[滅紫]
2017年9月10日 09:00
スイーツ男子から何とも美味しそうな写真のついたメールが届きました。曰「9月20日までです!」「これは行くしかない!」メール受信の翌日、雨の中をやってきました。
ご存知のように服部時計店の小売部門を継承して創立されたのが和光ですが、創立の昭和22年(1947)から今年で丁度70年。全館で「WAKO 70th ANNIVERSARY」を展開中。和光アネックステイーサロンでも「70周年記念デザート」としてmignardises(ミナルディーズ食後に出される小さな菓子という意味だそうです。一口サイズのケーキ盛り合わせ)7個セットが9月20日まで限定でいただけます。70周年と書いたホワイトチョコも見えますか?通常は5個セットですから「7個」はどうかしら?と思っていましたがあっという間に完食してしまいました。飲み物はアイスエスプレッソ、夏場だけだったのが人気で通年メニューになったそうです。
明日はジムで頑張る予定です。そうそう和光の二代目時計塔(現在の時計塔)は今年で85周年になるそうです。
「70周年記念デザート」1944円
アイスエスプレッソ 1296円
和光アネックステイーサロン電話5250-3100(予約不可)
10;30-1900 日祝は18;30 年末年始を除いて無休
[saru]
2017年9月 9日 09:00
9月6日、メキシコ海軍の大型練習帆船クアウテモク号が晴海ふ頭の旅客ターミナルに着岸しました。知人のメールでそのことを知ったsaruは、仕事を終え、車を飛ばして晴海へ。着くと帆桁に電飾をつけ満艦飾を施した優美な船が目に入ってきました。船上ではパーティーの真っ最中なのでしょうか、風に乗ってワルツの調べが。もちろん時間外で乗船はできなかったのでターミナルの2階にあがり写真をパチリ。晴海には度々世界でも数少ない海外の大型帆船が来て、一般公開もします。意外なことに中央区は日本の海の玄関でもあるんですね。船が好きな方はまめに情報をチェックしておくことをおススメします。クアウテモク号の一般公開は10日(日)の18時まで行っています。また、9,10日はホストシップを務める海自の護衛艦おおなみの一般公開もあります。
[五月雨ジョージ]
2017年9月 8日 09:00
8月に火事のあった築地場外市場から新大橋通りを隔てた向かい側(国立がんセンターの北東側)には、中央区立の「市場橋公園」があります。
そして、その公園の一角に「東京盲唖学校発祥の地・日本点字制定の地」の記念碑は建っています。
この碑には以下のような文字が刻まれています。
東京盲唖学校発祥の地
日本点字制定の地
1879(明治12)年 ジョサイア・コンドル設計による校舎完成
1880(明治13)年 楽善会訓盲院として開港
1887(明治20)年 官立に移管 東京盲唖学校と改称
1890(明治23)年 日本点字制定
2010(平成22)年 11月1日建之
筑波大学附属視覚特別支援学校
筑波大学附属聴覚特別支援学校
記念碑実行委員会
この記念石碑は、視覚障害者にもわかりやすく作られています。赤御影石に、学校の形をレリーフにしたブロンズがはめ込まれ、点字と墨字の年譜が書かれています。石碑のデザイン、文字、ブロンズ制作などについては、筑波大学人間総合科学研究科芸術専攻の方々からの支援があったようです。
日本の視覚・聴覚障害者に対する教育について調べてみると、1873(明治6)年、京都の小学校内で聾唖教育が開始され、数年後には盲教育も始まりました。そして後に「京都府立聾唖学校」になりました。
東京では、1875(明治8)年に盲人教育施設の設立運動が始まり、1880(明治13)年に「楽善会訓盲院」が開校、同時に聾教育も行われています。その後、1885(明治18)年に文部省直轄となって「東京盲唖学校」と名前を変えました。戦後、東京教育大学の附属校となり、現在は「筑波大学附属視覚特別支援学校」「筑波大学附属聴覚特別支援学校」となっているそうです。
横2×縦3の6点式「点字」は、1890(明治23)年に東京盲唖学校の石川倉次によって考案されました。これが「日本点字」として制定されて、現在国内で広く使用されています。
「東京盲唖学校発祥の地、日本点字制定の地」記念碑の場所
東京都中央区築地4-15-2 市場橋公園内
最寄り駅 地下鉄日比谷線築地駅or東銀座駅、都営大江戸線築地市場駅
[滅紫]
2017年9月 7日 18:00
初代中村吉右衛門を顕彰し芸を継承するために始まった「秀山祭」は今年で10回目。
ゆかりの演目が揃う九月歌舞伎が1日から始まっています。
