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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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我が思い出の堀留町から...

[けんけん] 2014年4月20日 09:00

Horidome.JPG 

日本橋堀留町から日本橋人形町の界隈は、

その昔私の社会人生活のスタートとなったエリアです。

 

この日はふと歩いてみたくなり、やってきました。

 

日比谷線が地下を走る人形町通り。

さすがに週末の小伝馬町から堀留町周辺は人通りも少ないですね。

Suginomori JInja.JPG

 

少し通りを入って、「椙森神社」(堀留町1-10-2)に向かってみます。

 

ここは、日本橋七福神の一つで、恵比寿神がお祀りされています。

また、神社仏閣の改修費用とする目的で、富くじ興業が行われたことでも知られていますね。

 

 

せっかくですから参拝させていただきました。

手水舎は、近ずくと水が出てくるセンサー付きでしたSuginomori - Automatic tearai.JPG

 

参拝を終え、再び周辺をふらふらと。

周辺には以前お世話になったお取引先企業様の看板があちこちに見かけられ、20数年前の駆け出し社会人のころの自分を感慨深く思い出しました。

 

としている間に、「強運厄除け」で知られる「小網神社」(小網町16-23)へ。もちろん日本橋七福神の一角ですね。

Koami Jinja.JPG 

中には、銭洗い弁天がいらっしゃり、銭洗い用のスペースもきれいにされていました。

ご多分に漏れず、私も小銭を洗わせていただきました。

Zeniarai Benten.JPG Zeni Arai.JPG

これで、「宝くじにあたるなど金運がアップするか?!」とわずかながらに希望をつなげます。

 

 

さて、家族へのお土産を買うため、甘酒横丁まで足をのばしました。

この日のターゲットは、「志乃多寿司総本店」さん(人形町2-10-10)の「いなり寿司 志乃多」。

 

お揚げはあっさりめ(?)の味付け。小ぶりのおいなりさんは、一口でも食べられそうなお手頃サイズ。

夕食前にもかかわらず、あっという間に完食でございました。

Shinoda sushi.JPG Shinota.JPG

 

 

 

隅田川の新しい橋

[隅田の花火] 2014年4月19日 09:00

現在、隅田川の最下流部に新しい橋を作っていますが、先日上から見る機会がありましたので見てきました。


写真上のほうが下流方面、

左が勝どき、右が築地・浜離宮庭園方面です。

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橋脚の部分はだいぶ出来上がっているように見えるので、近々、橋げたの設置もされることと思います。完成した姿を想像するとワクワクしてきます。

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この橋は中央区の築地と勝どきを結ぶ橋で環状第2号線という道が通ることになるのですが、

築地に代わる新市場、臨海地区、また2020年東京五輪の競技エリアに通じる道として重要な役割を担うことになります。



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今までは隅田川の最下流部の橋は『勝鬨橋』で、長年にわたって「隅田川の門」として君臨してきました。
勝鬨橋ができたのは戦前の1940年(昭和15年)で、あの「幻の東京五輪」が開催される予定の年でした。

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さらに1つ上流の橋の『佃大橋』も前回の1964年(昭和39年)の東京五輪開催の年にできました。


といったわけで、隅田川の下流3橋はそれぞれの東京五輪の時代を映す橋になることになります。


新たな「隅田川の門」となるこの新しい橋ですが、後世の人に名橋と呼ばれるような橋になってほしいものです。

まだ名前が決まっていませんが、ふさわしい名前になることを期待します。

 

 

ムーミンと仲間たちに会いに行きませんか?-ムーミン展―銀座松屋

[滅紫] 2014年4月18日 14:00

8階でエレベーターを降りると長ーい列と「こちら最後尾」というプラカードが目に飛び込んできました。「ええ!!」本日初日のムーミン展会場入り口の列はムーミングッズを購入した方のレジの順番待ちです。今12時です。本日10時開場なのにこの列!

