落とし、植栽はさびしい感じですが、公園の奥に、ライトアップされた塔があります

岡本太郎作の「若い時計台」です

塔の後ろに見えている建物は、区立泰明小学校

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この公園の晴海通りに面して建つ石碑の表面には、劇作家で作詞家の、菊田一夫による「数寄屋橋 此処に ありき」の碑文があり、裏面には数寄屋橋の由緒が記載されています

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今では、「君の名は」と言えば、アニメ(2016年公開、新海誠監督による長編アニメーション映画)ですが、元祖)「君の名は」は、1950年代)に放送されたNHKのラジオドラマで、当時、一世を風靡しました

その元祖君の名は」(菊田一夫作)で、重要な場面(すれ違い、再会)に登場するのがこの数寄屋橋です

放送時間には、銭湯の女湯が空になったという伝説があるそうです

冬の夜、銀座で飲んで有楽町駅に向かう途中に通る公園は、いい感じです

 

 
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