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超絶技法!インド細密画展〔ギャラリー銀座〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年2月11日 09:00

銀座2丁目にあるギャラリー銀座2階で、現在、インド細密画の「モハメッド アリ カーン ゴーリ展」が開催されています

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インドミニアチュール絵画は、16世紀頃、高度な技法が使われ完成されたそうで、その難易度の高い技法を、現在に伝えるインド細密画展覧会です

細密画家アリ氏は、平成11年からこのギャラリー個展を開いているそうで、中央区での個展はここだけだそうです

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会場では、虫眼鏡)を貸してもらえますので、1つ1つの作品をじっくり鑑賞させてもらうことができます

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とにかく、アリ氏細密画のすばらしさをお伝えするには、実際に見ていただくしかありません

リスの尻尾の毛(細いそうです)で、インド細密画専用の紙に描かれた作品は、ものすごい集中力の持続によってひとつひとつ生み出されたのだろうなあと思いました

美しさ細密さすばらしいです

作品に見入ってしまうとはこういうことなんですね

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開催期間は、2月6日)から12日)までです。

開廊時間は、 午前11時から午後7時までで、最終日はまでとなります。

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ギャラリー内での写真撮影については、特別にアリ氏にご了解をいただきました

また、ご本人から流暢な日本語で、懇切丁寧な説明もしていただきました

ありがとうございます

ギャラリー銀座のHPはこちら ⇒

https://www.gallery-ginza.com/

 

 

「門出二人桃太郎」-猿若祭二月大歌舞伎―歌舞伎座

[滅紫] 2017年2月10日 18:00

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中村勘九郎さんの二人の息子、5歳の七緒八くんと3歳の哲之くんがそれぞれ「三代目勘太郎」「二代目長三郎」を襲名しての初舞台。TV特集も組まれるほどの大評判とあって客席は満員。皆様のお目当ては「門出二人桃太郎」。二人の父親の勘九郎さんと弟の七之助さんの初舞台も30年前の同じ演目。祖父に当たる十八代目の勘三郎さんの初舞台も同じ桃太郎役の「昔噺桃太郎」でこちらは58年前。私は残念ながらこちらは見ていませんが、同行者は「見た」というのがご自慢です。さあ、幕が開きました。おばあさんは時蔵、おじいさんは芝翫、両親が勘九郎、七之助。犬、猿、雉が染五郎、松緑、菊之助。吉備津神社の神主夫婦が菊五郎、魁春という豪華版。二人がセリフを一言言ったり見得を切ったりする度に場内大拍手。口上もしっかり。後ろに控えている勘九郎さんの心配そうな顔はやはり父親の顔です。二人が今の勘九郎さんや七之助さんの年齢になるまで見続けることが出来るのかしら?ちょっと不安はありますが、これからの長い楽しみが増えました。

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夜の部は「絵本太閤記」の「尼崎閑居」と「梅ごよみ」。「梅ごよみ」は随分見ていないなと思って上演記録を見ると前回は13年前でした。個人的には孝夫・玉三郎・勘九郎(十八代目勘三郎)の組み合わせが最高だったと思っているのですが、今回の染五郎・菊之助・勘九郎もとてもよく、菊之助と勘九郎の巽芸者のさや当てが面白い。それにしても菊之助さんはため息がでるくらいきれいです。同行者と「素敵!」「綺麗!」と他に言葉はないのかとボキャ貧を嘆いておりました。

昼の部は「猿若江戸の初櫓」(こちらも30年前と同じ演目)「大商蛭子島」「四千両」「扇獅子」です。

歌舞伎座は歌舞伎座稲荷がありますので2月の午の日には初午祭か二の午祭を行っています。今年は12日に初午祭があり、幕間にお汁粉がふるまわれます。これはこの日だけですが、地口行灯が今月公演中は3階に飾られていますので是非ご覧ください。幕間に3階に上がり撮らせてもらいました。売店で記念に吉備団子を購入。私の前の方は一人で10個も。どうされるのでしょうね。鬼がたくさんいるとか。・・・

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千穐楽は26日

お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489 10時~18時

 

 

ベルギービールと熟成肉のお店〔デリリウムカフェ ギンザ〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年2月10日 14:00

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銀座5丁目、晴海通り上にある、銀座4丁目交差点三原橋交差点のちょうど中間地点からちょっと入った三原小路の入り口にある、ベルギービール熟成肉のおいしいビアカフェです

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看板のピンクの象が印象的です。ピンクの象幸せのシンボルだそうです

本店は、ベルギーの首都ブリュッセルにあります

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ガラス張りのお店は開放的で、外を眺めながらの食事はとてもいい感じです

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品揃え豊富ベルギービールの選択に迷います

ワインリストも充実しています

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黒毛和牛門崎熟成肉ラグーを混ぜたチョップドサラダ」です

熟成肉のラグー、おいしいです

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ジャガイモのスペイン風オムレツ トマトソース」(左)とピクルスです

