[銀造]
2015年1月14日 09:00
新年早々の1月2日、日本橋七福神詣での後、日本橋ふくしま館へ行ってきました。
館の前には、キャラクターの「きびたん」がお出迎え。
そして、福島から新春のご挨拶に駆けつけた福娘二人。 福島の娘だから、福娘は当たり前ですね。
新鮮な林檎とそれを使った美味しいジュース。
女性に人気の「アカモクうどん」。天然の海藻入りで食物繊維が豊富。磯の香りがしました。
ふくしまゴンボ麺は、一押しです!
そして、福島の地酒の飲み比べ。3種の地酒の飲み比べは500円。
大吟醸酒のプレミアムセットは、2種で700円。写真右側の4種のおつまみはセットで、200円。
「一生青春」、良いネーミングです。
美味しいからと言って、何度もお代わりはできません。おひとり様、一日一回のみ。
奥には、イートイン・コーナーがあり、人気のふくしまゴンボ麺などを召し上がれます。
館へのアクセスと最新の情報はこちらをご覧下さい。http://midette.com/
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2015年1月13日 15:00
冬の寒い時期、水鳥が休息時、頭と首を背中の羽毛に突っ込んで丸まっている姿をよく見かけます。
多くの鳥は頭部と顔面も羽毛に覆われていますが、嘴と瞼は皮膚が露出しています。
背中に首を突っ込むと皮膚の露出部がすべて羽毛に覆われ体温の発散が抑えられます。
脚の片方ずつ左右交代でお腹の羽毛に隠しているケースも見られます。
冒頭の画像は、寒中の穏やかな昼下がり、中央大橋の橋脚の日溜まりで気持ちよさそうに休息するセグロカモメ。
一見前を向いているようで、実は首をほぼ180°回し、嘴を背の羽に入れて休んでいます。
ユーモラスでアクロバティックな姿勢。
時折後ろの羽を繕う仕草も見せます。
一般に鳥類は眼球をあまり動かすことができませんが、頸椎の数が哺乳類に比べて多く、首を柔軟に動かすことができるとされています。
尚一般にカモメ類の見分け方は難しいとされますが、隅田川河口域でよく見られるカモメ類3種の識別は比較的容易です。
<セグロカモメ> (カラスより)大型。脚は淡赤。嘴は黄で下嘴先端に赤い斑。
<ウミネコ> (カラス大の)中型。脚は黄。嘴は黄で下嘴先端に赤黒の斑。
<ユリカモメ> (カラスより)小型。脚は赤。嘴は赤で先端は黒。
[銀造]
2015年1月13日 09:00
お正月の松飾りについて、以前掲載しましたが、
お正月を迎える「松飾り」で、「竹の切り方」について、斜めに切っているのと、節の上で平たく切ってあるもの、そして竹笹を松と一緒に飾っていたり、それぞれのお店で異なっていたりしますね。
今年の「日本橋七福神めぐり」をご案内した時に何人かのお客様から質問が出たので、改めてご紹介しますと、
門松は地方によって違うそうです。
まず切り口ですが、古来は横に切ったそうですが、戦国時代以降、特に武家では斜めに切るようになりました。これを「そぎ」と呼ぶのだそうです。
京都の伝統を重んじる所では、未だに竹は斜めに切らないそうです。ということは、京都では、「寸胴」が多いのですね。
この基本的な二つの切り方の他に、最近では、竹の上部は危なくない様に、横に切って、竹の節を利用して口の形を残して微笑んだ感じの物もあります。
今回は、西洋旅館と言われるホテルの松飾りを写真に収めてきました。
京橋トラストタワーのMarriott Hotel 「そぎ」です。
銀座国際ホテルの松飾り。 「寸胴」です。
銀座グランドホテルの松飾りは、「そぎ」です。
2014年12月にオープンしたMillenium Mitsui Garden Hotelの松飾りは「そぎ」。
三井ガーデンホテル 銀座プルミエの松飾りは、「そぎ+口」
Courtyard Marriott 銀座東武ホテルの松飾りは、「寸胴」。
そして、内幸町まで足を伸ばして、今年125周年を迎えた、現在日本で一番由緒あるホテルの松飾りも見てきました。
こちらは、竹の上部を平たく切って、真ん中に節を残して、下部は控えめに口を開けた感じの、「そぎ+口」です。
各ホテルにも、こだわりがあるようで、なかなか面白い探索でした。
(過去の記事は、これです)
/archive/2010/01/post-237.html
