[銀造]
2015年9月 6日 15:00
第8回 EDO ART EXPO、Sept.25-Oct.13, 2015が始まりました。
今年のテーマは、「~錦絵誕生250年を記念して~ 江戸の美意識」です。
公式ガイドブックは、中央区観光協会、COREDO 室町地下1階の日本橋案内所でも入手できます。
私は、千疋屋総本店を皮切りに、
YUITO日本橋室町ビル3階、
山本海苔店、
コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション1階
などの浮世絵を楽しんできました。
途中、山本海苔店では、味付け海苔を、榮太樓總本舗では素敵な看板と書を拝見し、「日本橋美人」の飴を購入。
また、京橋の秋葉薬局さんのところにある、「びくにはし雪中」、「佃しま住吉の祭」、「京橋竹かし」の絵も拝見してきました。
美を巡るお散歩も楽しいものです。 また、ARTラリー、スタンプ版浮世絵ラリー、
S(スイーツ商品)&N(日本橋美人商品)ラリーも行われており、素敵な賞品が当たるようです。
詳細は、こちらをご覧下さい。http://www.tokyochuo.net/edoartexpo/
[whatever]
2015年9月 6日 14:00
ここ数日、蒸し暑さが戻っていますが、少しずつ陽も短くなり始め、秋の気配を感じるこの頃です。誰が言ったか「食欲の秋」。確かにその通り 三越日本橋本店内の榮太樓總本鋪でおいしそうな生菓子を見つけてしまいました
- 栗大福 -
大粒の栗がごろんと丸々一個。
こしあんの存在は控えめですが、相性合わない訳がありません
栗のお菓子が出始めると、秋を感じますよね。
***
- みたらしだんご -
ただのみたらしだんごにあらず
何がかかってるのか一瞬分かりませんでしたが、「にんべん」のかつおぶし
(ショーケースには『鰹武士』と表記されていたと記憶しております...)
がまぶしてあります
こちらは秋口から春先にかけて販売されるそうです。
ダシの効いたみたらしだんご、美味しかったです
日本橋の老舗の味は安定していて間違いナシ。安心して皆さんにお勧めできます。
[ジミニー☆クリケット]
2015年9月 6日 09:00
銀座7丁目、並木通りに面して、交詢社通りと花椿通りに挟まれたエリアにあるノエビア銀座本社ビルの1階(下の地図、赤枠の部分)で、銅版画家、山本容子さんの「アーティスト図鑑」が開催されています
会期は、8 月24 日(月)から10 月30 日(金)までです。入場は無料です
展示されているのは、日本人アーティストの肖像画で、作者が、「作家の人物としての空気感」を大切に考えたというだけあり、一人一人のアーティストが持つ個性、雰囲気のようなものが感じられる作品になっています。
開催時間は、午前10 時から午後6 時までで、土・日・祝日は、午後5 時までです。
肖像画と合わせて書かれたエッセイも楽しめます
なお、今回ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただきました。
ご協力ありがとうございました。
ノエビア銀座ギャラリーのHPはこちら ⇒
http://gallery.noevir.jp/
[遊山ものみ]
2015年9月 5日 09:00
「お久しぶり! お元気でしたか?」
知り合いのオールドローズさんと東京駅八重洲口の超高層ビルの会議室で遭遇。
彼女は中央区観光協会特派員のフレッシュウーマン。(私はソフモア!?)
当日は舟運ガイド講習会の講座があったのです。
講師は「NPO法人 水都東京を創る会」の先生です。
~日本橋船着き場から日本橋川を下り、隅田川へ。永代橋を下手に見て、隅田川を少し遡り、柳橋から神田川を上流へ。
そして御茶ノ水渓谷を超えて、飯田橋手前で再び日本橋川へ入り、日本橋船着き場に戻ります。~
講座時間は1時間半。途中休憩がありましたが、流れるようなご解説に、まるで船に乗っているような気持でした。
さてその2日後、実地体験で日本橋船着き場から船に乗りました。オールドローズさんと私は1便です。
乗船後、救命胴着を着ます。胸がワクワクします。
座学の時の先生がガイドです。机上でも流麗な解説でしたが、実際の舟では都会の騒音のない静けさ。船の音と波の音に
ご案内の声が心地よいリズムを伴い、あっという間の1時間20分でした。
武蔵国の小村が、『江戸城総構え』といわれる防御に強い天下の町となったことや、維新後も明治初期まで、
物流の主流が舟運だったことがよくわかります。
ゴンドラではないので揺れません。途中で小雨が降りだすと、全員に白い雨合羽(!?)が配布され、濡れることもありません。
亀島川、小名木川、竪川など、東京に人口の川、掘割が沢山あって、まるでベニス!? 知りませんでしたね。
川から眺める東京は、日常では見ることのできない景色。
新幹線の過ぎ行くのを眺め、秋葉原近くの昌平橋。
赤煉瓦のマーチエキュートを左に見、江戸城外堀の石垣。そして日本橋。
ゆったりとしたひと時を過ごしました。
下船後、オールドローズさんとランチです。天ぷらめし「金子半之助」の外で少し並んで待ちましたが、舟運ガイドの話をしているとすぐに順番が来ました。
揚げたての天ぷらや取り放題のイカ・きんぴら・浅漬の箸休め。ボリュームも美味しさも満点です。並ぶ価値ありのお店でした。食後に通ったもう一つ姉妹店。やはり長い列でした。
三越本店入口でロボットのペッパー君に挨拶し、新装なった和紙の「榛原」により、可愛いポチ袋と和紙テープ購入後、銀ブラして帰宅しました。
[巻渕彰/写楽さい]
2015年9月 4日 14:00
江戸前期の俳諧師・松尾芭蕉(1644-1694)は江戸で「都市的俳諧」といわれる蕉風を探究し、江戸派として隆盛を極めた。門弟だった日本橋の魚問屋杉山杉風は物心両面で支える。蕉門十哲の一人、榎本(宝井)其角は茅場町に屋敷を構え、その門人で与謝蕪村が師事した早野巴人は日本橋本石町に居住するなど、中央区は芭蕉ともゆかりのある地である。区内の芭蕉句碑を訪ねてみたい。
日本橋室町の日本橋鮒佐の店頭にある句碑(写真上)は、
「発句也松尾桃青宿の春」
延宝7年(1679)、芭蕉36歳の歳旦句。碑石脇の案内板には「寛文12年(1672)29歳のとき伊賀上野から江戸の出て、延宝8年(1680)37歳までの8年間、小田原町の小沢太郎兵衛(芭蕉門人、俳号卜尺)の借家に住んだ」とある。当時の俳号は桃青。
八丁堀の亀島橋西詰南側の句碑(写真中央)は、
「菊の花咲くや石屋の石の間」
元禄6年(1693)秋、芭蕉50歳晩年の作。添書きに「八丁堀にて」とあり、堀割に面した石屋の石材の合間に菊が咲いている詩情を詠んだのか。この句は「江戸名所図会」の挿絵「三ツ橋」の詞書にも取り上げられている。
築地本願寺南門前の法重寺に建てられた句碑(写真下)は、
「大津絵の筆のはじめは何仏」
元禄4年(1691)正月4日、芭蕉48歳。大津絵は「近江国大津の三井寺辺で売り出された民衆絵画。庶民の礼拝用の略体の仏画から始まり、道中土産として世に迎えられた」(広辞苑)。大津絵の絵師は正月三が日は仕事を休んだという。よって4日の書初めにこの句を詠んだのであろう。@巻渕彰
[ジミニー☆クリケット]
2015年9月 4日 09:00