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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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滝平二郎 きりえの夏〔ノエビア銀座ギャラリー〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年7月 5日 09:00

銀座7丁目、並木通りに面して建つノエビア銀座本社ビルの1階が、「ノエビア銀座ギャラリー」になっており、季節感のある展示会が定期的に開催されています

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現在開催中の展示会は、「滝平二郎 きりえの夏」と題して、切り絵・版画作家滝平二郎さんの、を感じさせる版画の数々が展示されています

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滝平さんは、作品を見れば誰もが知っている、日本を代表する切り絵・版画作家で、その作品は、力強く、なつかしく、古きよき日本への郷愁を感じさせるものばかりです

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並木通りを散策がてら、一度訪れてみてはいかがでしょうか?

こちらのギャラリーはガラス張りで、とてもオープンな雰囲気です

ここ数日、いかにも梅雨らしい日が続いていますが、この展示会で一足早く、日本のを感じておくのもよいかと思います

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開催期間は、前期が6月29日(月)7月24日(金)、後期が7月26日(8月21日(金)7月25日()は、展示替えのための休館になります。

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開催時間は、午前10時午後6時祝日午後5時までです。

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ノエビア銀座ギャラリー」は、下の地図の赤枠の場所です。

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なお、会場での写真撮影については、了解をいただきました。

ご協力ありがとうございました

 

 

梅雨の合間に映える"ブルー" <晴海トリトン>

[サム] 2015年7月 4日 18:00

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 7月2日は七十二候のひとつ「半夏生」。

二十四節気の夏至を3分した末候で、季節をより詳しく捉えるため設けられた特別な暦日<雑節>のひとつにも数えられています。

半夏<サトイモ科の烏柄杓(からすびしゃく)>が生える時季《半夏生ず》との意とされていますが、半夏生と呼ばれるドクダミ科の別名片白草の茎の上部の葉が白くなる頃にも当たります。

農家にとっては大事な節目で、田植えの終期の目安とされていたと聞きます。

現在とは季節感の異なる旧暦ですが、歳事と密接に結びつき、その時代に生きる人々の思いや生活感を彷彿とさせてくれます。

晴海トリトンスクエア館内ポケットプラザ「花・水・木」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例の「ミニガーデンガイドツアー」。

7月2日開催の今回のテーマは「梅雨の合間に映えるブルー」。

「花のテラス」「緑のテラス」「朝潮運河沿いの"スロープガーデン"」「桜の散歩道」「ノーストリトンパーク」の植え込みのなかから、清々しい寒色系の花々を中心に取り上げてのプランツ・ウォークです。

梅雨時、鬱陶しい日が続きますが、水のせせらぎ・緑陰に加え、涼やかな彩りは、気分を落ち着かせてくれます。

なかでも、水色の小花を沢山つけた「常緑アジサイ 碧の瞳(あおのひとみ)」は特に印象的。秋になると、瑠璃色の美しい実がなるようです。

尚7月1~7日の期間、トリトンの七夕「笹に願いを」が催されており、 ①グランドロビー受付 ②ふれあい通り ③トリトン通り ④花のテラス に、七夕飾りが置かれ、願い事を記して貰えるよう、短冊・筆記具も用意されています。

右上画像は花のテラスのアジサイ「エンドレスサマー」。

 

左より、サルビア ウルギノーサ(ボックセージ)、メドウセージ、ルリマツリモドキ、アガパンサス、ユウギリソウ

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左より、ジョウリョクアジサイ "アオノヒトミ"、エボルブルス(アメリカンブルー)、イソトマ、キキョウ、トレニア カタリーナ ブルーリバー

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日本橋に "能面" がやってきた(街さんぽ その3)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年7月 4日 14:00

みなさま、能を舞うときに顔につける面をご存知でしょうか?

