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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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築地本願寺「はなまつり」

[サム] 2017年4月10日 18:00

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R0038121'RSG.jpg 4月8日は釈迦の誕生日。別名「降誕会」「灌仏会」。

母親の麻耶夫人の夢に白い象が現れた後懐妊、ルンビニの花園で釈迦は誕生し、生後すぐ7歩あるいた後、右手で天を、左手で地を指し、「天上天下唯我独尊」と唱え、この時、天から竜が現れ、甘露の雨を降らせ、釈迦の誕生を祝福したと伝えられます。

この故事になぞらえて、ルンビニの花園を模した花御堂を設え、中に誕生仏を安置し、甘茶を仏頭より灌いで釈迦の誕生を祝います。

築地本願寺では、4月9日、釈迦の誕生を祝う行事「はなまつり」が開催されました。

この日は生憎の雨模様。

11:30の灌仏会(法要)に先立つ、はなまつり一番の見所の、可愛らしい子供たちのパレード「稚児行列」も、本堂内にて行なわれました。

 

 

隅田川の夜桜

[saru] 2017年4月10日 16:00

4月から特派員になりましたsaruです。よろしくお願い致します。

 

さて季節柄、初の記事は桜のきれいな場所を紹介します。場所は隅田川の永代橋の下流、中央大橋までの隅田川テラスにある、新川公園です。テラス沿いにずっと桜の木が並んでいます。対岸の石川島・佃島公園にもたくさんの桜が咲いているのが見え、「春のうららの隅田川」ではじまる滝廉太郎の歌曲「花」の世界が広がります。このあたりは隅田川の河口、昔の江戸湊にあたり、隅田川が最も広い場所。水辺の開放感を満喫できるせいか、テレビのロケなどにもよく使われる場所です。最近では漫画・アニメ・映画化もされた「三月のライオン」の舞台が、このあたりをモデルにしています。 

 

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さて、昼間の桜も良いのですが、掲載した写真は夜の新川公園。夜はライトアップされた永代橋、中央大橋を左右に見て、佃島のリバーシティの高層マンション群を背景に、川面を屋形船が行き交うなか、夜桜を堪能できます。上流にはスカイツリーも遠望できます。このときも会社や子供会のみなさんが花見で盛り上がっているようでした。

DSC_1183 1.jpg幹線道路からも少し離れているので静かですよ。お花見の時期には仮設トイレも設置されていますから安心です。今年はちょっと天候に恵まれず、お花見日和とはいかない週末でしたから、仕事帰りにちょっと寄り道してみてはいかがでしょうか。これから散りはじめるところ、川面にも桜の花びらが浮いていました。寒い日が続いたせいか、まだもう少しは桜は持ちそうな感じで、花吹雪に囲まれることも期待できそうです。

 

 

東京インフィオラータウィーク in 京橋

[ミル] 2017年4月10日 14:00

色とりどりの花びらを使って、地面に美しい絵を描くインフィオラータ。

中央区では、晴海のトリトンスクエアで毎年開催されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。


先日、京橋で開催されているところに遭遇しました

こちらは東京スクエアガーデン前の広場。


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京橋に暮らした歌川広重が描いた、「名所江戸百景」。

その中の「京橋竹がし」の図が見事に描かれていました。


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竹の部分はカーネーションの茎が使われていて、質感やきっちりとした並べ方までもリアルに表現されています。

東京スクエアガーデンの満開の桜からこぼれた花びらが、可愛らしい彩となっています。

あいにくのお天気でしたが、ぱっと目を引く光景に、足を止めてご覧になっている方も多くいらっしゃいました。


そして、京橋エドグラン前の広場には、お神輿と町火消の図が。


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江戸の町を火災から守るため、大岡越前によって作られた町火消。

現在の京橋に当たる区域は、二番組の「せ組」が置かれた場所だったそう。


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町火消の名誉の象徴、纏(まとい)。

「せ組」の重ね駒形の纏が、白い花びらでひときわ爽やかに表されていました。

江戸の粋と誇りを感じる絵柄です。


このインフィオラータは、今年が第一回目の開催となる、「東京インフィオラータウィーク」の作品。

国内外から訪れるお客様をおもてなしするため、東京中に花びらで彩られたウェルカムカーペットを市民の手で創る、というイベントなのだそうです。

東京のさまざまな場所が会場となっています。

東京インフィオラータウィーク


京橋の展示は4月8日から12日までとなっています。

美しい花びらの芸術、ぜひご覧ください

 

 