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イベリコ豚のソーセージと骨付きソーセージ」です

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生ウニのクリームパスタ こだわり生パスタ

生ウニ生パスタの組み合わせ、最高です

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石巻市雄勝湾直送のムール貝の白ワイン蒸し」です

ムール貝の身が大きい

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このムール貝のスープで作ってもらったシンプルリゾットが、とてもとてもおいしかったです

リゾットは、「シンプル」以外に、「パルミジャーノ」、「イカ墨」、「ウニクリーム」で作ってもらうこともできます

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デリリウムカフェのHPはこちら ⇒

http://www.deliriumcafe.jp/ginza/

 

 

霊岸島水位観測所のユリカモメ

[サム] 2017年2月10日 12:00

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RIMG0970RSG.jpg 霊岸島水位観測所の上部パイプ部にずらりと並んで羽を休めている「都民の鳥」ユリカモメ。

冬の柔らかな陽射しを浴びて気持ちよさそうです。

ユリカモメは冬鳥として日本に渡来するカモメ類の大半を占めるとされます。

足と嘴は赤色、冬羽は頭部が白く、目の後ろに黒い斑点があるのが特徴で、愛嬌のある顔をしています。

他のカモメ類と同様に雑食性で、小魚類や水棲昆虫などを摂食しているようです。

羽は鳥の命。野鳥たちの羽づくろいは丹念で、一度始めると結構繰り返し行なっています。

ユリカモメが居並ぶパイプ部は真っ白。

鳥類には、膀胱、外部尿道孔がなく、尿を糞と一緒に排泄します。

白く見えるのは、蛋白質代謝の最終生産物である尿酸の結晶と聞きます。

 

 

◆ 今年は歌舞伎を観てみたい

[隅田の花火] 2017年2月10日 09:00

 

昨年の秋、旅行に行った滋賀県の近江八幡。水辺のある風景や、古い商家が連なる街並みがとても綺麗なところである。

街を散策していて趣のある古具屋に立ち寄ると、店先に乱雑に置かれている冊子が。右から書かれている『歌舞伎座』という文字が目にとまった。

 

s_hanabi43-1.jpg歌舞伎座の興行の時に歌舞伎座で売られていたと思われる古い冊子。『昭和7年11月』と書いてある。かなり古いなぁと思いながらも、結構綺麗な保存状態であるのに驚いた。

 

歌舞伎座は東京の中央区にある。何だか特派員の私に向けて『買ってください』と言われているような気がして、値段を見たら500円、帰りの新幹線で読むことにした。

 

 

『9代目團十郎30年追遠興行・昭和7年11月』。

 

2013年に亡くなった市川團十郎は12代目なので、その3代前。台東区の浅草寺にある團十郎の像。この方が9代目である。

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昭和7年は西暦では1932年で今から85年前、関東大震災後の復興がほぼ終わりを迎え、次の時代に向けて歩み始めた頃である。

 

この興行は、9代目團十郎が1902年に亡くなられてから30年後の、1932(昭和7)年11月に行われた。

 

 

昭和7年の冊子をめくってみる。演目が書かれていた。

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実は私は観劇自体を殆どしたことがないので、歌舞伎についてはあまりよくわからない。「勧進帳」はなんとなくわかるが、「口上」って何だ??そんな情けないレベルである。  

 

 

わかるページをパラパラと探す。

 

歌舞伎座の中の各食堂のメニューの値段が書いてある。聞き慣れた店の名もある。 

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 コーヒー   ・・・15銭

 ソーダ水   ・・・20銭

 親子飯    ・・・70銭

など、いっぱい書いてあるが、一番高いメニューは竹葉亭の上蒲焼、2円だ。

 

因みに観覧席の値段。一番高い席は7円80銭、安い席は90銭。今となっては逆に想像が難しい。

 

 

歌舞伎座の建物写真や座席図も載っている。

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昭和7年頃、歌舞伎座の建物は3期目の建物でその後の空襲で焼けてしまった。この3期目の建物は真ん中に大きな破風屋根があったのが特徴だ。現在の建物は数年前に完成したタワービル併設の建物で5期目となる。

 

 

「9代目團十郎の功績」を解説した長文のページ。読むのに苦労したが、少し整理してまとめてみた。

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江戸時代、中央区にいくつかあった歌舞伎の芝居小屋は江戸末期の天保の改革で浅草に移ることになるが、この頃に9代目團十郎は生まれている。

 

明治の時代となり、守田座が今の中央区新富に戻ってくる。その後守田座が『新富座』と名を変えたのと同じ頃、1874(明治7)年に9代目團十郎を襲名。この頃にまだ歌舞伎座は無かった。

 

