11月3日の秋晴れの文化の日。久し振りに京橋図書館に寄った帰りに、ふと見た自転車置場。ここにもコミュニティサイクルがありました。
導入から一年以上が経ちましたが、途中、近隣区との連携もできるようになり、ますます便利になりました。
気持ちの良い天気なので、少し遠目ですが、夕暮れ時の晴海大橋に行ってみようと思い自転車を借りてみることに。
まずは充電状況を確認。この確認を怠るとエライ目にあうことがあるので、結構大事です。
築地の町を抜けて晴海通りに出て勝鬨橋を渡り、晴海大橋の手前の交差点まで来ました。ここから橋まではまだ少し距離がありますがここが運命の分かれ道。
晴海大橋は晴海埠頭と豊洲埠頭の間の晴海運河に架かる、500mを超える長い橋。江東区豊洲方面への車線道と中央区晴海方面への車線道が完全に二つに分断されているので、「二つの橋」が隣り合っているようにも見えてしまう、ひとつの橋です。
高さは25m弱あり、橋上からの景色は抜群なのですか、この「二つの橋」から見えるそれぞれの景色は全然違うので、どちら側を選ぶか、この交差点は運命の分かれ道だったりするのです。
夕暮れが近いので、夕暮れ時のレインボーブリッジが見えるだろう側を選択。進んでいくと橋が見えてきました。
自転車だとここからがたいへん。おそらく中央区で一、二を争う急坂が待ち受けています。
でも、ここからがこのチャリの本領発揮。このチャリは、「電動アシスト自転車」なので、電気の力でスイスイと登れてしまうのです。
しかも歩いて渡ると10分以上はかかる橋なので、このチャリはとても快適なのであります。
橋の上からは、まだ未開通の環状2号線が通る「豊洲大橋」、そして今話題となってしまっている「豊洲市場」が見えます。
晴海運河の豊洲側の散策テラスは既に出来上がっているように見えるのですが、まだ歩くことはできないようです。豊洲市場の延期に合わせ、こちらも延期になってしまったということなのでしょうか。
ん~。心地よい日射しなのですが、逆光だったぁぁ。レインボーブリッジが見えるのですがちょっと見えづらい時間帯でした。
橋の二つの車線道の間にはもうひとつ道路を作るための空間がわざわざ作られています。今その空間に高速湾岸線から繋がる「首都高速晴海線」を作る工事が真っ最中です。
豊洲には既に出入口ができていますが、この工事を終えると晴海線は豊洲から晴海運河を渡り、晴海埠頭まで繋がることになります。
晴海埠頭には東京オリンピックの選手村ができますので、首都高が選手村に直結するイメージです。
http://www.shutoko.jp/ss/tokyo-smooth/harumi/seibikouka.html
さらにこの晴海線は隅田川を地下で渡り築地場外市場の下を通って環状線に繋げる壮大な計画があるようなのですが、実現するのかは不透明です。
レインボーブリッジ側はちょっと景色が残念だったので、橋を渡りきり、反対側の車線道に行ってみることに。
こちら側からは、江東区豊洲のららぽーとが正面に見える場所になっています。豊洲の街並みがとても綺麗です。夕陽の光が当たる、とても良い時間帯でした。
橋の途中にはテラスのような空間が用意されていて、船が行き来する晴海運河や豊洲の街並みを、のんびり眺めることもできます。
遠くにはスカイツリーも。解放感がありとても気持ちが良いのでジョギングをしている人も多くいらっしゃいました。
自転車をおりて、晴海埠頭側のテラスに出てみることもできるので、水辺に近づいて歩いてみるのも良いかもしれませんね。
この晴海大橋からの景色ですが、「夜景」もとても綺麗でオススメです。
この写真は昨年秋のスーパームーンの日の夜景。月明かりをとても明るく感じることができました。
今年のスーパームーンは11月14日(月)だそうです。