『ギフト、そして自分も楽しむ』をインターフェイスとして取材します、 rosemary sea です。
今回またも本来の『ギフト』と離れますが、『微笑みのおすそ分け』というこれもある意味ギフト、と信念を抱いて書きます。
千疋屋総本店さんご紹介はロズマリとして4度目ですが、内容としてままだ紹介し切れていません。
株式会社 千疋屋総本店 営業本部 アシスタントマネージャーの山口さんにご協力いただきました。
営業本部が入っているのはお店の向かい側のビル。1階にはアンテナショップの三重テラス。(右の写真)
中央区観光協会発行の「中央区はじめて物語マップ」に掲載されているところでは、千疋屋さんは『日本で最初の果物専門店』。
三代目大島代次郎氏が国産果物の品質改良、外国産の果物、種の輸入にちからを注ぎ、果物専門店を創立。・・・このお話は1月の千疋屋さん1回目のご紹介で触れました。
歴史ある千疋屋さん、いろいろ逸話も豊富のようです。今回もひとつ。
ちょっと遠めからご説明します。しっかりついてきてください。
2018年のNHK大河ドラマ第57作は「西郷どん(せごどん)」。西郷隆盛さん、1990年の「翔ぶが如く」に続き2度目のクローズアップです。
原作:林真理子さん、脚本:中園ミホさん、主役は鈴木亮平さん。今発表されているのはこのくらいです。7月クランクイン予定とのこと。
これからどのような役者さんが脇を固めるのか、気になります。楽しみですね。
この西郷さん、中央区に詳しいかたはご存知と思います。
西郷さんは明治4年(1871年)に参議に就任し、上京しました。親父橋界隈には大名屋敷があり、旧酒井雅楽頭の中屋敷跡、ここに屋敷を構えました。
日本橋1-1-17、日本橋小学校の正面玄関左脇に説明板があります。(左の写真)
書生15人、下男7人、猟犬数頭。もちろん散歩も日本橋をうろうろ。
西郷さんは千疋屋さんをひいきにしており、二代目大島文蔵氏の奥さん、むらさんに絶大な信頼を寄せていました。
暑い夏の日、「おっかあ、でっかな西瓜持って来いよ」と大きな声が店頭に響くことも。
明治6年(1873年)、征韓論に敗れ、西郷さん、鹿児島へ帰ってしまいましたが、屋敷を引き払う際むらさんに「この屋敷、あげようか?」と、失意を隠すための精一杯の冗談とも本気ともつかない言い振り。
むらさんは「あまりにお屋敷が大きすぎて」辞退。実は広さは2633坪。
むらさんはこのやりとりに西郷さんの胸の内の空しさを垣間見た気がしたといいます。
千疋屋総本店 日本橋本店
日本橋室町2-1-2 日本橋三井タワー内
三井タワーの中央部は5つ星ホテルのマンダリンオリエンタル東京、左側は三井記念美術館、右側が千疋屋総本店日本橋本店となっています。(右の写真)
03-3241-0877(販売部)
03-3241-1630(フルーツパーラー / レストラン直通)
営業時間
1Fメインストア 10:00~19:00
1Fカフェディフェスタ 9:00~20:00(19:30)
2Fフルーツパーラー&レストラン 月~土 11:00~22:00(21:30)
日、祝日 11:00~21:00(20:30)
2FWINE&DININGデーメテール
月~土 11:30~14:00 、 17:30~22:00(21:00)
日、祝日 11:30~14:00 、 17:30~21:00(20:00)
カッコ内はラストオーダーです。
フルーツ食べ放題開催日の2Fパーラー&レストランのラストオーダーは21:00です。
元日を除き無休
ただし、2月26日(日)はビル全体の電気系統点検日となりましてお休みです。
千疋屋総本店さんのホームページはこちら ⇒ http://www.sembikiya.co.jp/