「江戸料理あれこれ展」-銀座三河屋-タチカワ銀座ショールーム

[滅紫] 2017年4月10日 12:00

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桜に誘われ銀座をぶらついていたら8丁目のタチカワ銀座ショールームの前にこの案内を見つけました。江戸好きの私としては見逃せません。早速地下の会場へ。三河屋さんの暖簾の先の壁面を美味しそうな料理とレシピの写真がぐるりと取り巻いています。中央のテーブルにもお料理の写真。隣にはレシピのコピーしたものが置いてあり。「ご自由にどうぞ」。嬉しくなってみんないただいてしまいました。

今回は「江戸料理百選」から代表的な料理を選んでの展示です。江戸料理で有名な「なべ家」ご主人の福田浩さんと女子栄養大学の島崎とみ子先生が料理を再現し、写真は料理写真の第一人者の佐伯義勝さんという豪華版の料理本です。

江戸の料理本といえばあの「八百善」の四代目・栗山善四郎が書いた「江戸流行・料理通」(文政5年1822年刊行)がよく知られていますが、天明期に入った頃には、谷崎潤一郎がすべてを試作したといわれている「豆腐百珍」(天明2年1782年)が発刊されこれが大ヒット。柳の下のどじょうで「鯛百珍」「柚子百珍」「大根百珍」など続々と。中でも人気だったのが「万宝料理秘密箱」別名「玉子百珍」です。享和期に入ると「名飯部類」(享和2年1802)も。そして文化・文政期の最盛期に。この「江戸料理百選」はそれらの料理書の中から選りすぐりのものを再現したものですが、本の案内によると「当時の技術を忠実に再現し現代生活にも応用できるよう作り方に工夫を加えて解説」とのこと。私は「巌石とうふ」(すり鉢ですった豆腐と骨ごとたたいた鶉の肉を合わせ椀種に)と「玲瓏(こおり)とうふ」(とうふを寒天でくるみ冷やしたもの。練り辛子と酢醤油または黒蜜をかけてデザート)に惹かれています。

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レシピ見るだけで美味しそうでしょう。原田信夫先生の「江戸の食文化」によると、料理にランク付けがされていて「尋常品」「通品」「佳品」「奇品」「妙品」「絶品」の6等級に分けられていたとか。遊び心が何とも洒落ていますね。因みにこの2つは「奇品」です。

 

「今の食の原点は江戸だった」とあらためて感じさせてくれる展覧会です。

 

三河屋さんは「江戸を学ぶ」をテーマにした講演会なども企画されており江戸料理の普及に取り組んでいらっしゃいます。元禄期創業の江戸と共に歩んで来たお店には「江戸のDNA」が色濃く引き継がれているようです。今回の料理本「江戸料理百選」は三河屋さんで特別価格でお求めになれます。お問い合わせは三河屋さんまで。TEL3248-0528 FAX3248-0530

 

「江戸料理あれこれ展」タチカワ銀座ショールーム(銀座通り)B1 4月16日まで

「銀座・三河屋」銀座8丁目8-18 TEL 3571-013

 

 

 

シリーズ・子連れで春の日本橋おさんぽツアー その1:日本橋三越本店の「御子様洋食」

[えだまめ] 2017年4月10日 09:00

はじめまして!

この4月より新しく特派員になりました「えだまめ」と申します。

 

中央区に越してきて1年あまり。

短い時間のようにも思えますが

この1年でたくさんの素敵なものに出会うことができました。

せっかくいただいたご縁ですので、

そんな素敵なものを皆様に少しでもご紹介できればと思っています。

また、我が家にはもう少しで2歳になる娘「あずき」がいます。

基本的に子育て世代のママ目線での記事が多くなると思います。

子育て中の方にとって少しでもお役に立てる情報になれば幸いです。

 
 

さて、本編です。

実は自分のSNSで「特派員になった」ということを報告してみたところ。

「せっかくだから街案内して~!」という友人たちから次々に連絡が入りまして。

それをきっかけにトントン拍子に話が進み、

桜の時期に同窓会をしよう!

ということになりました。

場所は日本橋

そして・・・参加者全員が子連れです。

一番大きいのが小学校2年生。一番下は0歳児。

そんな私たちの春の日本橋お散歩ツアー、始まりです!!

