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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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月島七不思議~第6話「もんじゃの町で」

[下町トム] 2012年10月 4日 09:00

さあ、今や「月島といえばもんじゃ」というくらいの地域の代名詞ともなった〝もんじゃ焼〟について、思いをこめて紹介します。

 

201209 もんじゃ「けい」 出来上がり_R.JPG〝もんじゃ焼〟は、とても簡単な料理ですが、作り方次第で味も食感も変わるので、決して手は抜けません。

都会で育った〝庶民グルメ〟といっていいでしょう。その由緒については、既に多くの情報があらゆるメディアを通じて紹介されていますので、簡単に振り返りたいと思います。pencil 

 

 

好美家.JPGご存知のように、〝もんじゃ焼〟とは、そもそも駄菓子屋の店先などで小麦粉を溶いて鉄板に薄く広げたものに、削り節や簡単な具を載せてぐるぐるかき回して焼いたものです。文字を書くように混ぜたのでいつの頃からか〝文字焼〟と呼ばれるようになり、やがて転訛して〝もんじゃ焼〟となったというのが定説です。

 

 

近どう_R.JPG月島以外にも浅草や千住あたりでも同様の食べ物はあったようですが、どういうわけか月島が有名になりました。おそらく、戦前戦後と工場が多く、労働で疲れた体に少し濃い目のソース味が馴染んだこともあったでしょう。さらに比較的戦後早く専門店が営業し始めたことも月島の知名度を上げたのではないでしょうか。up 

 

 

上州屋_R.JPG〔好美家〕さんが昭和29年に開業されたのが〝元祖〟と言われていますが、それ以前にも〝もんじゃ焼〟自体はいくつかの店で提供されていたようです。昭和25年創業の〔近どう〕さんも、〝元祖〟のひとつといっていいでしょう。〝百円もんじゃ〟として往年の姿を継承している〔上州屋〕さんも古いお店です。

しかし、何と言っても、平成に入った頃からテレビや雑誌で紹介される機会が増え、一気に存在感を増しました。かつて数えるほどだった専門店も大幅に増えました。もともとほかの商売をしていた店が衣替えしたり、脱サラで開業した人もいらっしゃいます。初めて来た人は、どの店に入ろうかと迷うのは無理がありません。sign02 

 

あんこ巻きシューアイス_R.JPGぼくの友人で、もんじゃ店〔けい〕を経営する片岡和秀さんに話を聞きました。「競争の激しい商売なのでどうやって特徴を出すか考えました。そこで、〝海鮮〟を売りにすることと、新鮮な具材を提供することをアピールしたんです」とのこと。

さらにぼくたちの共通の友人で特許事務所に勤める人が居るのですが、オリジナルメニューの〝あんこ巻きシューアイス〟を実用新案として登録するよう薦められ、実際に認可されました。もし訪れる機会があれば、店内に掲示してあるので、一度ご覧下さい。memo 

 

201209 もんじゃ「けい」 実用新案_R.JPGほかにもそれぞれ店が工夫を凝らして、お店のオリジナリティーを競っています。味もさることながら、店のデザインや店主の人柄など、各々の好みにあわせてお店選びをするのも楽しいものです。

 

もしかしたら、新しい具材の組み合わせを考えてお店に提案することだってできるでしょう。秋の夕べ、香ばしいソースの香りに誘われて、月島のアメージングタウンに是非お越し下さい。cancer 


 

続きを読む: 月島七不思議~第6話「もんじゃの町で」

 

絵画コンクール・川柳大会(中央区まつり)

[ジミニー☆クリケット] 2012年10月 3日 09:00

第60回中央区観光商業まつりが、10月1日から開催されていますhappy01

   

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盛りだくさんのイベントが、中央区の各所で企画されていますが、今年は、第60回記念イベントということで、「絵画コンクール・川柳大会」が、中央区役所本庁舎1階ロビーで、2日から開催されていますshine


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これは、絵画や川柳で、中央区をユニークに表現してもらおうという試みで、ロビーには、中央区ならではの風景を描いた絵や、中央区の特長をうまくとらえた川柳が展示されていますflair


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これらの絵と川柳は、10月15日まで展示されていますhappy01

 

中央区まつりのHPは ⇒ こちら 


 

 

日本橋ハイボール

[みど] 2012年10月 3日 08:30

「日本橋ハイボール」をご存じでしょうか。日本橋エリアのご当地
ハイボールとして今年7月から提供が始まりました。
幅広い世代に支持されるハイボールを日本橋の「和」と「華やかさ」
をイメージし、アレンジした日本橋地域のご当地メニューのひとつ
に加わりました。
すっきりとした味わいがハイボールに最適な"白州"を使用し、
さらに爽やかな香りを演出する江戸野菜の"花穂紫蘇"を加え、
江戸日本橋の"粋"を表現したものだそうです。


「日本橋ハイボール」はサントリー協賛の下で、日本橋の飲食店全体
で取り組み地域活性化の一環として発売、提供していくとのことです。
値段は1,260円と少々、高めの設定ですが、一度、飲んだら、やみつき
になってしまいそうな、すっきり感です。