 

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世代を超えて世界中の人々から愛され続けているムーミンの原作者、トーベ・ヤンソン(1914~2001年)の生誕100年に当たる今年、母国フィンランドでは大回顧展が開かれ、日本でもムーミンが最初に翻訳出版されて50年となり記念展が開かれることになりました。ムーミン童話の挿絵、スケッチなど未公開のもの150点を含む原画200点が展示されています。

開場に入ると来場者のほとんどは若い女性(こんなに若い女性ばかりを見るのは驚きです)。1点ずつ食い入るように見ている。ムーミンパパとママ、スナフキン、スニフ、リトルミイ、スノークのお嬢さん、ミムラ夫人など、懐かしい面々が勢ぞろいい。

ムーミン谷のジオラマやムーミンの立像、出口にはムーミンの童話シリーズの他にムーミングッズが溢れんばかり。ムーミンの童話シリーズは1964年に最初に翻訳出版されてから累計1000万部を突破したとのこと。装丁も昔の版のままで、パラパラめくると一気に子供時代にタイムトリップ。懐かしいムーミンとその仲間たちの世界へ浸りにお出かけになりませんか?

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そういえば「ムーミンパパ」と呼ばれていた隣の課長は今どうしているのかしら?

 

松屋銀座 8Fイベントスクエア

4月16日(水)~5月6日(火)

10:00~20;0(最終日は17時)

入場料:一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生以下無料

 

 

築地川公園 April 2014

[銀造] 2014年4月18日 09:00

 4月も中旬になり、大分暖かくなってきました。

日刊スポーツと聖路加看護大学の間にある築地川公園でも

暖かい陽射しを浴びて、ハナノキが紅い新芽と花を付けています。

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 横断歩道を渡り、南側へ移ると、花梨の花が咲いています。

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 月桂樹の花も咲いています。この木の花は初めて見ました。

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 中央区の花、つつじも色鮮やかに開花中です。

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 「日本一饅頭所 塩瀬」の辺り、明石町まで行ってみましょう。

関山、ウコンなどの八重桜が開花中です。

 築地、明石町でのお散歩をお楽しみ下さい。

 

 

五色の八重桜 <浜離宮恩賜庭園>

[サム] 2014年4月17日 14:00

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 浜離宮恩賜庭園では、先月末に満開となった「ソメイヨシノ」に続き、今度は、主として「潮入りの池」の「御伝い橋」から「海手御伝い橋」までの湖畔に植栽されている、一群の所謂「八重桜(ヤエザクラ)」が見頃を迎えました。

花びらが幾重にも折り重なって、枝にピンク色の雪が降り積もったが如く、鈴なりにボリューム豊かに咲き誇る様は豪華で、ソメイヨシノとは違った趣を醸し出しています。

紅(関山)・薄紅(普賢象)・白<薄桃>(一葉)・黄(鬱金)・緑(御衣黄)の "五色の八重桜" に代表されるように、色や形がそれぞれ違う "多重咲き" を楽しむことができます。

園内のサクラは約100本(うちソメイヨシノは約10本)といわれていますが、特にサクラの名所として広く認知されてはいないだけに、この時期も比較的空いていて、ゆっくりと散策し、見て回れます。

「中島の御茶屋」を背景に「潮入りの池」に映える情景は独特の風情があります。

2011年の東日本大震災後、ライトアップは中止のままですが、幻想的なシーンが楽しめる舞台設営復活も待たれるところです。

尚、園では4月19・20日の両日、「内堀広場」に飲食・物販ブース、ステージを設け、"江戸を彷彿とさせる食文化を味わい、江戸に纏わる製品に触れ、江戸伝統芸能を観賞し、江戸情緒を楽しんで貰おう" との中央区商店街連合会主催のイベント「お江戸文化村 in 浜離宮恩賜庭園」が開催される予定です。

 

   紅(関山)     薄紅(普賢象)  白<薄桃>(一葉)   黄(鬱金)     緑(御衣黄) 

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✎関山: 淡い花色が多い中、鮮やかな紅色(濃桃色)で目を引く、八重桜の代表的品種。

      塩漬けは桜湯として用いられる。

  普賢象: 花の中心から葉化した2本の雌しべが突き出た様を、普賢菩薩の乗る象の鼻(牙)