 
今、日本橋丸善を西方向へ曲がると"田中八重洲画廊"で、
"岩崎久人古希記念 能・狂言画展"が7月6日まで開かれています。

  
怖い顔、優しい女性の顔、ニコニコしたお爺さん、、おどけた顔、大黒さんと、
見ていて飽きることなく、心が休まるような時間が持てるかもしれません。
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お能は、室町時代から始まったとされ、その能面つくりにも長い歴史があるようです。
それぞれ、人の心を映す面("おもて"と言います)は、ヒノキを使い、
立体的に彫り上げ、胡粉を塗り、数ヶ月の時間を掛けて作り上げる作品です。

 
いろいろな角度から見ると、また違う表情が見え、人間の喜怒哀楽を
見て取れるかと思います。

 

お時間あれば、立ち寄ってみては如何でしょうか?

 

 

ところで、6月30日、人形町の小網神社の夏越の祓えにお参りして来ました。
今年も、あと半年、無事に過ごせますように。
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特別産業コース「特派員と歩く人形町」

[橘] 2015年7月 4日 09:00

「特別産業コース」の第一弾として6月30日にガイドを行ってきました。
 

これまでの「産業コース」は、特派員が指定されたお店にお客様をお連れして、お店の方に説明をお願いしていましたが、「特別産業コース」は特派員2人がコースを設定し、説明も自分達でするというところが初めての試みでした。
 

今回設定したコースは建設中の「水天宮」前に集合、人形町通りを「大観音寺」迄行き、末廣神社から浜町緑道を抜けて、甘酒横丁に入り、最後に板倉屋さんで話を聞くというものでした。
 

始めてのケースということで中央区の広報から、カメラマンとTVカメラマンのお二人が同行されました。

放映は15分番組の"こんにちは 中央区です"の中で1分半されるそうです。7月13日からは"YouTube"からでも視聴出来るそうです(詳細は中央区のHPご参照下さい)。
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お客様は10人で当選された方は全員参加されました。
 

自分達で全部説明しなければならないので緊張感はありましたが、今回ご案内するコースが地元の人形町ということで、「まあ、何とかなるだろう」と軽い気持ちで臨むことにしました。

「まるごとミュージアム」でのバスガイドの経験が随分役に立ってくれたと思います。
 

末廣神社では6月晦日の「夏越しの祓」の日で「茅の輪」が設えられていたので、皆さんにお参りして頂きました。
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その後は甘酒横丁で何件かをご説明しながら、最終目的地の「板倉屋」にお連れしました。

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「板倉屋」さんでは、熱々の焼きたての人形焼を頂きながら、色々なご説明を頂きました。

 

人形焼は一遍に6個焼ける約3Kgの焼き型を使い、小麦粉にみりんとコンデンスミルクと卵(白身と黄身は分ける)を混ぜ合わせた生地の間に餡を挟んで、焼くそうです。

1日に1,500個~2,000個を熱いガスの前に座って焼き続けるそうなので、重労働ですね。
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何はともあれ、予定のコースを事故無く周り、11時半に無事解散することが出来てほっとしました。

大変良い経験をさせて頂けたと思います。

 

 

◆ 2015 つきじ獅子祭 を終えて

[隅田の花火] 2015年7月 3日 18:00

 

6月中旬に行われた波除神社の「つきじ獅子祭」、神輿が町内をめぐる渡御祭を観に行ってきました。

ちょっと日が経ちましたが今回はそのお祭りについてのレポートです。かなりの盛り上がりとなりました。

  

6月13日のお昼過ぎに波除稲荷神社を出た波除の千貫宮神輿とお歯黒獅子は、まず築地場内に入場しました。今年は、「最初で最後」と言われる水神社とのコラボということで、水神社遥拝所の前で待つ水神社大神輿をお迎えするという形です。

s_hanabi21-1.JPG(築地市場内・水神社の前で始まりを待つ水神社神輿)

 

大盛り上がりの中、波除神社・魚河岸会の方からのご挨拶が終わり、いよいよ「最初で最後」のコラボの始まりです。

s_hanabi21-2.JPG(手前が水神社神輿)

 

場内はすごい人・人・人・波・波・波。

2つの神輿は人々の波に浮かんだ船のようにユラユラと。

 

ここ「築地」に対する人々の想いが爆発した瞬間だったような気がします。

 