 
 

せっかくなので、まずはランチに。

「御子様洋食」が生まれた場所

日本橋三越本店にやってまいりました。

中央区観光検定の公式テキストにも記載がありますね。

新館5階 カフェレストラン ランドマークにお邪魔いたします。

実は来てくれたお子さんのなかにはアレルギー持ちの子も。

でも大丈夫です。

入り口でその旨をスタッフの方にお伝えすれば、

・メニューの中身にアレルゲンになるものが入っているかどうかの確認

・ダメなものがあった場合に差し替えられるもののご提案・ご相談

 (例:お子様ランチのハンバーグがNGだった場合

    →ソーセージを通常より増量して対応、など)

をしていただけます。

ママも安心です。

ちなみに娘・あずきは・・・なんでも食べます。すがすがしいほどに。
 

そんなあずきの今日のランチは・・・

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もちろん、「発祥の地」に来たからにはこちら。

「お子様ランチ」です。

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なんと、器は汽車の形!

しかも、ドライアイスで勢いよく煙をふかせてくれてます!

これには来てくれた子どもたち、全員が歓声をあげていましたよ。

他にもごはんの部分がケチャップライスと白いごはんの二層に分かれていて

雪をかぶった富士山のようになっているあたりも素敵だなあと思うのです。

もちろん、お味も美味しくて。

あずき、いつもよりも勢いよくバクバクとハンバーグをほおばっていました。

そして大人は。

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こちら。"大人ランチ"「ランドマークプレート」です。

大人用のリッチなお子さまランチ、というべきでしょうか。

ハンバーグの上にはフォアグラが乗っていたり、

エビフライも有頭海老だったり。

ちょっとした贅沢を楽しめる内容です。

満足、満足、です。


デパートの中のレストランですので、他にも和・洋・中と

メニューは盛りだくさん。

小学生の子は大人一人前分のスパゲッティーナポリタンを食べていたし、

その横ではお蕎麦を食べている子もいましたし。

それぞれが好きなものを頼めるのもありがたいですよね。

そんな訳で、みんな満足のお昼ごはんになりました。



~つづく~

 

 

江戸バスで 花見に行きましょう

[銀造] 2017年4月 9日 18:00

 4月に入りやっと桜の花が開花しました。

「私は歩くのが苦手だから、花見は、ちょっと!」とか仰る方に、江戸バスでお花見に行かれることをお勧めします。

 中央区役所からの日本橋方面への北循環の運行コースで行ってきましたので、ご報告します。(4月6日、10:00発、約1時間の一周コース)

 中央区役所近辺の桜では、亀井橋公園、祝橋公園の桜が大ぶりの枝を広げて、満開です。4月9日ぐらいまでは、お花を楽しめると思います。

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 そして、銀座キャピタルホテル本館前の首都高の脇の植栽では、「紅白のハナモモ」が満開です。こちらも4月9日ぐらいまでは、美しく華やかでいてくれるでしょう。

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 さて、江戸バスで出発します。八丁堀駅前の新富区民館側、右手の桜川公園の桜が見えてきました。 満開に近い状態です。

東京駅北口では、日本橋桜通りの入り口、そしてホテル龍名館の前の桜並木が綺麗です。 私は、ホテル龍名館の和風ビュッフェランチが好きなのです。

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江戸バスは、日本銀行前から始まり、三井本館と日本橋三越の間からコレド日本橋方面へ伸びる「江戸桜通り」も通ります。

新日本橋駅前から小伝馬町方面への道路、「江戸通り」には、清楚で真っ白な「コブシ」の街路樹が続いています。

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 江戸バスは、コレド室町の横の桜を見せて、再度小伝馬町の交差点で「コブシ」の街路樹を見る事が出来ました。

 人形町方面にて、明治座前では、「八重紅枝垂れ」が未だ蕾のままでした。 その向こうの浜町公園では、きっと「ソメイヨシノ」が満開に近い状態だったことでしょう。

ここでいったん下車して、浜町公園でお花見をして、甘酒横丁で買い物をして、その後、水天宮前、ロイヤルパークホテル前の桜を愛でて、

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日本橋区民センターで再度江戸バスに乗車しても良かったなと思いました。

 その後、通過した人形町駅前の桜並木、日本橋小学校前の桜並木も素敵でした。

こうして、1時間の江戸バスで花見を満喫してきました。今年の桜の開花は一旦温かくなり開花宣言をした後に、2日ほど寒い日が続きましたので、本来3月末に満開の筈の「枝垂れ桜が未だ蕾」とか、「大島桜、ソメイヨシノも個体差があるようです」。

と言うは、未だ蕾の八重紅枝垂れは、今週末に咲いても4月中旬までは楽しめるのかなと思います。(お花の状態は、4月6日現在と、近日中の予測です。)

 江戸バスの料金は1回100円です。乗り降り自由な一日乗車券は300円。車内では、「江戸バスMAP桜だより編」が入手出来ます。