        に見立てて名付けられたとされる。花色は薄紅色。

  一葉: 花の中心から葉化した1本の雌しべが突き出る様から、名付けられたとされる。

      花色は白色~薄桃色。

  鬱金: 花色がショウガ科のウコンの根茎から得られる着色料の黄色に似ていることから、

      名付けられたとされる。

  御衣黄: 花色は開花時は(薄)緑色で、次第に黄色味が増し、中心部が筋状に赤くなる。

        高貴な貴族の衣装の色のイメージがあることから名付けられたとされる。

 

         

 

    

 

 

 

 

 

 

福島の「おいしい!」が揃っています。日本橋ふくしま館

[小江戸板橋] 2014年4月17日 09:00

「見でいがっせ」「見でいがんしょ」「見でったらいいばい」「見でげぇ」 ・・・。

福島県は広いです。

桜の開花時期さえも、太平洋沿岸と奥会津とでは、ひと月以上も離れているといいます。

「見てね、来てみてね」というお誘いの言葉も、地域や年代によって、たくさんの変化形を持っています。

気候・歴史・文化も多様で、それだけ豊かなおもてなしの仕方があるのです。

「MIDETTE (ミデッテ)」は、「日本橋ふくしま館」の愛称です。

「見でって」。うん、福島県の共通方言らしい響き。

なんだか、心があったかくなるような、なまりです。

4月12日に、福島県の首都圏情報発信拠点「日本橋ふくしま館」がオープンしました。

高校生までを過ごした福島が懐かしく、オープン翌日の日曜日に行ってみました。

場所は、中央区日本橋室町4-3-16。

JR神田駅東口から、中央通りを日本橋に向かって5分ほど。

東京メトロ銀座線「三越前駅」A8出口からだと、中央通りを神田に向かって3分ほどです。

おっ、入場待ちの行列ができていました。

スタッフの方に聞けば、初日は数百名の列になったといいます。

テレビ・新聞も、トピックスとして取り上げていました。

入口右手の実演コーナーは、薄皮まんじゅう。

帰省のお土産に喜ばれたお菓子が、幾種類も並んでいました。

野菜コーナーに積まれた、みずみずしい果物・野菜は、見ていると嬉しさが込み上げてきます。

タラの芽はてんぷらで。姿のいいアスパラガスは茹でて、えごま味噌かマヨネーズで。トマトきゅうりは、氷水で冷やして丸かじり。

生産者が自信を持って、東京日本橋に送り出した商品なのでしょう。

食材を見ているだけで、食べ方まで想像してしまいます。

そろいのユニフォームで声かけをしているスタッフさんに聞けば、一番うまい料理法を教えてもらえますよ。

民芸品やキャラクターグッズも揃っています。

奥まった空間にある飲食コーナーでは、日によって、浪江焼きそばや会津ラーメンなどが出展されるそうです。

驚いたのは、日本酒コーナーの充実ぶり。

地元でも手に入りにくい銘柄が、ずらりと揃っていました。

案内ポスターを見れば、平成24年度の全国新酒監評会で福島県の酒が、金賞受賞数日本一になったといいます。

雪の残る山肌が輝きを増し、雪解け水がバシャバシャと勢いよく水路を駆け下る季節。

鮮烈な伏流水が、豊かに湧き出る風土。

米と水と風土が良ければ、そこには美味い酒が育まれます。

小学校までの道の途中に酒蔵があって、時期になると気持ちがふわっとなる香りが漂っていました。

同級生には造り酒屋の娘さんもいました。

大人になって、今、この銘柄のラインナップを見るのは、実に楽しいものです。

店内を走り回りながら、元気な声でお客さんに話しかけているスタッフのおじさんがいました。

この春まで葛西で営業していたアンテナショップ「ふくしま市場」の、お馴染みさんと店長さんのようです。

お馴染みさんは、「ふくしま館」のオープンに合わせて、日本橋に足を運んだとか。

一生懸命の店長さん、きっと葛西で、素敵な人間関係を築いてこられたのでしょうね。

そんなことも嬉しくて、こだわりの品々をたくさん購入してきました。