今日は昼の部、「幡随長兵衛」を当代の吉右衛門さんが演じます。「人は一代、名は末代」の名台詞で単身旗本水野十郎左衛門の屋敷に赴く長兵衛が何とも潔くていつ聞いても痺れます。「毛谷村」(「彦山権現誓助剣」)は菊之助のお園に染五郎さんの六助。臼を持ちあげたお園が六助の視線を感じて恥じらうところが何とも可愛く、客席から笑いが起きています。
夜は吉右衛門さんがこんぴら歌舞伎の第一回目(昭和60年)のために松貫四の名前で書いた「再桜遇清水」(さいかいさくらみそめのきよみず)「清玄・桜姫もの」で歌舞伎座では初めての上演で、楽しみです。
千穐楽は25日 お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489(10時―18時)
[柴犬]
2017年9月 7日 14:00
現在、新橋のリクルートGINZA8ビルにて「東京東- シタマチDiscovery」が大好評で開催中です。
東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)の23回目となる展覧会です。今年のテーマは、中央区を含む江戸下町。新しさと伝統が混在しイースト東京と呼ばれるこのエリアを、163人のイラストレーターさんたちが描きあげます。
場内はこのようになっており、部屋ごとに描写するエリアが分かれています。
みなさんのお気に入りのエリア、お住いのエリアは、どのイラストレーターさんがどのように表現しているでしょうか!たくさんの素敵な絵を見ているうちに思い出す景色やイベントもあり、「久しぶりにあそこに行ってみようかな...」という気分になります。
場内は写真撮影可、絵の販売、グッズの販売もあります。
【東京東 - シタマチDiscovery】
- 〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F TEL 03-6835-2260
- 11:00 ~ 19:00
- 日・祝日休館
- 入場無料
[yaz]
2017年9月 7日 09:00
スイス アール・ブリュットの巨匠ーハンス・クルージー展が銀座の永井画廊で9月1日から9月30日まで開催されています。数多くの制作物の中から約20点が展示されています。
永井画廊のオーナーは、テレビ東京の人気番組「開運!なんでも鑑定団」で絵画の鑑定をレギュラーで担当する永井龍之介氏。
永井画廊は、花椿通りと並木通りが交差する角に位置する河北新報ビルの5F
東京都中央区銀座8-6-25 (TEL: 03-5545-5160)
9月1日訪問し、永井氏自らに説明していただきました。
【ハンスクルージーの紹介】
スイス・チュリッヒで孤児として育ち、55歳の時に独学で絵を始めたハンス・クルージー(1920~1995)は、路上で絵を売りながら生計を立て、安っぽい用紙やボール紙に身近な人物、小動物、牧場風景などを描いています。自然体で作為のない表現が魅力いっぱいの絵です。「どのような絵を描くのでしょうか」と問われると、回答に困るくらい多様な絵が展示されています。独学で勉強して描いていたので、多様な絵となったと考えられます。
Gouache(グワッシェ)やフェルトペンなどで身近な対象物を描いています。
* グワッシェとは: 不透明な水彩絵具、またはこれを用いた技法、絵画。現代のグワッシュ絵具は、水溶性のアラビアゴムを媒材として顔料と混ぜたもの。18世紀のフランス,スイス,イタリアの水彩画家たちは、パステル調の発色をもつ表現を開発。20世紀に入ると、ポスターやイラストレーションなど幅広い分野で用いられています。
【作品について】
路上の花売り男"クルージー"は、20世紀前半スイスアールブリュットの三大巨匠ヴェリフリ、ミュラー、アロイーズを継ぐ後半を代表する作家と位置付けられ、1995年没後多くの遺作がスイスやフランスの美術館に収蔵されています。
画廊には20点程の作品が展示されていますが、その一部を紹介したいと思います。
魚が見える絵は、厚紙にミクストメディア 24.5x24.0cm 1990年制作です。絵の多くは制作年不明です。販売価格は20万円から数十万円です。
余談ですが、生前歌声がテープに残っておりこれらが没後レコードやCDとなっています。ユーチューブにアップされていますので、興味のある方は是非聞いてみてください。
(私見としては、絵を見て感じる"ほのぼの"とした雰囲気は全く感じられません。鼻歌のような感じでした)
https://www.youtube.com/watch?v=0KRZr3m_kAc
https://www.youtube.com/watch?v=c9XPjFeCF28