9代目團十郎の一番の功績は、演劇改良運動の一環で「活歴」と呼ばれる新しい劇に「挑戦」したこと。史実と異なる内容や演出を改めて、史実を尊重した脚本としたり、本物に近い衣装や小道具を使ったりする新しい劇に取り組んだ。

 

新富座の新しい建物が1878年にできるが、ガス灯のある近代的な建築であるこの新富座は、明治という新時代において演劇界の文明開化の象徴的な場所となるだけでなく、團十郎の挑戦を後押しする場所となり、歌舞伎興行の中心となった。

 

この新しい劇は歌舞伎の「活歴物」というジャンルになったが、実際のところ観客の評判はあまり良くなく、なかなかうまくいかないこともあった。

 

しかしこういった演劇改良運動は初の天覧歌舞伎に繋がり歌舞伎の社会的地位向上に寄与するだけでなく、さらには1889年の「歌舞伎座」設立にも繋がり、「団菊左時代」の一翼として明治期の歌舞伎界を盛り上げていくことになる。

 

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(現在の歌舞伎座の建物)

 

要は30年後の昭和7年に記念の興行が行われるような功績を残した凄い人だった、ということだ。

「9代目團十郎」というひとりの人間を通して歌舞伎の歴史を見てみると、断片的な知識が線で繋がったような感じでとても勉強になった。

 

 

 

でもなぜこの冊子は近江八幡にあったのだろう。

 

近江八幡は戦国時代に造られた水運の発達した城下町で、「近江商人」を生み出した商業の街。近江商人は各地に進出し江戸時代を通じて江戸の日本橋でも活躍していたようで、今の中央区日本橋にも近江商人をルーツとする企業が名を連ねているらしい。

 

そのような縁で東京見物で歌舞伎を観にきたのかも、と想像してみた。

 

 

昭和7年は銀座にこの建物が竣工した、そんな年であった。

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歌舞伎座のある東銀座からは歩いて数分。歌舞伎を堪能したあと、この冊子を手にしながら真新しいこの建物を目にしたのかもしれない。

 

 


少しだけ歌舞伎に興味が湧いてきた。

この冊子を見つけたのも何かのご縁。今年は歌舞伎座で歌舞伎を観てみようかと思う。

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(人形町にある勧進帳・弁慶の像)

 

 

5日の日曜日に早速、歌舞伎を観に行ってきた。

まずは無料で観られる『新富座こども歌舞伎』。この新しい歌舞伎の挑戦も今年で10年目を迎えたそうだ。

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(新富座こども歌舞伎・口上)

 

この活動に参加するこども達、かなりの「挑戦」だと思う。『新富座』の名に恥じない、こどもながらのプロ意識にとても感服してしまった。
 

 

 

BRASSERIE D & SWEETROOM AT NIHOMBASHI YUITO BLDG.

[銀造] 2017年2月 9日 18:00

日本橋YUITO は、上質を知りつくした大人の 審美眼にこたえる、プレミアムショップ&ダイニングゾーンです。

『上質の空間で、上等な時間を過ごす』、至福のひと時です。 オープン当初から、グルメを味わいたくて、早く来たかったのが、やっと叶いました。

丁度、友人が上京したので、出かけました。 お店は、何度か前を通ったことがある、BRASSERIE & SWEETROOM というお店。 お料理は、カジュアル・フレンチという感じでしょうか?

店内のボックス席の色は、ピンク! 

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あれ、場違いかな? と思いつつ、WEEKEND LUNCH を注文。

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初めの、appetizer。 私は、鰤のカルパッチョ。 友人は、自家製スモークサーモンのサラダ。 温かく、マイルドなクリーム・コーン・スープ。

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次のメイン・ディッシュ。 私は、鮮魚、カサゴのソテー。

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友人は、デミグラス・ソース使用の、牛タンのシチュー。 少し、お肉を貰いましたが、お肉の形はしっかり残っていましたが、食感はとろけるように柔らかいお肉でした。(写真はフラッシュを焚いたので、綺麗異に映らず、断念) 少し貰った、 熱々のシチューで、身も心も温かくなりました。

段々と若い女性のグループが入って来て、周囲を女性群に囲まれました。 "やっぱり、場違いだったかな"と思いつつ、フォークとナイフを使って、美味しい食事を楽しみました。

暫くすると、家族で、おじいちゃん、おばあちゃん、お孫さんとのご家族が入って来られたので、ほっとしました。

デザートは、クラムベリーの入ったアイスクリーム。 友人は、パンケーキが入ったアイスクリーム。

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女性の店員さんが、愛想よく、きびきびと対応してくれて、とても楽しい昼食でした。

今度は、夕方、アラカルトのピンチョスなどのTAPAS を食べに行こうと思っています。 

窓側に陣取って、グラスを傾けて、日本橋の夜景  が素敵な事でしょう。