秋も深まっていく今日この頃、江戸東京野菜のつまもの「穂じそ」
の華やかさと青紫蘇の爽やかなハイボールでお江戸日本橋の"粋"を
感じてみませんか。

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将軍の御庭で中秋の名月を愛でる<浜離宮恩賜庭園>

[サム] 2012年10月 2日 10:30

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 今年の十五夜に当たる9月30日に合わせ9月28日(金)から10月1日(月)まで浜離宮恩賜庭園では開園時間を21:00まで延長し、潮入りの池を中心に園内点灯を行っており、潮入りの池に映える中秋の名月を楽しめるよう演出されている。

中秋の名月と、周辺の高層ビル群の窓灯りを背景とした大名庭園のほのかな園内点灯の幻想的な競演は、都会の喧騒を忘れさせ、夜ならではの庭園の美しさを堪能できる又と無い機会。

初日は雲が少し出ていて、澄み渡った夜空に月が照り輝く様は見られなかったものの、雲の間に見え隠れる月もまた風情がある。

 

pencil9月23日(日)、タイムドーム明石にて「第4日曜日はプラネタリウムへ行こう!」<9月30日は中秋の名月>のレクチャー聴講。

・十五夜(別名芋名月)は中国から伝わった月見の祭事で、平安時代に貴族の間で月見の宴が催され、江戸時代には秋の収穫を感謝する農事慣習と結びつき広く一般行事となったとされる。

・中秋は旧暦の秋(7・8・9月)の真中で8月15日、仲秋は初秋(7月)仲秋(8月)晩秋(9月)と3区分した場合の8月全体を指す。

・日本では十五夜の1ヵ月後のお月見を十三夜(別名 栗名月/豆名月/後の月)と呼び、どちらか片方しかしない「片月見」は忌むべきことともされてきた。

・お月見の供え物の数は、通常は12個、閏月のある年は13個だとか、十五夜は15個、十三夜は13個だとか地方により違いがあるという。

・月面の詳細観察おすすめポイントとしては次の2点が挙がるとの由。 

 ①「月の海」(黒っぽい部分で、濃い色の玄武岩で覆われた平原)

 ②「光条」(隕石衝突でクレーター形成時に飛び散った噴出物が放射状の筋となったもの)                                                  

  

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浜離宮の全景

[kimitaku] 2012年10月 2日 08:30

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いま 築地市場の隅田川寄りに立つと、
海側からの浜離宮がみられます。


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船に乗らないと見られなかった、海からの離宮が、市場内の工事の関係で、フェンスが外され、離れ島のように美しく海に浮かんでいます。


浜離宮は、都内で唯一、海水の干満で、その風情を変える公園で、園内では大潮のときなどは、川の流れのような、激しい海水の流れがみられます。


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園内には、隅田川を挟んで、勝どき、豊海地区のビル群を借景として、眺めることのできる、築山も多く、一日たっぷり散策ができます。


隅田川からの船着き場も、なにか、伊豆七島の小島の船着き場を想像させますよ。


江戸時代の鴨の御猟場も残り、のぞき穴からの、池の景色もまた、風情があります。

鉄砲に慣れない武士のため、猟の練習。 

 また、少なからぬ武士たちは、泳げず、町人や、他の藩からは、見られぬぬよう、囲いをつくり、水連にいそしんだそうです。

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馬場では、

馬に乗れない多くの武士の

練習場となったそうです。


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鴨の御猟場では、のぞき穴から、池を望むこと ができ、丸く見える景色も面白いです。

道すがら、アオサギが一羽、羽を休めていました。

そばにあくびをしている猫がいて、サギには緊張感がみなぎっていました。

 

 

 

よっそう  吉宗と書いて 美味い店

[銀造] 2012年10月 2日 00:51

 銀座8丁目の長崎センタービル、カフェ・パウリスタと同じ建物の地下1階に、長崎料理の名店「吉宗」があります。 八代将軍と同じ漢字の店名ですが、"よっそう" と読みます。初代の店主、吉田宗吉さんが、店名を名付け、"長崎吉宗"の東京支店として、1970年に銀座に支店を開業したそうです。

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 "長崎吉宗"は、結婚式のお祝いの必需品として、「夫婦蒸し」というお寿司と、上品な出汁で調理された「茶碗蒸し」が注文されるそうです。

 近くの超有名な鮨屋さんの料理長もお気に入りとのことを「銀座15番街」で紹介されていたのと、会社の早嶋さんの評判も聞いてやってきました。

 

 

注文したのは、茶碗蒸しと長崎ちゃんぽん(今日は、太麺を注文)のサービスセットです。 茶碗蒸しは、9種類の具(麩、しいたけ、きくらげ、鶏肉、紅白、青白の蒲鉾、銀杏、筍、鰻の切り身が2切れと、10の具が入っていました。 ふむふむ、大変上品な出汁です。 ちゃんぽんも上品な出汁を使用しており、正に本物です。  一度、お出かけ下さい。

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