/archive/2010/01/post-239.html
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2015年1月12日 15:00
1月11日は鏡開きの日。
日本橋榮太樓總本鋪では一足早く9日14:00より、先着約500名に恒例の「餅入り汁粉」のお振る舞い。
今年は11日が週末に当たることから平日金曜日に繰り上げ実施。
店頭では丸一仙翁社中による、東京都指定無形民族文化財「江戸太神楽(400年の歴史を持つと伝えられる、獅子舞と曲芸を中心とした大衆芸能)」の囃子の音が流れ、新春ムードを盛り上げています。
鏡開きとは、正月飾りとして神棚や床の間にお供えしていた鏡餅を下げて、神仏に感謝し、無病息災を祈念し、雑煮か汁粉にして食する年中行事。
店内には立派な「江戸 "お供餅"<具足飾り>」が飾られています。
『戦国時代以降、武家では正月、甲冑の前に供えた餅を「具足餅(鎧餅)」(飾り)といい、
江戸では町人がこれを真似、商家では甲冑がないことから、あれやこれや縁起物で具足に模して飾り付けた為、その名がある。弊舗では江戸の昔から、この形を今日まで踏襲しています。』
との内容の添え書きがあります。
改めて老舗の暖簾継承の重みを感じつつ、あつあつのお汁粉をいただきました。
[滅紫]
2015年1月11日 10:07
七草がゆは召し上がりましたか?新開場の歌舞伎座に猿之助さんが漸く登場するというので松の内の最後の日、高揚した気分でいざ歌舞伎座へ。写真は歌舞伎座内部のお正月の設えです。一歩踏み入れた時から初春気分になれます。客席は流石満席、お正月のうちなので華やかな着物姿の方が多くてやはり訪問着にすればよかったかと後悔。猿之助さんの「黒塚」は夜の部最後の演目。阿闍梨祐慶は勘九郎さんが勤めます。猿之助さんが演じるのは安達ケ原の鬼女岩手ですが、一面の薄の原で月光を浴びながら踊る姿は本当に幻想的です。この舞台装置は何度見ても感動ものです。そして花道での『仏倒れ」(直立の姿からまっすぐ倒れる)も余裕です。どんどん進化している猿之助さんを同時代に見ることができるのは本当に幸せなことだと改めて感じさせられた舞台です。
昼の部は玉三郎さんの『女暫」吉右衛門さんの「番町皿屋敷」昼の部は『金閣寺」『蜘蛛の拍子舞」「一本刀土俵入り」です。日によってはまだ席がありますのでお問い合わせください
チケットホン松竹0570-000-489(10時から18時)千穐楽は26日
獅子舞は新年恒例、国立劇場の開演前にロビーで太神楽保存協会さんが演じられるものです。お年玉がわりにお届けします。
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2015年1月 9日 09:00
晴海トリトンスクエア ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する「ミニガーデンガイドツアー」。
今月は1月8日開催されました。
①12:30~12:50
②14:30~15:30
落葉樹は冬の間は一斉に葉を落とし休眠に入ります。
しかしよく見ると枝先には、「冬芽」が膨らみ、来るべき春に備えた生命の息吹を感じます。
一方、普段は地味な常緑針葉樹の緑が相対的に目に付くようになります。
またナニワズ(オニシバリも同様)のように、盛夏に落葉し、秋から新しい葉と翌春の花の蕾が生える種もあります。(別名ナツボウズ)
寒空の下、冬のガーデンの観賞ポイント教えていただきました。
☆凛とした彩りを愉しむ
この時季に因み、白色系のものを取り上げてみました
左から ニホンズイセン、ハボタン、シクラメン、スノードロップ、ジュウガツザクラ
☆常緑針葉樹のユニークな形状を愉しむ
常緑といっても冬期は褐色を帯びる種もあり、また緑の色合いも様々
左から モンタナマツ、コロラドビャクシン"ブルーヘブン"、ヒノキ"ナナグラシリス"、アラスカヒノキ"ペンデュラ"、ニオイヒバ
☆二度愉しむ(冬のユリノキを例に)
ユリノキの果実は翼果が松毬状に集まった集合果
翼果は風に乗って飛散するが、中央の果軸と最外側の翼果は残り、
果穂全体が花のように見えます。
「ユリノキは2度花を付ける」と云われる所以
この時季、樹形もよく分かります