 

その後、場外に出て各築地町内を巡った両神輿、夜になるまで熱気が冷めることなく担がれました。

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晴海通りに出て勝鬨橋とご対面。

築地市場の開場から5年後の1940年にできた勝鬨橋。翌日の6月14日に開通75周年を迎えました。

s_hanabi21-4.JPG勝鬨橋の開通の日は、ドイツ軍がフランスのパリを占領したその日なのだとか・・・。もうすでに戦争の渦に巻き込まれている、そんな時代だったのでしょう。

その後戦災を乗り越え、築地市場と勝鬨橋は日本の高度成長を支えて来ました。今でもトラックに載せられた沢山のお魚が、この勝鬨橋を渡り築地市場に運ばれて来ます。

 

神輿の列はその後、築地場外市場の区域に入り、波除神社の神輿はいよいよ宮入りを迎えます。立派な神輿です。

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そのあとを水神社神輿が続きます。もう9時になろうかという時間です。

s_hanabi21-6.JPG朝の早い築地。築地市場はこの日の朝も普通に開場していましたので、築地の方々にとっては長い1日であったのではないでしょうか。

 

そして無事、波除神社の神輿は水神社の神輿に見送られながら宮入りを終え、コラボも終了となりました。

s_hanabi21-7.JPG観ているだけでしたが感動的な素晴らしい渡御であったと思います。

 

 

その後水神社の神輿はしばらく波除神社の鳥居の前でたたずんだ後、余韻に浸りながら市場内に運ばれていきました。

そして水神社の前に到着。

s_hanabi21-8.JPG最後に魚河岸会の方からねぎらいの言葉がかけられ、水神社神輿の渡御は終了に。

 

祭りのあとの何とも言えない寂しさが漂う、そんな瞬間でした。

s_hanabi21-9.JPGこの鳥居の前にこの神輿が来ることはもう無いのでしょうか。

 

 

翌日。お歯黒獅子の宮入りです。「つきじ獅子祭」という名のお祭り。波除神社の前は沢山の獅子ファンで埋め尽くされました。

s_hanabi21-10.JPGまたこの日は子供が担ぐ子供神輿なども町内を巡り、見物客を和ませてくれました。

 

お歯黒獅子は女性が担ぐ神輿。女性は背が低いせいなのか、周りの群衆に埋もれてしまい、担いでいる人がほとんど見えません。

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そんな大盛況のなか無事、宮入りが終わったのでした。

 

 

さて、今年のお祭りは終わり、今はいつもの築地に戻りました。

市場が豊洲に移転するという来年はまたあわただしくなるのかもしれませんが、場外市場は築地に残ります。

その場外には市場移転前にオープンするという「築地新市場」が今まさに建設の真っ最中です。

 

この「築地新市場」ですが、仮の名前ということらしく、今なんとその名前を募集しています

 

http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/keikaku/tukiji/tsukiji_name.html

 

募集は7月21日までということですが、これから新しく始まる築地をイメージしそうな大事な名前。

築地を愛する方、名付けセンスのある方、いい名前を是非付けていただけませんでしょうか。

 

 

 

巨大デッサン展示〔銀座ソニーショールーム〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年7月 3日 14:00

銀座5丁目、数寄屋橋交差点角のソニーショールーム、1Dフロアで、女優の北川景子さんを描いた高精細巨大デッサンが公開されています

4kitag10.JPGこれは、「今、一番美しい4K映像を作る」というコンセプトの『ブラビア 北川景子 4K PROJECT』で製作された映像内で、実施に撮影に使用された巨大デッサンです

4kitag20.JPG高さは2.2m、幅は3.6m、無数の鉛筆の線で高精細に描き出されています

線画で描かれた精巧な北川景子さんと、無数の花の繊細さがすばらしいです

4kitag30.JPGまた、4Kの映像が鮮明で、表現のしようがないほど美しいです

4kitag60.JPG公開期間は、6月29日(月)から7月22日(水)までです。時間は、11時から19時までです

なお、写真撮影については、ご了解をいただきました。ありがとうございました。